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第4話 『正しさ』とは 作:クロノスギア2
「…はぁ…はぁ…」
どうなった?俺は…勝ったのか?
「お兄ちゃん!」
「遊上くん!」
後ろから声がかかる。俺は振り向く気力もなくその場で尻餅をついてしまった。
「勝った!勝ったんだよお兄ちゃん!」
「すごかったです!本当に!」
2人が興奮している。無理もない、あんなギリギリの綱渡りだったんだ。
「そんな…僕が…負けた?」
白金の方を見てみるとどうやらまだショックからまだ立ち直れないらしい。
「さて、俺が勝ったんだ。約束は守って…」
「インチキだ!イカサマだ!」
唐突に客席から声が出て上がる。それに賛同するように次々とイカサマだのインチキ…
「なんだあいつら…さくら、土御門、さっさと行くぞ」
「俺知ってるぞ!確かあいつの親犯罪者なんだ!」
「⁈」
「えっ…」
「あいつの親!警察官で罪のない人を殺したんだ!あいつは犯罪者の子供なんだ!」
俺はふととなりのさくらに目をやる。今にも目から涙がこぼれそうになっている。
昔にも似たようなことがあった。いや、昔はこんなことばかりあった。
俺達の親父「遊上 真司(ゆうがみ しんじ)」は警察官だった。人一倍熱く、古臭く、努力家で、男手1つで育ててくれた俺達兄妹の憧れだった。
そんな親父がある日同じ警察に捕まってしまった。内容は逃亡中の犯人を殺めてしまったらしい。その日から俺達はいじめの対象になった。
「だからあいつは何かイカサマを…」
「だからどうした!」
「な…だからお前がイカサマを…」
「俺の親が犯罪者だろうが俺は俺だ!それに勝ちは勝ちだ!」
「そうです!そ、それにイカサマだって証拠もありません!そんなひどいこと言わないでください!」
土御門もたまらず声を上げるが脚が震えていた。
「だったらクラス費はどこに言ったんだよ!」
『それはここにある』
デュエルコートに誰かが入ってきた。
「進藤?」
「随分な大立ち回りじゃないか」
入ってきたのは風紀委員長の進藤 魁斗(しんどう かいと)だった。その手にはオレンジ色の袋が握られていた。
「クラス費は教員用トイレに落ちてましたよ。君達の行為は冤罪、名誉棄損、プライバシー侵害だ。さあ、茶番は終わった。さっさと帰りたまえ」
進藤の鶴の一声で生徒は次々と去って行った。
ーーー
さくらはトイレに篭ってしまい、土御門と進藤と俺の3人で自販機横のベンチで座っていた。
「全く君といると退屈しないよ真」
「すまねぇ、助かったよ進藤。恩にきる」
進藤は子供の頃からの腐れ縁だ。こいつは子供の頃から風紀委員会に入って今では風紀委員長だ。
「しかし。君のデュエル映像を見せてもらったが変わったモンスターを使うんだな。見せてくれるか?」
「なにを?」
「デッキ」
「ああ…おう」
俺は腰のデッキケースごと進藤に渡す。土御門は進藤の横から見ていた。
「ほとんどD・VILNサポートで組まれてますね…」
「D・VILNは本来モンスターは4種類しかいないはずだ。そしてジャッチメントデビルなんてモンスターは存在しない」
「あいつ…4種類しかいないのにデッキ組んだのかよ…」
「出たばかりのカテゴリーですし…そしてレアリティも全体的に低いから安く組めるんですよ…」
「しかし、コールタールデビルとレインヴァンピィか…。お前がフェイクカード…なんて使うはずないか」
「あ、そうだ土御門。ドロクリボーだけど…」
「いいんです…貰ってください。その方がドロクリボーちゃんも喜んでくれます…」
土御門は照れくさそうな顔出笑った。
「そっか…そろそろ行くは」
「ああ、そのカードは貴重だからな。気をつけろよ」
「さくらちゃんに…よろしくと…」
ーーー
「…」
帰宅してからさくらが一言も話さない。
「…はぁ。仕方がねぇな」
俺は立ち上がりデッキケースとデュエルディスクを取り出す。
「気晴らしだ!デュエルしろ」
「え、そんな気分じゃ…」
「うるせぇ!おら面でろ!」
「え、ちょ、ちょっと⁈」
俺さくらの首根っこを掴み向かいの空き地に連れ出す。
「おら!構えろ!」
「う、うん…」
『デュエル!』
遊上 真 LP4000
VS
遊上 さくら LP4000
どうなった?俺は…勝ったのか?
「お兄ちゃん!」
「遊上くん!」
後ろから声がかかる。俺は振り向く気力もなくその場で尻餅をついてしまった。
「勝った!勝ったんだよお兄ちゃん!」
「すごかったです!本当に!」
2人が興奮している。無理もない、あんなギリギリの綱渡りだったんだ。
「そんな…僕が…負けた?」
白金の方を見てみるとどうやらまだショックからまだ立ち直れないらしい。
「さて、俺が勝ったんだ。約束は守って…」
「インチキだ!イカサマだ!」
唐突に客席から声が出て上がる。それに賛同するように次々とイカサマだのインチキ…
「なんだあいつら…さくら、土御門、さっさと行くぞ」
「俺知ってるぞ!確かあいつの親犯罪者なんだ!」
「⁈」
「えっ…」
「あいつの親!警察官で罪のない人を殺したんだ!あいつは犯罪者の子供なんだ!」
俺はふととなりのさくらに目をやる。今にも目から涙がこぼれそうになっている。
昔にも似たようなことがあった。いや、昔はこんなことばかりあった。
俺達の親父「遊上 真司(ゆうがみ しんじ)」は警察官だった。人一倍熱く、古臭く、努力家で、男手1つで育ててくれた俺達兄妹の憧れだった。
そんな親父がある日同じ警察に捕まってしまった。内容は逃亡中の犯人を殺めてしまったらしい。その日から俺達はいじめの対象になった。
「だからあいつは何かイカサマを…」
「だからどうした!」
「な…だからお前がイカサマを…」
「俺の親が犯罪者だろうが俺は俺だ!それに勝ちは勝ちだ!」
「そうです!そ、それにイカサマだって証拠もありません!そんなひどいこと言わないでください!」
土御門もたまらず声を上げるが脚が震えていた。
「だったらクラス費はどこに言ったんだよ!」
『それはここにある』
デュエルコートに誰かが入ってきた。
「進藤?」
「随分な大立ち回りじゃないか」
入ってきたのは風紀委員長の進藤 魁斗(しんどう かいと)だった。その手にはオレンジ色の袋が握られていた。
「クラス費は教員用トイレに落ちてましたよ。君達の行為は冤罪、名誉棄損、プライバシー侵害だ。さあ、茶番は終わった。さっさと帰りたまえ」
進藤の鶴の一声で生徒は次々と去って行った。
ーーー
さくらはトイレに篭ってしまい、土御門と進藤と俺の3人で自販機横のベンチで座っていた。
「全く君といると退屈しないよ真」
「すまねぇ、助かったよ進藤。恩にきる」
進藤は子供の頃からの腐れ縁だ。こいつは子供の頃から風紀委員会に入って今では風紀委員長だ。
「しかし。君のデュエル映像を見せてもらったが変わったモンスターを使うんだな。見せてくれるか?」
「なにを?」
「デッキ」
「ああ…おう」
俺は腰のデッキケースごと進藤に渡す。土御門は進藤の横から見ていた。
「ほとんどD・VILNサポートで組まれてますね…」
「D・VILNは本来モンスターは4種類しかいないはずだ。そしてジャッチメントデビルなんてモンスターは存在しない」
「あいつ…4種類しかいないのにデッキ組んだのかよ…」
「出たばかりのカテゴリーですし…そしてレアリティも全体的に低いから安く組めるんですよ…」
「しかし、コールタールデビルとレインヴァンピィか…。お前がフェイクカード…なんて使うはずないか」
「あ、そうだ土御門。ドロクリボーだけど…」
「いいんです…貰ってください。その方がドロクリボーちゃんも喜んでくれます…」
土御門は照れくさそうな顔出笑った。
「そっか…そろそろ行くは」
「ああ、そのカードは貴重だからな。気をつけろよ」
「さくらちゃんに…よろしくと…」
ーーー
「…」
帰宅してからさくらが一言も話さない。
「…はぁ。仕方がねぇな」
俺は立ち上がりデッキケースとデュエルディスクを取り出す。
「気晴らしだ!デュエルしろ」
「え、そんな気分じゃ…」
「うるせぇ!おら面でろ!」
「え、ちょ、ちょっと⁈」
俺さくらの首根っこを掴み向かいの空き地に連れ出す。
「おら!構えろ!」
「う、うん…」
『デュエル!』
遊上 真 LP4000
VS
遊上 さくら LP4000
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ター坊
やっぱり来たか、いちゃもんフェイズ。しかし、颯爽と現れた進藤くんのおかげで助かりました…教員トイレって先生が悪いんかい! (2017-11-23 06:17)
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