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seid01 デュエルの裏で 作:風鼠
女子生徒「はぁ…はぁ…撒いたか?」
町はずれの7階建ての廃墟ビル。本来は人が訪れる事がないそのビルの中に作られた数階にも及ぶ複雑で広い迷宮。以前とある会社が、アトラクション施設として作り、自由にできる施設として町の人達に遊ぶ場所として提供していた場所であった。
だが、迷宮の複雑さや警備などの不備の多さを利用して誘拐や『さつじん』等の事件や、行方不明者が多発した為、その会社は多額の賠償金を支払った為、その会社は倒産し、現在もその迷宮は残っており、現在もなお事件発生する立ち入り禁止となっているビルである。
その中を女子高校生が一人、道順をわかっているかのように、迷宮の道を迷うことなくかけ走る。
女子生徒「(まぁ当然か。この迷宮の道、完璧に分かってるのほんの一握りの人間だもんな。だが念の為に隠れておくか…)」
女子生徒は、出口まで十数メートルという所で、ひび割れた床を細かく数階押すと、数歩前の床が外れ、人が隠れる程度の空間が現れる。
女子生徒「(その中でも、俺しか知らない隠し部屋…。こっから外に通じた抜け穴がある。そっから逃げれば…完璧だな。)」
???「ほう、そういう仕掛けか。」
女子生徒「!な、お前!ちっ!」
突如、女子生徒の背後から謎の人物が音もなく現れる。
隠し部屋に隠れようとした女子生徒は、振り向きながら懐に隠しておいた拳銃を背後から現れた人物に向ける。
その人物は、中学生らしき背丈だが、彼女の眼にはその人物が全身が黒い服を纏っていることは確認できる。
だが、廃墟ビルの迷宮には窓が無く、電気も通ってない為、暗闇が覆っている為、顔まで確認できない。
女子生徒「引き金を引けば、あんた、死ぬよ?いいのかい?」
???「…撃つなら撃て。それがお前の中で最善の選択だと思うならな。」
女子生徒「…最後に何個か質問に答えてくれ。」
女子生徒は何秒か考えた後、その人物に拳銃をより近づけ、冷静な口調で話す。
???「…いいだろう。」
その人物は状況でなお、冷静な口調で答える。
女子生徒「…まず…あんたは誰だ?何故、私を付け狙う?」
???「…そうだな…。お前を付け狙う理由を先に答えよう…。お前の死刑執行許可が政府が承認された。俺はその執行代行人…って所だ。」
女子生徒「…死刑執行許可…?」
???「…ホント簡潔に言うと…罪状を重ね過ぎた犯罪者を裁判を一切介さずに死刑の許可が承認されれば、どんな時間、どんな場所でもお前に死刑を執行できる。」
少女「ふ、ふん俺は罪を重ねた覚えはねえぞ!」
???「お前には危険薬物の量産で複数の組織を手足の様に扱って十数件にも及ぶ『さつじん』示唆や『さつじん』、窃盗等々この国じゃ情状酌量の余地なしで即死刑がおりる可能性が高い程罪状を重ねているからな…。現に俺に銃を突き付けているから…銃刀法違反に『さつじん』未遂も加わるかもな」
女子生徒はその人物はその言葉を言い終わると同時に闇の向こうでニヤリと笑ったような感じがした。
女子生徒「ふん、訳のわからない合法でやられてたまるか!」
その表情にイラついた女子生徒は引き金を引き、閃光と共に銃声が響き渡る。
首相官邸・首相の部屋
部屋に2人の男性が机を挟んで向かい合っており、机の上には十数枚にも及ぶ書類が置かれている。
大臣「…本当に頼んでよかったのでしょうか…」
首相「…いいんだ。彼は信頼できる。どんな殺し屋よりも確実に任務は遂行するだろう。」
大臣「だとしても!彼はまだ少年ですよ!何故、あの少年をそこまで信頼するのです?!」
首相「…君は大臣になって日が浅いんだったな。教えてあげよう。彼の事はな…本物の化け物だ。」
大臣「化け物…ですか?」
首相「彼を語るには、まず「遊井春華」という存在を語らなければならない。君はさすがに『遊井春華』の事は知っているだろう?」
大臣「は、はい。遊井春華は…世界中で数多の大犯罪や、災害に関わっている女の子…ですよね?」
首相「あぁ…。遊井春華の運の悪さは世界の中でも群を抜く悪さだ。一歩外へ出れば周囲の人間、いや世界中の人間が災害、犯罪に巻き込まれてしまう。だからこそ我々は、極秘裏に十数年の月日を掛けて桜木町全体を巨大な監獄にしたんだ。遊井春華たった1人を監視する為だけに。たった1人のデータを取るためだけに。」
大臣「そ、そんなことが…一人運が飛びぬけて悪いからといってそこまでしなくても…」
首相「…そう本来ならな。本来なら国が動く必要が無い。いや運の悪さだけで世界中で警戒されるわけがないんだ。…だが彼女には常識は通用しない。」
首相が低い口調で語ると、大臣は固唾を飲む
首相「現に、わが国で起きた2つの大きな震災も未解決事件の殆ども全て遊井春華が関わっている。彼女を監獄にいれる理由としては十分だった。だが彼女を入れる監獄を世界中どこを探しても彼女を受け入れる監獄が一つもなかったんだ。全ての監獄がすべて受け入れを拒否したんだ。彼女の運の悪さに巻き込まれたくないが故に。監獄周辺の住人を守る為に。」
大臣「そ、そうなのですか…」
首相「たとえ…様々な大国が彼女を殺害しようとして数万にも及ぶ兵士や様々な刺客を投入した事があった。だが、それでもたった十数分で、数万にも及ぶ兵士、刺客の殆どが生きて帰って来なかった。生き残った屈強な兵士も、数多の死線を潜り抜けた刺客も、プライドを捨て子供のように泣きわめき、仕事の放棄を心の底から望んでいた。彼女の周囲にはこの世の誰もついていけない程過酷な環境らしい。たった一人を除いては。」
大臣「そ、それが彼…だと?」
首相「あぁ、いうなれば『遊井春華』という先天性の化け物が作り上げた史上最強の化け物…それが彼だ。」
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
廃ビル
女子生徒「…あ、やべ、撃っちまった…。質問まだ残ってたのにあの野郎、あの距離じゃ生きてねえな。ちっ仕方ねェ奴らに連絡して処理するか…」
少女は、舌打ちをしつつも銃を閉まった後、携帯を取り出し、誰かに電話を掛ける。
女子生徒「…ち、出ねえ。この時間でもだれかいるはずだが…」
???「…それで俺を『ころした』つもりか?」
女子生徒「!?なに!?」
突如として死んだはずの人物の声が聞こえ、女子生徒は驚きおもわず電話を捨て捨て、再び拳銃をその人物に向ける
???「その程度じゃ俺は死なない。あと何発あろうがな。…それに組織の奴らに電話しても誰も出ないぞ」
女子生徒「何だと!?」
???「お前が関わっている組織に所属している全員、俺が始末したからだ」
女子生徒「何!?そんなわけあるか!全国に100拠点以上ある組織だぞ!5000人を超える組織だぞ!少なくても1時間前には電話で会話したから生存していたし、そんな襲撃されたって報告受けてないぞ!たった1時間以内で全ての拠点の組織構成員、始末できるわけが…ない」
???「それが出来るからここにいるんだが?」
女子生徒「くぅ…お前、せ、正義の味方気取りか!」
女子生徒は唇をすこし噛んだ後、少し泣きそうな声でその人物に問いかける
???「正義の味方…?違うね。人を殺 してる時点で正義じゃねぇ。俺は悪に決まってんだろ。お前と同じ情状酌量余地なしの犯罪者だからな。」
女子生徒「!?…さ、最後に2ついいか…」
???「なんだ。遺言か?」
女子生徒「あぁ、近いモノだ。1つ目は病院の寝たきりの俺の母ちゃんを頼む。親父ももう俺の小さい頃にあの世に行ってるからよ、俺にとっちゃ唯一の肉親なんだ。病院代馬鹿になんなかったらよ。犯罪冒してまで病院代作ったんだ。あ、序にできそこないの娘で悪かったって言っといてくれ。」
女子生徒は今にも泣きそうな声で話し始める。その人物はその間に女子生徒が持っている拳銃より少し大きい拳銃を取り出す。
???「…2つ目は?」
女子生徒「お前の名前は?自分を殺すヤロウの名前ぐらい知っておきたいからな。」
???「…ふ。くだらない。…俺の名は…「小鳥遊一樹」。」
女子生徒「…!そうか…小鳥遊一樹か…。そりゃ化け物のはずだ。」
???→遊樹「そろそろ時間だ。」
女子生徒「…俺の命もここまでだな。」
遊樹「ああ、そういえば…お前の母親、40分前に息、引き取ったぞ。」
女子生徒「な、それってどういうことだ!」
遊樹「あっちも寿命だったらしい。さっきの伝言の件だが…自分で伝えな。」
遊樹はその言葉と同時に拳銃を女子生徒に向け、引き金を引く。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
刑事1「…見た所、拳銃による他殺だな。」
刑事2「えぇ、鑑識の話によりますと、銃弾が心臓を貫いたことが原因らしいです」
刑事1「ま、それだけだったら、良くある『さつじん』事件…で話なんだがなぁ…」
刑事2「えぇ、場所が場所ですし…電話を掛けて気だ人物もまだ謎ですからね~」
本日の明朝、一人の女子生徒の『したい』があるという謎の人物からの電話が署に入る。
被害者の女子生徒の身元は、ポケットに入っていた財布から学校、住所が判明、即座に関係者に連絡がいきわたる。
現場には2種類の拳銃によって撃たれた弾丸。現場には拳銃2つ残っていたが、指紋などの証拠は一切残っていなかった。
彼女の身の回りからは、女子高生らしいものしか発見されず、あやしい物は発見されなかった。
刑事1「ま、上からの指示でこの事件は世に公表されず、事件としても扱われないらしいがな…」
刑事2「な、何でですか!こうやって人が無くなっているのに!」
刑事1「知らねえよ!俺だって!だがなぁ、上からの指示だから逆らえないんだよ!なに考えてやがるんだ、上層部の野郎どもは…」
一方その頃遊樹は…
遊華「遊樹~お腹すいだぁ~」
遊樹「ばか!ヨダレを垂らすな!しかもIHの上に!」
遊華「だって、お腹空いたんだもぉ~ん。中々帰って来ない遊樹が悪い♪」
遊樹「あぁ悪かったよ!今準備するから、まってろ!」
遊華「ごはん♪ごはん♪遊樹早く作って~」
遊樹「…」(イラ)
ドン
遊華「うぅ…殴らないでよぉ遊樹ぃ~」(うるうる…)
遊樹「ふん!」
小鳥遊一樹 学生 兼 死刑執行代行人
・-・-・-・-・-
遊華「ふはぁ~♪遊樹のご飯おいし~♪」
遊樹「お前、ホントご飯好きだよな…」
バット「えぇ、良い食べっぷりですね。」
遊華「だって、美味しい料理食べると心が豊かになるんだよ♪」
遊樹「そ、そうか…」
遊華「だから遊樹、ご飯おかわり♪」
遊樹「はぁ…」
町はずれの7階建ての廃墟ビル。本来は人が訪れる事がないそのビルの中に作られた数階にも及ぶ複雑で広い迷宮。以前とある会社が、アトラクション施設として作り、自由にできる施設として町の人達に遊ぶ場所として提供していた場所であった。
だが、迷宮の複雑さや警備などの不備の多さを利用して誘拐や『さつじん』等の事件や、行方不明者が多発した為、その会社は多額の賠償金を支払った為、その会社は倒産し、現在もその迷宮は残っており、現在もなお事件発生する立ち入り禁止となっているビルである。
その中を女子高校生が一人、道順をわかっているかのように、迷宮の道を迷うことなくかけ走る。
女子生徒「(まぁ当然か。この迷宮の道、完璧に分かってるのほんの一握りの人間だもんな。だが念の為に隠れておくか…)」
女子生徒は、出口まで十数メートルという所で、ひび割れた床を細かく数階押すと、数歩前の床が外れ、人が隠れる程度の空間が現れる。
女子生徒「(その中でも、俺しか知らない隠し部屋…。こっから外に通じた抜け穴がある。そっから逃げれば…完璧だな。)」
???「ほう、そういう仕掛けか。」
女子生徒「!な、お前!ちっ!」
突如、女子生徒の背後から謎の人物が音もなく現れる。
隠し部屋に隠れようとした女子生徒は、振り向きながら懐に隠しておいた拳銃を背後から現れた人物に向ける。
その人物は、中学生らしき背丈だが、彼女の眼にはその人物が全身が黒い服を纏っていることは確認できる。
だが、廃墟ビルの迷宮には窓が無く、電気も通ってない為、暗闇が覆っている為、顔まで確認できない。
女子生徒「引き金を引けば、あんた、死ぬよ?いいのかい?」
???「…撃つなら撃て。それがお前の中で最善の選択だと思うならな。」
女子生徒「…最後に何個か質問に答えてくれ。」
女子生徒は何秒か考えた後、その人物に拳銃をより近づけ、冷静な口調で話す。
???「…いいだろう。」
その人物は状況でなお、冷静な口調で答える。
女子生徒「…まず…あんたは誰だ?何故、私を付け狙う?」
???「…そうだな…。お前を付け狙う理由を先に答えよう…。お前の死刑執行許可が政府が承認された。俺はその執行代行人…って所だ。」
女子生徒「…死刑執行許可…?」
???「…ホント簡潔に言うと…罪状を重ね過ぎた犯罪者を裁判を一切介さずに死刑の許可が承認されれば、どんな時間、どんな場所でもお前に死刑を執行できる。」
少女「ふ、ふん俺は罪を重ねた覚えはねえぞ!」
???「お前には危険薬物の量産で複数の組織を手足の様に扱って十数件にも及ぶ『さつじん』示唆や『さつじん』、窃盗等々この国じゃ情状酌量の余地なしで即死刑がおりる可能性が高い程罪状を重ねているからな…。現に俺に銃を突き付けているから…銃刀法違反に『さつじん』未遂も加わるかもな」
女子生徒はその人物はその言葉を言い終わると同時に闇の向こうでニヤリと笑ったような感じがした。
女子生徒「ふん、訳のわからない合法でやられてたまるか!」
その表情にイラついた女子生徒は引き金を引き、閃光と共に銃声が響き渡る。
首相官邸・首相の部屋
部屋に2人の男性が机を挟んで向かい合っており、机の上には十数枚にも及ぶ書類が置かれている。
大臣「…本当に頼んでよかったのでしょうか…」
首相「…いいんだ。彼は信頼できる。どんな殺し屋よりも確実に任務は遂行するだろう。」
大臣「だとしても!彼はまだ少年ですよ!何故、あの少年をそこまで信頼するのです?!」
首相「…君は大臣になって日が浅いんだったな。教えてあげよう。彼の事はな…本物の化け物だ。」
大臣「化け物…ですか?」
首相「彼を語るには、まず「遊井春華」という存在を語らなければならない。君はさすがに『遊井春華』の事は知っているだろう?」
大臣「は、はい。遊井春華は…世界中で数多の大犯罪や、災害に関わっている女の子…ですよね?」
首相「あぁ…。遊井春華の運の悪さは世界の中でも群を抜く悪さだ。一歩外へ出れば周囲の人間、いや世界中の人間が災害、犯罪に巻き込まれてしまう。だからこそ我々は、極秘裏に十数年の月日を掛けて桜木町全体を巨大な監獄にしたんだ。遊井春華たった1人を監視する為だけに。たった1人のデータを取るためだけに。」
大臣「そ、そんなことが…一人運が飛びぬけて悪いからといってそこまでしなくても…」
首相「…そう本来ならな。本来なら国が動く必要が無い。いや運の悪さだけで世界中で警戒されるわけがないんだ。…だが彼女には常識は通用しない。」
首相が低い口調で語ると、大臣は固唾を飲む
首相「現に、わが国で起きた2つの大きな震災も未解決事件の殆ども全て遊井春華が関わっている。彼女を監獄にいれる理由としては十分だった。だが彼女を入れる監獄を世界中どこを探しても彼女を受け入れる監獄が一つもなかったんだ。全ての監獄がすべて受け入れを拒否したんだ。彼女の運の悪さに巻き込まれたくないが故に。監獄周辺の住人を守る為に。」
大臣「そ、そうなのですか…」
首相「たとえ…様々な大国が彼女を殺害しようとして数万にも及ぶ兵士や様々な刺客を投入した事があった。だが、それでもたった十数分で、数万にも及ぶ兵士、刺客の殆どが生きて帰って来なかった。生き残った屈強な兵士も、数多の死線を潜り抜けた刺客も、プライドを捨て子供のように泣きわめき、仕事の放棄を心の底から望んでいた。彼女の周囲にはこの世の誰もついていけない程過酷な環境らしい。たった一人を除いては。」
大臣「そ、それが彼…だと?」
首相「あぁ、いうなれば『遊井春華』という先天性の化け物が作り上げた史上最強の化け物…それが彼だ。」
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
廃ビル
女子生徒「…あ、やべ、撃っちまった…。質問まだ残ってたのにあの野郎、あの距離じゃ生きてねえな。ちっ仕方ねェ奴らに連絡して処理するか…」
少女は、舌打ちをしつつも銃を閉まった後、携帯を取り出し、誰かに電話を掛ける。
女子生徒「…ち、出ねえ。この時間でもだれかいるはずだが…」
???「…それで俺を『ころした』つもりか?」
女子生徒「!?なに!?」
突如として死んだはずの人物の声が聞こえ、女子生徒は驚きおもわず電話を捨て捨て、再び拳銃をその人物に向ける
???「その程度じゃ俺は死なない。あと何発あろうがな。…それに組織の奴らに電話しても誰も出ないぞ」
女子生徒「何だと!?」
???「お前が関わっている組織に所属している全員、俺が始末したからだ」
女子生徒「何!?そんなわけあるか!全国に100拠点以上ある組織だぞ!5000人を超える組織だぞ!少なくても1時間前には電話で会話したから生存していたし、そんな襲撃されたって報告受けてないぞ!たった1時間以内で全ての拠点の組織構成員、始末できるわけが…ない」
???「それが出来るからここにいるんだが?」
女子生徒「くぅ…お前、せ、正義の味方気取りか!」
女子生徒は唇をすこし噛んだ後、少し泣きそうな声でその人物に問いかける
???「正義の味方…?違うね。人を殺 してる時点で正義じゃねぇ。俺は悪に決まってんだろ。お前と同じ情状酌量余地なしの犯罪者だからな。」
女子生徒「!?…さ、最後に2ついいか…」
???「なんだ。遺言か?」
女子生徒「あぁ、近いモノだ。1つ目は病院の寝たきりの俺の母ちゃんを頼む。親父ももう俺の小さい頃にあの世に行ってるからよ、俺にとっちゃ唯一の肉親なんだ。病院代馬鹿になんなかったらよ。犯罪冒してまで病院代作ったんだ。あ、序にできそこないの娘で悪かったって言っといてくれ。」
女子生徒は今にも泣きそうな声で話し始める。その人物はその間に女子生徒が持っている拳銃より少し大きい拳銃を取り出す。
???「…2つ目は?」
女子生徒「お前の名前は?自分を殺すヤロウの名前ぐらい知っておきたいからな。」
???「…ふ。くだらない。…俺の名は…「小鳥遊一樹」。」
女子生徒「…!そうか…小鳥遊一樹か…。そりゃ化け物のはずだ。」
???→遊樹「そろそろ時間だ。」
女子生徒「…俺の命もここまでだな。」
遊樹「ああ、そういえば…お前の母親、40分前に息、引き取ったぞ。」
女子生徒「な、それってどういうことだ!」
遊樹「あっちも寿命だったらしい。さっきの伝言の件だが…自分で伝えな。」
遊樹はその言葉と同時に拳銃を女子生徒に向け、引き金を引く。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
刑事1「…見た所、拳銃による他殺だな。」
刑事2「えぇ、鑑識の話によりますと、銃弾が心臓を貫いたことが原因らしいです」
刑事1「ま、それだけだったら、良くある『さつじん』事件…で話なんだがなぁ…」
刑事2「えぇ、場所が場所ですし…電話を掛けて気だ人物もまだ謎ですからね~」
本日の明朝、一人の女子生徒の『したい』があるという謎の人物からの電話が署に入る。
被害者の女子生徒の身元は、ポケットに入っていた財布から学校、住所が判明、即座に関係者に連絡がいきわたる。
現場には2種類の拳銃によって撃たれた弾丸。現場には拳銃2つ残っていたが、指紋などの証拠は一切残っていなかった。
彼女の身の回りからは、女子高生らしいものしか発見されず、あやしい物は発見されなかった。
刑事1「ま、上からの指示でこの事件は世に公表されず、事件としても扱われないらしいがな…」
刑事2「な、何でですか!こうやって人が無くなっているのに!」
刑事1「知らねえよ!俺だって!だがなぁ、上からの指示だから逆らえないんだよ!なに考えてやがるんだ、上層部の野郎どもは…」
一方その頃遊樹は…
遊華「遊樹~お腹すいだぁ~」
遊樹「ばか!ヨダレを垂らすな!しかもIHの上に!」
遊華「だって、お腹空いたんだもぉ~ん。中々帰って来ない遊樹が悪い♪」
遊樹「あぁ悪かったよ!今準備するから、まってろ!」
遊華「ごはん♪ごはん♪遊樹早く作って~」
遊樹「…」(イラ)
ドン
遊華「うぅ…殴らないでよぉ遊樹ぃ~」(うるうる…)
遊樹「ふん!」
小鳥遊一樹 学生 兼 死刑執行代行人
・-・-・-・-・-
遊華「ふはぁ~♪遊樹のご飯おいし~♪」
遊樹「お前、ホントご飯好きだよな…」
バット「えぇ、良い食べっぷりですね。」
遊華「だって、美味しい料理食べると心が豊かになるんだよ♪」
遊樹「そ、そうか…」
遊華「だから遊樹、ご飯おかわり♪」
遊樹「はぁ…」
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それで殺したあとの食事風景とのギャップがなんとも言えません。 (2016-05-29 18:25)
こういう設定なので肩書き的なもの欲しいなぁ~という事でつけました。
遊華が出てくるとどんなシリアスもこういう形になりそう (2016-05-29 19:23)
規制で漢字では記述出来ないとはいえ、やっぱり平仮名で書くとちょっとした違和感がありますね……
リアルにしろファンタジーにしろ、あまり現実感を求めるとデュエルの必要性がなくなる問題が出てきますよね。これからリアルファイトがどれだけ発生するのやら…… (2016-05-29 23:18)
漢字でも文字と文字の間に半角スペースを入れれば規制は通り抜ける事が可能でしたが、今回はあえて平仮名にしました。特に理由は無いですが(
今後もリアルファイトは多々発生しそう(汗 (2016-05-30 05:56)