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虹彩竜と歩むもの/第22話:真価 作:光芒




(クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン……まさか召喚権を使わずにこのモンスターをシンクロ召喚するなんて……)

 遊大はこのクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンというモンスターをよく知っていた。このモンスターが強力なモンスターである、ということもそうなのだがこのモンスターは彼にとって身近なモンスターでもあった。











「いくぜ遊大! クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンでオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを攻撃!“烈風のクリスタロス・エッジ”!!」

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ATK3000 VS オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500

「ダメージ計算時にクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンの効果を発動! レベル5以上のモンスターと戦闘を行う時、その攻撃力を自身の攻撃力に加える!」

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ATK3000→5500

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ATK5500 VS オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500

遊大 LP1000→0

「うわあああっ!」

 高海 遊大の兄にして、高海家の三男である高海 遊心。現役の大学生デュエリストである彼は大学リーグでトップクラスのデュエリストであるのだが、そんな彼のデッキの切り札であり、彼が最も信頼を置いているカードがそのクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンというモンスターであった。
 遊大は今のデッキを手に入れる前からも、手に入れた後もよく遊心とはデュエルをしているのだが、このクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンの前に決まって敗れ去っている。
 そのため遊大にとってはあまり良い思い出のないモンスターなのであるが、悪い思い出とはどうにも脳裏に残るもので、使ってもいないのに彼はクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンについてかなり詳しくなってしまっていた。











(クリスタルウィングはモンスターの効果の発動を無効にして破壊し、その破壊したモンスターの攻撃力ぶん自分の攻撃力を上げる。そしてレベル5以上のモンスターと戦闘を行う時にそのダメージ計算時だけその相手モンスターの攻撃力を加える。極めて対モンスターに特化したモンスターだ)

 しかし、この世に万能なカードなどない。クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンはモンスター効果やモンスターとの戦闘には非常に強い効果を発揮する傍らで魔法・罠カードへの対抗策を持っていない。そのため“ブラック・ホール”や“激流葬”といったモンスターを除去する効果を持った魔法・罠カードには何もできず破壊されてしまうのだ。
 ただ、美鈴もまたこのカードを愛用している者として、その弱点を理解し、そしてそれを補う術を身に着けていた。それはチューナーモンスターにWW-スノウ・ベルを使用したということである。スノウ・ベルをシンクロ素材にしてシンクロ召喚されたモンスターはカードの効果では破壊されなくなるという効果を得る。スノウ・ベルを絡めることで戦闘に強いクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンの弱点の一つである「魔法・罠による破壊」から守られるのだ。
 これが何を意味するのか―――それはスノウ・ベルを素材にしたクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンを撃破する手段が大幅に削られてしまうということであった。

(カードの効果では破壊されないクリスタルウィング……相手は相当対処に悩むかもしれない。でも……)

 味方にしてこれほど心強いモンスターはない。逆を返せば敵に回すとこれほど厄介なモンスターもいない、ということになる。そんな時、遊大は対峙する剛士と恒雄の表情を見ていた。
 どれほどのデュエリストであっても、対処することが難しいモンスターを先攻で出されてしまえば仕草やら表情にそれが出るものである。しかし、スノウ・ベルによって破壊耐性を得たクリスタルウィングを前にしても、剛士と恒雄は全く表情を変えない。それどころか余裕すら見せているように遊大には思えて仕方が無かったのだ。

(……まさか……警戒はしておいて良いかもね)


☆TURN02(剛士)


「俺のターン、ドロー。俺は手札から魔法カード“テラ・フォーミング”を発動」

 2ターン目は剛士のターンだ。このターン以降にターンが回ってくるデュエリストはドローが可能になる。そんな中、剛士が発動したカードは“テラ・フォーミング”であった。


※テラ・フォーミング
通常魔法
(1):デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。


 テラ・フォーミングはデッキからフィールド魔法1枚をサーチするカード。フィールド魔法を駆使するデッキは多く、もはやこのカードが採用されていないデッキの方が少ないだろう。しかし、このカードだけでは剛士のデッキを推し量ることはできない。このカードでどのフィールド魔法をサーチするかが大事なのだ。

「俺はテラ・フォーミングの効果でフィールド魔法“KYOUTOUウォーターフロント”を手札に加え、それを発動する!」


※KYOUTOUウォーターフロント
フィールド魔法
(1):フィールドのカードが墓地へ送られる度に、1枚につき1つこのカードに壊獣カウンターを置く(最大5つまで)。
(2):1ターンに1度、このカードの壊獣カウンターが3つ以上の場合に発動できる。自分はデッキから「壊獣」モンスター1体を手札に加える。
(3):このカードが効果で破壊される場合、代わりにこのカードの壊獣カウンターを1つ取り除く事ができる。


「KYOUTOUウォーターフロント!? まずい……」
「へっ、今更気づいても遅いぜ! 俺は相手フィールドのクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンをリリース!」
「私のクリスタルウィングを!?」
「俺の手札から相手フィールドに“海亀壊獣ガメシエル”を攻撃表示で特殊召喚する!」

 水晶の翼を持つ竜が鎮座していた場所には翼の生えた青い海亀のような巨大なモンスターが存在していた。剛士のデッキは【壊獣】。相手フィールドに存在するモンスター1体をリリースすることで相手フィールドに特殊召喚することのできるモンスターで構成されたコントロール色の強いデッキである。


※海亀壊獣ガメシエル
効果モンスター
星8/水属性/水族/攻2200/守3000
(1):このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
(2):相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(3):「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(4):相手が「海亀壊獣ガメシエル」以外の魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを2つ取り除いて発動できる。その発動を無効にし除外する。


「どんなに強力なモンスターでもリリースされてしまえばどうしようもないんだぜ! フィールドのカードが墓地に送られたことで俺のKYOUTOUウォーターフロントに壊獣カウンターが1つ乗る」

KYOUTOUウォーターフロント 壊獣カウンター 0→1

「そして相手フィールドに壊獣が存在する時、こいつは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。来い!“怒炎壊獣ドゴラン”!!」


※怒炎壊獣ドゴラン
効果モンスター
星8/炎属性/恐竜族/攻3000/守1200
(1):このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
(2):相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(3):「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(4):1ターンに1度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを3つ取り除いて発動できる。相手フィールドのモンスターを全て破壊する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。


「っ、攻撃力3000……」
「俺はカードを1枚セットしてターンエンドだ!」


美鈴・遊大 LP8000 手札2枚(美鈴)5枚(遊大)
デッキ:33(美鈴)35(遊大)モンスター:2(海亀壊獣ガメシエル)魔法・罠:1 墓地:5 除外:0 Pゾーン:青/赤 エクストラ:13(0・美鈴)15(0・遊大)
剛士・恒雄 LP6700 手札2枚(剛士)5枚(恒雄)
デッキ:33(剛士)35(恒雄)モンスター:1(怒炎壊獣ドゴラン)魔法・罠:2(KYOUTOUウォーターフロント:1)墓地:1 除外:0 Pゾーン:青/赤 エクストラ:0(0・剛士)15(0・恒雄)


☆TURN03(遊大)


「俺のターンです! ドロー!」
(相手フィールドには攻撃力3000のドゴラン……迂闊にモンスターは出せない。それなら!)
「俺はまずガメシエルを守備表示に変更します。そして手札からスケール2の賤竜の魔術師とスケール8の虹彩の魔術師をPゾーンにセッティング!」

 タッグデュエルにおいてはペンデュラムゾーンも共有することになるのだが、シンクロ召喚メインである美鈴のデッキにはペンデュラムモンスターは1体も入っていないため、Pゾーンは遊大が好きに使える形となる。即席のタッグとはいえ、こればかりは遊大にとって都合のいいものであった。

「スケール2とスケール8のモンスターがPゾーンに存在します。よって俺たちはレベル3からレベル7までのモンスターを同時に特殊召喚できます! 我が手札から現れよ! レベル7、オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!“真紅眼の黒炎竜”!!」


※真紅眼の黒炎竜(レッドアイズ・ブラックフレアドラゴン)
デュアル・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
(1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動できる。このカードの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。「真紅眼の黒炎竜」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。


「そしてレベル7のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンと真紅眼の黒炎竜でオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築! エクシーズ召喚!“二色の眼持つ竜よ、その魂を極限に晒し絶対零度の爪牙で敵を撃て!”エクシーズ召喚! 目覚めよ! オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン!!」

 遊大がエクシーズ召喚したのはランク7のオッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン。攻撃力こそ2800と3000のドゴランを下回るが、自身の効果でモンスターの攻撃を無効にすることができる。
 そのため相手が次のターン以降で一斉攻撃を仕掛けてこようともこのモンスターである程度凌ぐことができる。タッグデュエルは自分一人で行うものではない。常にタッグパートナーのことを考えながらデュエルをしなければならないのだ。

「俺はカードを1枚セットしてターンエンドです!」


美鈴・遊大 LP8000 手札2枚(美鈴)1枚(遊大)
デッキ:33(美鈴)34(遊大)モンスター:3(オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン ORU:2、海亀壊獣ガメシエル)魔法・罠:2 墓地:5 除外:0 Pゾーン:青2(賤竜の魔術師)/赤8(虹彩の魔術師)エクストラ:13(0・美鈴)14(0・遊大)
剛士・恒雄 LP6700 手札2枚(剛士)5枚(恒雄)
デッキ:33(剛士)35(恒雄)モンスター:1(怒炎壊獣ドゴラン)魔法・罠:2(KYOUTOUウォーターフロント:1)墓地:1 除外:0 Pゾーン:青/赤 エクストラ:0(0・剛士)15(0・恒雄)


☆TURN04(恒雄)


「僕のターンだよ、ドロー。僕はモンスターをセット。カードを2枚セットしてターンエンドだよ」

 順番上4人の中で最も遅く1ターン目を迎えることになった恒雄はモンスター1体、そして魔法・罠カード2枚をセットするという堅実な手を取った。手札が悪かったのか、それとも何か狙いをもってこうしているのか。それを知るのは恒雄、そして彼とタッグを組む剛士だけであった。


美鈴・遊大 LP8000 手札2枚(美鈴)1枚(遊大)
デッキ:33(美鈴)34(遊大)モンスター:3(オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン ORU:2、海亀壊獣ガメシエル)魔法・罠:2 墓地:5 除外:0 Pゾーン:青2(賤竜の魔術師)/赤8(虹彩の魔術師)エクストラ:13(0・美鈴)14(0・遊大)
剛士・恒雄 LP6700 手札2枚(剛士)3枚(恒雄)
デッキ:33(剛士)34(恒雄)モンスター:2(怒炎壊獣ドゴラン)魔法・罠:4(KYOUTOUウォーターフロント:1)墓地:1 除外:0 Pゾーン:青/赤 エクストラ:0(0・剛士)15(0・恒雄)


☆TURN05(美鈴)


「私のターン、ドローです」

 4人のデュエリストがそれぞれ1ターン目を終えた。このターンから2周目に入るため、モンスターでの攻撃が可能となる。

「っ、クリスタルウィングが残っていれば相手のフィールドを一掃できたのですが」
「相手が壊獣デッキだってわかっていればね。でも今の状態じゃ守りを固めた方が……」
「いえ、クリスタルウィングの仇は討ちます。ガメシエルを攻撃表示に変更。遊大さん、あなたのモンスターをお借りします!」
「えっ!?」
「バトルです! オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンで怒炎壊獣ドゴランを攻撃! えっと、攻撃名は……“凍結のアブソリュート・バースト”!」

オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン ATK2800 VS 怒炎壊獣ドゴラン ATK3000

「この瞬間、ドゴランを対象にリバースカードを発動します! 罠カード“迷い風”!」


※迷い風
通常罠
(1):特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果は無効化され、元々の攻撃力は半分になる。
(2):このカードが墓地に存在し、相手のエクストラデッキからモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。


「迷い風だと!?」
「迷い風の効果でドゴランの攻撃力の数値は半分になります!」

怒炎壊獣ドゴラン ATK3000→ATK1500

オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン ATK2800 VS 怒炎壊獣ドゴラン ATK1500

剛士・恒雄 LP6700→5400

「うわああっ!」
「ちっ、だがドゴランが墓地に送られたことで俺のKYOUTOUウォーターフロントに壊獣カウンターが1つ乗るぜ!」

KYOUTOUウォーターフロント 壊獣カウンター:1→2

「やりました! でもまだ終わりません! 海亀壊獣ガメシエルでセットモンスターを攻撃します!」

 ドゴランを破壊した勢いに任せてガメシエルで恒雄のセットしたモンスターを攻撃する美鈴。ガメシエルの放った大波のような水に揉まれながらセットされていたモンスターがその姿を現す。しかし、その破壊されたワニのような姿をしたモンスターは破壊されると同時にまるで液体の生物のようになってガメシエルに飛びついていった。

海亀壊獣ガメシエル ATK2200 VS グレイドル・アリゲーター DEF1500

「戦闘で破壊されて墓地に送られた“グレイドル・アリゲーター”の効果を発動!」


※グレイドル・アリゲーター
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻500/守1500
(1):自分のモンスターゾーンのこのカードが戦闘または魔法カードの効果で破壊され墓地へ送られた場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このカードを装備カード扱いとしてその相手モンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合、装備モンスターのコントロールを得る。このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは破壊される。


「グレイドル……!?」

 【グレイドル】は破壊されることで相手フィールドのモンスター1体の装備カードとなるモンスターが多い。そしてグレイドルを装備したモンスターがどうなるか。

「グレイドル・アリゲーターをガメシエルに装備。これにより、ガメシエルは僕たちのモンスターとなる!」
「っ……」

KYOUTOUウォーターフロント 壊獣カウンター:2→3

 グレイドルを装備したモンスターは相手にコントロールを奪われてしまうのだ。一見何の関わりもない剛士と恒雄のデッキであるが、相手フィールドのモンスターをリリースして高攻撃力の壊獣モンスターを相手フィールドに特殊召喚しつつ、グレイドルを敢えて戦闘破壊させることでそのコントロールを奪う。
 剛士と恒雄のデッキはシングルデュエルでもそうだが、彼らのデッキはこのようなタッグデュエルにおいてその真価を発揮するように組まれているのである。エースモンスターであるクリスタルウィングをリリースされた挙句、ドゴランを撃破した勢いに任せて相手の思惑にはまってしまったことに美鈴はショックを隠せないようだった。

「遊大さん。申し訳ありません……私のせいで」
「……しょうがないよ。俺たちはまだ相手のデッキがわかっていなかったんだから。まだライフはあるし、落ち込むのは早いよ」
「……バトルフェイズを終了します。私はこれでターンエンドです」


美鈴・遊大 LP8000 手札3枚(美鈴)1枚(遊大)
デッキ:32(美鈴)34(遊大)モンスター:2(オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン ORU:2)魔法・罠:1 墓地:6 除外:0 Pゾーン:青2(賤竜の魔術師)/赤8(虹彩の魔術師)エクストラ:13(0・美鈴)14(0・遊大)
剛士・恒雄 LP5400 手札2枚(剛士)3枚(恒雄)
デッキ:33(剛士)34(恒雄)モンスター:1(海亀壊獣ガメシエル)魔法・罠:5(KYOUTOUウォーターフロント:3、グレイドル・アリゲーター)墓地:2 除外:0 Pゾーン:青/赤 エクストラ:0(0・剛士)15(0・恒雄)


☆TURN06(剛士)


(先輩たちはグレイドル・アリゲーターでコントロール奪取するモンスターをアブソリュートではなくガメシエルにした。ということはやはり……)
「俺のターン、ドロー! メインフェイズ1、俺はKYOUTOUウォーターフロントの2つ目の効果を発動する。このカードに壊獣カウンターが3つ以上存在する時、俺は1ターンに1度デッキから壊獣モンスター1体を手札に加えることができる。俺は“多次元壊獣ラディアン”を手札に加える。そしてオッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンをリリースし、今手札に加えたラディアンを相手フィールド上に特殊召喚する!」

 
※多次元壊獣ラディアン
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2800/守2500
(1):このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
(2):相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(3):「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(4):1ターンに1度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを2つ取り除いて発動できる。自分フィールドに「ラディアントークン」(悪魔族・闇・星7・攻2800/守0)1体を特殊召喚する。このトークンはS素材にできない。


KYOUTOUウォーターフロント 壊獣カウンター:3→4

「オッドアイズ!」
「オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンには攻撃を無効にした後に墓地のオッドアイズ1体を蘇生する効果があるんだよな? これで君はオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを再利用することができなくなったねぇ?」
「そういうことだ! 俺は“N・グラン・モール”を召喚!」


※N・グラン・モール
効果モンスター
星3/地属性/岩石族/攻900/守300
(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターとこのカードを持ち主の手札に戻す。


「バトルだ! グラン・モールでラディアンを攻撃! そしてグラン・モールが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動! その相手モンスターとこのカードを持ち主の手札に戻す!」
「しまった。ラディアンの持ち主は……」
「もちろんこの俺様だ!」

N・グラン・モール ATK900 VS 多次元壊獣ラディアン ATK2800

「グラン・モールとラディアンは俺の手札に戻る。これでお前たちのフィールドはセットモンスター1体だけになった! ガメシエルでセットモンスターを攻撃!“ハイドロ・プラズマ”!」

海亀壊獣ガメシエル ATK2200 VS ガスタ・ガルド DEF500


※ガスタ・ガルド
チューナー(効果モンスター)
星3/風属性/鳥獣族/攻500/守500
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、デッキからレベル2以下の「ガスタ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。


「フィールドから墓地に送られた“ガスタ・ガルド”の効果を発動します! デッキからレベル2以下のガスタ1体を特殊召喚します!」
「させるか! 俺は海亀壊獣ガメシエルの効果を発動! KYOUTOUウォーターフロントの壊獣カウンターを2つ取り除き、魔法・罠・効果モンスターの効果の発動を無効にし、ゲームから除外する!」


チェーン2(剛士):海亀壊獣ガメシエル→ガスタ・ガルド
チェーン1(美鈴):ガスタ・ガルド


「……チェーン1のガスタ・ガルドの効果の発動は無効化され、除外されます」
「ダメージこそ与えられなかったが、厄介なガスタの効果を断ち切れた。まあまあってところかな。俺はこれでターンエンドだ」


美鈴・遊大 LP8000 手札3枚(美鈴)1枚(遊大)
デッキ:32(美鈴)34(遊大)モンスター:0 魔法・罠:1 墓地:9 除外:1 Pゾーン:青2(賤竜の魔術師)/赤8(虹彩の魔術師)エクストラ:13(0・美鈴)14(0・遊大)
剛士・恒雄 LP5400 手札4枚(剛士)3枚(恒雄)
デッキ:31(剛士)34(恒雄)モンスター:1(海亀壊獣ガメシエル)魔法・罠:5(KYOUTOUウォーターフロント:2、グレイドル・アリゲーター)墓地:2 除外:0 Pゾーン:青/赤 エクストラ:0(0・剛士)15(0・恒雄)




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ター坊
テメェらグルだったのか!?
分からず屋どもを水晶翼で懲らしめることを期待していましたが、こうもあっさり殺られるとは…やっぱ1ターン目で切り札クラスを立たせてはいかん!
オッドアイズ・風シンクロVS壊獣・グレイドル…まだ続くぞ。
それにしてもTF7欲しいですよね。出来ればPSPか3DS辺りで。 (2017-03-16 17:11)
浮幽さくら
壊獣にグレイドル。。
中々厄介な相手ですね、、(中堅位でしょうか)
美鈴さんの方はWWの次はガスタ、、もしかして自爆特攻型、、!?(;^ω^)
遊大くんの方は、アブソリュートの効果を使い忘れてしまうという、、
これは逢えてなのでしょうか、、?? (2017-03-17 07:25)
光芒
なんか一部で新制限のリストのフラゲ画像が出回っていますが、それが事実と確定するまでは恒例の制限改訂番外編はアップしないことにします。しかし、あれが事実だと早速登場人物約一名のデッキが死ぬわけですが……

ター坊さん
剛士と恒雄ですが、この二人の元ネタは某ネコ型ロボット漫画のガキ大将とお金持ちです。なので結構つるんでいますし、互いのデッキも知り尽くしているが故にタッグデュエルを挑んできました。確信犯ですね。

>分からず屋どもを水晶翼で懲らしめることを期待していましたが、こうもあっさり殺られるとは…やっぱ1ターン目で切り札クラスを立たせてはいかん!
先攻1ターン目のエースは基本的にあっさり退場させられる……というのはお約束ですね。

>それにしてもTF7欲しいですよね。出来ればPSPか3DS辺りで。
今出るならvitaでしょうね。デュエルリンクスが早く今のカードに対応してくれればいいのですが……

浮幽さくらさん
グレイドルはともかく壊獣は環境にちょくちょくいますね。あっ、出張パーツとしての話ですので単体壊獣だと中堅だと思います。

>美鈴さんの方はWWの次はガスタ、、もしかして自爆特攻型、、!?(;^ω^)
いかんせんWWのカードが少ないため、属性の共通するガスタを入れています。まあガスタの強さの8割が某特攻隊さんにあるわけなのですが……

>遊大くんの方は、アブソリュートの効果を使い忘れてしまうという、、これは逢えてなのでしょうか、、??
ルールのところに記載していませんでしたが、カードの効果を使えるのは「ターンプレイヤーのみ」および「前のターンのターンプレイヤーのみ」となります。
※この場合ですと、TURN05のターンプレイヤーである美鈴、およびその前のTURN04のターンプレイヤーだった恒雄がカードの効果を発動できるということです。
グレイドル・アリゲーターの効果が発動したのは美鈴のターンですので、アブソリュートの効果を発動するしないを決めるのは美鈴だったりします。
(2017-03-17 14:07)

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15 第47話:終幕 357 4 2017-06-17 -
17 第48話:宣誓 283 2 2017-06-22 -
11 サブキャラクター紹介・2 246 2 2017-06-24 -
17 第49話:編入 266 6 2017-06-29 -
14 第50話:理由 295 4 2017-07-03 -
11 番外編:七夕 293 6 2017-07-07 -
18 第51話:一歩 366 5 2017-07-12 -
19 第52話:修練 281 4 2017-07-17 -
11 第53話:自信 256 5 2017-07-20 -
16 第54話:克服 227 4 2017-07-24 -
15 第55話:猛攻 261 6 2017-08-02 -
14 第56話:障壁 181 3 2017-08-08 -
8 第57話:意地 170 3 2017-08-13 -
9 第58話:提案 267 3 2017-08-17 -
11 第59話:来訪 221 3 2017-08-27 -
17 第60話:交錯 232 3 2017-09-04 -
14 第61話:諜報 198 3 2017-09-11 -
67 遊大たちが10月制限について語るそうです 308 5 2017-09-14 -
10 第62話:暴露 174 2 2017-09-21 -
13 第63話:決意 202 4 2017-09-25 -
6 第64話:結束 197 4 2017-10-02 -
10 第65話:渇望 344 3 2017-10-07 -
12 第66話:証明 171 4 2017-10-13 -
10 第67話:空想 146 2 2017-10-16 -
9 第68話:魔鎖 138 2 2017-10-23 -
6 第69話:喝采 113 2 2017-10-27 -
8 第70話:胸愛 158 3 2017-11-01 -
10 第71話:点火 139 4 2017-11-07 -
5 第72話:誘惑 107 3 2017-11-15 -
3 第73話:憤怒 92 3 2017-11-18 -

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