[26]パーフェクト・プログラミング

にしん
「今回はヴァイルスのワンモアラストカード。イラストおよびカード内容はヴァイルスカードですが効果は汎用。修復され、ついに再会した二人の感動シーン（のつもり）。

コストがこれ＋１リリースと重いですがリンクモンスターを完全蘇生できます。逆にエクストラゾーンのリンクモンスターを擬似的にメインモンスターゾーンに移動させることも可能。召喚条件無視なので、今後出るリンクモンスター次第では非常に強力な蘇生札になる。

エピローグ的な内容なので恐らく「ヴァイルス」の中では一番長いですが、最後までごゆっくりと余裕のある時にお楽しみください。

※イラスト反映されていなかったので再投稿しました。

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　ある日のバグリア・キャッスル。Ｄｒ．Ｖから一通のメールが届いた。それを見たバグリアたちはヴァイルス事件の時に共闘したデジタリアたちを招待し、パーティの準備をしていた。そのパーティのメインとなる大広間ではステージの準備も行われていた。

ステージででじ☆ばぐとバグリア兄弟がせっせと準備し、その客席となる長いテーブルではキャッスルの調理担当のクリアとキラーが皿の準備などをしていた。

そしてキャッスルの外では招待されたデジタリアたちが装飾やパーティ衣装の準備、データの最適化を行っていた。その中にはデータベースもいる。彼女のそばにはヴァイルス事件で疲れ切ったのか、眠りながら歩くリンクヴルムの姿もあった。


　青蜘蛛と対峙したセキュリティア、悪海月と対峙したリンクヴルムはそれぞれ戦況が劣勢だった。ドレッドノートンで対抗はしていたものの、ヴァイルス化したウイルス相手では効き目はあったもののすぐに耐性をつけた。それでも彼女らは常に独自の方法で最新の定義ファイルを更新し続け、時間稼ぎを行っていた。そして炎蠍と氷蜂を相手にしたクリアとキラーは、二人の力を合わせて周辺を全て止めてしまう荒業で時間稼ぎを行った。それでもリブートする直前には城の入り口で待機していたスキャナーたちの所へ４体の大型ヴァイルスや他の中型、小型らが到着していた。時間稼ぎによってリブートは成功した。

そして時が流れ、ヴァイルス・ワンダーランドがあったエリアフォルダでついにそれは成功した。

Ｖ「よし・・・完成だ！早速これをこのかわいらしい二輪のお花に、と」

Ｄｒ．Ｖがアドミを通じて２つのデータを送り込む。すると、その二輪の花は元の姿へと修復された。修復されたのは、強制リブートによりデータの欠片となったプリムハートとアリスだった。

プリムハート「あれ、わたし・・・アリス！」
アリス「ううーん、んっ・・・あれ？私、ウイルスに上書きされたはず・・・？」
Ｖ「（その様子だと、私が送ったメールは見れなかったか、花の状態の時を覚えていないか）」
アリス「元に、戻っている・・・？でも、何故かしら？」
プリムハート「確かわたしたちはこの世界を救うためにリブートして・・・もしかして、ドクター！」

Ｄｒ．Ｖは二人に全てを話した。そして、アリスに向かって謝罪もした。プリムハートからもこれまでの経緯を全てアリスに話した。

アリス「そんな大変なことがおきていたのね。んもう、「研究」するなら最初から素直に頼めばよかったのにっ」
Ｖ「今考えるとそうだったね・・・本当に、ごめん！でも、そのおかげでその研究は予定以上に進んでいるし・・・」
プリムハート「ま、まぁ元はわたしが・・・ううん、なんでもない」
アリス「納得いかないけど・・・前より色々よくなっているのは確かね」
Ｖ「さて、「お城」でみんながお待ちかねだよ。私は先に行ってみんなに知らせるよ」

Ｖもといアドミはフォルダ移動を利用してワープした。取り残される二人。

・・・ようやく二人っきりになった。この状況になったことで、プリムハートの今まで抑えていた気持ちが爆発する。

アリス「ご、ご主人様？」
プリムハート「うえ～～～ん！アリス～～～！！アリスが戻ってきて、わたし・・・悲しくなんか、ないんだから・・・」

プリムハートは子供のように泣きじゃくり、アリスに抱きつく。それを見て、アリスはプリムハートの頭を撫でた。Ｄｒ．Ｖから話を聞いて、自分がいなかった間、どれだけ彼女は寂しかったんだろう。アリスはそう思うと、自分まで泣いてしまいそうだった。

プリムハート「ううっ、んっ」
アリス「落ち着いた？ご主人様」
プリムハート「うんっ」

落ち着いたプリムハートは涙をぬぐい、少し歩いた所でアリスに手を差し伸べる。それを見たアリスはその手を優しく握った。その姿はまるで、ハートの女王様からダンスのお誘いを受けた少女アリス。

プリムハート「みんなが待っている。帰ろう、わたしたちの・・・家に！」
アリス「ええ！」
」(2018-05-30 05:35)

にしん
「あ、ついでにテキスト修正しようとして忘れてた(

誤：このカード名のカードは１ターンに１度しか使用できない。
正：このカード名のカードは１ターンに１度しか発動できない。」(2018-05-30 05:38)

ランペル
「やったぜ！（歓喜

イラストでは長い間、本来の状態で笑いあって出会えなかった二人が修復されて再会！やっぱ、笑顔で仲良くが一番の癒しでござりまする。
効果は汎用。もう、ヴァイルスの脅威は去ったもんね。手札・フィールドからサイバースかＬを1体リリースして墓地化除外されている中からＬモンスター１体を召喚条件無視で呼び出せるというもので強力！コストが必要なものの、サイバースであれば下級でもコストにできるため、下級１体から大型Ｌをもう１度呼び起こせるのは実際強力。ヴァイルスの脅威は去ったと言ったけど、これでヴァイルスＬも普通に帰還できますね（汗。

Ｄｒ．Ｖからのメールがキャッスルへと届けられ、それを受けてバグリア達は共闘したデジタリア達を招待しての、パーティーが開催されることに！ステージではでじ☆ばぐとバグリア兄弟がせっせっと準備。客席である長テーブルでは調理担当クリアとキラーがお皿の準備など、順調にパーティーの準備が進んでいきます。外では招待客のデジタリア足りも装飾、衣装の準備やデータの最適化などで準備のお手伝い。データベースも招待されており、彼女のそばではヴィアルス事件によって疲れ切ったようで、すやすやとお休み状態なリンクヴルム…。
プリムハートとＶを城へと導くまでに残って大型ヴァイルスの足止めをしてくれていた彼、彼女たちはドレッドノートンに加えて、すぐに耐性をつけたヴァイルスに対して常に独自の方法による最新の定義ファイルを更新し続け、時間を稼ぎ、クリアとキラーは周辺すべてを止めてしまうなどの方法で時間稼ぎを精一杯やり切り、無事ヴァイルスによる妨害を受けずリブートを実行できたとのこと！リブート直前には白の入り口に小型から大型まで大集合していた様子で、ほんとにみんな時間を稼いでくれていなければ、リブートの成功によるみんなで笑いあえる平和な世界にはつながらなかった訳ですねぇ…。
そして、ヴァイルス・ワンダーランドがあった場所のエリアフォルダにある今回のパーティーの主役である二輪のかわいいお花。その二輪の花へとアドミを通じてＶがデータを送り込み修復！それにより、アリスとプリムハートは修復されて、元通り！どちらもリブート後、上書き後の記憶はないようで、前回のＶの送ったメールも閲覧はしていないみたいですね。
何はともあれ元気に復活した二人へ、Ｖが説明+アリスへの謝罪もして、こちらも仲直り。アリスのように普通に協力を申し込むことで、より危険なく研究はできたでしょうね。しかしながら、この真の意味での窮地に追い込まれた状態での研究データは今後の彼の技術の役に立つのは間違いはないでしょうね。アリスも少し不満気だけれども、とりあえずは前より状態は改善されたということで、置いといてレッツパーティー！Ｖがキャッスルへ先に報告に向かい、残るは二人だけ…。

二人っきりになったことで、プリムハートの今までの寂しさとか安堵とかいろいろがあふれて、アリスへと泣きじゃくって抱きついてしまう。そんな彼女を見て、どれほどの寂しさを感じていたのだろうと考えてアリスも少しうるっと…。ひとしきり泣いて少し落ち着いたプリムハートは、少し歩いたところでアリスへ手を差し伸べ、それを受けアリスがその手を優しく握る…！泣いちゃったプリムハートも女王様、帰ってきてくれたアリスを自らの手で彼女たちの家へと向かい入れる感じが…もういいですなぁ…（語彙力崩壊。
いまさらですが、イラストの二人の身長差が癒しの極み。

結果的にはみんな元通りで、環境は以前より改善されていると良くなりましたね。今度こそ、この平和が壊れないようにみんな仲良くしてほしい所ですね。Ｖもサポートしてあげるんだぞ！」(2018-05-30 22:55)

にしん
「ランペルさんありがとうございます。作成者がＤｒ．Ｖですし、ヴァイルスＬも蘇生できるのはご愛嬌。

バグリアには更なる安心の生活、デジタリアには更なる研究、そして双方にはＤｒ．Ｖによるサポート。更に平和になったこの世界で、彼、彼女たちは生きるでしょう。最終的にはＶの予定通り、窮地に陥った時の研究ができたのである意味大成功だとか。

女王様だけどやはり姿相応。いつまでもこの子供のような女王様とその仲間たちをアリスと共に支えてあげましょう。身長差や子供っぽい性格はあれどやっぱりプリムハートの方が年上だったり。」(2018-05-30 23:26)