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俊足の老魔術師

エレキタパチリスさん の作成したオリジナルカードです。


俊足の老魔術師
種類・種族 カテゴリー名
【魔法使い族/コール/効果】 第80回オリカコンテスト
属性 レベル 攻撃力 守備力
2 450 600
【コール条件】 モンスター3体以上
①:このカードがコール召喚に成功した場合に発動できる。フィールドのモンスター1体を選択し、そのモンスターを破壊する。
作者 作成日時
エレキタパチリスさん 2018/01/10 22:29



エレキタパチリス

最後に参加したのが第22回ですので、
凄く久しぶりの参加です。

新しい召喚法、面白そうなので、
私も考えてみました。
説明は長くなりますが手順は「非常にシンプル」を目指したので、
どうか最後までお付き合いいただければ幸いです。

【コールモンスターとは?】
コールモンスターは、コール召喚によって特殊召喚されるモンスターです。
攻撃力・守備力・レベル・属性・種族を持ちます。また、効果を持つものも存在します。
持つステータス自体は通常モンスターやシンクロモンスターなどと同じですが、
これらのステータスがコール条件に干渉することはありません。

【コールモンスターの投入場所】
コールモンスターは、EXデッキに1枚まで投入できます。
また、EXデッキの制限枚数の15枚にはカウントされます。
例えば、コールモンスターを採用した場合、
残りのEXデッキ枚数は14枚以下にする必要があります。

【コールモンスターの特別ルール】
デュエル開始時に、EXデッキのコールモンスターを「コールゾーン」に表向きで置きます。
コールモンスターをEXデッキに投入している場合は必ず置かなければなりませんが、
投入していない場合に、EXデッキを公開して相手に証明する必要はありません。
お互いにコールモンスターを投入している場合は、1つの「コールゾーン」に重ねます。
カードの向きに指定はありませんが、
お互いに「攻撃表示モンスターを召喚する時の向き」で置くと良いでしょう。

【コールゾーンとは?】
2つのEXモンスターゾーンの間に位置するゾーンです。
このゾーンのカードはあらゆるカードからも参照されず、
リンクマーカーの影響も受けません。
例えば、《停戦協定》・《地割れ》・《群雄割拠》などにカウントされず、
《ブラック・ローズ・ドラゴン》の効果でも破壊されません。
EXデッキではないため《記憶破壊者》などのカウントからも外れます。
また、このゾーンのカードが「リンク先」となることもありません。
分かりやすく言えば、「どこにも存在しないカード」として扱われます。

【コール召喚の手順】
コール召喚を行うプレイヤーから見て「相手フィールド」を確認し、
コール条件を満たしている場合に「コール召喚」を宣言できます。
シンクロ召喚などと同じように、宣言は自分のメインフェイズに行います。
コールゾーンから表向きのモンスターを取り出し、フィールド上に出します。
これでコール召喚は完了です。
コール召喚は特殊召喚ですので、表側攻撃表示・表側守備表示のどちらでも構いません。
また、1ターンに何回でも行うことができ、
条件さえ満たせば相手の所持するコールモンスターもコール召喚できます。

【コール条件についての注意事項】
例えば、《俊足の老魔術師》の場合は「モンスター3体以上」ですので、
相手フィールドのモンスターが3体の場合や4体の場合はコール条件を満たしています。
一方、「モンスターが3体のみ」という記述の場合、
相手フィールドのモンスターが3体の場合は条件を満たしますが、
4体以上の場合は条件を満たしていない扱いとなるので注意しましょう。
また、「相手フィールド」とはメインモンスターゾーン及びEXモンスターゾーンを指しており、
魔法&罠ゾーンなどのカードはコール条件では参照しません。

<例>
コールゾーン
《俊足の老魔術師》×2

EXモンスターゾーン
相手の《デコード・トーカー》×1

相手のメインモンスターゾーン
《星読みの魔術師》×1
《ワイト》×1
裏側守備表示モンスター×1

この場合、
《俊足の老魔術師》はコール召喚可能です。
また、その効果で《ワイト》を破壊したとします。
その場合も続けて2体目の《俊足の老魔術師》をコール召喚することが可能です。

【コールモンスターがフィールドから離れる場合】
通常モンスターなどと同様の扱いをします。
例えば、《強制脱出装置》の効果を受けると元々の持ち主の手札に戻り、
《振り出し》であれば元々の持ち主のデッキに戻ります。
この時、デッキが61枚以上になっても問題ありません。
なお、コールゾーン以外から場に出す場合、コール召喚はできません。
通常モンスターなどと同様のルールで運用します。
(★5以上はリリースが必要…など)

【コールモンスターの蘇生制限】
コールゾーンを離れると普通のモンスターとして扱うため、
蘇生制限はありません。
ただし、「コール召喚でしか特殊召喚できない」などの効果を持つ場合はこの限りではないため、
普通のモンスター同様、蘇生制限は各モンスターに依存します。
例えば、《俊足の老魔術師》のコール召喚を《神の宣告》で無効にされても、
《俊足の老魔術師》自体には何の制約がないため、蘇生が可能となります。

【ここがポイント!】
コールゾーンを共有する性質上、
必ずしもコール条件が緩いモンスターを採用すれば良いというわけでありません。
なぜなら、コール条件が緩いほど、相手に利用される可能性が高くなるからです。
反対に、あえてコール条件の緩いモンスターを採用して相手の動きを精神的に制限するのも戦略と言えるでしょう。
また、《おジャマトリオ》などを利用して、能動的にコール召喚を狙っても良いでしょう。

【補足】
枠はペンデュラムになっていますが、関係ありません。
強いて言うなら、《俊足の老魔術師》の場合、上半分は効果モンスター色で適切だと思いますが、
下半分はまだ使用されていない色であるべきですね。


…ふう。
文は長くなってしまいましたが、
ルール自体はシンプル…なはずw
(2018-01-10 22:29)

エレキタパチリス

1点書き忘れました。
コール召喚はEXデッキからではなく、「コールゾーン」からの特殊召喚であるため、コールモンスターはメインモンスターゾーンに置きます。
(2018-01-10 22:34)

ファンデッカス4号
「>2つのEXモンスターゾーンの間に位置するゾーンです。
これフィールド上に一つしかないのでは?互いのプレイヤーで取り合いになるんです?」(2018-01-14 00:33)

エレキタパチリス

コメントありがとうございます!

そうです、コールゾーンは1つしかないという認識で合っています。
コールゾーン自体は「取り合う」というより「共有」ですね。
コールモンスターはお互いに1枚までしか投入できないため、
コールゾーンには0枚~2枚のカードを置くことになります。

コールゾーンが共有であるがゆえに、
デュエル中のコールモンスターについては「取り合う」という形になります。
それがコールモンスターの特徴でもあります。

なお、このことについては、説明文中に記載しているため、
該当箇所を抜粋しておきますね。

【コールモンスターの特別ルール】より抜粋
お互いにコールモンスターを投入している場合は、1つの「コールゾーン」に重ねます。

【コール召喚の手順】より抜粋
1ターンに何回でも行うことができ、
条件さえ満たせば相手の所持するコールモンスターもコール召喚できます。

【ここがポイント!】より抜粋
コールゾーンを共有する性質上、
必ずしもコール条件が緩いモンスターを採用すれば良いというわけでありません。
なぜなら、コール条件が緩いほど、相手に利用される可能性が高くなるからです。
(2018-01-14 10:20)


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