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呪祝詞の祭司 禍具束

係さん の作成したオリジナルカードです。


呪祝詞の祭司 禍具束
種類・種族 カテゴリー名
【アンデッド族/効果】 堕呪児
属性 レベル 攻撃力 守備力
2 500 1000
「呪祝詞の祭司 禍具束」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、手札の「堕呪児」カード1枚をデッキに戻して発動できる。デッキから「堕呪児 鬼ごっこ」1体を手札に加える。このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「堕呪児」モンスターまたは「呪祝詞」モンスター1体を召喚できる。②:このカードは「堕呪児」モンスターをアドバンス召喚する場合、2体分のリリースにできる。③:自分フィールドの「堕呪児 鬼ごっこ」がカードの効果を受ける場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
作者 作成日時
係さん 2016/12/29 21:33




「《つい先日愛する妻を亡くした。襲ったのは近隣の密林地帯で戦闘を行っていた敗残兵で、その姿は変わり果てていた。この前は隣人の家族が、その前は里の長の娘が、そして俺の最愛の妻が。
次は誰の子供だ?俺の息子か?いやその前に俺だろう。その場合たった一人となった息子はどうなる?このクソみたいな世界で、まだまだ小さい息子は生きられるのか?
否、辛うじて里のみんなが助けてくれてもいずれ里自体に限界が訪れる。世界を変えるしか無いのだ。善人が詐欺師として扱われ、悪魔が英雄視される掃き溜めの様なこの世を。誰かが変えてくれる、その誰かは待っていても現れる事はない、成るしかないのだ、その誰かに。親友のカルナが教えてくれたこの呪法をもって……。

つい先日一人の少女をこの手にかけた。》

設定では元々戦士族で呪法に対応するために呪術を施した結果、アンデッド族に変わった感じです。
魔法使い族の妻・ユミルとの間にサイキック族のアスペルと言う子供がいる。

思いっきり鬼ごっこサポートな効果で、初動安定の碑石墓が無い場合はこちらを使って鬼ごっこを出していきます。
基本的には手札に堕呪児とこのカードがあれば即鬼ごっこを出せ、仮に鬼ごっこが既に手札にある場合でも手札コストにし鬼ごっこをサーチ出来る。
今回の③の鬼ごっこサポート効果は、効果に対する身代わり効果で、除外・デッキバウンスと言った厄介な除去に対し使いたいトコロ。

【世界観設定①ー混沌と闘争、そして痛みで満たされる世界。戦争と紛争が日常茶飯事で行われ、世界中で鳴り響く戦闘音と悲鳴でそこに生きる者は感覚が麻痺し、あらゆる悪や罪は肯定され、如何な聖人すら下衆に堕つ。
ここは烏合の里。争いを嫌い周囲から非国民と蔑まれ国や里を離れたはぐれ者が集い形成された集落で、その経緯から世界から良く見られる事無く戦争の被害を頻繁に受けるものの、想いからの団結力で幾度も危機を乗り越えて来た。これはそんな里に生きたある男による救世の物語。】」(2016-12-29 21:33)

EXデッキ焼き
「もはやこれ1枚で完結する程、隙の無い効果ですね。テーマの中心となる堕呪児のサーチ、リリース軽減効果に、二重召喚、さらには効果の肩代わりとこれは1枚からアドバンス召喚に持っていける上に完全耐性を付与できると、強力の一言です。

そして、何処かで聞き覚えのある名前が出ましたね。将来アーカディアと対峙しそうです。
里を救う為とはいえ何も知らない子供に手を掛ける。全を救う為に、個を切り捨てる行為が正しいのか意見が分かれますね。
狂った時代に於いて正気でいる事こそ罪になると言う事でしょうか。」(2016-12-29 22:08)


「EXデッキ焼き さん、いつもコメントありがとうございます!

作成当初はもっとマイルドな性能だったんですが、バニラ最上級をビートダウンの軸にする場合、どうしても手札事故の危険性が付き纏いますからねぇ。まぁサーチが鬼ごっこに限定しているだけマシかなと。碑石墓にしても当該カードとは別のコストが必要になるので、割と上手く行かない場合もあるかも。
完全耐性はバウンスはともかく除外がかなり痛いため、大抵の場合は除外対策になるかな。

そうです、本編と言えるアーカディアでの主人公のアスペルの父親がこの人で、書き忘れましたが名前はアストンと言う戦士族です。
前々回の鬼ごっこのフレーバーテキストは、アストンによる呪術の生け贄による描写でして、
鬼ごっこで遊んでいる最中にアストンがターゲットの少女を殺害→呪法を行い堕呪児に堕ちた事で少女の魂は呪いの中で永劫に遊び続ける。
と言った感じです。

「狂った時代に於いて正気でいる事こそ罪になる」、至言ですね。アストンの場合、正常な者は狂った世界を変えられないとするか、狂人こそが償いとして世界を変えるべきか、悩ましいトコロ。
全のために個を犠牲にする、彼はもしかしたらそこまでは考えておらず大切な個を守るために複数の個すら犠牲を厭わない、純粋な感情かもしれませんね。どちらにしても狂っていますけど。」(2016-12-29 22:38)

ぎょくまる
「いい感じに絶望的な世界観ですね~
こういう狂気を感じる雰囲気私好みです。
これから更にどうおぞましくなっていくのか気になります!」(2016-12-29 23:01)


「ぎょくまる さん、コメントありがとうございます!

全体的な世界観はこんな感じですね。受け入れて貰えてホッとしております。
戦争の悲惨さって良くマンガやアニメで表現され、大抵は「戦場」や「戦闘による被害」がクローズアップされますが、自分たち戦争を知らない一般人にとって共感し難いと思うんですよね。
でも悲惨なのは戦場だけでなく、戦争が間接的に起因する所謂戦災も同等以上にヒドいモノ。我々にとってどちらかと言うとこちらの方が飲み込み易く、戦時下の犯罪とかも敵兵か自軍か、被害者及び加害者が兵士か民間人か、後は将校か否かなどを基準に決め、本来判断すべき基準が蔑ろにされる程、理不尽さが認められるのが戦争と言うもの。
その辺を上手く表現出来たら良いのですが。

この先は割と一方向の視点になるかもしれませんが、あんまり路線がズレないように頑張りますね。」(2016-12-29 23:18)

ランペル
「争いを嫌うもの達が集う集落。周りから忌み嫌われるだけならまだしも、ここにも争いの被害が…。そんな中の一人がついこの前妻を殺されてしまったとのこと。そして次に殺されるのは誰だ?息子は大丈夫か?集落もいずれは限界が来る…と追い詰められた彼がとった行動は世界を変えるという選択。親友のカルナさんが教えてくれた呪方を使って世界を変えようとついに少女を手に欠けてしまった…。
そしてその呪方を起こそうとするものがまさかのアスペル君のお父さんことアストンさん。妻のユミルさんがなくなり、自分や息子もいつ殺されるかわからないという状態で彼自身に限界が来てしまったんですね…。親友のカルナさんはいつどんな心境で彼にこの呪方を教えたのでしょうね…。そして父が起こした呪術によって彦起こされたアーカディアと対峙するのは息子のアスペル君という…何とも悲しいものです…。呪法的にはアーカディアを生み出す。ということではないとは思うのですが、どうなんでしょうね。親父殿はその儀式の結果もうなくなっているのかもしれませんね…。
召喚・SS時に手札の堕呪児を手札に戻して、鬼ごっこがサーチでき、さらには堕呪児か呪祝詞の召喚権が増やせると便利ですね。そして堕呪児をアドバンス召喚する時に2体分のリリースに使えるので、①の効果でサーチした鬼ごっこを即座に呼び出すことができますね。そして鬼ごっこが受けるカード効果を自分を除外して身代わりになれる効果と鬼ごっこのサポートがパナイですね。実質このカードを召喚すれば1度の耐性持ち鬼ごっこを呼べるのでとても優秀ですね。
なるほど、鬼ごっこをしている少女を生贄にしたのですか…。生贄がどれほどいるのかはわかりませんが、最初に犠牲にしたということで何か思いがあったのかサポートが豊富ですね。少女には安らかに眠ってもらいたいけれど、堕呪児になっているので呪いの中で永遠に遊んでいるんですよね…。でもまぁ、呪いに囚われて永遠の苦しみを受けるとかよりはいいのかもしれませんね(感覚麻痺)。
親父殿がやっていることが良い事とは確実に言えませんが、親父殿を責めることも…ねぇ…。これもすべてこの世界が悪いんだ!アスペル君達がつないだ奇跡で世界が良い方向に向かっていくことを願います…。というかマジで喧嘩やめろぉぉ!!(切実)。」(2016-12-30 00:59)


「ランペル さん、今回も沢山のコメントありがとうございます!

【グッドスタッフ】カテゴリやアーカディアの世界観でも登場する「烏合の里」を簡単に説明すると、汎用デッキに組み込まれる汎用モンスター達の寄せ集めの里で、例えばフォトンからはフォトスラ、蟲惑魔からはトリオンが、EX勢ではヴェルズからヴェルズビュートと言った様なモンスターが、国や里を抜け慎ましく穏やかに生活する感じですね。一応個々の力は強く団結力もあるので早々潰れませんが、出身の国のみならず戦事に非協力的な里として低く見られてしまう。敗残兵の鬱憤の矛先には持って来いと言う訳です。襲われたユミルがどうなったか、想像に難くありません。

呪法を伝えたカルナ氏の詳細も順に追って紹介しますので、その時に彼の心情が語られるでしょう。
この物語の先が分かってる人は結構この物語の結末を読めるかと思いますが、まぁ殆ど絶望への一本道ですね。ここでアストン氏がアスペルを生かした事が未来に繋がっている訳ですねぇ。

効果は他の方も仰っておりますが、このカードとコストさえ払えれば耐性込みで鬼ごっこの召喚が可能とかなり優秀設計。一応サポートの呪祝詞の方が採用枚数多めになりますから、初動安定性では碑石墓による展開の方が上回っているかも。こちらは耐性が魅力ですが。

生け贄になった少女は呪いの中で永遠に遊び続けますが、あちらのフレーバーテキスト(最後の辺り)を読めば必ずしも苦しみが無いとは言えないかもですねぇ。

呪法実行の原因、ひいてはアーカディアの遠因とも言える世界規模の戦争にもそれなりのネタが有りますが、まぁそれはおいおい……。」(2016-12-30 01:40)

黒壱
「救済……果たしてまっとうな形で成し遂げられるのかどうか。
アドバンス召喚のサポートとしてかなり強力な部類ですが、無条件でサーチできるわけではないのでバランスが取れているのかも。
息子(?)のためにリリースされちゃうパパンカワイソス。」(2016-12-30 15:49)


「黒壱 さん、コメントありがとうございます!

救世の儀の果てがどの様な形になるかは、最後まで分かりませんね……。まぁ、この物語の先が既にアーカディアとして確立しているので、マシな形にはなりませんけど。

何だかんだかなり強力なサポートになっちゃいました……(汗。仰る通り確実に理想通りに動く訳ではないので、その辺を碑石墓で補って頂ければと思います。

リリース相手は最初の供物となった少女で、アストン氏が呼び起こした的に捉えて頂ければと。」(2016-12-30 17:12)


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