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HOME > コンプリートカード評価一覧 > SPECIAL PACK 20th ANNIVERSARY EDITION Vol.4 コンプリートカード評価(みめっとさん)
SPECIAL PACK 20th ANNIVERSARY EDITION Vol.4 コンプリートカード評価
「 みめっと 」さんのコンプリートカード評価 |
レアリティ | 評価 | 番号 | カード名 |
---|---|---|---|
Super Normal ▶︎ デッキ |
3 | JP401 | デーモンの超越 |
《デーモンの召喚》のXモンスター版となるカードで、汎用素材でX召喚できるランク6のXモンスター。 場で《デーモンの召喚》扱いになる能力に、X素材を用いた破壊耐性とX召喚された状態で相手によって墓地送りにされると指定の3領域から《デーモンの召喚》1体を名称指定で特殊召喚するという効果を持つことからぼちぼち場持ちの良いモンスターとなっている。 《デーモンの召喚》の特殊召喚元の範囲が広いのは優秀ですが、X召喚されていないと発動しないので蘇生してもこの効果は使用できず、耐性効果の方もX素材がないと適用されないため、他の方法で特殊召喚しても実質効果なしモンスターと変わらない。 耐性も破壊に対してのみで、相手依存で墓地に送られないと発動しない条件の割には呼び出せるモンスターが同じ攻撃力の通常モンスターなので特別強いというわけではありません。 エクシーズでオーバーレイということで「超越」というカード名だと思うんですけど、この能力だとせいぜい耐性と生まれ変わる効果で「死」を超越しているという程度でカード名からくる凄みほどの性能ではありません。 残念ながら汎用・専用全てを見ていっても現存するランク6Xモンスターの中ではとりわけ格が低く、専用デッキでも他の汎用ランク6Xモンスターに優先する価値があるかは怪しい。 素材が悪魔族縛りになってもいいからもう少し強いモンスターにして欲しかった感は否めないですね。 |
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Super Normal ▶︎ デッキ |
10 | JP402 | E・HERO エアーマン |
漫画版HEROの侵略の始まりとなる攻撃力1800の下級Eで、漫画版の時とはまるっきり異なる強力効果を持つことから、魔改造カードの代表格とも言えるかつての制限カードです。 このモンスターの持つ召喚誘発のテーマカード1枚をサーチする効果は、後に「○○版エアーマン」という呼び名で様々なテーマに配布されていくことになります。 このモンスターの場合は、NS・SS両面対応、名称ターン1なし、サーチとは別にもう1つ選べる除去効果もアリと、後続の類似効果を持つ面々と比べても相当な好条件が揃っており、おまけにEだけでなくHERO全般をサーチできて、このモンスターをサーチできる増援やEコール、アライブというこの効果を誘発させるためにこの上ない魔法カードまで存在しています。 現在の環境では、これほどまでに壊れていても規制するほどではないということで無制限カードですが、今生み出されるのであれば確実にこのままというわけにはいかなかったでしょうね。 名前がエアーマンということで、ロックマンシリーズにおける同名のボスキャラや、タッグフォースシリーズで存在が空気という扱いを受けていた三沢と絡められたりと、ネタ方面でも話題に事欠かない下級HERO終生の1軍選手です。 |
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Super Normal ▶︎ デッキ |
8 | JP403 | 百万喰らいのグラットン |
大量の除外を伴って出てくる召喚条件を持つ《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》のズッ友。 《N・グラン・モール》のように使える対象を取らないダメステ裏側除外効果を持っているので耐性持ちにはとにかく強く、当然のように殴られる時も効果が出るのが素晴らしい。 なおこのカードと遭遇した時、間違って《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》の融合素材に使用しようとして《超融合》を使わないように注意したい。 このカードが持つ「融合素材に使用できない」永続効果が適用されるのは、相手も同じなのである。 |
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Super Normal ▶︎ デッキ |
10 | JP404 | 覇王眷竜ダークヴルム |
P効果及びモンスター効果の両方にデッキに触れる効果があり、全ての効果が数的アドバンテージになる効果でデッキから持ってくるカードも強いという非の打ち所がないPモンスター。 おまけにNS・SS誘発のサーチ効果でアドバンテージを稼ぐのにも関わらず、自身に墓地から自己蘇生する形で自己SSできる能力まで備わっており、それによってサーチ効果も誘発できるという鬼のような仕様になっている。 Pモンスターなので普通のモンスターと比べると墓地に送りにくいという欠点がありますが、《おろかな埋葬》や《竜の霊廟》などを用いたデッキからの墓地送りなら問題なく、自己蘇生した後はランク4XのX素材にすることで実質的に場から墓地送りにすることも可能です。 あまりの性能の高さから長らく制限カードに指定されていましたが、2024年の4月のリミットレギュレーションで遂に制限解除となり、かつてあの《E・HERO エアーマン》すらも戦慄したこのカードまでもが時代に追いつかれてしまった形となりました。 |
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Super Normal ▶︎ デッキ |
8 | JP405 | エキセントリック・デーモン |
モンスターゾーンでは《ならず者傭兵部隊》に、Pゾーンでは特に条件なく使える《魔導獣 ガルーダ》になることで、1枚で実質的に相手の盤面上のカード全てに対して単体除去効果を出せるPモンスター。 特にP効果の方は《スキルドレイン》や《センサー万別》のようなモンスターに対するメタとなる永続カードに対して、モンスターゾーンに出さずにモンスターで対応できるためその汎用性は高いと言えます。 Pスケールも7と汎用的なP効果・モンスター効果を持つPモンスターとしては上出来で、サーチ体制に関しても「デーモン」なので《トリック・デーモン》に、下級悪魔族なので《ソウル・リゾネーター》に、光属性の悪魔族なので《刻まれし魔の詠聖》に対応しているという厚さになっているのも優れていますね。 |
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Super Normal ▶︎ デッキ |
9 | JP406 | No.41 泥睡魔獣バグースカ |
攻撃表示の効果も守備表示の効果も強いイカした汎用ランク4Xモンスターで、特に守備表示の時に発揮する効果の拘束力の高さから最強の汎用ランク4Xとしても名高いカードです。 相手の動きを鈍らせる守備表示の時の守りの効果が注目されがちですが、汎用ランク4で2100打点で破壊&対象耐性は普通に破格である。 11期に入ってから自爆する前に単独でヴェスペネイトに、起き抜けの攻撃後にアーゼウスに変換できるようになったのでさらに使い勝手が向上した。 |
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Super Normal ▶︎ デッキ |
10 | JP407 | 餅カエル 禁止 |
パーフェクトカウンター&ハイパーアブダクションというデタラメのような組み合わせの効果を持つXモンスター。 よくX素材を使う方の効果の設定を間違えてない?と言われてしまう、鏡餅をモデルとしたおめでたいカエルさんです。 バハシャから出てくる上に攻撃力も当たり前のように2000を超えており、バハシャの素材に縛りがなかったら一体どうなっていたのだろうと思うと震えが止まらない。 新ルールでさすがに無制限から制限に戻ったものの、自身の効果でエクストラデッキに戻すことができるため、バハシャが生き残っていればおかわりすることも可能です。 自身を墓地に送って効果を発動する場合には墓穴を踏んでしまうことや、裂け目やマクロに対しては相手が後出ししてきても弱いことだけが唯一の良心と言えるだろう。 逆に言えば、それはスキドレやらには強いということになるので困りものである。 |
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Super Normal ▶︎ デッキ |
10 | JP408 | 真炎の爆発 |
墓地からの特殊召喚が可能な炎属性モンスターなら守備力200であることは絶対的なステータスとなる、それを確立した通常魔法。 これまでもパウンとかヘルドッグといった関連する効果は存在していましたが、これはそんなものの比じゃないです。 墓地の準備こそ必要ですが、最大5体蘇生、モンスター効果の無効や攻撃宣言できないデメリット、特殊召喚に関する制限や名称ターン1すらも一切ないというデタラメな蘇生札で、デッキや状況によっては禁止カードであるソルチャをも凌ぐ性能となります。 エンドフェイズに除外とか言われましても、発動後に罠カードで結界像とかパキケ出されたり、虚無とか開かれない限り1体残らず特殊召喚のための素材に使いますんで関係ないですがなっていう…。 これが炎族じゃなくて炎属性というのがなんともまたという感じで、対応するのが炎族なら間違いなく種族の鉄板サポートとなるカードだったのですが、実際には炎属性というより広い方向に強い効果が与えられてしまう辺り、炎族の不遇さを逆に感じてしまう1枚でもありますね。 このカードの登場以降、炎属性モンスターは意図して守備力200に設定されたり、それを避けていると思われるような動きも見られます。 |
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Super Normal ▶︎ デッキ |
10 | JP409 | 化石調査 |
第6期に恐竜族にもたらされた恐竜族の《増援》で、6期のカードということで当然名称ターン1などなく、サーチ範囲も《増援》がレベル4以下だったのに対し、こちらはレベル6以下にまで拡張している。 当時それほど強い種族でなかった恐竜族だからこそ与えられたカードだったのだが、9期最後のストラクR以降恐竜族は種族として爆発的に強くなり、一時期は準制限にも指定されていました。 制限カードであるオヴィを初動に引き寄せる確率をアップするというだけでも貴重なカードでしたが、いつの間にかオヴィは制限解除され、さらには第2の種族のサーチ魔法となる《グラウンド・ゼノ》というカードまで登場しています。 この種族やテーマにはこれがあるからアレの規制が解かれることやこういう新規が来ることはない、というような理論はやはり現在では存在しないようです。 |
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Super Normal ▶︎ デッキ |
4 | JP410 | エクシーズ・ユニバース |
お互いの場からXモンスター2体を対象に発動し、それらのXモンスターを墓地に送り、そのランクの合計と同じランクまたは1つ低いランクの「No.」Xモンスター以外のXモンスターをEXデッキから特殊召喚し、このカードがそのXモンスターのX素材となる効果を持つ罠カード。 ランク4X合戦が行われていた在りし日の環境ならともかく、これを相手のXモンスター2体だけで行うというのは15枚という上限のあるEXデッキの構築からしても現在では至難の業なので、墓地に送るXモンスター2体とそれらから特殊召喚されるモンスターは基本的に自ら用意することになるでしょう。 発動したターンに相手が一切のダメージを受けなくなるデメリットがありますが、罠カードなので相手ターンに発動すればこれを実質的に踏み倒すことは難しくなく、特殊召喚するXモンスターも相手ターンに効果を発動・適用できるものを選べればなお良く、まともに出すには厄介な素材指定もこの効果による特殊召喚なら全て無視することができます。 ただし「No.」Xモンスターは特殊召喚できないことと、X召喚扱いではないのでそれが条件となっている効果は使えないことには注意したい。 X召喚版の《超融合》的な雰囲気を出していますが、まあお察しの通りその全てがあちらには遠く及ばない性能という感じですね。 |
※「*」付きのカードは「評価投稿済み」を表します。
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