無人有機再生修理

killky
「効果は壊れた無人有機モンスターを修理、リサイクルするイメージとした①とその①を使って効率よく生産活動（相手フィールドや墓地＝田畑のイメージ、ドロー＝収穫物）をイメージとした②という感じです」(2021-09-24 00:07)

信天翁
「②「同じ数になるように」とは、例えば１つ取り除いて発動して処理時に相手のフィールド・墓地にそれぞれ３枚ずつ存在したらどう戻せばいいのか　「フィールド・墓地が合計１枚になるまで戻す」=５枚戻すのか、「フィールド・墓地それぞれに関して１枚になるまで戻す」=４枚戻すのか、「フィールド・墓地それぞれに関して１枚ずつ戻す」=２枚戻すのか、「フィールド・墓地から合計１枚戻す」=１枚戻すのか不明瞭

それはそれとして②の効果が凶悪を極めている。ドローを許すとはいえ「『対象を取らない』『複数枚の』『フィールド・墓地の』『デッキバウンス』を『好きなタイミングで』かつ『毎ターン』『リソース消費なしに』行えるカード」であり、ディノミやらパニッシュメントやらの「『対象を取る』『１枚のみの』『フィールドのみの』『除外or破壊』を『１回だけ』行えるカード」とは比べ物にならない強さ。前述の通常罠はモンスターや表側表示のカードのみが除去範囲なのに対しこちらは魔法・罠や裏側のカードもデッキに戻す事ができ対応力が高すぎる。「メインデッキに」と書いてあるのでEXデッキに戻した分は相手のドローにならないと考えると相手がかわいそうに思える。
３つ取り除いて相手フィールドの表側１枚対象、デッキバウンス+１ドローさせる…くらいに②を収めておけば良かったかもしれない。
再生の名を冠しているにも関わらず②でやっていることが殆ど環境破壊なのもまずい。

①の効果は使いやすそうな良い効果だった。

《バランス：２》《独創性：３》《表現度：２》《明解度：３》《合計：１０》」(2021-09-24 01:33)

幽騎
「大分辛口評価になります。ごめんなさい。
《バランス：１》既に述べられていますが②の効果がかなりヤバいです。機然惑星オーガネットとかのように充填カウンターの溜まりやすいカードが多い上に、対象をとらない複数体のデッキバウンスは強すぎる。一応ドローさせることになりますが相手からすれば自分の布陣をバラバラにされた上にドローで巻き返せる保障もなく、さらにＥＸデッキに戻せばドローすらできない。加えて罠カードなので相手ターンでも発動できるという凶悪さ。信天翁さんの通り、３つ取り除いて１体バウンス、ならまだ許されたかも。自分ならドローをさせない代わりに発動タイミングをメインフェイズのみに限定させますね。
《独創性：４》②の効果に類似するカードとして「時械神ガブリオン」が存在し、それを連想させる効果だったため。①の効果もそこまで珍しいものではないためこの点数にしました。
《表現度：３》デッキバウンスが「再生修理」の枠を大幅に超えていると感じます。このカード名にするならそもそも相手への妨害要素はない方がいいかもしれません。
《明解度：４》多少の表現のゆらぎは気になりますが、大方わかりやすいテキストではあるため。
《合計：１２》」(2021-09-24 06:51)

szmt
「《バランス：1》
《独創性：3》
《表現度：3》
《明解度：2》
《合計：9》
だいぶ辛口になりました。
バランスは１です。①は優秀なリクルート効果ですが、レベル２、５、７のモンスターが現状存在しないので見た目に反してかなりリクルート範囲は狭いです。
問題は②。すでに他の方がおっしゃっているようにフリーチェーンでフィールドのカードを対象を取らずにバウンスできる効果の時点で優秀。デメリットであろうドロー効果も、現在の環境はEXモンスターが跋扈している為対象がEXモンスターのみということも珍しくなく、デメリットがないに等しいです。
テキストが非常に分かりづらいが、もし仮にフィールドのカードの数が取り除いた数と同じになるようなら……まさか。
一番の問題点は自分以外の充填カウンターを好きに使えるという点だと思います。ガレージやオーガネットといった充填カウンターを多く乗せるカードもあり、またピュリファカリスという優秀な相棒も存在する。①の効果で1つしか載せられないので、まだ自身のカウンターを取り除く、だけでもカードパワーは抑えられたと思います。

独創性は3です。
すでにガレージやファクトリーといった工場的なカードが登場しており、再生修理というカードはそれらに被っていると思います。効果自体もレベル１差のモンスターをリクルートという効果は新風の空牙団や双天の転身に見られます（下か上どちらか片方だけならもっといます）。

表現度は3です。
「再生修理」という名前で永続カードという点にまず違和感を感じました。既存とかぶりますが、永続なら「再生工場」「修理工場」という名前にすべきだと思います。また、再生修理という名前にも関わらず相手の場を荒らす効果とデッキからのリクルートを行う効果を持っているのに関しても違和感があります。テーマとのかみ合いは悪いですが墓地からの蘇生で十分だと思います。

明解度は2です。
①の効果は「墓地の「無人有機」モンスター１体を対象として発動できる。そのカードをデッキに戻し、そのモンスターよりレベルが１つ高い、またはレベルが１つ低い「無人有機」モンスター１体をデッキから特殊召喚する。」とすれば分かりやすいと思います。
問題は②。フィールドに置かれた、は「自分フィールドの充填カウンターを」にすべきですし、「取り除いた数と同じ数になるように」というテキストは「取り除いた数と何が同じ数？」という分かりにくさがあります。パッと見「相手フィールドのカードが取り除いたカウンターの数と同じになるように」と解釈できてしまいます。
「取り除いた数まで相手フィールド・墓地のカードを選び、デッキに戻す。その後、メインデッキに戻したカードの数だけ相手はドローする」のほうがすっきりします。カードパワーの問題はおいといて。

総評：②があまりにもオーバーパワーですし、フレイバーとあまりあっていないような気もします。」(2021-09-24 08:32)