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騎士団の真実

青眼の使徒さん の作成したオリジナルカードです。


騎士団の真実
種類・種族 カテゴリー名
- アシリア
属性 レベル 攻撃力 守備力
- - - -
このカード名はルール上「パラディウム」カード及び「アシリア」カードとしても扱う。このカード名の効果はデュエル中に1度しか発動できない。①:自分のEXデッキの表側表示のPモンスターが5種類以上存在する場合に発動できる。お互いはそれぞれ手札が6枚になるようドローし、お互いに相手の手札を確認する。手札のモンスターのレベルの合計が高いプレイヤーはそのレベルの数×300LPを回復し、レベルの合計が低いプレイヤーはそのレベルの数×300のダメージを受ける。この効果の発動後、次のターン終了時まで自分はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
作者 作成日時
青眼の使徒さん 2020/01/19 0:42



青眼の使徒
「全ての竜装騎師は倒れ、修道騎士団の戦力はほぼ壊滅した。
聖都を取り囲むアシリアの魔導機軍団は聖都内部への侵攻を開始する。繁栄を極めた聖都の町は突入した無数の魔導機兵によって蹂躙され、かつて修道騎士と神聖竜達が飛び回った空にはアッシュが新たに完成させた魔導機竜50体が我が物顔で飛翔している。
そしてアッシュ自身は聖都の地下にある古代兵器が設置されている地下広間へとやって来た。

アッシュ「我が作ったこの兵器を、我に従わなかった元老院が所有するなど腹立たしくて仕方がなかったが、遂にこいつも我の手に戻ったわけだ」

そんなアッシュの前に立ち塞がったのは、修道院院長にして修道大司祭、この戦争では後方任務全般を受け持ち、騎士達のバックアップに専念していたアナスタシアだった。
単体での戦闘能力は皆無と言っていいアナスタシアだが、倒れていった騎士達のためにもと剣を握りアッシュと戦う姿勢を示す。

アッシュ「勝てぬと分かりながらも、我と戦うか?愚か極まりないが、その勇気は褒めてやる。故に教えてやろう。我が修道騎士団を作った理由をな」

そう言ってアッシュは語り始めた。
率直に言えば、修道騎士団とはそもそもアッシュことアシュリナ自身が聖都の支配者となるための武力として創設したものだった。当時はまだ組織立った軍隊を持たない聖都を守るための武力の必要性を元老院に説き、アッシュは修道騎士団を創設した。そしてアシュリナは長年苦楽を共にしてきた、後に太古の神聖竜と呼ばれるドラゴンと共に騎士団の増強に着手する。
それと同時に、戦争時などの非常事態には修道騎士団に聖都の全権を委ねる最高命令権法案を元老院に提出。多額の賄賂や魔法にある暗示を駆使して議員を取り込み、時間を掛けてその法案を可決させ、アシュリナは合法的に聖都の支配権を確立するための準備を整えていった。
そして遂に最高命令権を行使する絶好の機会となる戦争が始まった。
アシュリナは最高命令権発動を宣言し、元老院の掌握に乗り出した。しかし、これに危機感を感じた一部の議員が反発し、最高命令権発動の拒否を命じる。
最高命令権発動には元老院の承認も不可欠なのだが、アシュリナは目的達成を目前にして焦ってしまい、力付くで元老院を制圧する暴挙に出た。
この行為には太古の神聖竜も疑念を抱き、これ以降、彼女とは距離を置くようになり、最後には良心を痛めて元老院側に寝返った配下の騎士によって暗殺された。
アシュリナの死後、騎士団は元老院によって解体の危機に陥るも、謙虚さと禁欲を旨として全てを聖都と聖都の民に捧げるという姿勢を示す事で、これを何とか回避した。
以後、修道騎士団は2000年もの間、聖都を守る守護者として民の尊敬を集める存在となった。

一方、アシュリナは死の直前、自らの身体に転生魔導術を掛ける事で肉体は滅びるも、魂だけはこの世に残り続け、何世代にも渡って転生を繰り返しながら、力を蓄えつつ、元老院と自分を裏切った騎士団に復讐する機会を窺っていた。


というわけで、アッシュと修道騎士団の過去について、かなりの長文で申し訳ありませんが、書かせてもらいました。
配下の魔導機が全て意思の無い人形となっているのも、部下に裏切られた過去から人は信用できないというある意味、疑心暗鬼になっているという理由もあります。
まあ尤もアシュリナも部下達を騙して、自分が権力を握るための道具に利用していたので自業自得ですが。

このカードはカードの内容がアッシュと修道騎士団の双方に関係があるので、両方のテーマに属するという位置付けのカードにしました。
効果はギャンブル要素と誓約が付いた(アニメ効果版の)天よりの宝札というイメージで作っています。
修道騎士団はあまり高レベルモンスターがいないので、バーンダメージを受けるのを覚悟になりますが、最悪手札1枚でも最低限の動きはできるテーマなので、できる事をやった後にこのカードを出して手札を補充。というのでも良いかなと思います。
アシリアはレベル7のモンスターが2種類おり、またこの後出したいと思っている新たなLVモンスターがいるので、あまり安心はできませんが、回復の方が適用できる可能性はまだある方かなと思います。
(2020-01-19 00:42)

Hakusi
「ギャブル性が高いですが仮に先行で使えたなら相手は1枚ドローのこちらが6枚ドローなんて状況も作れますね。Pモンスターならなんでもいいので現代だとなんだか成立させられそうで怖い。サーチ手段さえあればピークした状態で相手にターンを返すという。


なるほど、転生系だったわけか。2000年越しの復讐劇だった訳ですね。これまで彼(彼女?)の起源が一貫していましたがこの最大の盛り上がりのなか終局にどんなものが待ち受けているのかが楽しみですね。」(2020-01-19 01:03)

サンパイ
「先行で大量ドローし、一時休戦あたりでデメリットを踏み倒すのが無難ですかね。次のターン終了時までモンスターの召喚等ができなくなるので、盤面はしっかりしておきたい。」(2020-01-19 05:09)

青眼の使徒
「Hakusiさん、コメントありがとうございます。
先攻で使えれば、自分だけが大量ドローができちゃいますねww」(2020-01-19 09:46)

青眼の使徒
「サンパイさん、コメントありがとうございます。
盤面をしっかり整えた後でこのカードを使えれば、デメリットはあまり気にしなくてもいいですからね。しっかり整えた上で発動するのがベストですね。」(2020-01-19 10:03)


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