夢幻鏡界ーゲットロスト

Hakusi
「それは消えゆく世界、その存在がまるで意味がないものだったかのように全てが最後に送られる世界の果てとも言うべき場所。存在が虚ろなものから完全に無くなるような世界。

少女
「なにここ、色んなものでできた山が沢山ある！」
少女（鏡）
「ってなんでそんなに嬉しそうなのよ。これはぜんぶガラクっ…」
少女
「だってこんなになさたくさんのもの見るの初めてなんだもん。」

少女はそこで初めて異変に気づいた。それは、過去の少女がその顔に苦痛と寂しさを滲ませていたからだ。

少女
「ねぇ急にどうしたの？すごく辛そう。」
少女（鏡）
「もう…無理そうね…」
少女
「なにが無理なの？大丈夫なの？」

過去の少女は苦痛を押し殺して少女に告げる、

少女（鏡）
「私はね、もうすぐ消えるの。本当はもう少し平気だと思ったけど、こんなところに来ちゃったから自分を保っていられない」
少女
「じゃあ早くここからでよ、そうすれば…」

少女が言い終わる前に過去の少女はつづける。

少女（鏡）
「どの道もう無理なの…これ以上はこのまま私が居続けてもあなたの過去がすり減っていくだけ。」
少女
「そんな事言わないでよ、過去の自分なんてなくてもわたしはあなたに一緒にいて欲しいの。」

少女はこの世界で初めて涙をながした。それは、どこまでも純粋な思いの結晶だった。

神（？）
「随分と面白いことになっているわね。」
神（？）
「あっ、」
2人を隠れみていたものは空から落ちる。


少女（鏡）
「ほんとに、バカなんだから。あなたはそれでいいかもしれないけど、私がは…」

自らの存在を必死に保ちながら過去の少女は言葉を紡ぐ。

少女（鏡）
「私は、ただの記憶ですもの、そんな私があなたに迷惑をかける訳にはいかないでしょ。」

過去の少女はぎこちない笑顔を作り少女へ向けた。

少女
「ｸﾞｽﾝ」
少女（鏡）
「泣くんじゃないわよ、それに私はあなたと別れるわけじゃない。あなたの中に帰るの、そうすればあなたは過去を取り戻して、この世界で私と一緒に消えなくてよくなる。」
少女
「……」

過去の少女の言葉に少女は自らを思っていてくれていた目の前の過去の少女にどんなことをしてでも応えなければいけない。そう思った。

少女
「……わかった…」
少女（鏡）
「それでいいの、それで…私はもうあなたの前には姿を表せないけどずっとあなたと一緒……だから、ｸﾞｽﾝ」

過去の少女は涙を堪えきれず少女へ抱きつきながら嗚咽を漏らす。

少女
「ありがとね。今まで、私を守ってくれて、心配してくれて、ほんとうにありがとう。」
少女（鏡）
「まったく、ｸﾞｽﾝ最後まで手がかかるわね…あなたは私がいなくなったあとは、自分のことは自分どうにかしなさいよ。」

それが少女と過去の少女の最後の会話になった。過去の少女は少女の中へと溶け込むようにその存在を消した。後に残ったものは、過去を取り戻してた少女と、少女に過去を与えたあるひとりの少女の思いだけだった。

少女
「ありがとう。こんなにな私を思ってくれていたんだね…」



神（？）
「うっかり身体の1部を落としちゃったけどなかなかいい余興が見れたは、それだけで良しとしましょう。」
神（？）
「……せっかくだから私の1部はこのままあの世界に置いておこうかしらね。どのみちあの程度のもののために力をムダ使いできないもの。」


過去を取り戻した少女はそのうちに新たに秘められた思いを強く握り締め世界を変えたものを目指し、歩みを進める。」(2020-01-08 18:43)

カンベイ
「これは①のテキストがわかりにくいですね。恐らく、そのモンスターと同名モンスターが他に場か墓地にあると効果が無効化されるという事なのでしょうが、見切りの極意の裁定からも分かるように、自分自身もその「同名カード」としてカウントするので、この書き方だとフィールド・墓地の全てのモンスターの効果が無効化される書き方になります。

よって、「フィールド・墓地に同名モンスターが２体以上存在するフィールド・墓地のモンスターの効果は無効化される」とすべきですね。」(2020-01-08 19:40)

Hakusi
「＞カンベイさんコメントありがとうございます。

私の誤字で効果を誤解して解釈させてしまい申し訳ありません。せっかく訂正書いていただきましたが。

①:心象カウンターが置かれたこのカードがフィールド存在する限り、お互いフィールドの墓地に同名カードが存在するモンスターの効果は無効化される。

効果範囲はお互いのフィールド
効果の適用は墓地に同名カードが存在しないかを参照して決定されます。

これでも少しテキストとして不備があるかもしれませんが「フィールド・墓地に同名モンスターが２体以上存在するフィールド・墓地のモンスターの効果は無効化される。」というようなフィールド・墓地の2箇所から同名モンスターが存在しないか参照するのではなく。墓地に同名モンスターが存在していないかを参照する効果です」(2020-01-08 20:07)

カンベイ
「なるほど、「同名カードが墓地に存在するフィールドのモンスター」という事だったんですね。説明ありがとうございました。」(2020-01-08 20:14)

風鼠
「なんか泣ける（

複数枚積む必要のある展開用やキーモンスターなどには非常に刺さるカード。
即時に効果が発動するタイプではなく、ターンが過ぎるほど徐々に存在感を増していくタイプ。」(2020-01-08 21:01)

Hakusi
「＞カンベイさんコメントありがとうございます。

その表記だ！！！まさにそれが1番ピッタリです。テキストの書き方もっと勉強しますm(*_ _)m」(2020-01-08 21:21)

Hakusi
「＞風鼠さんコメントありがとうございます。


相手のデッキを破壊する系のカードと組み合わせると相手の展開をかなり抑えることができます。

彼女の旅はいよいよ佳境となります」(2020-01-08 21:23)

青眼の使徒
「序盤ならまだしも墓地が肥えてきた終盤にこのカードが来ると、3積み必須の優秀な下級を中心に封じられるカードが増えそうですね。」(2020-01-08 22:25)

Hakusi
「＞青眼の使徒さんコメントありがとうございます。

後半に貼っておけば１回盤面を崩したあ再展開されるとゆう恒例の行儀を起こさせなく出来ますね。」(2020-01-08 22:37)

ねいる
「複数枚必須のカードへの刺さり具合が強烈ですね。普段は恩恵を受けやすい墓地肥やしカードが非常に厄介になってきそうです。特に「転生炎獣」やアンデット族のようなデッキはこのカードだけで強みを完全に潰されてしまうので、「無限鏡」の中でも特にメタっぷりが強力なカードのように思います。」(2020-01-08 23:14)

Hakusi
「＞ねいるさんコメントありがとうございます。

そうですね。適用範囲と直接せいとしては夢幻鏡でも高い位置の妨害を可能にしてくれます。初動が強く立て直しかま早いデッキなど相手にはかなり刺さりますね。」(2020-01-09 00:21)