ＢＭ・グリスブリザード

九十九桐花
「【激凍心火！グリスブリザード！ガキガキガキガキガッキーン！】
　
心火を燃やしてぶっ潰す！を決め台詞とする猿渡一海が変身する仮面ライダーを基にした「ベストマッチ」水属性・戦士族レベル７特殊召喚・ペンデュラムモンスター。
　
「ＢＭ・ビルドドライバー」によって「ＢＭ・グリス」を墓地に送った場合にのみ特殊召喚できる効果外テキスト。フィールドから離れる場合に裏側表示で除外されるルール効果。魔法・罠・効果モンスターの発動を無効にする誘発即時効果。自身がバトルを行う攻撃宣言時に相手フィールドの表側表示のカードの効果を無効にする誘発効果。ベストマッチシンクロモンスターが特殊召喚された場合に攻撃力をアップし自身をデッキに戻すペンデュラム効果を持つ。
　
ペンデュラム効果はベストマッチシンクロモンスターの強化を行い、自身をデッキに戻す効果。デッキにいなければ特殊召喚できないこのカードが手札に来た際に使用することになる。「ＢＭ・ビルドドライバー」が発動できる状態で、「ＢＭ・グリス」のＳ召喚に合わせればそのままこのカードの特殊召喚に繋げられる。ベストマッチでしか攻撃できず、直接攻撃も封じる残存効果がある為、注意が必要。
　
①の効果はフィールドから離れる場合に裏側表示で除外される効果。裏側表示のこのカードを戦線に復帰させる事は基本的に不可能なので注意しよう。
②の効果は魔法・罠・モンスター効果の発動無効効果。ノーコストで使用できる扱いやすいものであり、「ＢＭ・グリス」よりも範囲が広くなっている。
③の効果は自身が戦闘を行う攻撃宣言時に相手フィールドの表側表示のカードの効果を全て無効にするもの。破壊耐性や身代わりをある程度無視出来るため、戦闘に強い。
　
●総評して進化前の「ＢＭ・グリス」よりかなり攻撃的な性能となっている。しかし、その代わりとして利便性の高い蘇生効果は失われ、一度除去されれば再利用はほぼ不可能である為扱いにくくなっているのも事実。使いどころは慎重に見極めたい。
●このカードの②の効果で無効にできない効果の例は以下の通り。
・カウンター罠（スペルスピードの関係で不可能）。
・永続効果を始めとしたチェーンブロックを作らない効果。
・「無効化されない」「発動に対して効果モンスターの効果を発動できない」「発動に対してチェーンできない」と特記されているカード。
・「直前のチェーンブロック」ではない効果。
　
●カード名の元ネタ：原作「仮面ライダービルド」において猿渡一海/仮面ライダーグリスがプロトタイプのビルドドライバーとグリスブリザードナックル、北都三羽ガラスのデータを取り込んだノースブリザードフルボトルを用いて変身した姿。桐生戦兎/仮面ライダービルドからは「変身すればハザードレベルの急激な上昇によって消滅する」と警告されていたが、グリスは決死の覚悟でグリスブリザードへと変身し、最期の闘いに臨んだ。
●効果の元ネタ：グリスブリザードはグリスブリザードナックルや左腕のパワーアーム「GBZデモリションワン」を利用したパンチで敵を凍らせ、粉砕することが可能であることからバトルの際に相手の動きを封じる効果。「vs擬態三羽カラス」戦の後に命を落とした事から裏側表示で除外される効果となった。」(2019-08-20 22:06)