[11]ヴァイルス・アドミ

にしん
「今回のは主に現実世界とデジタル世界を繋ぐ、オンラインゲームでいう「プレイヤー」を担当するヴァイルス。主に現実世界から受けた指示をウイルスへ伝えたり命令する役として動く。

ファイルを持つことができるので、姿かたちは「ヴァイルス・アクト」に似ているが、こちらは手動で動くことができる。感染、侵食、戦闘能力はないものの、現実世界から命令やファイルを送り込んで様々なことができるものの、わざわざこのヴァイルスを経由するかは後程。

３の除外された時の効果の記述が「除外された時に」になっているのは、最初に使わないとタイミングを逃して発動できないようにするためです。

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　セキュリティアの剣を吸収し、自らの武器にした黒い炎のヴァイルス。それを利用してデジタリアたちへ攻撃しようとした時、どこからか「声」が聞こえた。それを聞いたそのヴァイルスの動きはピタリと止まった。

セキュリティア「・・・止まった？」
スキャナー「なんで止まったんだ・・・？」
リンクヴルム「あれ」

リンクヴルムが指を差したデータの木から１匹の小型のヴァイルスが現れた。

セキュリティア「新しい個体か。スキャナー」
スキャナー「はい！・・・あれ、これ、ウイルスじゃない・・・？」

突然現れた小型のヴァイルスから、映像のようなものが出る。マイク付きヘッドホンを付けたシルエットが映し出される。

？？？「ーーー」
セキュリティア「何言ってるんだ？」
スキャナー「どうやら言語が違うようですね・・・外の世界の言語のようです」
？？？「おっと、言語が違ったかね。そうかそうか・・・君たちが「妖精」・・・こっちは「デジタリア」だね。うんうん、その様子じゃ、この言語で合っているようだ」
リンクヴルム「お前は何者だ」
？？？「君たちに名乗る名前はない。これから君たちは、私の研究材料になるからね。この何もない隔離テストサーバーに「バグ」の方が住んでくれてよかったよ」
プリムハート「！！」
？？？「そうそう、君だよ。おお・・・実際に画面越しに見ると、なかなかかわいい姿をしているんだね。ふふふ、これは研究が捗るよ。これだけかわいいなら、君だけじーっくりと、しっかりと、隅々まで「研究」してあげるからねぇ～」
プリムハート「っ・・・！」

不気味な声から発せられたねっとりした不快な言葉にプリムハートは再び恐怖する。その後、小型のヴァイルスからプログラム言語が浮かび上がり、黒い炎のヴァイルスが消えた。

セキュリティア「待てっ！」
スキャナー「いや、「ファイル化」しています。倒すならこいつを！」
？？？「まあまあそう焦るな。ふむ、デジタリアの方はやっぱり別のサーバーから来たようだ。ここは一つ・・・ぶちっとな」

謎の声の「ぶちっとな」という声と共に、デジタリアたちが何かを感じ取った。

リンクヴルム「通信を・・・切ったのか」
セキュリティア「なんてことを・・・これでは帰れないぞ！戻せ！」
？？？「私の本格的な「研究」はもうじき始まる。それまでゆーーーっくりと、待っててね、「妖精」ちゃんたち♪」

そして小型のヴァイルスも消えた。

プリムハート「ど、どうしよ・・・」
セキュリティア「通信が切断されたんだ。ならここで戦うしかない。サーバーといえど、完全に破壊されなければ生きることができる。幸い、こっちもかなりの戦力を連れてきたからな」
リンクヴルム「拠点が欲しい」
プリムハート「わたし・・・やっぱりとんでもない場所に城を・・・っ」
リンクヴルム「今は気にするな。これからの事を考えよう。我々がいる。アリスの為に、なんでもする、なんとかできる」
セキュリティア「そうだな。その為に大型の奴の対抗策も考えたいしな。拠点が欲しい」
プリムハート「・・・わかった。わたしの城に案内する」」(2018-05-03 06:00)

にしん
「なお、「ヴァイルス・クリエ」でプリムハートがこの世界の事をウイルス発信サーバーと予測していましたが、ここでサーバー主の登場によってその予想が違ったことになります。はたして彼はどんな研究をするのか・・・次回、そのサーバー主を投稿します。

p.s.今日からネット環境がない実家へと行きますので、投稿は２～３日後になる予定です。」(2018-05-03 06:05)

ランペル
「新規小型ヴァイルスはいわゆる伝令役。イラストは通信を受けてファイル整理してる感じかな。プレイヤーの命令など各種をヴァイルスへと伝える役割を持ち、直接的な戦闘能力、感染や侵食する力は持たないものの、ファイルの保持が可能なため、保持しているファイルからエクスヴァイルスを展開するようなことができそうで、間接的に強そうで戦うとすると相手が悪そうな感じがしますですね。

Ｄｒ．Ｖが存在する場合にＳＳができ、召喚・ＳＳ時にデッキトップ１枚除外する効果。そして、①でＳＳした場合には追加で２枚の除外ができるため計３枚の除外と除外肥やし能力もなかなか。そして、ヴァイルスカードによって除外されれば、Ｄｒ．Ｖのリクルートが可能！さらに、ヴァイルス魔法・罠のサーチもできると非常に強力！しかしながら、発動後は他の除外されたヴァイルスの効果を使用できなくなるので、できるだけ除外は最後の方にしたい所。Ｄｒ．Ｖの有無で扱いやすさは変わりますが、総合的に見てもかなり優秀な存在。Ｄｒ．Ｖはヴァイルスをこの世界に送り込んだ研究者ポジとストーリーから察し。性能面も気になる所。
③の調整が完璧ですな！コンマイ語初期につまずく難点であるタイミングを逃す処理の時と場合を、今後はカード性能の調整に生かせたらな…とか考えはあれど分かりにくくなるし、何よりより調整が難しくなりそうで狙って使えないんですよね。調整目的で時を使うのはマジリスペクトっす！

バスターを自らの武器とし、デジタリアたちへと攻撃をしようとするヴァイルス。その瞬間どこからか声がし、ヴァイルスの動きが止まる。原因を止めたであろう原因の声はリンクヴルムが見つけ指さす先に。指出す方向のデータの期には小型ヴァイルスが１匹。スキャナーがすぐさま解析するも、まさかのウイルスじゃないとの返答が！？伝令役であれどヴァイルスなんだからウイルスかと思いましたが、よくよく考えれば感染性や侵食することもないんだから、はたから見てウイルスではないですよね（汗。
そして、そのヴァイルスから映像ぽいものが出て、そこにはマイク付きのヘッドホンを装着したシルエットが映し出されるとのこと…。ここはまんまイラストな雰囲気でしょうね。というか、イラストの状態がまんまこれなのかも知れぬな…。最初の部分は言語の違いで伝わらないものの、デジタリアの反応から即座に言語を合わせてくる所から、デジタリア側の言語は普通に向こうには理解できるものの様子。というか理解できるようにしているのか？（もしかしたら反応からなのかもしれないけどね。その者は妖精、デジタリア達を研究材料と呼び、そしてバグリア達の住む世界を隔離テストサーバーと…。研究対象であろうプリムハートへその者は明らかに嫌悪感が湧く感じで喋ってる…。その間に小型ヴァイルスアドミがバーニングルをファイル化して回収。状況を素早く理解し、アドミを破壊しようと動こうとすると、そのモニターに映る者の声と共にデジタリアとバグリアの世界を結ぶ通信部分が切断されてしまう…！これによってデジタリア本部との連携、連絡などは基本不能となってしまいますね。セキュリティアの戻せの声に耳も貸さず、小型のヴァイルスともども消える謎の人間…。
デジタリアもなかなかの戦力は連れてきていたことも幸いするが、とりあえず拠点となる場所が必要となります。そして、城の主であるプリムハートの住まう、城を拠点として活動することが決まったみたいですねぇ。今後はこのデジタリアとバグリアで手を組んでヴァイルスへと立ち向かっていくのですね！

敵勢力がただのウイルスじゃなくて、デジタル外の人間で動揺が隠せねぇ…。実質、アドミを起点としてヴァイルスは人間が操作すると思うので、かなり対抗するのは厳しいことが予想されますね…。同じ舞台に立っていない敵というのはそれだけで厄介…。今後の彼女たちの活躍に期待と同時に不安も高まりますねぇ～。」(2018-05-05 00:14)

にしん
「ランペルさんありがとうございます。悪役登場でそのＤｒ．Ｖの仮想世界でのアバターのようなものなのでウイルス判定が出なかったという感じ。

操作者もといアバターの外の人に関する効果。３の効果は強力だけど発動タイミングの問題と他除外ヴァイルスの制限というデメリットを入れました。コンマイ語って難しいですな(　果たして外の人間の実力とは・・・明日帰宅するので投稿します。」(2018-05-05 01:32)