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大魔覚醒

係さん の作成したオリジナルカードです。


大魔覚醒
種類・種族 カテゴリー名
- 魔王・ゼラ
属性 レベル 攻撃力 守備力
- - - -
「ゼラ」の降臨に必要。ルール上、このカード名は「ゼラの儀式」として扱う。①:自分の手札・フィールドから、レベルの合計が8以上になるようにモンスターをリリースし、墓地・EXデッキから「ゼラ」を儀式召喚する。②:自分フィールド・墓地に「ゼラ」が存在する場合、墓地のこのカードを除外し、以下の効果から1つ選択して発動できる。●デッキ・墓地から「ゼラ」1体をEXデッキに裏側表示で加えるまたは「ゼラの儀式」1枚をセットする。●デッキから「魔王・ゼラ」魔法・罠カード1枚をセットする。
作者 作成日時
係さん 2017/11/10 19:54




「【血を見よ。
智を見よ。
恥を見よ。
致を見よ。


地を見よ。】
《突如、私の頭中に流れ込んでくる異様な「声」。
思わず耳を塞ぎたくなるような、思わず目を伏せたくなるような、禍々しき「声」。

「おぉぉ・・・この『声』は・・・!かつて我を苦しめ続け、望まぬ非道を強いてきた、かの『声』ではあるまいか・・・!」

私は思い出した。魔王が自身の過去を私に告げた時の事を。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

「・ ・ ・ ・ ・ ・脳裏に響く禍々しき声よ、我が意識をかきむしり、気が触れんと思うほど」
「その声、止むことを知れず、永永無窮の如く我を苦しめ続けん」
「しかして、我はその声に屈服せり。我が身体はかの魔王の如く禍々しき姿に」

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
私と、魔王に囁かれる「声」はその言葉の意味を理解できずとも、含まれた感情は感じとれる、邪悪な意思が孕んだ呪詛であった。

「・・・退かぬ・・・負けぬぞ、我はッ!」
「たとえ貴様が『運命』だったとしても、二度と貴様の狂言に付き合うものか!」
「貴様が懲りず我を弄び、下らぬ稚戯を我に強いるなら・・・」
「この勇者の骸の前で、この首かっ切ってくれようぞッッ!!」

魔王の咆哮が魔城に響き渡る。
魔王の言う通り、仮に勇者も魔王もどちらもいなくなった場合、「運命」からは完全に外れる事になろう。

そして、その意思が届いたのか、頭で響いていた呪詛は気が付いた時には止んでいた。

「・ ・ ・ ・ ・ ・!」
「・・・おおぉ・・・これは、我は打ち勝ったのか!?」
「我は、『運命』を、神の意思を超えたのか・・・!?」


その時、床が、妖しき光を放つ。

「・ ・ ・ ・ ・ ・ッ!?」
「・・・こ、これは・・!?」
「我の・・・意識、が・・・ぁ・・・」》

サブストーリーは一応次回で殆ど締めて、最後にラストカードで総括りもといった感じになるかと。
①の効果は儀式召喚元が若干特殊な一方で他は割とオーソドックスな儀式魔法で、剣兵や精鋭、このカードの効果で「ゼラ」をEXデッキに加えましょう。
②の効果は片方は精鋭の③の効果と同じで、もう片方はアレクゼラスでチラッと登場した専用カードをセットします。いずれの効果もうららの妨害を許しません。」(2017-11-10 19:54)

にしん
「謎の声の主の目的とは、そして「魔王」はどうなる!?

儀式魔法だが特殊召喚元が墓地とEXデッキという特殊な場所からの儀式召喚。兵士たちによってEXデッキに「ゼラ」を加え、これで出すという手札儀式召喚より除去や腐りの心配が薄い。そして墓地発動によって後続やバックアップと運命を繰り返すかのような効果を持つ。

さてこの物語の真の「運命」はどうなる・・・」(2017-11-10 21:34)


「にしん さん、いつもコメントありがとうございます!

次回で物語も大分メドがたちますね。まぁ大体結末は予想できるでしょうけど、最後までお付き合い頂けたらと。

結構目立ちにくいですが、実はこのカードは「ゼラの儀式」扱いですので、槍兵等のサーチに対応しております。逆に、このテキストの関係上元の「ゼラの儀式」と含めて合計3枚しかデッキに入れられない点に注意ですね。
状況と準備に応じて元の「ゼラの儀式」かこのカードかを使い分けるのがベストかと。

この物語は「運命」がさも何か意思を持っている存在のように描かれますが、「運命」とは何なのか、改めて見つめ直すと薄気味悪い気分になるかも・・・?」(2017-11-11 19:16)

ランペル
「旅人の脳内へと禍々しき声が響く…。彼と同様魔王にもその声は聞こえているようで、魔王が魔王へと姿を変える際に聞こえたものと同様の声。この声というのが魔王へ差し向けられた運命だとでもいうのか…?
魔王はその声へと抗い、再び自らを弄ぼうものなら自らの首をかき切り、自害してやると自分の意思をしっかりと持ち謎の声に抗う…!魔王の咆哮は魔城全土に響き渡る壮絶なもの。この声だけ聞いた周囲の者達はさぞ恐怖に震えることでしょう…。その強い気持ちが届いたのかは分からないものの、例の謎の声…呪詛が鳴りやむ…。魔王が運命に打ち勝ったのか?と喜びに震える寸前、床から怪しき光が…!?魔王の意識が何者かによって薄れる…消される…塗り替えられる…意識がどうなっているのかは定かではありませんが、まだ運命は終わらない…。
運命に踊らされているかのような二人ではありますが、いったい運命ってなんなんでしょうね?(哲学)呪詛を放つ謎の声はいったい何なのだろうか…。この運命の輪はいったい何なのか…。

新たなるゼラ儀式!ゼラの儀式として扱うため、配下でのサーチはもちろん下準備でのサーチにも対応しているため優秀。生贄に捧げ、墓地かEXから儀式召喚を執り行うことができる効果で、もう1つはフィールド墓地にゼラが存在する際に墓地から除外することで、デッキ・墓地のゼラをEXに加えるか、ゼラの儀式のセットを行える効果。それかゼラ魔法・罠のセットが行えるというもの。
元の儀式魔法が儀式召喚しかできない代物で、カード名的に3枚しか積めないけれど、こちらの方が追加効果があるので採用数は多くなりそうですね。と、見せかけてこちらは手札からの儀式召喚ができないのに加えて、墓地効果は除外してしまうため儀式魔法自体の数がどんどん減っていってしまうためこのカード3枚を搭載というのは少し不安な気もしますね…。なので、採用数は用相談。」(2017-11-12 22:30)


「ランペル さん、いつも沢山のコメントありがとうございます!

既にご承知でしょうけど、この「声」は自身の復活のために魔王の輪廻を生み出し、魔王と勇者を利用した「邪神」の声。邪神はこれ以上の輪廻の継続は不可能と見切り、とりあえず現段階まで蓄積した魔力と因果をソースに自身の復活を果たす、と言った感じですね。
現魔王のこれほどの抵抗は邪神にとっても想定外で、本懐ではないものの仕方無く中断と言った感じですので、それだけ魔王の執念は凄まじいものと伺えます。

「運命」についてですが、少しネタばらしすると作中においてさも「運命」に意思が存在するように描写されますが、最終的にその「運命」の実態は判明されません。ですが、今回のお話のテーマないし根幹を理解するヒントとしては、「運命」が自身の人生を支配しているという想像が足掛かりになると思います。人間において大きな苦痛・苦悩の一つが「自身のして来た努力・忍耐が全て無駄になる」事である。例えば、ランペルさんが何かの大きな目標に対し全身全霊を賭けて努力した結果、達成できたもしくは達成に到らなかった、のどちらにおいても最初から「運命」によって決まっていたのなら、それまでに積み重ねてきた「自分の意思による努力」は何ら意味をなさなくなる。たとえ努力しようがしまいが結果は決まっていたのだから。私たち人間はその「運命」の存在を根源的に理解する事は不可能ですが、仮にそれを理解した時、降りかかる絶望は計り知れません。何故なら、その瞬間から自身の生きてきた人生は「自分の意思」によるものではなく「運命のモノ」となるから。

カード性能については仰る通り、一見オリジナルの上位互換に見えますが、実際の所は一長一短であり、こちらのカードが結構ピーキーですので安易にこちらを3積みするのは危険。
今回のカテゴリのコンセプトとして、ゼラを何度も儀式召喚する感じではなく、効果付与によりなるべく長く立たせ続け、準備が整い次第ゼラスの降臨を狙う感じですので、儀式魔法の総量はあんまり気にせず墓地除外効果を積極的に活用しても良いかもしれません。」(2017-11-13 18:18)


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