再誕の地

きがいぞく
「不滅拳士魔法カード３枚目。
「不滅拳士」魔法・罠カードに書いてるストーリーのラストを書いたら完成した文の文章量が「超重武者アタマオカ－Ｃ」になったでござる。

①の効果はシンプルに「不滅拳士」モンスターに対する攻守３００アップ効果。
ソロウ以外のレベル３「不滅拳士」が十分な火力のアタッカーになり、「不滅拳士 エグゼ」は攻撃力が２２００の強力アタッカーになる。
微量でも攻守両方全体強化ってのは嬉しい。

②の効果は毎ターン終了時デッキトップのカードを１枚墓地にポーイする効果。低速だが、確実に墓地が肥えてゆく。

③の効果はなんとカテゴリ専用おろ埋２発分の効果！しかし、発動は相手に破壊・除外された場合とかなり受動的。
この効果自体を目的にするより、この効果が存在することによって発生する相手への牽制を目的とするべき効果だろう。

ストーリーはもうちょっと内容を削って明日の昼にでもこのカードへのコメントとして投稿します。
」(2017-08-30 21:14)

にしん
「フランケンフィールド魔法。再誕の地ということはそこは施設じゃ(

単純なバフ効果に毎ターン終了時に墓地肥やしを兼ねるもの。そして相手によってフィールドから離れた場合に追撃の墓地肥やしをするもの。ぶっちゃけ２の効果目当てで墓地肥やし採用してもいいかなぐらいだが、やはり全フランケンの強化につなげたい。

３の効果は受動的すぎておまけっぽくなってる感ある(」(2017-08-31 01:26)

きがいぞく
「にしんさんコメントありがとうございます。

はい、再誕の地というのは飛行機が墜落したや(ry

破壊耐性的なものが欲しい……でも強すぎる耐性はダメだし、「不滅拳士」らしい要素も欲しい……
そういう考えでできたのが③の効果なので、完全に「効果の存在」が目的で「効果」はOMAKEです。

相手プレイヤーから見ると①と②の効果……特に②の効果は存在するだけでアドを少しずつ取っていく効果なので、とっとと破壊したい……しかし、③の効果が存在するせいで破壊・除外しても大きくアドを取られる。
③の効果の存在のおかげで中々対処に困るカードに仕上がってます。
除外対応ってのがまたいやらしい。
」(2017-08-31 08:21)

きがいぞく
「ストーリーは時系列的に「解剖融合」の後になっています。
・長いです
・人の腕がもげます
・〜〜博士が決闘者ばりの超速理解をしまくります。



戦場に向かう飛行機の中の一室にて、ピクリとも動かない１つのモノが鎮座していた。

室内にいる６人の人間のうち、武器を持った兵士達３人がそのモノを警戒するような目で見つめる中、まるで警戒する様子も無く他の３人が話し始める。

「〜〜社長、これがDREAM、SOUL、LOVEの３体をEXEと融合させ、作り出した新たなフランケン、『ARMS ONE』です」

「なるほどこれが……醜悪な見た目だな、もう少しどうにかならなかったのか？私が若い頃に見た映画の中のフランケンシュタインの怪物は、もう少し人間らしい見た目をしていたぞ」

「そりゃあ４体の人間と同質量のモノを１つに纏めたわけですからね、それで今やってるみたいにこんな中型飛行機で戦場まで運べるコンパクトさまで求められたなら臓器の１つや２つ、外に出てしまうのも仕方がないでしょうに。全て隠すことももちろんできますが、一回り大きくなってしまいますよ？まぁ、〜〜社長がそれでかまわないのでしたら……」

「やめろ、〜〜執刀主任。……すみません〜〜社長、どうも彼は皮肉屋な所がありまして」

「かまわんよ。見た目は醜悪だが、これほどの兵器を作り出してくれたんだ。多少の無礼には目をつぶろう……それで〜〜博士、コレは例の『魔法』をきちんと受け継いでいるのかね？」

「とりあえず、LOVEの超再生の力は受け継がれていることが確認されています。DREAMの生命を吸い取る力がどうかは『起動』しないと確認できませんが」

「ふむ、『起動』しなければ……ということは今は意識が無いというのか？君はDREAMどもを意識を残したまま分解し、貼り付けたと言ってなかったかね？」

「はい、DREAM達の意識は確かに今もあります。しかし、基盤となったEXEの意識は切ってあります。DREAM達はコレの身体に『魔法』を与え続ける為の装置みたいなものであって、身体を動かす脳の持ち主はEXEです。『起動』によりEXEの意識を活性化させなければ、コレが動くことは……」
「ッ！大変です！〜〜社長！この機体の速度がどんどん落ちていっています！」

操縦室から男の必死な声が聞こえる。焦りと驚愕を含んだ、叫ぶような声だ。
その声につられて、室内の６人は全員操縦室の方に顔を向ける。

「なに！？どういうことだ！エンジントラブルか！？」
「いえ！エンジンには異常無し、気圧、熱量、ともに異常は見当たりません！機体の損傷を示すランプの点灯も無く、ただただ速度と高度のみが減少しています！原因は完全に不明！」
「なんだと……いったい何が『ギャアああァぁ！？！？』ッ！」

５人の男が操縦室に向けていた顔を元の方向……先程まで見ていた方向に向けると、そこには手で何か干からびたモノを掲げている「ARMS ONE」がいた。
「ARMS ONE」は先程までピクリとも動いていなかったというのに、今は全身を心臓のようにバクバクと脈動させながら、その視線を干からびたモノから生きている人間達に向ける。

「あの手に掴まれているのは……まさかっ、〜〜執刀主任！？どういうことだ〜〜博士！『起動』しなければ動かないハズでは無かったのか！？」
「そんな！ありえない！EXEの意識は完全に無いはずだし、仮にEXEの意識があったとしても今まで私達に従順だったEXEが私達に危害を加えるなんて！」

『……痛かった』

「こ、声？……この話し方は……！」

『痛かった 痛かった お腹にないふ 痛かった』

「ARMS ONE」は……怪物は、手に持っていた生命を吸い尽くした〜〜執刀主任の亡骸を投げ捨てると、言葉をそう紡いだ。

「まさか、DREAM！？生命を吸収する力で、EXEから身体のコントロール権を……いや、EXE自体を取り込んだとでも！？」

「……こいつを撃ち殺せっ！！」

〜〜社長が３人の兵士に怪物の射殺を命じると、すぐに発砲音が轟く。

弾丸は怪物の身体にめり込み……直ぐに体内からハジき出される。

「潰れた細胞が超再生を起こして、弾丸を即座に体内から排出している……LOVEの超再生はここまでの速度じゃなかったし、DREAMの生命力の吸収だって傷口からしか、しかも吸い取った物質がきちんと原型をとどめるくらいしか生命力を吸えてなかったハズなのに……ヤツらの持っていた『魔法』が、強化されている！？」

『えぐぜお兄ちゃんに 酷いことした そうるにも らぶにも 酷いことした』

怪物がゆっくりと歩いて近づいてくる。

「〜〜博士！！何か策は無いのか！？銃が全く効いていない！」

「……そうだ、起動装置！！『ARMS ONE』には『起動』の為の電極が埋め込んであります！装置で送る電流を最大にまで引き上げれば、再生速度を上回る勢いでヤツを内部から損傷させることがっ！」

怪物が手を大きく振り、〜〜社長を掴む。

「ぐぅっ……や、やめろ！お前らが生まれてこれたのは、私のおかげで……アガあァァあぁ！？！」

「〜〜社長っ！……っく」

銃の発砲音を聴きながら〜〜博士は起動装置に向かって走る。
キーボードに指を叩きつけるようにして、流れる電流の量に関する設定を変更した。

『許せない ぜったいに 許せない』

装置から電流を送る為のコードの伸びた金属棒を取り外して〜〜博士が振り向くと、丁度怪物がこちらに歩き始めていた — 床に転がった５つの乾いたモノの間を通って。

(電極の位置は頭部。そこの近辺に当てなければ電流は発生しない！そして発生する電流を可能な限りヤツの体内に流す為には……口内！そこを狙うしかない！！)

怪物が片手を広げ〜〜博士を掴もうと薙ぎ払う。
〜〜博士は屈むことでその薙ぎ払いを間一髪で躱し……

「今っ、だぁ！！」

金属棒の先端を怪物の口の中に突っ込んだ。





何も、起きない。


「…………え？…何故？何故、電流が流れな」
『でもね もう 謝らなくていいよ』

怪物は口に入れられた金属棒を、手で大きく弾いてそう言った。
金属棒を強く握っていた〜〜博士の両腕が、いとも簡単に引きちぎられる。

「！あぁあああぁっ！？私のっ、私の腕がぁっ！あああ！？！しっ、死にたくない！死にたくない死にたくない死にたくない！頼む、助…」
『私が あなたたちみんな 殺すから』








— 〇〇社の飛行機が××山の山中へ墜落し、社長である〜〜氏を含む従業員の７名の死亡が確認されました。この墜落事故の原因は現時点では分かっておらず、専門家が原因を調べて… —
」(2017-08-31 12:25)

係
「人造生命兵器にまつわる一連の事件も終わりを迎える………。
嬉々として実験の成果を確かめんとする社長一行でありましたが、案の定実験体に八つ裂きにされちゃいましたね(汗ｗ。パニックホラーものよろしく悪人がサクサク死んでいきます。EXEは勿論の事、他の個体の意識は切ってあったハズが、ドリームの意識だけ覚醒したのはやはり精神力云々が関係しているのかしらね？
そしてドリームの生命力吸収魔法は生物のみならず、飛行機等の無機物の運動エネルギーまで吸収するのか………！

いずれにしても、今回の一件で実験体達は解放された訳ですが、その先に如何な進化が待ち受けているのか、恐ろしくも楽しみでありますね。

打点強化・墓地肥やしともに優秀ですが、③の効果の肥やしが強力ですので上手く狙っていきたい所。」(2017-08-31 17:18)

きがいぞく
「係さんコメントと、私の無駄に長い駄文を読んでくださりありがとうございます。

もう２度とこういう会話形式のストーリーは書きません。マジで長さがオカ－Ｃことに……。

飛行機の不調や起動装置の完全停止は詳細が不明だったSOULの「魔法」が原因ですね。作中では明示しませんでしたが(書くと長さが１.５倍くらいになるか〜〜博士の理解力が天元突破することになるので)。
「カードを１枚対象として無効化できる」付加効果がストーリー内では「視界内の機械類等の停止」となりました。
飛行機が減速程度で済んだのは視界内に飛行機全体が入っていたわけではないからですね。

カードの③の効果は中々狙って発動するのは難しいですが、確かに発動できれば強力ではありますね。
魔法・罠をガン伏せして「ハーピィの羽根箒」を使わざるを得ない状況とかにしてやりましょう。
「マジカルシルクハット」とかとコンボするのもいいかもしれません。
」(2017-08-31 19:36)