春告の神木様　－満開－

にしん
「護衛役のルカと妖精役の夜弥は、見事門番役のドルチェを完封し、儀式を行う神木様の御前へとやってきた。そこには、ドドルフ様とシド、そしてひらりがいた。

ドドルフ「よくぞ来た。神木様に認められし七賢者よ。・・・っと、堅くしてもあまり意味ないな」
ひらり「ドドルフよ、やっと成功しようとしている儀式の締めがそれでいいのじゃろうか・・・」
ドドルフ「・・・まぁ、ラルカ。そして妖精役よ。神木様に認められしその力、そして妖精と築いたその力、神木様の前で舞を踊り、力を注ぐがよい」

神木様の前に巨大な魔法陣が形成される。ルカと夜弥はその中央に立つ。

夜弥「お兄ちゃん、儀式・・・成功させなきゃ」
ルカ「あ、ああ・・・」

そして、春告の儀式の舞が始まる。それを見守るドドルフら、そしていつの間にかやってきた他の七賢者たち。・・・ドルチェだけは疲れ切ったのかミラの背中で寝ていた。

ミラ「やっと・・・成功するのだな」
ファナ「これでこの村は安泰ねー。記憶整理も捗るかも」
レミィ「これでもっと野菜育てられるよー」
ソウル「晴れの日が多くなりそうだな」

神木様の役割は七賢者たちの力を村に反映させるというもの。年に一度の儀式でその力を再増幅させるのだが、それは同時に神木様を一時的にコントロールすることで、中途半端な力では神木様をコントロールできないと共に、身を滅ぼす可能性がある。なので、門番役を決め、神木様を扱うにふさわしいかどうかを見極めている。

そして、舞が終わると同時にルカと夜弥から光が神木様に注がれる。そして・・・

ルカ「これが、神木様・・・」
夜弥「綺麗・・・」
ドドルフ「大成功、だな。これでしばらくは私も楽できそうだ」
ひらり「そうじゃな。儂も・・・むしろ御守りを求めに参拝客が増えそうじゃ」

普段は枯れ木の神木様が、二人の舞と力により花を咲かせた。それは、桜のような美しい花。それが、儀式で満開になった。それと同時に、森全体に、村全体に神木様の力が虹色の光となって染み渡る。

ドドルフ「おめでとう。そして、ありがとう。いや、それ以上かもしれない」
ルカ「とは？」
ひらり「前回の成功時より、なんだか神木様が美しいのじゃ。明らかに、な」
ファナ「そうねー。これなら一年どころか数十年は持ちそうだわ」
ドドルフ「それでも来年の儀式も欠かせないが・・・ともあれ恐らく第六音、ラルカか」
ひらり「かもしれんな。あやつ、以前の第六音にはない「何か」を持っている。その「何か」というのは・・・」
ファナ「なるほどねー」
ドドルフ「なるほどな。よし、私らは「空気を読んで」一旦去ることにしようか」

こうして、春告の儀式は無事大成功した。一旦ドドルフ様らが姿を消した後、二人はついに・・・

ーーー
「春告」ラストは満開となった神木様。儀式が普段以上に大成功したからか、ルカが及ぼした影響は非常に大きかったようで。夜弥ちゃんといっしょだったからかも？二人きりにされてしまった二人があの後どうなったかはご想像にお任せします。

効果はホルアクティそのもの。というか、重要な儀式の大成功ということでもうこれしか思いつきませんでした。

これにて「春告」完結です。最初から見たい方はユーザーの投稿オリカページからお願いします（番号をつけてないのでカテゴリページからだと分からないです）。

今回も長くなりすぎましたが、次回はまた二つのカテゴリを用意していますが、先に「輪廻」を投稿します。「ペンデュラム召喚」を利用した輪廻転生をする、新たなデュアルモンスター「ペンデュアル」。最初はもちろんフィールド魔法から投稿します。

「輪廻」は３年前ほど１枚のカードがすでに投稿されていますが、どうやら全く続かなかったようなので「魔剣」のようにカテゴリを喰うことにしました。」(2017-07-15 19:24)

にしん
「「ペンデュアル」と聞いておや？と思ったそこの音ゲーマーさんは間違ってないです。部門は違えど同会社だし・・・」(2017-07-15 19:29)

ランペル
「門番役であるドルチェを完封して神木様の御前へとやって来たルカ君と夜弥ちゃん。御前には先にドドルフ様にシドさん、そしてひらりさんが出迎える。ドドルフ様も久々の成功ということで賢者らしく改まってみるも、堅苦しいのは一瞬で終わってしまいました。締まらない感じではありますが、ある程度のゆるさがあるからこそ自由度が高まって良い結果になったのでしょう（適当）
そして、いよいよ儀式の最後の最後である舞を魔方陣の上で舞う２人。それを見守るドドルフ様の周りにはいつの間にか七賢者の皆様が！ドルチェは門番役をしっかりと務めきり、ミラさんの背中でスヤァ…。お疲れ様です。神木様の力によって得られるのは七賢者たちの力を村に反映させれる模様！七賢者たちの力を村全体に広めることができれば、１人１人の力は強く、自然とも密接な関係にあるためそれだけで彩のある豊かな村になっていきそうな感じが伝わりますね！この儀式での門番役などは、神木様を一時的にでも制御するため、力が足りないと最悪身を滅ぼしてしまう可能性があるため、行われてきたのですね…！
ついに今宵！数年物間成功しなかった儀式が成功をおさめ、神木様の木々に花が開く！！

ついに花を咲かせた神木様！神木様の力は虹色の光となって森、そして村にしみわたってゆく…。そしてどうやら、今回の成功は今までにない大成功のようで、かつてまでの満開時より神木様が明らかに美しく、潤いをもたらしてくれる力も数十年は持ちそうな勢いとのこと！ルカ君には以前までの第六音にはない何かが秘められていたのですねぇ。…つながりっていいものですな。そして、空気が読める賢者様たちご一行は護衛役と妖精役を残してその場を一旦去ってくれる優しさ。
儀式がしっかりと成功できたということもあって、神木様も彼らをしっかりと祝福してくれることでしょう！彼らにあらん限りの幸福がありますように…（神社に参拝）

遅れに遅れてやヴぇですが、完走お疲れ様でした！最後はめでたくハッピーなエンドで神木様もめでたく満開！効果はデュエルに勝利を、儀式の成功を伝える効果。手間かけて呼ばれたのだから、デュエルでも笑顔を届けたいですね。今更すぎではありましたが、せっかくなので最後までコメントさせていただきました。今後も頑張ってくださいです！」(2017-08-30 20:48)

にしん
「ランペルさんお忙しい中ありがとうございます。そしてお久しぶりです(　かなーりカテゴリ進みましたが「春告」最後までコメントありがとうございました。

なお原作では元々各個人ルートへつながる模様。つまり今回は夜弥ちゃんルート。まだまだお楽しみはこれからだ！なお神社に行くと大抵ひらりさんしかいません(」(2017-08-31 01:29)