感情の技術者－リック

ランペル
「リック＝モラルティ：優越感の感情を持つ男性。優越感を感じることで、疲労が一気に回復する。また、優越感を感じている限り疲れを知らないというほどに、身体的・精神的に疲労がたまらない。優越感を感じていなければ普通だが逆に劣等感を感じてしまうことがあれば一気に体調を崩し、最悪寝込んでしまうほどに短時間で陥る。能力にたがわず、自分の功績を他人に自慢するのが好きだが、目標の為への努力は惜しまない。性格として他人に劣るところがあればそれに負けないものにしようと努力するが能力の影響で一度劣等感を感じでしまえば、そこから立ち直るのには時間がかかる。部署は研究班で感情に関する製品から、戦闘班に支給する武器まで幅広い物の製造を取り仕切っている。現状の目標は感情制御装置を完成させること。
アルフ「どういうこと？フィンちゃん…」
フィン「主任。僕にエストラを探しに行かせてください」
イヴ「フィンさん…？」
フィン「感情を取られてしまって意識不明ならいざ知らず、行方すらわからない彼女を放っておくこと僕には出来ません…」
アルフ「………」
フィン「お願いします！主任…！」
アルフ「…フィンちゃんの気持ちは痛いほど分かるわ…でも当てもなく1人で探しに行っても何にもならないわよ…」
「その話、俺も混ぜてもらっていいですか…？」

フィン「アモスさん…！」
アルフ「……アモス君」
アモス「アルフ主任。俺からもお願いします。ジャッカル主任には許可はすでにもらっています。フィンには俺がしっかり同行するので、どうか…」
フィン「アモスさん…」
アルフ「……フィンちゃん？本気なの？」
フィン「はい、ここでしっかり調査することも確かに発見にはつながっていくのかもしれません…。でも僕は…これ以上大切な人を失いたくない…！主任、お願いします」
アルフ「………はぁ、わかったわよ」
フィン「主任！！」
アルフ「ただし！あくまで調査は継続するように。加えてあなたの安全も第一よ！あなたも大切な1人なんだからね？」
フィン「主任…！ありがとうございます」
アルフ「それとどこか探したい場所とかはないの？」
フィン「あります。昨晩の内に調べたのですが、ここの少し離れた地域のこの場所。ここでの被害は少ないものの、不審人物の目撃情報がこの付近では多発しています」
アルフ「なるほど…ね。そうなると、いくら軽い戦闘訓練は受けてるとは言っても、やっぱり危険なのが問題ね～」

リック「ならば、これを使ってみてはいかがかな～？」
アモス「リック…？」
アルフ「あら、なんだかかっこいい物持ってるじゃない。それは？」
リック「これこそ私の新開発の武器！名づけてＦ（フィーリング）Ｂ（ブレード）！！」
イヴ「まんまというかストレートな感じですね」
アモス「ストレート過ぎてダサく感じてしまう…」
リック「まあ、君たちに私のこの素晴らしいネーミングセンスを理解できるとは到底思えないがね！このシンプル・イズ・ベストなこのシンプルさが…
フィン「それで、どんな武器なんですか？」
リック「おっ！よくぞ聞いてくれた！まだ、試作段階ではあるんだが、その刀身は使用者の感情のエネルギーを利用して生成されるため、使用者の思いであらゆる形態に変化することができるというものなのだよ！」
アモス「おぉ、なんかすごそうだな！」
リック「実際すごいのだよ！美しき刀身の刀からオーソドックスなら剣、さらには力強い大剣まで様々さ！そしてお得なのがどの形態でも重量は変わらないから軽々と扱うことができるところさ！」ﾄﾞﾔｯ
アルフ「それはすごくいいものじゃない！」
リック「そう！このすごくいいものをフィン殿に貸してあげようということだよ」
フィン「えっ！？いいん…ですか？」
リック「ぶっちゃけると、試作品を試してもらいたいというのが8割なんだけども、調査への貢献にもなるなら協力は惜しまない主義なのですよ！」ｷﾘｯ
アモス「フィン、これで！」
フィン「はい！主任…」
アルフ「分かったわ、それを持って調査兼エストラちゃんの捜索ということで許可するわね。もう一度言うけど、自分の安全が第一だからね？アモス君もよろしくお願いね」
フィン「はい」
アモス「任されました。しっかりと」
イヴ「フィンさん…」
フィン「君にも迷惑をかけてしまうことになるね…ゴメン」
イヴ「いいんですよ。大切な人がいなくなるつらさは私も分かっているつもりです…。がんばってきてください」
フィン「うん…ありがとう」

リック「試作品だから、もしものことも考えてサブウェポン的なのも持っていっときなよ？私の力作の誤作動で傷を持ってしまうようなことになってしまえば、私は長い事へこむことになるからね！」
フィン「リックさん、ありがとうございました！」
リック「ほっほっほ、気にすることはない！…頑張ってきなさいな」
フィン「はい、アモスさん行きましょう」
アモス「あぁ」


アモス「フィン…すまなかったな…」
フィン「？…どうしたんですか」
アモス「俺がついていながら、エストラを…」
フィン「…アモスさんは悪くないですよ」
アモス「…だが」
フィン「失踪したのがエストラの意思であれば、それは何らかの目的があっての事。犯人に連れ去られたりしているのであればなおさらですよ。アモスさんが悪い所なんてどこにもない。そうでしょう？」
アモス「…なんだか気遣いさせちまったみたいだな…悪い」
フィン「いえ、一緒にエストラを見つけてあげましょう…！」
アモス「そう、だな。さっさと何してたか聞いてやらねぇとな！」


アルフ「さて、と。フィンちゃんがいなくなっちゃったからイヴちゃんは私と一緒に行動でもする？」
イヴ「あの…」
アルフ「どうしたの？」
イヴ「私も少し別行動させてもらっても、よろしいでしょうか？」
アルフ「あらどうしたのよ。イヴちゃんまで」
イヴ「はい…研究班で行っている取り調べに…」
アルフ「……なるほどね。分かったわ、セシルちゃんの所には私から取り次いどくわ」
イヴ「！…ありがとうございます！」
アルフ「いいわよぉ。たしか、10時くらいだった気がするわねぇ。その辺になったら取調室の方に行けばいいから。場所は分かるわよね？」
イヴ「分かりました」
アルフ「それじゃ時間までは軽くでいいから調査の続きをね！」
イヴ「了解しました！」ﾀｯﾀｯﾀ
アルフ「……みんなどっか行っちゃったわね…。まぁ、諜報班って基本どこに行ってもいいようなもんだしね～。いっか！ところで、私って今ボッチ状態？なのかしら……基本1人で活動してることの方が多いんだけどね」

ストーリーを詰め込みすぎましたが、レベル1。リバース時に除外されているレベル4以下の感情の回収ができ、除外されれば、手札からレベル4以下の光属性を打点0にしてＳＳする事ができます。」(2017-05-17 18:00)

ランペル
「↑に関してミスしました。リバース時に魔法・罠のサーチか墓地送りができます。」(2017-05-17 18:01)

係
「今回は「優越感」の感情を司る、ＦＤ屈指の技術者・リック。組織でも彼の技術は重宝されるほど大変有能な男ですが、めんどくささも組織内で屈指ですねっ！！(辛辣)
浮かれててもメンドクサイ、落ち込んでてもメンドクサイ、もう研究室に閉じ込めとこっ！
と云う冗談はさておき、近親者が続けて被害に遭っているフィンは、意を決して単身エストラ達の捜索を決める。当然班長は渋るワケですが、アモスさんが付いて来てくれればＯＫですねぇそしてようやく出番のリックが開発したのは、感情エネルギーを具現化させ近接武器を形成させる、超便利武器・ＦＤを提供。片手剣・大剣と言ったサイズの変化のみならず、恐らくハンマーやロッドのような鈍器にも変形出来ると予想。遠距離武器に変形出来ないのが惜しい所ですが、それでも充分便利過ぎますねっ！！(Ｓ・Ａ仕様のハンドガンを差し出しつつ)ﾆｯｺﾘ
そしてイヴまで別行動に……(涙)
班長が何したって言うんですか……(嘆き)

突然のサイバース族。サイキックとの違いは、OCGでも曖昧な所。
効果はリバース効果による魔法・罠サーチ。墓地にも落とせるので、お得意の墓地発動を繰り出せますね！
リバース出来ずとも②の効果での展開ができるため、隙が無いのが特徴です。」(2017-05-17 18:39)

ランペル
「係さんコメントありがとうございます。
屈指の技術者で技術は重宝されて、戦闘班に支給される武器の大半が彼の製品。有能だけどめんどくさい性格をしており、浮かれてもへこんでもどっちもめんどくさいという大変めんどくさい人物です（連呼）。その癖研究班でありながら結構いろんなところをうろちょろしてるので、よけいめんどくさい！
エストラだけでもきつかったところにレナルドが被害にあったことを聞いていてもたってもいられなくなったのでしょうね。単独はさすがに危険だけど、アモスもついてきてくれ、さらにはリックの新作の装備も携えるとなれば話は別。基本は剣を想定して作られているものの、それ以外の鈍器などの近接系統にも問題なく形状変化できるので運用の幅は広い。充分便利ですが、やはり遠距離となるとさすがに対処しきれないものがあるので、その辺はサブで補いたい所かな？そういえばあのハンドガン近接でもある程度扱えましたね。やはり近接から遠距離まで幅広く扱える武器は重宝されますなぁ～。
イヴも何かしらの考えを持っているのでしょう。まさかアルフも自分以外どっちも別行動しちゃうとは思ってなかったみたいですね。基本主任ということで、諜報班の仕事も単独で行うことが多い物のどこかさびしいのかも？実際、最初の方で平和だから副業してる人も結構いるとか書いてましたが、今思うと諜報班以外はその班で充分仕事ができているので、諜報班はその活動の幅広さを生かしていくようになってくるので、別の班に出張しても、悪くは…ない？（自問自答）

一応サイバース族はすでに主任のセシルで登場してたりします。サイキックとはカタカナということで、似たり寄ったりあいまいな感じですね。エスパーとネット関係と聞けば違いはあれど、種族としてのまとまりの違いは大差ない気がしますね…（汗）。
リバースでサーチか落とせるので状況を見て、墓地発動も駆使していきたいところですね！②の効果で展開もできるので隙なく、がんばれたらなと。」(2017-05-17 19:57)