ヤンデレの片鱗～記憶断絶～

係
「エラッタしました！
キーカードのヤンデレ学園の重要性を向上させるため、強力なサポートカードのこちらもヤンデレ学園を必要とします。
尚、エラッタにつきましては、コメントの書き起こしを行いましたので、ご了承下さい。

【第５話　「ブラックカット」



一樹「……ッ！！」ｶﾞﾀｯ!!
美花「キャッ！」ﾋﾞｸｯ

･･･『寝ピク』。と、巷では言われるヤツだが、今回に限ってそれとは違う気がする……。

さっきまで美風姉さんと一緒に下校していたハズなのに……
　 　 　 何で今、家に居るんだ……！？

美花「お兄ちゃん、大丈夫……？凄く顔色悪いよ？ご飯、口に合わなかったかな？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
目の前の食卓には美花自慢のビーフシチューが湯気を立てており、口に入れずともその美味しさが伝わってくるようだ…。そしてその料理を越えて、心配そうに顔を曇らせる美花が座っている……。
一樹「わ、悪い。別に何とも無いよ。シチューもスッゲェ旨いし！」
美花の不安を取り払うようにシチューに食らいつく。
一樹「うわっ！メチャクチャ濃厚じゃん！俺好みの味だよ！！」ｶﾞﾂｶﾞﾂ
美花「フフｗアリガト。お兄ちゃん、私のお肉料理好きだったもんね」
一樹「やっぱり美花の料理はサイコーだな！」ｶﾞﾂｶﾞﾂ
本当に濃厚な味だ。まろやかで……コクがあって……。

一樹「……いつも、アリガトな。料理とか洗濯とか。俺が手伝ってもてんでダメで……」
美花「そんな！気にしないでよッ！！私、他に出来る事無いし、お兄ちゃんに何か出来る事が私にとっての幸せなんだから……！もっと…もっと、私に尽くさせてよッ！！」
一樹「美花……」
俺は、もしかして美花を縛り付けているのでは無いかと、そう思わせる言葉だ……。
美花「そ、それよりさ。そ、その……、美月、さんのお見舞い、どうだった？」
一樹「！！」ｶﾞﾀｯ

お見舞い……！
完全に忘れて……ッ！！
い、いや、何だ？妙に「お見舞いに行った」記憶が有る……。ど、どうなって……！？

一樹「い、いや……。その、今日は都合が悪かったみたいでさ……。会えなかったんだ…」
美花「ふ～ん……、そうなんだ…。………何か、失礼だよね。せっかくお兄ちゃんがわざわざ会いに行ってくれてるのにさ。ムリしてでも会いに行くべきだと思う」ｻﾞﾜ…
一樹「……美花？」
美花「美月さんってズルいよね。私がずっとお兄ちゃんのそばで尽くしてたのにさ、横から急に現れてお兄ちゃんを奪ったクセに、お兄ちゃんに全然尽くさないし……」
一樹「お、おい美花？どうしたんだよ急に……」
美花「急じゃないよ？ずっと思ってた。どうしてあの人で私じゃないんだろうって。どうして、お兄ちゃんは騙されてるって気が付かないんだろうって……」
一樹「美花！美月さんはそんな人じゃない！悪く言うなッ！！」
美花「ううん、違わないよ。あの人はお兄ちゃんを弄んでる。あの人がお兄ちゃんに何してくれたの？何もして無いでしょ？」
一樹「そんな事関係なｉ
美花「だから、私の料理でキレイにしてあげるの……。あの人で汚れた、お兄ちゃんの身体を、その隅々まで……」ﾆｺｫ

料理……？


続く！】」(2017-05-07 00:15)

ＥＸデッキ焼き
「効果盛り込みすぎぃ！
実質的なデッキリクルートに、サーチ、X素材の補給にX召喚。それぞれが独立したサポートカードでも充分強い効果が盛りだくさんですね。

寝ピク、たしかジャーキング現象って言うらしいですね。
不可解な記憶の混濁、あったものがなく、無かったものがある。何が正しいのやら分かりませんね。そして、ついに馬脚を現し始めた妹。まさか、そのシチューの材料に美月さん使ったんじゃないでしよね？」(2017-05-07 00:16)

ランペル
「寝ピク…寝るつもりがなかった時に寝てしまって、その時に連発した覚えが。

美風さんと共に下校していたはずが、すでに家へと帰っている状態…。さらに目の前の食卓には美花さん自慢のビーフシチューが…。そして不安そうに見つめる美花さん…。もう何がどうなってるやら…。おそらく再び記憶が断絶下のでしょうけども、今回の頻度は早いですね。今までのはどのぐらいの頻度で起こっていたのかは分からないですけど、気が付いて下校し初めてまた気を失うと、人によって結構精神に来るものがあります…。
ひとまず美花さん不安を取り除けるように、おいしい料理をおいしそうに食べる。実際おいしいそう。俺好みの味…フッ俺好みの答えだ…（このぐらいの年頃の男感）。そして日頃の感謝の気持ちを美花さんに伝える一樹君。それを受けて気にしないで、もっと尽くさせて！と言う美花さん…。この言葉から美花さんを縛りつけてしまっているのでは？と考えてしまう一樹君…。
そして美花さんにお見舞いについて聞かれる。完全に忘れるどころか投稿してからの時間ほとんど断絶していたはずですが、何とお見舞いに行った記憶は確かにあるとの事。彼の意識がない内でも彼はしっかりと活動をしているのが改めてわかりますね…。しかし、いったいなぜ…？お見舞いに関しては結局会えなかった様子。それを聞いた美花さんの雰囲気が一変…いつもとはどこか違う雰囲気に…。わざわざ会いに来てくれたお兄ちゃんに会わないとは…私が尽くしていた所へ横槍を入れて奪っていったくせに…お兄ちゃんはどうして騙されてることに気づかないのだろう…あの人がお兄ちゃんに何をしてくれた？など今までため込んでいたのか、気持ちが爆発。一樹君の悪く言うな！の声にもひるむことなく話し続ける美花さん…。そしてあの人で汚れたお兄ちゃんを料理でキレイにしてあげるとつぶやく…。とうとうヤンデレの本性（？）が出てきましたねぇ～。思いとしては十分理解できるので、なんとも言えないですね。しかしその料理にはいったいどんな細工が…！

漢方薬を刷り込んだ体にいいから揚げなんだよ？これを食べないとあいつの匂いが消えないじゃない（どこかのヤンデレさん）

直球にヤンデレモンスターが存在する場合は手札からの発動ができるみたいですね。現状はまだ登場していないヤンデレモンスター…汎人族だった子達がヤンデレと化して恐ろしいモンスターへと…？
発動時にデッキから愛嬢モンスターのサーチができ、さらにそこから召喚までできると便利ですね。そしてフィールドに存在する限り、メインモンスターゾーンにＥＸからヤンデレモンスターを特殊召喚できる効果。安定感のあるこの効果でＥＸからバリバリと呼び込めますね。そしてフィールドから墓地へ送ってヤンデレ魔法・罠のサーチまたは発動ができるとこれまた強力！即座に発動できるのが強力で、このカードの①も発動制限がないので、③でこのカード持って来れば愛嬢3体並べることができますね！（少し不安だが…）
そして墓地から除外してヤンデレＸを対象に墓地の愛嬢をそのモンスターのユニットにするか、そのモンスターを破壊してからのデッキから愛嬢リクルート！さらにそのモンスターを素材にヤンデレＸをＸ召喚できると非常に強力！③ループで容易に3枚墓地に送れるので、④でさまざまなことに活用が見込めます！」(2017-05-07 00:17)

係
「ＥＸデッキ焼き さん、いつもコメントありがとうございます！

確かに詰め込み過ぎましたね(汗。このカテゴリのサポートカードはそこまで多く考えて無いので、ついつい詰め込み過ぎちゃいました。
恐らく、カテゴリ自体が殆どビートダウン要素が無いので、その分展開力なり安定力を重視しちゃうんだと思います。

寝ピクはレム睡眠とノンレム睡眠のうんたらかんたらと云うのは知ってます。
なるほど、シチューの具材が美月さん、ですか。それも結構アリですね。まぁ今回は違いますが、衝撃度は同等かと。」(2017-05-07 00:17)

係
「ランペル さん、今回も沢山のコメントありがとうございます！

寝ピク自体私はあんまりしない方なのですが、徹夜明けの電車の中で立っている時になるかな？

この記憶の断絶もストーリーの根幹に繋がるモノでして、終盤にしっかり分かるようになっております。そしてこの記憶の断絶は、断絶するタイミングにはとある共通点があります。その点もフラグの一つになってますね。

美花の典型的な奉仕系妹キャラ全開ですね。今回はヤンデレの導入と同時に美花のプッシュ回。とは言えその後の毒吐きで台無しになりますが、他の女の子の悪口言う程の愛情が好きな人にとってはＯＫかな？

そして遂に内なるヤンデレが解放！この病み加減とそれにより見える愛情の深さのブレンドが、ヤンデレの肝と言えますねぇ。美花ちゃんの愛情とその心情を、少しでも分かって貰えたら産みの親である私としても幸いです。料理についてもなかなか愛情(意味深)が籠もったモノだと思いますゾ。

やっぱり渚ちゃんは有名ですね(汗。ご指摘通り、彼女のキャラクターはかなり参考にしましたね。

効果についてまず一言。何で私は回数制限付けなかったんやー！！忘れてたワケじゃ無いと思うんですけどねぇ……。多分、カテゴリ自体、結構ビートダウンの色が薄いからその分展開力と安定力を求めちゃったからなんだろうなぁ。
①と③のループで仰る通り即座に布陣を整える事が出来ますが、愛嬢だけでは直接攻撃の恐れが有り、また連続展開もＥＸゾーンの存在でし辛いので、敢えて温存するのもまた手かと。④の効果に関しても、①③のループによる連続展開から連続Ｘ召喚に繋げるには②の効果のサポートが欲しくなるので、その辺の兼ね合いは慎重にしていきたいです。」(2017-05-07 00:18)

七
「どうしてもカード名で笑ってしまうwww
それにしてもデッキから発動、召喚ってえげつないですね。
Ｘモンスターも簡単に出てきますし。」(2017-05-07 00:18)

係
「七 さん、コメントありがとうございます！

かなり直球なカード名ですからね、半ば見た目のインパクトを狙って名付けてたりします。
カード効果はかなりえげつないかも。まぁカテゴリ自体が攻め手にかけるものですので、その反動からこんな性能になっているのかも。
Ｘモンスターは次回紹介しますので、そこでカテゴリの性質が把握出来ると思います。」(2017-05-07 00:18)