感情の偽善者－パウル

ランペル
「パウル＝スピネージ：幸福の感情の力を持つ男性。手で触れた生き物に異常なまでの幸福感を与える。その効力は絶大で何をされても何をしてもその行為が幸福であると思い込み、触れられてから最低でも1時間は効力がなくならない。世界の人々の幸福を願って行動をしていると豪語するが、その理念は自分が幸福であればみんなも幸福だというもので非常に自己中心的。感情を抜き取る魔法の行使が可能。
エストラ「先輩！いました！たぶんあいつです」
アモス「よし…くっ一足遅かったか…」
ローブを被る男性の周りには同じ戦闘班と思わしき人が数人倒れ込んでいた…
「おやぁ？またやって来てしまいましたね…あなた方も私の邪魔をしに？」
エストラ「動くな！」
パウル「はぁ…やはり邪魔をしに来たみたいですね…」
アモス「…お前は何の目的があってこんなことをしている？」
パウル「目的？目的は簡単ですよ。世の人々に幸福を与えることが私…私たちの目的です」
エストラ「こ、幸福…！？こんなことをしていったい誰が幸福になるっていうんだ！」
パウル「誰がとは…？フフッ先ほども言った通り私、そしてあなた方を含めた世の中のすべての人ですよ」
アモス「ふざけるな！貴様らのこの行いで一体どこの誰が喜ぶ」
パウル「ふざけてなどいませんよ？私の感じる幸福はすべて世の人々の幸福と同等…よって私は常に明日の幸福を願って動いているのです」
エストラ「結局はあなたがやりたいことをやっているだけじゃない！それを世界の人の為と偽って…自己満足も甚だしい！！」
アモス「人の感情を抜き取ることのどこに幸福がある…？俺が見てきた中では被害者もその遺族も喜んでいるように見えた人は一人もいない…。偽善を並べ侮辱する貴様を俺は許すわけにはいかない…」
パウル「分からないのも、無理はありませんね…。しかしあなた方もいずれわかります。私の行いがどれほど世の幸福を願っているかがね…」
エストラ「先輩…」
アモス「あぁ…もう話にならない…。情報を引き出すためにも確実に確保するぞ…いいな？」
エストラ「了解…」
パウル「私の幸福が損なわれるということは世の人々の幸福が失われることも同じ…しかしあなた方は幸福だ…！世の人々より一足先に最高級の幸福を味わうことができるのだから…」

犯人グループの一角偽善者パウル。ついに闇属性が登場です。特殊召喚モンスターで手札の光属性感情を裏側で除外することでＳＳすることができます。そしてフリーで一度自分メインモンスターゾーンに自身しかいない場合に相手ライフを300回復させることができます。そして相手ライフが回復した時に相手カード1枚を対象に破壊し自身の打点をターン終了時まで300上げることができます。そして戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に除外することで闇属性感情モンスターのサーチができます。サーチしたモンスターとその同名モンスターはそのターン中ＳＳできなくなります。」(2017-05-04 18:00)

EXデッキ焼き
「遂に現れた闇属性の感情モンスター。
それなりに手軽なコストでポンと出てくる感じが神出鬼没な感じでいいですね。
相手の回復をトリガーとする除去効果で、おまけに回復さする効果までついて能動的に動けますが、発動条件によってピンでの活動か、サポートが必須になりますね。
除去されてもサーチ効果で、次に繋げられると切り札と言うよりは、テーマのエースポジションですね。

単独犯や模倣犯ではなく犯罪グループにより犯行でしたね。しかも、その理由はかなりエゴイスティック。こんな理由で襲われたんじゃ、被害者も浮かばれません。誰か早くこいつを豚箱にぶち込んで！」(2017-05-04 18:44)

七
「闇堕？w
サーチ、攻撃力UP 、カード破壊。うむぅ、強力ですな。能力値も属性も種族も、どこかブラックマジシャンを思い浮かばせますね。
偽善者パウル、言葉づかいこそ丁寧ですが、根本がひん曲がってますね。善者パウルになってくれる日はくるのか･･･。」(2017-05-04 19:09)

係
「遂に現れた一連の事件の犯人！しかしながら意外にもその能力は対象に幸福感ないし快感を与えるもので、感情を奪われる苦痛すらこの世の物とは思えぬ程の幸福感を味わう事が出来る、ある意味残忍な力。
悪事を働くヒールがこういう能力を有している場合、多くが自分の悪事を無意識に正当化する為のものである場合ですが、パウルの場合は人格がねじ曲がっていて自分が生み出す幸福を至上とし、それに伴う感情の奪取を何ら気にもとめてない感じか。

ＦＤの組織や犯人グループから、何かの作品に似ているなぁと思ったら、どことなく「ハリー・ポッター」と似てる感じがしますね。特に感情を奪う力が、あちらの作品の敵勢力が得意とする「死の魔法」を彷彿とさせます。

遂に戦闘班のエース二人と犯人の一人・パウルが対峙。戦闘班の隊員の数名を負かしている辺りかなり出来る様子ですので、二人には十分注意して頂きたい。そして何より、敵の増援による不意打ちにだけは気を付けて……！

犯人グループの感情モンスターは特殊召喚モンスター！
②の効果を代表するＬＰ回復に反応する効果が彼らの共通効果っぽいですね。
①の効果でメインとなる②の効果のトリガーにするのがセオリーですが、①の効果がそれなりの条件ですので他のカードで相手ＬＰを回復させるのも手かな？
基本的に②の効果で空けた相手フィールドに強化されたこのカードのパンチで相手ＬＰ回復分も回収するのが主なお仕事。」(2017-05-04 20:49)

ランペル
「EXデッキ焼きさんコメントありがとうございます。
ついに闇属性も登場です！結構手軽に出て来る所が、確かに神出鬼没な感じが出ていますね。
相手の回復をトリガーに除去する効果を持っていますが、能動的に回復させる自身効果はこのカード単品でなければ使えないので、単独での運用か他のカードでのサポートをしていかなければならないですね。②自体に発動制限がないので、相手を回復させるカードを使っていけば好きなだけ除去を行うこともできます。こちらが除去されてもサーチが効くので、仰るように切り札というよりはエース級のモンスターになりますね。

犯罪グループによる犯行。彼の語るその目的はエゴそのものであり、こんな理由で襲われたら溜まったもんじゃありません！一刻も早く豚箱にぶち込まねば…犯人グループの情報や被害者の救済の可能性があるので確保が目的ですが、ころころされても文句言えないですね…。」(2017-05-05 03:12)

ランペル
「七さんコメントありがとうございます。
闇堕ち…なのかもしれません…。
言われてみればブラック・マジシャンとステータス等が同じになってますね！特にというか全く意識してなかったのですが、いやはや（汗）。効果に関してはひとまず強力なので頑張れます。

言葉遣いが丁寧でも、元がひん曲がってちゃどうしようもないです…。彼が善者になる日は…ないとは言い切れないですが、可能性は低いでしょうね…。」(2017-05-05 03:13)

ランペル
「係さんコメントありがとうございます。
感情を奪っていた犯人の能力は幸福を司る力と悪役らしからぬ能力。仰るように、扱いとしては幸福にさせ動けなくなっているところを苦痛を味あわせずに感情を抜き取っているのでなかなかに残忍です。仰るようにパウルの人格はねじ曲がっており、自身の感じる幸福を至上とし感情を奪うことによって感情を失ってしまうことも気に留めないどころか、なんて幸福な人なのだろうと考えています。ヒールが正反対の能力を有してる場合は正当化するもっともらしい理由になりますからねぇ。能力もやはり備えている人によりますね…。なるほど、ハリー・ポッター。詳しくは知らないものの、死の魔法はどこか近い雰囲気を感じますね。
ついに戦闘班の2人と対峙！戦闘班の隊員を数名負かすほどには、戦えると思われるパウル。そして増援なんかが来たりしたら、非常にこわいものがあるので、その点もしっかりと注意しつつ交戦してもらいたいところです。不意打ちなんかは特に…！ですね。

登場するは特殊召喚モンスター。パウルの効果は偽善者という部分を反映させた効果になっており、相手ライフを回復させると善人ぶるが実態はカードを破壊し自身の打点を与えるというカード名に沿った効果にしているつもりですね。共通となる効果は詳しく考えてなかったですが、回復もよさそう…ですが、少しストーリー的にフィットしなくなってしまうので、回復関係はおそらくこのカードだけになると思われますね。
①で回復させて破壊というのが、基本ですが他のカードで回復させるのは十分検討できます。まず①を使おうと思ったらこのカード以外にモンスターがいると使えないので難しくなります。ですので、他のカードでのサポートができればうれしいところです。仰る通りで、②で除去して打点上昇も含めて回復させた分もまとめて相手ライフにダメージを与えていく感じになりそうです。」(2017-05-05 03:13)