堕呪児　花一匁

係さんの作成したオリジナルカードです。

種類・種族		カテゴリー名
【アンデッド族／エクシーズ／効果】		堕呪児
属性	レベル	攻撃力	守備力
	8	3350	2950
「堕呪児」レベル８モンスター×２「堕呪児」モンスターは自分フィールドに２体までしか表側表示で存在できない。①：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、②の効果を適用する。②：お互いにエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。③：１ターンに１度、このカードのＸ素材を１つまたは２つ取り除き、取り除いたＸ素材により以下の効果を発動できる。この効果は相手ターンでも発動できる。●１つ：自分の手札・デッキ・墓地から「堕呪児　鬼ごっこ」１体を選んで特殊召喚する。そのモンスターはこのターン攻撃できない。●２つ：自分のデッキから「堕呪児」カード、「呪祝詞」カード、「呪界匣　コトリバコ」の内、１枚を選んで手札に加える。
作者		作成日時
係さん		2017/01/17 19:34

イイね！

係
「《俺、分かったんだ、カルナ…………。
俺に起きている異変が何なのか……。

全身を覆い尽くす奇怪な痣も、今正に目の前に居る妙な懐かしさを覚える巫女も。何もかもこの呪法による影響でも、外部的な病でも何でも無い…………。

全部、俺の『罪悪感』、その物だったんだ…………。

俺は無意識の内に自身がしている事の愚かさと罪深さを赦せず、精神を正常に保たせるために脳が自ら精神を罰していたんだ……！
『している事の狂気』が『俺の正常性からなる人格』を凌駕しない様に………！

ほら、見てくれ。その証拠に痣なんて一つも無いだろ？
……って言っても見えないんだったな……。
見えないだろうけど、前に居る巫女さんもお面を外してくれたんだ……。

おかえり、ユミル。そして、申し訳ない無かった………。

そう言って最後の供物となる少女の腹を、俺は引き裂いた。》

皎命・影送りの設定文を読んで頂ければ分かりますが、皎命(謎の巫女)に感じた妙な既視感と、痣についてカルナに訪ねても応えなかった理由は、こういう事だった訳です。

最後の堕呪児にして、最強の単体性能を誇る堕呪児Ｘモンスター。
今回のメタ効果は、特殊召喚メタとなります。ＥＸデッキ限定ですがまぁそれなりに活躍してくれるかと。
③の誘発即時効果で鬼ごっこを呼べば、このカードのＸ召喚に必要となる累唄の墓地発動効果を使えるため、更に厄介な存在に。

次回が堕呪児最後のカードとなります。この物語の根本たる、アーカディアでの未回収キーワードや話の繋がりなども説明する予定です。」(2017-01-17 19:34)

EXデッキ焼き
「EXデッキ限定と言ってもその制圧力はバスブレさん達が証明済みですね。
ステータスがかなり高いのも最終盤のカードらしいです。
取り除く素材の数で効果が変わるのは面白いですね。仰る通り、鬼ごっこを呼び出す事で」(2017-01-17 21:05)

EXデッキ焼き
「すいません。途中送信してしまいました。
累唄のカウンター効果を直ぐに使えるようになるのはかなりの強みですね。
そして、サーチできるコトリバコ。恐らくこれが堕呪児の最後となる物でしょう。コトリバコ、ネットでよく聞くオカルト話でしたね。恨みや怒りを詰めた呪いの箱でしたね。

罪悪感から自分を呪ったお父さん。しかし、もう吹っ切れたみたいですね。面を外した巫女さんは、ユミルさんそっくりだったのかな？
儀式は終わり、後は鬼が出るか蛇が出るか、はたまた再生の天使か破壊の悪魔か。」(2017-01-17 21:19)

係
「ＥＸデッキ焼きさん、いつもコメントありがとうございます！

バスブレは意外な方向に進化しましたよね(汗。見た目はガチムチ剣士で、リメイク・強化されるとしてもガッツリビートダウン系かと思いきや、まさかのガチメタロック。
基本的にはフィールドに居座って相手を苦しめる形になりますが、切り札たるコトリバコの効果を考慮する場合、除外・バウンス等厄介なモノを食らう前に自壊させる手段も用意する必要もありますね。

やはりＸモンスターがゆえそれなりに重いため、追加効果の方も結構強めに。コトリバコもかなりの汎用性を持っているので、場合によってはそちらをサーチする事も考えられます。

コトリバコはやはり有名ですね。八個の生贄と言うのもあちらを元にしております。呪法によって犠牲になった子供達の苦痛・憎悪の塊たる憎溜まりを一つに集める事で、悪意と呪いの世界である『呪界』との繋がりを作る訳です。

巫女はユミルそっくりと言うより、アストン氏が無意識下の罪悪感で想像した事によるユミル本人と言えますね。(勿論彼の想像上の産物)
碑石墓の設定文でも載せましたが、儀式としては堕呪児の降霊を完了したため、堕呪児の核たる憎溜まりを呪界匣に集め、それを碑石墓に納める事で完了します。」(2017-01-17 21:57)

ランペル
「あの子がほしい…あの子じゃわからん…。
アストンさんへと起こる出来事はすべてアストンさんの罪悪感から生まれた幻覚だったのですね…。幼い子の命を奪っている時点で狂った行動ではありましたが、その時点から精神にまで異常というか…なんというか…もう駄目だったのかもしれませんね。巫女さんの正体はやはりユミルさんでしたか。彼女の存在を作り出して、精神のストッパーのような役割になっていたのかもしれませんね。どこかの既視感も、カルナさんの何とも言えない反応も納得です。呪法も大詰め…最後の少女の腹を捌き、呪界匣を碑石墓におさめましょう……。
堕呪児2体で呼べるＸモンスターが登場！効果は互いのＥＸからモンスターのＳＳを封じると強力な効果。そしてユニットを1つか2つ取り除いて鬼ごっこを呼び出すか、堕呪児・呪祝詞・呪界匣コトリバコの内1つをサーチできると強力です。元の打点が高く、こちらは鬼ごっこを展開する手段が豊富にあり、サーチも行えるので相手がＥＸ主体のデッキならぶっささり、そうでなくともかなり優位な状況に出来ますね。
サーチ先にもあるコトリバコ…完成された呪界匣。恨みのこもった呪物により呪界への道が開かれる…。そこからいったい何が起こったのか？アストン、カルナはどうなるのか？期待です！」(2017-01-17 23:11)

係
「ランペルさん、いつも沢山のコメントありがとうございます！

仰る通り、子供を供物として処理する二人目辺りからもうおかしくなっていたのかもしれませんね……。だけど呪法の完遂のために正気を保つ必要があったので、自分の精神を罪悪感から庇う為に脳無意識にが幻覚を見せて、自身の感情から目を背けさせていた。
巫女の正体はやはり読めておりましたか。彼の罪悪感を象徴する存在としてはこれ以上の無いポジションですからねぇ。精神的ストッパーと言うのもピッタリです。

前回のアーカディアでもそうでしたが、切り札直前のカードだけでも十分戦っていけると言う謎現象。まぁクリスティアみたいに完全に特殊召喚を封じる訳では無いから多目にみられるかな？
打点も若干高くし過ぎた感が否めない……。鬼ごっこと並んだ場合は総合火力6300とちょっとふざけ過ぎたか。しかも累唄のカウンター効果で安全に攻められるとぶっ壊れ。

二人の結末は半ば見えておりますが、どうその見えている結末に到ったのかを楽しんで頂ければと思います。」(2017-01-17 23:49)

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