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呪祝詞の祭司　蛭児

係さん の作成したオリジナルカードです。


呪祝詞の祭司　蛭児
種類・種族 カテゴリー名
【アンデッド族／効果】 堕呪児
属性 レベル 攻撃力 守備力
2 1000 500
「呪祝詞の祭司　蛭児」の①②③の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。①：手札からこのカードを除外し、手札のカード１枚を捨てて発動できる。デッキからこの効果で捨てたカードと同じ種類（モンスター・魔法・罠）の「堕呪児」カードまたは「呪祝詞」カード１枚を手札に加える。②：このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「呪祝詞の祭司　蛭児」以外のレベル４の「呪祝詞」モンスター１体を特殊召喚する。バトルフェイズにこの効果が発動した場合、デュエル中に１度だけそのバトルフェイズを終了する事ができる。③：墓地のこのカードを除外し、墓地のカードを任意の枚数デッキに戻して発動できる。この効果でデッキに戻したカードの枚数まで除外されている自分の「堕呪児」カードまたは「呪祝詞」カードを選んで、そのカードを墓地へ送る。
作者 作成日時
係さん 2017/01/14 20:16

イイね！


係
「《あの男は、アストンは僕がまだ幼かった頃、突然彼の家族と共に里に現れた。
他の里のみんなと同じで、当時も酷い戦争の時代に争いを避けるこの里に身を寄せた者だった。僕と幼馴染みのユミル・マリアは直ぐにアストンと仲良くなり、苦しい時代を互いに助け合い支えって生き抜いた。特にユミルはアストンと距離が近く、二人が恋仲になるのにそう時間はかからなかった。

僕は諦めた。一番に願うのは僕と彼女が一緒になることではなく、「彼女が幸せになること」だったからだ。アストンなら、親友のアイツならきっと彼女を幸せにし守り抜くと、そう思いアイツに託したんだ。

けれど、それがどうだ……。アストンは彼女を死なせてしまった。僕はアイツに託したのに、無力にも彼女を守ることが出来なかった。アイツは償わなければならない。僕は偶然見つけた胡散臭い呪法に失意のアイツを誘い、有らん限りの苦痛と後悔を与えてから殺してやろうと、そう思っていたんだ……。

だが事態は僕の想像を遥かに上回った。呪法の壮絶さやアストンの精神の強靭さもさることながら、何より驚いたのは呪法によるその影響。正直この呪法は嘘八百の与太話だと思い切っていたのだが、それがどうだ、呪法の進行につれ各地の紛争や戦闘の話はピタリと消え、最近では直前まで滞在していた村の周辺で行われていた戦争が突然終結した程だ。

この男は本当に世界を変えるのかもしれない……。》

設定では禍具束と同じく呪術でアンデッド族になり、元は魔法使い族でした。因みに、同じく魔法使い族である妻のマリア、娘のマリナがおります。

効果は堕呪児・呪祝詞サポートバリバリですね。
①の効果は手札発動で、堕呪児or呪祝詞の手札交換です。定番の鬼ごっこ・禍具束を筆頭に、ＥＸ勢のキーカードや出しやすい通りゃんせなどもアリかと。
②の効果は基本的にセットして割って貰ったり、自爆特攻とかで発動させて禍具束→鬼ごっこの流れに持って行く形かな。
③は定番の墓地発動で、コストにした呪祝詞の回収や堕呪児切り札を警戒して相手が除外した堕呪児のリカバリーに使います。禍具束の完全効果身代わりはかなり強いので、鬼ごっこによるビートダウンを軸にする場合は優先すべきですねぇ。」(2017-01-14 20:16)

黒壱
「カルナも思惑があって呪法を教えたんですねぇ。そのうち派手にインガオホーしそうですが、果たして彼らの運命は。
①はサーチのついでに墓地発動持ちを捨てることができて便利。②はまだ星4の呪祝詞がいないのでわからないですが、リクルートしつつバトル終了とは中々。
③は、墓地に送れるのはデッキからで良いんですよね？」(2017-01-14 23:17)

係
「黒壱 さん、いつもコメントありがとうございます！

いきなり昼ドラ感が出て来ちゃいましたね(汗。負担の大きい術者役をアストンに押し付けて、自分は裏方の作り手役を引き受けるトコロが、カルナの姑息さが見えますな。
堕呪児も残るは３枚。救世の儀の内容や彼らの行く末についてどんどん掘り下げていきますので、どうかお見逃し無きよう……。

仰る通り呪祝詞はどれも墓地発動効果がありますので、そちらを優先的に落としつつ状況に合ったカードをサーチして頂きたい。
すいません、②の効果ですがテキストミスですね。「レベル４以下の『呪祝詞』」です。以下が吹っ飛んでました。(まぁどのみちレベル２しかいないのですが。)
もしかしたら修正するかもしれません。

③の効果は若干分かりづらいですね。効果処理は以下の通りです。
効果発動時：①墓地のこのカードを除外→②墓地のカードを任意数デッキに戻す
効果解決時：①効果発動時②でデッキに戻した枚数まで「除外されている」カテゴリカードを墓地に送る
っと言う事で、除外ゾーンのカードを墓地に送る効果と捉えて頂ければと思います。」(2017-01-15 00:01)

係
「②の効果でのリクルートは、「レベル『２』の「呪祝詞」モンスター１体を特殊召喚する。」でお願いします！

修正申し訳ございません。
黒壱 さん、ご指摘ありがとうございます！」(2017-01-15 00:04)

ランペル
「カルナさんは親友のアストンさんにユミルさんの幸せを願って託したけれど、守れずに亡くなってしまったことを恨んで呪法をアストンさんに教えたんですね…。その後に殺すことまで考えていたのを見るとよほどユミルさんに思い入れがあったんですね。しかしながら、カルナさん妻にマリアさんいるじゃないですか！まぁ、こんな時代ですから、幼馴染が一人亡くなってしまったことを受けて精神的に不安定だったりもしたんでしょうね。争いが悪い（結論）。
苦しめてやるようの嘘っぱちと思われていた呪法は実際に効力を発揮しアストンさんの強靭な精神の元どんどん完成へと向かっていったんですね。本人はもう壊れかけですが、逆によくここまで持ちこたえましたね…。息子の事を考えることで動くことができたのでしょうね…。
実際に呪法の効力と思われるもので、争いが少しずつ終結していってたんですね。ここだけ見れば犠牲のもとですが、改善されて平和へ向かったかもですが、のちのアーカディアですからね。どうなっていくのか…。

手札から除外して手札から捨てたカードと同じ種類の堕呪児か呪祝詞をサーチができると便利ですね。手札コスト自体はなんでもいいので扱いやすそうですね。そして戦闘・効果で破壊されればレベル2の呪祝詞をリクルートできると強力。さらにはバトルフェイズ中に発動すればバトルフェイズも終了できるので、単純な壁としてもかなり優秀ですね。デュエル中に1度なので、攻撃を止めリクルートしたモンスターを残せるので反撃に使えそうですね。最後に墓地から除外して墓地のカードを好きなだけ戻して戻した数まで堕呪児か呪祝詞カードを墓地に戻せると枚数が決めれる異次元からの埋葬みたいな感じですね。除外されたカードを回収できるのは便利ですが、その数だけ墓地のカードをデッキに戻す必要があるので注意が必要になりますね。」(2017-01-15 12:54)

係
「ランペル さん、いつも沢山のコメントありがとうございます！

薄々感づいておられるかもしれませんが、カルナのユミルへの想いは思い入れなんて生易しいモノではなく、れっきとした恋慕・恋愛感情でした。当然、妻子のいる彼が幼少期からの幼なじみへの未練を垂れ流すなど言語道断で、夫としては勿論男としてもドン引きです。
ただ恋愛なんてそんなもので、良い悪いはともかくなる時はなるし、ならない時はならない。大事なのはなった時のリカバリーとならない様にどう心掛けるか。
彼自身も吹っ切ったつもりだったんですねぇ。ユミルと言う存在は勿論、殺された時の状況もまた彼の心を動かしました。(「禍具束」の解説文から分かりますが、彼女の殺害時に婦女暴行されたおそれがある)

アーカディアに繋がると言うのは流石の着眼点ですね。アーカディア発生時の世界の状況から何となくこの物語の終着点が見えてくるかもしれません。次回の呪祝詞サポートは救世の儀の目的・効果について触れていきますから、そこでかなり真相に近付くかもしれません。

①のサーチ効果は若干クセのある堕呪児カテゴリにおいて、安定感を持たせる重要なファクターと言えます。ただこの効果でこのカードを除外してしまうと、③の墓地発動が使えなくなったりカード消費が重いのも割とネックか。
②のバトルフェイズ終了は単純に１キル防止にも使えますね。最近は本当にスピードが速いんで、弱小ステータスのこのカードにとってちょうど良い効果です。
③は異次元からの埋葬は正しくピッタリです。コストにするカードは強脱等汎用カードにしましょうか。」(2017-01-15 19:43)


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