万有商会組員ツグミ

名無しのゴーレムさんの作成したオリジナルカードです。

種類・種族		カテゴリー名
【魔法使い族／リバース／効果】		万有商会
属性	レベル	攻撃力	守備力
	3	800	400
このカードはルール上「白き地の」モンスターとしても扱う。①：手札のこのカードを捨てて発動できる。自分の墓地に存在するフィールド魔法1枚を手札に加える。②：このカードがリバースした場合に発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚確認する。確認したカードの中に「万有商会」または「白き地の」カードがあった場合、その1枚を相手に見せて手札に加える事ができる。確認したカードは好きな順番でデッキの上に戻す。
作者		作成日時
名無しのゴーレムさん		2016/10/02 11:27

イイね！

名無しのゴーレム
「元は「白き地の」だったツグミの万有バージョン。②の効果こそ（構築次第では）微妙に劣化していますが、①でどんなフィールド魔法でもサルベージしてみせます。これでチキンレースし放題だよ、やったね！

万有商会の中では比較的新参者に当たる少女。会長であるディッタに拾われた恩を返すために日夜奔走しているが、ついつい情に流されてしまう癖がある。そのため売り上げに対する利益は少なく、上司や同僚達に責められることも多いが……

オージット「……ツグミさん。現地の方との交流は構いませんが、本業を疎かにされては困ります。注文も利益が少ない小物などばかり、これでは……」
ツグミ「ううっ、申し訳ございません……」
オージット「……イヴェールには数々の財宝が眠っています。あなたに期待しているのは、それらを私たちの元に……」
ディッタ「おおっと、オッちゃん。ツグミんを責めないであげてほしいなぁー」
ツグミ「ディ、ディッタさん！」
オージット「べ、別に責めているつもりは……というか、その呼び方はやめて下さいと何度言えば分かるんですか！？」
ディッタ「そうだっけか？ ……ともかく、ツグミんは今のまま取引を続けてくれるといい。利益が出る限り、私は口出しはしないからさ」
ツグミ「……は、はい！ありがとうございます！！」

オージット「……どういうつもりですか、会長？彼女の働き次第で、商会に莫大な利益が発生するかもしれないというのに……」
ディッタ「だから、さ。……彼女が相手取っているのはイヴェールを治める守護者の一族、そして女神だ。彼らと良好な関係を築くのは、長い目で見れば決して悪いことではない……だろう？」
オージット「そ、それは……」
ディッタ「……それに、きちんと手は打ってある。今、アフィールにあちらさんと交渉してもるっているところだ。……余程ヘマしない限り、近いうちにイヴェール名産の美しい木々が大量に私たちの手元に来るだろうさ」
オージット「…………？しかし、彼らは環境保全を理由に伐採を許可しなかったのでは……」
ディッタ「時代と状況が変われば、慣例だって変わるものさ。……近々起きるだろうとされている『大戦争』、知らないとは言わせないよ？」
オージット「……！！なるほど、戦争に備えて大量の兵器を欲していると……？」
ディッタ「フフ、理解が早くて助かるよ。だが少し違うな……彼らは物が欲しいんじゃなくて、木々を売り払いたいんだ。……どうせ燃やされてしまうなら誰かの役に立つように、そんなところじゃないかな？実際、先方は武器よりも食料や薬なんかを望んでいるらしいからね」
オージット「…………」
ディッタ「ま、この『大戦争』でイヴェールが負ければツグミんの努力も無駄になる訳だけどね……はてさて、どうなるのやら」

」(2016-10-02 11:27)

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