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ネオクレール・アーマー

げっぱさん の作成したオリジナルカードです。


ネオクレール・アーマー
種類・種族 カテゴリー名
- エクスクレール
属性 レベル 攻撃力 守備力
- - - -
「ネオクレール・ヒーロー」にのみ装備可能。①:装備モンスターは相手の効果を受けない。②:装備モンスターがフィールドに存在する限り、相手はこのカードのコントローラーのターンに効果を発動できない。
作者 作成日時
げっぱさん 2016/09/21 9:24



げっぱ
「だから装備モンスターを出せとry。最高峰の効果耐性に加え、自分のターン中の相手のあらゆる効果の発動を許しません。実にインチキ。万が一装備モンスターのコントロールを奪われたとしても、「このカード」のコントローラーは自分のままなので、相手に何ら妨害される事無くターンを進められます。以下設定。

喪失感の代わりに得た剣を携え、男は更に北に、今までの道を戻っていく。そして辿り着いたローランド国辺境。そこは正に今、魔人たちの襲撃を受けていた。男の目の前で、空を飛行する魔人が放つ「魔法」をぶつけられ、削れるように崩壊していく城。男は急いで新たな剣を引き抜き、駆け出す。魔人たちの「魔法」をかわし、退けながら。「魔人」を撃ち落とす放たれた矢を払いながら。己が忠誠を誓った王女がいるであろうその城へと向かった。城門を守っていた兵士は先の戦争で男と顔見知りで、すぐに通してくれた。そして只管に、嫌な予感が導くままに、男は王女の許へと参じる。扉を開け、王女の名を呼ぶ男が見たのは、血塗れになった王女の姿。男が来たのを見るや薄く笑い、しかしその口から血を吐く。致命傷を受けたのだ。王女は男に傍に来るように命じ、その手をよこすように言う。男は王女の手を取る。王女は掠れた弱弱しい声で言った。「すまぬ。何となくお前が来るような気配がして堪えてみせたが、私はここまでだ。お前の為にあつらえた鎧、それを鎧う姿を見られなんだ、それが後悔である。すまぬ」。そのような言葉を遺して、王女の手から力が失せた。眼から光が消えた。命が、今度は形を以って尽きるのを、目の当たりにした。男は知らぬ間に慟哭を上げた。外の喧騒を掻き消すような悲鳴を上げた。幼い王女の亡骸をきつく抱きしめ、そしてゆっくりと床に寝かせ、目を閉じさせる。男は傍にいた従者に、鎧の在り処を聞いた。従者は泣きながら答え、男はその場所へと向かった。そこにあったのは、絢爛な装飾が施された、これを持つ者は如何な大国でもそう居ないだろうと言える見事な鎧。男はそれを纏い、戦場へと繰り出した。男の、果てしない怒りに満ちた絶叫が轟く。魔人へと斬りかかり、打ち倒し、「魔法」を弾き、斬り捨て、そして全ての魔人が撤退した頃、ふと遠くを見やれば、その方から嘗て争っていた敵国の大軍が押し寄せるのが見えた。「魔人」に襲われた今が好機と見たのだろう。男の怒りは尽きない。もう何者にも、王女には触れさせないと、その足は止まらない。その日男は、望まぬ一騎当千を果たした。剣と鎧は、屍の山の中で煌々と輝いていた。」(2016-09-21 09:24)


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