護蒼騎士 ブルームーン

廃人
「高身長枠。サファイアとは別ベクトルで身長差を気にするタイプの子です。背景の建物は護蒼騎士が重役会議とかしてる塔です。本体がデカいのでほぼ背景映ってませんけど。
名前の由来はパワーストーンの一種「ブルームーンストーン」から。

最後のランク４。Ｘ召喚時、墓地の護蒼騎士カードをデッキトップへ。素材があれば場の護蒼騎士を対象から守ります。素材を使ってデッキトップを確認、護蒼騎士カードならプレイ可能。それ以外ならデッキボトムへ。
未来を予知するアルカナ何とか的な(ry

・すとれんじらぶ
個性豊かな騎士が集う事に定評のある護蒼騎士。此処にいる騎士もまた、個性の強い騎士である。
ガチャガチャと重々しい音を立て、ゆっくりとした足取りで廊下を歩く一人の騎士。彼女の名はブルームーン。女性騎士はおろか、護蒼騎士全体から見ても高い身長のお陰で、何処にいてもすぐに分かる騎士である。

ブルームーンは上級騎士であり、その実力は紛れも無く高いのだが、普段はかなりのんびりしていて鈍い所があり、新人達はイマイチその実力を推し量れずにいる。その代わり、彼女が持つもう一つの特技を目の当たりにする事が多いという。
「ブルームーンさん、今日のあっしの運勢を占ってくだせぇ」
「……うん……わかった」
食堂の窓辺でぼーっとしていたブルームーンを見つけたラズは、彼女に駆け寄りそうせがむ。すばしっこい子鼠のようなラズと、のんびりとした大型犬のようなブルームーンという奇妙な絵面に、周囲にいた騎士は思わず破顔する。
「……？」
「気にしないでいいですぜぃ、それより早く早く！」
周りの反応が気になるのか、ゆっくりと首を傾げるブルームーンに、ラズは待ちきれないのかそう催促する。ラズの言葉を受け、一先ず占いを優先する事にしたブルームーン。
ゆっくりと目を閉じ、暫しの沈黙が流れる。
そして、再びブルームーンの目がゆっくりと開かれる。
「……出た。……今日の任務……順調。……リスクの有無……敵対動物に注意。……脅威の有無……ッ……奈落の谷付近に……悪しき魂の気配あり」
ゆっくりと紡がれる言葉の中で、最後の占いの結果を口にする瞬間、僅かにブルームーンの表情が歪んだ。
「成程……こりゃあいつも以上に気合い入れる必要ありそうですねぃ。どもありゃとやんした、そいじゃ失礼……」
「待って……」
結果を受けたラズは神妙そうに唸るも、任務へ向かおうと踵を返そうとする。それに待ったが掛かった。普段は言葉を発するのにも一拍間が空くブルームーンが、ここまで早く言葉を発する事は余りない。
ラズが見上げると、普段は見せない真剣な面持ちのブルームーンが自身を見下ろしていた。
「……気を付けて……絶対……死んじゃだめ」
ブルームーンが少しだけ見せた悲しげな表情は、ラズの心をより引き締め、奮い立たせた。
「……モチロンですぜ、ブルームーンさん。あっしぁまだまだ人生を謳歌したい盛りですからねぃ」
そう言ってカラカラと笑えば、ブルームーンもまた安堵したように微笑を浮かべる。
「……うん」
「それじゃ、失礼しますぜぃ」
改めてそう告げ去っていくラズを、ブルームーンはぼんやりと眺めていた。

「……良かったのか？あのまま行かせて……」
背後からそう問う声。ブルームーンはおもむろに振り返る。そこにいたのはサファイア。ブルームーンを見上げながら、サファイアは静かにそう問い掛ける。
「お前の占いは決して外れた事は無い……つまり、奈落の谷の悪しき魂……あの悪夢が、再び蘇るかも知れないという事なのだろう？」
ブルームーンは答えない。ただ、その眉を下げるばかり。
「私は不安なんだ……再びあの化け物が蘇った時、果たして我々は戦えるのか……竜軌でさえ倒しきれぬあれらを相手に、果たして我々だけで立ち向かえるのか……。あの頃と比べて、確かに我々は強くなっただろう。だが、それでも……」
そこまで言いかけた所で、ふとサファイアは言葉を止める。ブルームーンが口を開いたからだ。何か発言をしようとする前兆である。
「……サファイア……さん」
「何だ？」
そして、続く言葉が紡がれる。
「……どこ？」
サファイアの表情がぴしりと固まった。
「……下だ」
「……あ……いた」
顔を真っ赤にしてぷるぷると震えるサファイアの姿を、ブルームーンは顔を下げた事で漸く視認する事ができた。
「うぅ……うわーーん！ブルームーンのばかーー！ばかノッポーー！」
子供染みた捨て台詞を吐いて泣きながら走り去るサファイアを、ブルームーンはただ見ている事しかできなかった。

暫くして、ブルームーンはゆっくりと呟く。
「……いたんだ」
彼女は、何処までも鈍かった。

コーディの調べによると、ブルームーンの身長は182㎝であるとの事。故に、下を向かなければ146cmのサファイアを視認できなかったのだ……と、後日コーディがサファイア本人に伝えた所、何故か無言で胸をポカポカ殴られる羽目になったとコーディはぼやく。
そして、そんなコーディの身長は185cmであった事は全くの余談である。」(2016-08-29 21:33)

黒壱(クロイツ)
「デッキトップは……当然護蒼騎士ィ！（CV子安
もうこれくらい強いと素材3枚で良いんじゃないですかねぇ。アユイやシリカを使い回してアドアドしく。2回目以降の成功率は下がりますが、デッキの半分以上は騎士だと思うので普通に成功しそう。」(2016-08-29 22:28)

ランペル
「のんびり高身長なブルームーンさん。いろいろと鈍いため、上級騎士であるけれども、実力のほどがわかりにくい彼女。そんな彼女の特技は占いとのこと。そしてラズさんの今日の運勢を占うことに。結果は任務自体は順調に進む感じですが、リスクや脅威は結構不安な感じ。そしていつもは鈍いブルームーンさんが、いつもとは思えない速さで言葉を発して真面目な顔をしている…。これは相当あぶないということなんでしょうね…。ラズさんお気をつけて…。
そして背後から声が。サファイアさんがブルームーンさんを見上げてしゃべりかける。何と彼女の占いは外れることがないそうです。何か恐ろしい存在が現れてしまうのかもしれませんね。真面目に話しているサファイアさんにブルームーンさんのどこ？という一言…。高身長と低身長の人だと高い人は認識ができないんですね。特に彼女は鈍いところがあるので、なおさらですね。サファイアさんは泣きながら走って行ってしまいました。最近サファイアさんがかわいすぎてつらい。コーディさんが情報をブルームーンさんに伝えた所彼女から胸をポカポカ殴られてしまったそうです。彼女なりに傷ついたところもあるんでしょうね。身長が高い人も低い人もそれぞれ悩みがありますね。ていうかコーディさん背高いですね。ある程度の人を上から見下ろせますね。背が高いのに諜報に向いているという彼の実力がうかがえます。
Ｘ召喚時に墓地の護蒼騎士カードをデッキトップに戻して、③の効果でモンスターならＳＳ、魔法・罠ならセットできるという効果。そしてＸ素材を持ったいる限り、護蒼騎士に効果の対象にならなくすることができると強力。デッキトップを確認する効果は相手ターンにも使えるので、相手の不意を突いた展開を見せることもできそうですね。素材も緩いので、このカードの効果でＳＳしたモンスターでさらにＸなどもどんどんできたりしそうですね。展開がはかどるぞ～！やったー」(2016-08-30 00:40)

廃人
「＞黒壱さん　コメントありがとうございます。
運命を操る力があればデッキトップ固定も余裕ですね(破滅の光に染まりながら)
４×３でもよかったかもですが、素材が多いとその分②の効果による場持ちでしぶとくなるなと思い×２にしました(詭弁)
モンスター効果の使い回しで更なる展開に繋げていきましょう。2回目以降を当てるとなると運の要素が絡んできますが、気合で当てていきましょう(適当)」(2016-08-31 19:06)

廃人
「＞ランぺルさん　コメントありがとうございます。
うさぎと亀なら亀な騎士。これでも強いんだけどのんびりオーラで掻き消されている模様。
占いの結果、何やら不穏な単語が付き纏う事に。ブルームーンがここまで危惧するような何かがあるのかも。ラズの運命や如何に。
サファイア曰く百発百中のブルームーンの占い。そこに予言された恐ろしい未来が、訪れてしまうのか。
なんて真面目な振りの最中に爆弾発言をかますばかノッポ。年下に泣かされる26歳児サファイア。それでもノッポは鈍かった。
タッパがあっても潜入能力がバカ高いコーディ、ある意味護蒼騎士最強かも？
Ｘ召喚時の効果のお陰で未来予知効果は１回は確実に成功できます。単純に墓地のカードを再利用できる効果ではありますが、その後は残る１個の素材で維持しなければならないので、2回目以降は難しいかも。何、ＲＵＭ？知らねぇよ(思考放棄)」(2016-08-31 19:17)