MoD-抗戦のジェイル

名無しのゴーレム
「戦闘に勝つことに特化したモンスター。究極隼だろうがなんだろうが殴り勝ちます。……あ、ライトニングはやめて。


元革命家の女魔導師。独裁を強める権力者への革命を起こそうとしたところをMoDに襲われ国家が滅亡してしまったため、半ば自棄気味に入団した。地力は低いが、自身が編み出した『相手が強ければ強いほど自らの魔力が強化される』秘術により団内では団長に次ぐ実力者として扱われている。他のメンバーと比べればまだ常識的だが、それでも時々暴走する。


ソルミア「……ということなので、この依頼はあなたに任せたいのですが……よろしいですか？」
ジェイル「フッ、やはりあいつらはただの戦闘狂。傭兵とは何たるかも分かっていないような連中だな……その依頼、私が引き受けよう。詳細を説明してくれ」
ソルミア「はい。それでは……」

〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜

貴族「フン、お前が私の護衛か？」
ジェイル「ああ、お前は私が守ってやる。誰にも触れさせやしないとも」
貴族「……口の利き方がなっていないな。雇い主に敬語も使えないとは……」
ジェイル「それは失礼。生憎、力はあっても学がないもので」
貴族「……まあいい、付いて来い」


ジェイル「……それにしても。散歩とは、貴族も随分暇なのだな？」
貴族「これも領主としての仕事の一環だ。……万が一にも反乱が起きんように、この目で危険分子を探し出すのだよ」
ジェイル（暗に反乱が起き得るような統治を行っていると言っているようなものだが……）「……っと」

ｶﾞｷﾝｯ!!

貴族「な、なんだ！？」
ジェイル「……心配ない、ただの投石だ。犯人は……お前か」
少年「ど、退けよ！ そいつが重税をかけたせいで、姉ちゃんは死んだんだ！ 俺が姉ちゃんの仇をとってやる！！」
ジェイル「……悪いが、それは出来ない相談だ。私の仕事はこいつの護衛……依頼主の人格がどんなに酷かろうと、私にはお前のような奴からこいつを守る責務がある」
貴族「そういうことだ。しかし、反乱分子を見つけ出すことが出来て幸いだった……おいお前、こいつを拘束しろ！」
ジェイル「？ 何を言っている。私は依頼以上の仕事をするつもりはない……したいならお前がやるといいだろう」
貴族「ぐっ……屋敷に戻る！ 衛兵を連れて此奴を捕らえる、それでいいのだろう！？」
ジェイル「……好きにしろ」
少年「クソッ、この人でなしがぁ！！」



貴族「もうすぐ屋敷だな……っ！！？」

ﾊﾞｷﾞｨｯ!!

ジェイル「……どうした。『誰にも触れられていない』のに吹き飛ばされるとは……それがお前の芸か？」
貴族「ふざ、けるなっ……！！ お前がやったんだろう、魔導師！！」
ジェイル「おいおい、証拠もないのに人を疑うなよ。……これはきっと、さっきの少年の恨みだな。彼はよほど高度な呪術師なのだろう」
貴族「でたらめを……ッ！！？」

ﾊﾞｧｧｧﾝ!!

ジェイル「おぉ、これまた綺麗に吹き飛んだ……この調子だと屋敷に着く前に地獄に着きそうだ。今からでもあの少年……いや、お前が虐げて来た民たちに許しを請いに行った方がいいんじゃないのか？」
貴族「じょうだんじゃ、ない……ッ！！！？？」

ﾄﾞｶﾞｧｧｧﾝ!!!

ジェイル「……生きているか？ 回復はしてやろう、死なない程度にな……」
貴族「ひ、ひぃっ……！！」
ジェイル「そう怯えるな。お前はお偉い領主様なんだろう？ 泣いて頭を地に擦り付ければ、彼らもきっと許してくれるさ。それに、私が守ってやる……仕事だから、なぁ？」
貴族「…………！！！」

〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜

ソルミア「……ジェイル、言いたいことは分かりますね？」
ジェイル「あんたには悪いことをしたと思っている。だが反省も後悔もしていない」
ソルミア「……謹慎で、構いませんね？」
ジェイル「いいだろう。反省文も今日中に提出しよう……中身には期待しないで欲しいが」
ソルミア「…………はぁ」」(2016-08-25 07:16)

えくぅ⑨
「ジェイルGJ。現実でも松倉勝家とか、重税で大勢の死者を出した人いますし、重税って間接的な死刑ですからね……
絶対2500通すマン。相手がライトニングやメテオバーストでも無い限り、2400＋相手火力＋100でぶん殴れる超火力仕様。罠カード耐性もあるのでバックが多い相手でも安心。
レベル６ではありますが、アルゴーや黄金櫃で肥やせば召喚保証が付くので出しやすい部類。ネタとしてテンペルで出す方法がありますが完全にこれ専用になるという……」(2016-08-25 08:09)

名無しのゴーレム
「えくぅ⑨さん、コメントありがとうございます。あとお久しぶりです。
元革命家に悪政領主の護衛をさせた時点でこうなるのは決まっていたような気がしないでもありません。人としては正しいかもしれませんが、護衛としては失格ですよね（笑）。
②の効果はコストなしのプライドの咆哮なので、与えられるダメージは100で固定……のはずです。大ダメージは見込めないのが欠点とも言えますね。
レベル7だから七星の宝刀なんかで除外してもいいですよ。」(2016-08-25 19:44)

黒壱(クロイツ)
「アレですね。最早全ての人員が謹慎してて、そこからソルミアさんが任務に適した人材を選んでるような状態。ソルミアさんはきっと、除外されたMODをssできる効果に違いない。
種族属性に恵まれているので一番ssしやすい気もしますが、このカード専用になるのが何とも。
矮星竜で光属性共々サーチできるので相性は良いかも？」(2016-08-25 21:38)

名無しのゴーレム
「黒壱さん、コメントありがとうございます。
むしろ謹慎が解けた奴から派遣してる感じかと。それでまた問題を起こして謹慎を食らうという無限ループ……もはやローテーション式になっているのではないかというレベル。ソルミアの効果は……お楽しみに、とだけ。
属性も種族もバラバラな連中ですから汎用カードだと高レベルサポートくらいしか使えそうなのがないですね。このカードに特化するとして、エクストラデッキレスの闇属性魔法使い族主体のデッキ……ブラマジデッキならワンチャン？」(2016-08-25 23:28)