雷電城の智将ワット

黒壱(クロイツ)さんの作成したオリジナルカードです。

種類・種族		カテゴリー名
【雷族／効果】		雷電城
属性	レベル	攻撃力	守備力
	5	1000	2200
「雷電城の智将ワット」の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。①：手札のこのカードを捨てて発動できる。デッキから「雷電」魔法・罠カード１枚を手札に加える。②：フィールドに存在する帯電カウンターを３つ取り除いて発動できる。墓地のこのカードを特殊召喚する。
作者		作成日時
黒壱(クロイツ)さん		2016/08/21 23:07

イイね！

黒壱(クロイツ)
「雷電城5枚目。サーチに次ぐサーチである。やだ、私のオリカ、EMの二の舞……？
銀髪ロングヘアの眼鏡男子。マクロスのロイド殿下とかそんな感じ。

※

陛下の部屋を出たところで、ルクスは呼び止められた。
「何か……？」
「陛下のご容態は芳しくありません」
無駄を嫌う、単刀直入な話し方だ。
「あまり刺激の強い話はされないように。お身体に障ります」
「ですが、それじゃ陛下があんまりで……」
雷帝ニトは、その称号とは裏腹に病弱で、幼い。
エルドリッジがかの実験によって天空に浮かんで以降、城内の人間は全て呪われ、雷精霊の眷属となった。
即位間も無いニトは、永遠に幼い少女の姿のままに、時を止められてしまったのだ。
病床と玉座を往復するだけの日々、せめてもの慰みにと地上での話を物語ることが罪だというのか。
「貴公は貴公の任務を果たせばよろしいのです」
「わかっています。しかし、私は帝国の軍人である前に陛下の友人です。友人は、その友誼を全うしなければならない」
「……貴公のその立場は、他の諸将からよく思われていないということを、お忘れ無きよう」
「ご忠告、感謝します閣下」
そのままルクスはワットに背を向けた。見られないよう唇を噛む。
（何が『他の諸将』だ。お前が一番良く思ってないんだろっ）
内心毒付くルクスの背中を、ワットは銀縁眼鏡の向こうから、冷たい眼で見送っていた。」(2016-08-21 23:07)

名無しのゴーレム
「早速過ぎるギスギスムード。元ネタが元ネタとは言えシリアスが濃すぎる……
どうやらランク5が中心になるっぽい雷電城。①②の効果が非常に噛み合っていて、カウンターを貯めながらそれを消費して自らを蘇生することができます。ルクスでサーチして、このカードで魔法・罠をサーチ……あ、この流れは全盛期の影霊衣の動きだ！」(2016-08-22 19:58)

黒壱(クロイツ)
「名無しのゴーレムさん＞
そうかネクロス……やばいですね、本当に危険な匂いしかしない。
ちなみに上級モンスターが中心なのは、呪いによって地上に降りるのが難しい＝通常召喚しにくいという発想です。」(2016-08-22 23:39)

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