求血貴の同胞

名無しのゴーレムさんの作成したオリジナルカードです。

種類・種族		カテゴリー名
-		求血
属性	レベル	攻撃力	守備力
-	-	-	-
「求血貴の同胞」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①：500LP払って発動できる。相手の墓地に存在する「求血」モンスターの戦闘によって破壊されたモンスター1体を選んで自分フィールドに特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターは「求血」モンスターとして扱い、種族を悪魔族として扱う。②：墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「求血貴の同胞」以外の「求血」魔法・罠カード1枚を墓地に送る。
作者		作成日時
名無しのゴーレムさん		2016/08/12 6:33

イイね！

名無しのゴーレム
「やっぱり吸血鬼といったら吸血による仲間作りですよね。戦闘破壊がトリガーですが、上手く嵌れば連鎖式に吸血鬼が増えていく……あれ、これってゾンビじゃね？

少女「…………だ、れ……？」
男「……息はあるようだな。小娘よ、私は人ならざる者……私ならば貴様を生かすことが出来る。だがそれは、貴様が私と同じ『人ならざる者』となることを意味する……選べ。貴様はどうしたい？」
少女「……わ、たし、は……」

少女「…………」
男「具合はどうだ。……まだ慣れないだろうが、しばらくすれば違和感はなくなる」
少女「……はい。ありがとうございます……」
男「……後悔、しているか？」
少女「分かりません……でも、私はこれからどうすれば……？」
男「そうだな……ならば、我が屋敷に来るというのはどうだ？我が息子の従者として、我らが如何なる存在であるのかを学ぶのだ……無論、貴様が望めばだが」
少女「…………1つ、質問してもいいですか？」
男「ああ。何だ？」
少女「……どうして、私を助けたんですか？」
男「……我が同胞の多くは、人間を食糧としか見ていない。しかし私は……私は、人間を愛している。少し前に後妻として人間の女性を迎えた時は、随分と周囲からの顰蹙を買ったものだ」
少女「そ、それで私を……？」
男「一因ではある。……それに、我らのせいで死に行く生命をただ見ているだけというのも気が乗らなかったのだ」
少女「…………」
男「そうだ。我が眷属となったのだから、新たな名が必要だな……何か希望はあるか？」
少女「え？ ……いえ、お任せします……」
男「分かった。ならば……」

〜〜〜〜

アスワン「ドラクル様、お食事の用意が出来ました……」
ドラクル「ありがとう。……しかし、お前がここに来て随分経つな。ここの生活には慣れたか？」
アスワン「はい……色々と、学ばせてもらっています」
ドラクル「父様がお前を連れて来た時は、俺も驚いたものだ。まさか異国で『ハンターに滅ぼされた一族の生き残り』を助けてくるとはな。やはり、父様は偉大であったのだな……」
アスワン「……私も、そう思います。お館様のおかげで、私は救われましたから……それに、ドラクル様にも……」
ドラクル「ん？アスワン、最後の辺りが聞き取れなかったんだが……」
アスワン「いえ、お気になさらず……」
ドラクル「……そうか、ならいいが。あ、宴の用意を頼んでもいいか？」
アスワン「宴……ですか？何か、祝い事でも？」
ドラクル「いや、そういう訳ではないが……明日、この屋敷に人間の女性が来るんだ。……遂に、俺に彼女が出来たんだ！！」
アスワン「…………えぇ！？」」(2016-08-12 06:33)

ター坊
「ええぇっ！！(CV:マスオさん
遂に彼が報われr…何か嫌な予感がする。
相手をゴヨウしつつ求血モンスターにしてしまうとは色々悪さが出来そうな効果。」(2016-08-12 10:30)

名無しのゴーレム
「ター坊さん、コメントありがとうございます。
ちなみにこのカテゴリは次回で終わり。つまりはそういうことです（どういうことだ）。
いつ破壊したかは問わないのでカーミラで一掃したモンスターを数ターンかけてじっくり蘇生……みたいなことも可能です。ただし永続罠故の遅さには注意が必要。」(2016-08-12 13:29)

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