護蒼騎士 セレス

廃人
「一番上のお姉ちゃん。ガンブレードだかガンスラッシュみたいな武器にはシールドが取り付けてあります。何か最近盾の扱いがどんどん形骸化していってる気がしなくも無い。
名前の由来はアクアオーラの別名「セレスチャルオーラ」から。

妥協召喚可能だが、その場合は攻守が１０００下がります。レベル５版のアパタン効果に加え、その効果を使ったターンは相手はフィールドでモンスター効果は使えません。
ランク５は中々強烈なヤツがいますよ(フラグ)

・すていしす(ギリギリＲ－１５かも)
王宮のある敷地に隣接する塔。そこは護蒼騎士達の総本山にして、作戦の拠点としても用いられる場所である。今日は、その塔に隊長格、上級下級含め、騎士達の中から選び抜かれた数名、そして団長アクアマリンが集い、今後の事についての会議が行われていた。
その中には、護蒼騎士の「蒼き三騎士」が一人、三姉弟の長女セレスも参席している。階級は下級騎士ながら、その実力は既に隊長格にも匹敵すると評される凄腕の騎士であり、銃と剣の合わさった武器である「ブラスターソード」を愛用する唯一の騎士でもある。その特異性も相まって、非常に知名度が高い。余談だが、ブラスターソードの開発には妹であるコスモも携わっているとかいないとか。

「それでは、改めて今後の方針を説明する」
騎士団長アクアマリンは、その凛とした表情を更に引き締めながら、会議の席にいる者達を見渡し告げる。最初に見やるは、騎士団内でも随一の潜入及び偵察適正を持つ下級騎士コーディ。
「コーディ、君には例の科学者が潜伏していると思しき奈落の谷付近での偵察をお願いする。……けれど、無理だけは決してしないでくれ」
「了解だ。俺だって死ぬのは御免被る」
普段と変わらぬ態度に何処か安堵した様子のアクアマリンが次に目を向けたのは、寡黙なる漆黒の騎士。
「ホークアイには、引き続き国境周辺の異常生物達の排除を行ってもらう。……辛い役目を背負わせて、本当にすまない」
「……それが、俺の役目だ」
負い目を感じているのか、アクアマリンは悲痛な表情でその命を下す。「気にするな」と告げるホークアイの表情は、兜の下に隠され窺えない。己の表情を見て、迷いを生じさせてはならない。そんなホークアイの不器用な優しさに、アクアマリンは心の中で感謝した。
そして、３人の隊長格にも同じように指示を飛ばす。
「サファイアは今まで通り騎士達の育成に専念を。トパーズは防衛拠点の改修指示を担当してもらう。ラピスラズリ、君は竜軌のお二方と協力し、この事態を他の国へ伝えるんだ」
「了解しました」
「おっしゃ！分かったぜ！」
「おぉ～責任重大ねぇ」
三者三様に返事を返す隊長格。彼らならば、大丈夫だろう。そう確信し、アクアマリンは次にセレスへと目を向ける。
「セレス、君にはなるべく今まで通りに過ごしてもらいたいが……もしも戦になったならば、その時には国境防衛部隊の方へ回ってもらう」
「……はい」
国境防衛――それは詰まる所、最後の砦。そんな大役を任されたセレスは、その重みをひしひしと感じていた。
「どうか気負わないでくれ、セレス。その荷が重い事は、ボクだって分かっている。けれど、どうか忘れないで欲しい。君は独りで戦っている訳では無いという事を」
「…………」
『独りで戦っている訳では無い』。その言葉を、セレスは脳裏で反芻し続けた。
「これを以て、今会議を解散とする」
やがて会議が終わり、騎士達は各々散っていく。それでも、セレスは先の言葉が心に焼き付いて離れなかった。

その日の夜中、セレスは未だ眠れずにいた。
「はぁ……」
心に燻ぶるアクアマリンの言葉。
戦が起こるかもしれない。そうなれば、戦場に果てるかもしれない。結局、最期は独りになるのだ。誰もが皆、孤独の内に逝くのだ。セレスは恐れていた。その孤独を。そして、それを弟や妹が味わうかも知れない未来を。
「私はいつから……こんなにも弱くなってしまったのかしら」
窓の外に浮かぶ月を眺め、独りごちるセレス。答え無き問いを虚空に投げかける彼女の背は、酷く小さく見える。
そんなセレスの背に、聞き慣れた声が投げかけられる。
「お姉ちゃん……」
「え？タンザナ……？」
そこにいたのは、愛する弟だった。何故、ここにいるのだろう。その疑問は、続く言葉で解消された。
「えっと……コーディにお願いして、連れてきてもらったの。どうしても、お姉ちゃんに会いたくて……」
「だめ、かな……？」上目使いでそう問い掛けるタンザナが、愛おしくて堪らなかった。
「ううん、ダメじゃないよ。ほら、おいで……」
扉の前に立つタンザナを手招きし、自身の膝の上に乗せるセレス。タンザナの感触や匂いを堪能していると、不意にタンザナが口を開いた。
「……コーディに、聞いたんだ。今日の会議のこと……」
その瞬間、心臓を掴まれたような感覚に陥るセレス。何とか平静を装うとするも、心の底から恐怖が湧き上がってくる。
「お姉ちゃん、国境防衛に当たるかも知れないんだよね……？」
それ以上、言わないで。これ以上、心配しないで。だって、きっとそれを聞いたら、私は逃げてしまうから。その優しさに、甘んじてしまう。それだけは、ダメだから……。
「……僕は、弱いけど」
だが、続く言葉はセレスの予想とは大きく違った一言だった。
「それでも、強くなろうとずっと努力してきた」
タンザナの握る拳が小さく震える。
「もし、お姉ちゃんが苦しい時、辛い時……僕が、守れるように」
少し震えるその声は、それでも強い決意が籠っていた。
「僕だって、騎士だから……わっ！」
そう言い切るや否や、セレスは強くタンザナを抱き締めた。
「お姉ちゃん……？」
「ありがとう、タンザナ……」
なんと強く、逞しくなったのだろう。自分の背を追いかけていた小さなあの子は、いつの間にか目の前に立っていた。弱気になっていた自分を、あの子はその小さな身体で守ろうとしてくれたのだ。
恐怖は、消えていた。代わりに、心の底から暖かいモノが込み上げて来た。

ベッドに倒れ込む二人。月明かりに照らされ、潤んだ瞳が交わる。タンザナはセレスに覆い被さり、セレスはタンザナを抱擁する。
見つめ合う二人は、そのまま唇を重ね合わせる。
「ん……ちゅ……はぁ……」
「あむ……れろ……ちゅぷ……」
一分か、二分か、重ねていた唇を離すと、混じり合った唾液が糸を引く。
「ん……キス、上手になったね」
「もう、お姉ちゃん……」
茶化すようなセレスの言葉に頬を膨らますタンザナ。そんな反応が愛おしくて、セレスは更にタンザナを弄る。
「あっ……」
「ふふ、キスだけでこんなに大きくして……♪」
タンザナのズボンと下着を下ろし、既に固くなったソレを指で愛撫するセレス。負けじとタンザナがセレスの股間に手を伸ばすと、布越しに水音が立つ。
「あんっ……♡」
「お姉ちゃんだって、こんなに濡れてる……」
既にセレスは、下着越しでも分かる程に秘部を濡らしていた。
「何だか今日のタンザナは意地悪ね？」
「僕だって、やられっぱなしじゃ無いんだからね」
「ふふ……楽しみだわ♡」
そうして、二人は夜が明けるまで肌を重ね合った。

因みに、タンザナの要件が済むまで部屋の外で待機していたコーディは、聞こえてくる会話の雰囲気を察し、事が始まる前に寮へと帰っていたらしい。」(2016-08-07 21:16)

風鼠
「オネショタ来たー！（歓喜
レベル5にしてはステータスは高いため、出せれば戦闘でも活躍してくれます
ステータスは下がるがリリースなしでも出せる為、便利。それに加え、相手のターンにX召喚しつつモンスターの効果の発動を無効化するので、相手の展開中にやれば嫌な顔するでしょう」(2016-08-08 05:58)

ランペル
「ついに長女の登場ですね。武器とか姉弟の関係でも有名雷しいですね。そして何やら会議が開かれている模様。この会議に呼ばれるということからも実力がうかがえますね。
コーディさんはやはり諜報として有能ですね。ホークアイさんもつらいかもしれませんが、がんばって。そして3人の隊長へも連絡が、いつか登場しますよね？セレスさんは最後の砦を任されてしまいました。団長のアクアマリンさんの言うように仲間と力を合わせて頑張ってほしいところです。ヌークとの戦いも近づいてくる感じがいたしますね。
姉御は弟君に元気をもらえましたね。いつの間にかの成長に驚きとうれしさとかいろいろあることでしょう。結構話も進んでヌークとの戦闘とかも近いのかな？竜軌の2人も手助けをもらったりできれば心強いですね。ヌークは実験体を普通にＦ・Ｆのいた場所から持ち出してるので、Ｆ・Ｆモンスターも出てきたりすると考えると厄介なことになりそうですね。今のところはワンちゃんがホークアイさんに始末されてましたね。そして本日もお楽しみのお2人。なんか毎日のようにやってんな！そしてそっと立ち去るコーディさんイケメソ。
リリースなしで召喚できる便利な効果。そしてリリースして召喚または護蒼騎士の効果以外でＳＳした時はステータスが1000下がるデメリット効果つき。そして相手ターンにレベル5でＸ召喚ができる効果が強力。しかもこの効果でＸしたターンは相手のモンスター効果の発動を封印するという強烈な効果がついてますね。このカードがいれば基本は相手ターンでＸして相手の展開を大幅に遅らせれるので、うまく使いたいところですね。除去するカードで除去されるならチェーンしてＸすれば最悪モンスター効果の発動は無効化できますからね。デメリット効果はありますが、基本Ｘ素材になるのでいい感じだと思います。」(2016-08-08 07:13)

廃人
「＞風鼠さん　コメントありがとうございます。
おねショタは国の宝でございます(恍惚)
攻守は共に２５００、普通に出しても割と活躍できるステータスではありますね。妥協召喚は基本的にＸ召喚用に用いられる事でしょう。
相手ターンにＸ召喚すれば、相手の場で発動するモンスター効果を封じます。実は結構メタ・コントロール的な一面を持ったカードです。」(2016-08-08 21:03)

廃人
「＞ランぺルさん　コメントありがとうございます。
長女登場の巻。色々と有名ですとも。団長が特に信頼を置いている騎士が呼ばれる会議に出てる時点からも実力が伺えましょう。
皆が皆、各々の役割を負って来たるべき時に備えます。セレスもまた、仲間と力を合わせ、国を守る為に戦う事になるのでしょう。
ヌークの狂気は次第に大地を蝕みつつあります。国境付近にまでＦ・Ｆが迫る事は今まで無かった事です。きっと皆、予兆は感じ取っている事でしょう。
セレスの知らない間に、タンザナは成長していました。嬉しさと寂しさが綯い交ぜになったしっとりセッｋ(
そして、コーディは紳士。ちゃっかり後日感想を窺ったりするけど。
護蒼騎士の妥協召喚枠。やはりメインは相手ターンのＸ召喚でしょう。モンスター効果を封じる為、手札か墓地誘発以外は怖くありません。
相手の除去にチェーンして打てるのは言うまでも無い事、このカードで窮地を切り抜けつつ反撃に繋げたい所ですね。」(2016-08-08 21:11)