流星の煌き

名無しのゴーレム
「星詠師最後のカードは全体除去となります。最後ということでストーリーが異常に長くなりましたが、どうかお許しを……


カペラ「…………はぁ、やっぱり上手くいかないな。こんな調子じゃ、いつまで経ってもシャウラ先輩みたいな小説は……」
ハダル「カペラ……また小説を書いていたのか」
カペラ「……ハダルか。私に何か？」
ハダル「忘れたのか？ ……今日は流星群が見られるから全員で天体観測に出るとカノープスさんが言っていただろう」
カペラ「あ……そうだったな。今、行くよ……」


カペラ（流星群、か……流れ星に願い事でもするか？ ……フフ、占星術師とは思えない発想だな）

スピカ「……たくさんお金が手に入りますように……これじゃあ3回は言えないね」
ミラ「願い事を短縮すればいいんだよ。……金金金！ ほら、これならどうだ？」

カペラ（……あいつらは変わらないな。というか、そこまでして願い事をする気か？）

ミモザ「ふぁぁ……流星群が見られると聞きましたから、今日はお昼寝して来ましたが……やっぱり夜は眠くなります……」
レダ「流れ星かー。森にいた時に見たことあるけど、ここに来てからは初めてだなー」

カペラ（……確かに、ここ最近は流れ星なんてなかったな……）

アルヘナ「ミャーちゃんは流星群って見たことある？ 私、初めて見るんだ〜」
ミアプラ「……私も。どういうものかは聞いたことがあるけど、実際に見たことは……」

カペラ（この2人は初めて流れ星を見るのか……私も、最初に見た時はワクワクした覚えがあるな……）

カノープス「もうすぐかしら……ウフフ。不思議よね、何回見ても綺麗だって思う気持ちは薄れないんだもの。そうだ、少しお酒でも……」
シェアト「……カノープス先輩。それは、止めておいた方が……」

ハダル「……なあ、カペラは願い事をするのか？」
カペラ「え？ ……ハダルは、どうなんだ？」
ハダル「するよ。……意味のないことだとは承知しているが、藁にでも縋りたい気持ちなのでな……カペラも、祈るだけ祈ればいいじゃないか」
カペラ「……お前の言う通りだな。よし、それじゃあ……」
シャウラ「間に合った！？ ……良かった、まだ始まってないみたいね……」
カペラ「！？ シャウラ先輩、今までどこに……」
シャウラ「あ、あはは……ちょっと、小説を書いてたら遅れちゃって……」
カペラ「…………あの、シャウラ先輩。実は……」
シャウラ「あ！ 始まったわよ！」
カペラ「え……」


カペラ（…………やっぱり、流星群は綺麗だな。みんなもはしゃいで……そうか！！）

ハダル「……終わったか。どうだカペラ、願い事は……」
カペラ「シャウラ先輩！」
シャウラ「？ ……私に、何かあった？」
カペラ「私、分かりました！ 頭の中の想像なんかよりも、実際に目の前にあるものの方がずっと煌めいている……だから、自分で見たものを見たままに書けばいいんですよね！」
シャウラ「え？ ……まあ、そうなのかな……」
カペラ「そうですよね！ 私、もう少し頑張ってみます！」
シャウラ「え、えぇ……行っちゃった。……それにしても、カペラちゃんは何を頑張るのかしら……？」」(2016-06-06 05:57)

風鼠
「カペラちゃん頑張れ。それにしても、見た物を見たままに書く…ということは…みるのか?!行為を?!（興奮）

効果はカテゴリのカードの枚数が多ければ、お互いのフィールドの表側表示のカードを破壊する効果。
これにより、相手の厄介なロックからモンスターを破壊できる。ただ、こちらのカードも破壊されるので発動タイミングは考えたい所」(2016-06-06 06:20)

名無しのゴーレム
「風鼠さん、コメントありがとうございます。
そこまで行ったら先輩を超えられるでしょうね。超えてはいけない方向に。
理想は向こうの盤面を破壊しながらこちらのP効果に繋げ、P召喚から数で圧倒する流れですね。Pゾーンさえ用意出来れば破壊されてもまったく問題がないのがPの強みになりますからね。」(2016-06-06 07:05)

ター坊
「なるほど。実地経験は必要だな！
表側全員消えちゃえ効果。耐性やカウンターで防がれやすいものの、フリーチェーンで全体除去を狙えるのは強い。」(2016-06-06 07:49)

名無しのゴーレム
「ター坊さん、コメントありがとうございます。
地味に以前ハダルが言っていた「経験も知識もないことは書けないだろう」に対する一つの解答になっています。実際に見たものを書けばいいじゃないか！
カウンターは彗星で妨害出来るので案外通しやすいかも。対象にならない連中だって容赦なく流星の餌食になってもらいましょう。」(2016-06-06 08:50)

トワイライト
「目の前にあるものを材料にする……
シャウラさんのリスペクトかな？

発動条件が自分フィールドの
「星詠師」カードが相手フィールドの
カードの枚数より多い場合なので、
劣勢時に使うカードではなくコンボ
カードやそれこそ「罠」カードとして
使う感じですね。破壊をトリガーに
するのとＰモンスターなので墓地に
はいかない「星詠師」の特性を
活かした集大成のカードですね！」(2016-06-06 14:06)

名無しのゴーレム
「トワイライトさん、コメントありがとうございます。
結果的にそうなりましたね。
これでもかというくらい場にカードを並べていくカテゴリですので、発動タイミングさえ間違えなければ腐る場面はあまりないはず。「王道的なPカテゴリ」としての方向性で進めてみましたが……実際、このカテゴリがどう動くのかはよく分かりませんね（笑）。」(2016-06-06 22:18)

廃人
「走るカペラ、目指す先には何があるのかな？
自分の場の星詠師カードの数が相手よりも上回っているという状況は、Ｐゾーンや魔法罠ゾーンも積極的に埋めていきやすい星詠師ならそこまで難しくない条件かも。
破壊時のＰ効果も使えるし、ドローもできる(お互いにですが)。流れを変えたい時に撃ちたいカードですね。」(2016-06-06 23:08)

名無しのゴーレム
「廃人さん、コメントありがとうございます。
たぶん成功したら第二のシャウラが出来上がります。腐ってやがる、遅すぎたんだ……
相手ターンに発動して展開されたカードを潰すもよし、自分ターンに発動してP召喚からの一斉攻撃に繋げるもよしの便利カードです。でも相手がドローしたカードを使用するリスクを考えたら攻勢に出るとき用として運用した方がいいかも？」(2016-06-06 23:23)