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白雪聖女の届け先

すっpさん の作成したオリジナルカードです。


白雪聖女の届け先
種類・種族 カテゴリー名
- 第376回オリカコンテスト
属性 レベル 攻撃力 守備力
- - - -
このカード名の②③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:フィールドの「セント・シスター」カードが自分の墓地へ送られる度に、このカードにプレゼントカウンターを1つ置く。②:自分・相手ターンにこのカードを墓地へ送って発動できる。このカードに置かれていたプレゼントカウンターの数以下のレベルを持つ「セント・シスター」モンスター1体をデッキ・EXデッキから特殊召喚する。③:このターンに墓地へ送られていないこのカードを墓地から除外して発動できる。デッキから「白雪聖女の届け先」1枚をセットする。
作者 作成日時
すっpさん 2024/12/20 11:00



すっp
「一面真っ白の雪の中、全身タイツで四つん這いになってる男がいる。

「さぁ、乗れイヴ!!」

そう、ニンギルスである。

「絶対イヤですッ!!」

「なぜそうも嫌がる………。そうか、サンタの衣装じゃないからトナカイの上に乗るのは恥ずかしいのか。ならば……
いつかこう言う日が来ると思って用意しておいたぞ」

渡されたそれはとても可愛らしいサンタのコスチュームだった。しかしイヴの引き攣った笑みはまだ消えない…。

「違います。そんな格好の兄さんの上に乗るのが恥ずかしいんです!!
それにサンタさんが直接乗ると言えばソリでは?」

「流石イヴ、目ざといな。
だがそうモタモタしてる時間はないんだ。今夜届けなければいけないプレゼントがこんなにある。」

倉庫の中にはパンパンなプレゼントの山がそこにはあった。現代風にいえばちょっとしたコンビニくらいの量だ。

「こんなにですか!!??
兄さんは毎年この量を届けてたんですか?」

「例年より少し多いが俺も去年までとは違う。
機界騎士共の技術を参考にしてな、俺の体に組み込んだ。だから今の俺に普通のソリは着いて来れないんだ…」
「良かった。ちゃんと理由はあったんですね」
「……まさか俺が跨ってもらいたいだけの変態かと思ったのか?」
「違ったんですか?」
「フッ否定はしない…」

「否定して下さいッ!!」


どうやら今夜は長い夜になりそうだ……


「よし、準備は良いな?」
「はいっ!」
「トップスピードで駆け抜ける!舌を噛むなよッ!!」
(2024-12-20 11:07)

すっp
「無数の星々が輝く夜空に弧を描くように跳ぶそれは、見るものが見れば本当のサンタのように見えた。
ーーーーーーーーーーーーーーー


「次は……と、ここはアイツの家か」
「フフ…。アウラム君サンタさんが来るの楽しみにしてましたからプレゼント貰ったらきっと喜んでくれますよっ」
「なッ!!いつからアイツを君付けする間柄になったんだ!!」
「君付けどころかお家にも遊びに行った事ありますよ」
「…………アイツには少し借りがあるからな…。骨数本で勘弁してやろう……」
「兄さんしーーっ、アウラム君起きちゃいますよ…!!(小声)」
「クッ…、


俺は認めんぞーッ!!!!!」

1人の男の哀しい咆哮が聖なる夜に響き渡る。

「ンん〜、ムニャムニャ………あれイヴ?…とニンギルス!?なんで……ってそれにその格好…!!」

「「あ」」

こうしてサンタの真実を知ってしまった少年はサンタメンバーに加わったのだった………


前のオリカにも軽くss書いちゃったから今回も書かねば(使命感)がありますた……。
《星遺物の導く先》の微オマージュカードです。
セント・シスターの潤滑リクルートみたいな感じにしました。
急いで書いたので変なとこあるかもしれませんが笑って見逃して下さい。」(2024-12-20 11:09)

ガンドラP
「お疲れ様です!

またしても怪文shゲフンゲフン面白いSSをありがとうございます!
ニーサン、ハイスペ不審者すぎワロタ……。

SSが濃厚すぎて、申し訳ないですが、なんかもう大して語ることないですね……。
ただ、ニーサンたちがせっせとプレゼントを運ぶ様を、カウンターで表現するのはユニークですね。」(2024-12-20 20:45)


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