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ハッピー・トリック・ナイト

コンドルさん の作成したオリジナルカードです。


ハッピー・トリック・ナイト
種類・種族 カテゴリー名
- ハロウィン
属性 レベル 攻撃力 守備力
- - - -
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか発動できない。①:フィールドにアンデット族モンスターが2体以上存在する限り、自分フィールドのアンデット族モンスターの攻撃力は600アップする。②:自分メインフェイズに、自分フィールドにアンデット族以外のモンスターが存在する場合、自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。フィールドのモンスターを墓地へ送り、対象のモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはリリースできない。③:このカードを発動したエンドフェイズに発動する。フィールド、墓地の全てのアンデット族モンスターを除外し、お互いは墓地のアンデット族モンスター以外のモンスター1体を選んで特殊召喚できる。その後、このカードを破壊する。
作者 作成日時
コンドルさん 2024/10/31 23:01



コンドル
「 インターホンがなったので家のドアを開けたら、目の前に悪魔に仮装した子供が立っていた。
 「お兄さん、トリック・オア・トリート?」
 ああ、そうか。今日はハロウィンか。しまった。菓子は切らしてしまっているんだ。
 「申し訳ない、いまお菓子はないんだよ」
 そう伝えると、子供は俯いて塞ぎ込んでしまった。
 罪悪感が込み上げる。今から買ってこようか?そう考えていると、子供は肩を震わせて「ヒッ、ヒッ」と声を出し始めた。不気味に思った、その瞬間だった。
 「じゃあトリックだ!」
 子供の口角は不自然な角度に吊り上がり、口元の鋭い牙が剥き出しになる。そして2つの瞳は無邪気な子供が持つはずのない悪意に満ちた何かを宿していた。
 思わず、悲鳴をあげた。そんな私を見て、子供は金切り声のような笑い声をあげている。その声はだんだんと大きくなっていく。
ああ神様、どうかお助けください。
そう祈りながら、私の意識は深い闇の中へ──。

 何時間経ったか、玄関で目を覚ますと、あの子供は消えていた。ドアは閉まっている。
 あれは夢だったのか?だが、酒を飲んだわけでもないのにあんな怖い夢を見るはずは...。色々考えながらリビングに戻る。
 そして私は再び悲鳴をあげた。そこにはテーブルに置いてある料理を食べながら談笑する、3体の骸骨の姿があった。
 そうか。これは悪夢なんだ。きっとまだ夢の中にいるんだ、間違いない。そう言い聞かせながら、それでも私の体は無意識に外へ飛び出していた。
「悪夢だ...」
 狼男、首のない動物、空飛ぶ魔女、骸骨、ゴブリン...
 街を悪霊たちが歩いている。もし見つかりでもしたら、私はどうなるんだ。
 ああ、全てはお菓子をあげなかったからだ。こんなことなら用意しておくんだった。
 ああ、ああ。どうか助けてください。私を、どうか...
 私の脳内であの金切り声に似た笑い声がこだまする...。

 滑り込みでハロウィンに関するカードを。
 ハロウィンには死者に紛れ込み悪霊がやってくることがあるそうです。そんな悪霊たちに連れ去られないようにするために仮装をして魔除けをするらしいです。
 ③の効果はハロウィンが終わり、夜が明けることをイメージしています。つまり男も運が良ければ無事に帰れる、かも?」(2024-10-31 23:01)


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