山岳の片輪－霊峰院

お茶菓子さんの作成したオリジナルカードです。

種類・種族		カテゴリー名
-		片輪
属性	レベル	攻撃力	守備力
-	-	-	-
このカード名の①③の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。①：このカードの発動時の効果処理として、デッキから「山岳の片輪の守護者」１体を手札に加える。②：１ターンに１度、フィールド上に「流浪の伝導者」が存在する場合に発動できる。自分フィールド上の「片輪」モンスターの数までカードをドローする。③：このカードが効果によってフィールド上から離れた場合、自分の墓地の「流浪の伝導者」１体を対象として発動できる。対象のモンスターを手札に加える。
作者		作成日時
お茶菓子さん		2022/06/28 8:32

イイね！

お茶菓子
「麓の者は誰一人としてその霊峰には近寄らぬ。嘗てこの山には恐ろしい化け物が住んできたそうな…。しかし人々が困り果てている時にどこからともなく一人の旅人がやって来た。その者は一晩の宿の見返りとして山に住む化け物を退治してこようと言うのである。人々は口々にやめておけと言ったが、旅人は次の日には山に出掛けてしまっていた。人々は彼の者は二度と帰ってくることはないだろうと思い、哀れな旅人のことは忘れようとした。
だが、やはりどこにでも物好きはいるもので、旅人を気にしていた若者は村人の目を盗んで山に入った。元々掟により山に入ることを禁じられており、山そのものに興味を持っていた若者はだったが山に入る理由が増えたことで若者を思い止まらせる楔が抜けやすくなっていたのである。
さて、若者が山に入り、どんどんと獣道に分け入り山頂に近づくと、濃厚な血の臭いが漂ってきた。若者が木の陰に隠れながら様子を伺うと、大きな獣が倒れ付しており、その近くでは旅人が片手に小さな槌と鑿を持って一心不乱に山頂の岩を掘っていた。若者は村に飛び帰り、この事を麓に住む者たちに教えた。人々は驚き若者を先頭に山頂まで急いだ。そこには既に旅人の姿はなく、倒れた化け物の塚と、立派な建物が出来上がっていたという」(2022-06-28 08:32)

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