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遊戯王 戦士族大好きさん 最新カード評価一覧 337件中 61 - 75 を表示

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評価・ コメント
投稿日時
H・C ダブル・ランス ▶︎ デッキ 《H・C ダブル・ランス》
戦士族大好き
2023/10/08 16:28
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評価において難しい点の1つに「やるべからずを守った事を加味するのか」が挙げられます。
アクションには必ず結果が伴い、それは「存在」しているのでゼロを含む点数を付けることができます。
では何も起こさなかった・起きなかった場合はどうか。それは「無」でありゼロとは立場が異なります。

このカードの効果自体はゼアル期の1つのテンプレである2体分の素材を変形させたものであり、《ヒロイック》《H・C》《H-C》どのカードにも墓地肥やしカードがない時点で微妙です。
【ヒロイック】は何回か強化されましたが手札墓地で《H・Cダブル・ランス》扱いとなる後続モンスターは結局登場せず、今後の追加可能性も低いです。
そのため私が点数を付ける場合は4点が限界です。

このカードを評価するに当たり比べざるを得ないのが《BK スイッチヒッター》であり、彼は同名ではなくカテゴリモンスターを制限なく蘇生できアニメ産では革新的なモンスターでした。
しかし《BK》以外のSS不可能の今の遊戯王では絶対に無視できない非常に重い制約がついてしまい、23年の新規《BK》もその枷を引き継いでいく方針をとった時点で【BK】のこれからの将来が決定づけられました。

BK スイッチヒッター》の存在を考えるとこのカードは「無茶をしなかった」。
潜在的脅威を回避した評価を付けることも可能だと考えられます。
その場合、ヒロイック以外のモンスターをSSする可能性がある構築をした【ヒロイック】にとっては多大なる貢献をしているのは間違いなく、点数で言えば8~10を付ける事も納得がいきます。
H・C スパルタス ▶︎ デッキ 《H・C スパルタス》
戦士族大好き
2023/10/06 22:58
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受け身かつこのカードに攻撃誘導がついていないのもよく有りません。
逆に《H-C クレイヴソリッシュ》に攻撃誘導がついてしまっており、彼は《オネスト》効果持ちでこのカードの立つ瀬がありません。
持続時間もターン終了どころかバトル終了までであり、短すぎてスパルタ教育とはなんなのか考えさせられる哲学レベルの効果になっています。
無駄にターン1もついており、極めつけに【ヒロイック】の特徴の1つであるパンプアップと真逆の元々のATK参照をしている点で自重が過ぎます。

攻撃誘導がついていたら今のヒロイックの展開力を考えて+2点ぐらいはしてあげても良かったのですが。
別のヒロイックモンスターも要求するせいでこのカード単体での送り付け等の手の込んだ悪さも難しくなっており、個人的には《H・C》の中で一番の困ったちゃんです。
H・C ウォー・ハンマー ▶︎ デッキ 《H・C ウォー・ハンマー》
戦士族大好き
2023/10/06 22:44
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ソードハンター》の約12年後に登場した相互互換となる戦士。
彼と比べて、カテゴリ所属、最上級から上級によるリリース軽減、装備タイミングの早期化、パンプアップ期待値の上昇といった12年分の基礎的な能力は向上しているのは間違い有りませんが相変わらず自己SSはなく、上級となった分ATKもデチューンされています。
特に装備化の上限と任意効果が設けられた事により《ソードハンター》では可能であった送り付け+リクルーター自爆特攻による魔法罠ゾーン封鎖の芸ができなくなってしまったのは、冒頭に述べた「相互互換」のワードを付けた大きな理由になります。

このカードを送りつけるというよりは逆に墓地送りをトリガーにする自分モンスターを送り付けて戦闘破壊と装備化からのルール破壊または効果破壊の2重取りを目指したいところ。
しかし名称ターン1が当たり前の今の遊戯王ではそんな都合よく対応しているカードは少なくとも戦士族には殆どおらず、せいぜい《極星霊ドヴェルグ》や《魔装戦士 ヴァンドラ》ぐらいになります。
このコンボですら余りにもにもコストがかかるとEXから出せる《ゴヨウ》が良いよねとなってしまうのも困りどころ。

登場した当時も上級モンスター故に扱いづらく、ランク1と4で構成された《ヒロイック》の中でも浮いた存在となっております。
カテゴリ所属ゆえに《ヒロイック・コール》等の優秀な後続カードの登場のお陰で扱いやすさ(介護)は改善したのは救いでしょう。
ギガンテック・ファイター ▶︎ デッキ 《ギガンテック・ファイター》
戦士族大好き
2023/10/02 18:36
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戦闘狂の名がふさわしい戦士族を代表するSモンスター。
今の遊戯王では疑似戦闘破壊耐性としての価値はほぼなくなりましたが無限蘇生可能なため【戦士族】では貴重な《増殖するG》メタカードになります。
蘇生効果はダメージステップ発動のため《墓穴の指名者》等のカードが発動できず、墓地発動のため《無限泡影》も効かず、バトルフェイズのため《原始生命態ニビル》も発動できないと、「発動を無効にして」レベルの妨害しか受けないのが魅力。
型に入ると止まらないタイプです。

大型の3000ラインを簡単に立てられるようになっている今の遊戯王では素のATK2800も絶妙であり、自爆特攻のライフ消費を抑えつつループを持続できるようになっているのも《増殖するG》の大増殖を予期していたかのような調整ぶり。
ただ【戦士族】ではチューナーと素材の戦士族の影響で3000打点かそれを上回る値になる可能性が高いのはご愛嬌。一応3000ラインのメタにもなれます。
【戦士族】で自爆ループを考える場合は《壊星壊獣ジズキエル》等の3300打点を使って調整する必要があるでしょう。
増殖するG》をより意識するなら《手札抹殺》との併用も考えればライフ調整が幾分楽になります。

戦士族らしくバトル以外では無力に近く、《強制脱出装置》を筆頭とするフリチェバウンスや除外であっけなくさよならしてしまうので場を整えてから着地させたいところです。

闇属性は登場時期では《A・O・J カタストル》を戦闘破壊できる以外はせいぜいカオスの素材ぐらいで特に意味はなかったのですが、《表裏一体》の登場によりやや出しにくかった《ロード・ウォリアー》を無理やりSSできる様になったのは個人的に注目しています。
ロード・ウォリアー》を正規で出した場合はバトルで《ロード・ウォリアー》をリリースして《ギガンテック・ファイター》をリクルート、自爆特攻で《ロード・ウォリアー》を蘇生して、メイン1と2で2回の《ロード・ウォリアー》のリクルートができるようになるのもこのカードの蘇生にレベル指定等が無い故の芸であり大変面白い。
ちなみに相手墓地の戦士も蘇生できる隠された効果も持っています。

流石にグッドスタッフにはカウントできなくはなりましたが今の環境でも十分に活躍できる性能を維持しているのは称賛に値します。
X-セイバー ソウザ ▶︎ デッキ 《X-セイバー ソウザ》
戦士族大好き
2023/09/30 22:50
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素材の縛りや効果コストを考えると【X-セイバー】限定のS戦士であり汎用性はありません。
どちらの効果も今の時代でも悪くはない効果ではありますがモンスター1体を消費するのは燃費が悪すぎます。
効果を適用するまではATK2500のバニラ同然であるため、着地狩りや効果発動時の「無効にして破壊」にも弱いのも問題。
また持続もエンドフェイズまでと短く、返しのターンでもやはりATK2500のバニラになってしまい、罠耐性を維持して相手ターンに居座るといった芸ができないのもマイナスポイント。

前者の効果は連続攻撃とは相性がよく、今の遊戯王の大型モンスターの大抵は耐性やリカバリー能力持ちで有ることに目を瞑ればそれなりの盤面返し能力はあります。
後者の罠耐性の方がどちらかというと今の遊戯王ではまだ使える方であり、「全てのカードを破壊する」罠カードと合わせることでフィニッシャーになれる可能性は秘めています。
セイバー》罠にそんな新規が来ればいいのですが。
X-セイバー ウルベルム ▶︎ デッキ 《X-セイバー ウルベルム》
戦士族大好き
2023/09/26 20:15
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決まれば十分な効果を持っています。

シンクロ時代の【戦士族】においては一応入れておく汎用レベル7S戦士でした。
ただし当時の基準でもレベルの割に低いATKが足を引っ張り、発動機会をなかなか満たせませんでした。
ただしゲームスピードはゆっくりであったため相手の手札が4枚以上になること自体は多かったのを記憶しております。

現在でもこのATKの低さはマイナスポイントではありますが、巨大モンスターを並べやすくなったことやコンバットトリックの充実、そもそも論として整地してからのバトルが常識となったことで、他のカードに対モンスターは任せてこのカードはダイレクト要員としてのポジションを与えられるようになったのは1周回って興味深いところです。

今のこのカードが抱えている問題はどちらかというと相手手札の枚数であり、相手が4枚も手札に残してこちらにターンを渡してくることは今の遊戯王では「特大の手札事故」「展開が終わりエンドフェイズのリソース回復完了」「誘発だらけ」の3択が基本で特に3つ目はこちらの動きで更に手札が減るので発動条件が逃げていきます。
相手のモンスターを手札バウンスしたいところですが基本はEXから出てきたモンスターであり手札が増えません。

一応このカードの効果を発動できれば《増殖するG》の1ドローをほぼ相殺したのと同義であり、このカードの効果自体はターン1もなく連続攻撃とは相性が良いのは評価点。
またS召喚をトリガーとした効果ではないので召喚条件を無視したSSで強襲をかけられる可能性を秘めているのも魅力。

このカードが眠っている間に《ジャック・イン・ザ・ハンド》や《星の金貨》といった相手の手札を増やしつつこちらにもリターンがあるカードが増えました。
このカードの最新テキストは「持ち主のデッキの一番上に戻す。」となっており、与えたカードの取り戻しも可能であることが明示されています。
X-セイバー ウェイン ▶︎ デッキ 《X-セイバー ウェイン》
戦士族大好き
2023/09/25 21:21
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X-セイバー》の中では素材の縛りもなく効果も汎用的に落ち着いているS戦士。
S召喚時代の【戦士族】では汎用展開札として採用されていました。
シンプルな展開効果故にそれ以上もそれ以下もなく、展開が戦士族限定であるため【X-セイバー】では一番相性が良かったであろう《XX-セイバー レイジグラ》(獣戦士族)をSSできないのは致命的。

【X-セイバー】は確かにサーチ札はそれなりの数がありますがリソースの補給面はどちらからというと【フォルトロール・ループ】や《ガトムズの緊急指令》を筆頭に墓地・フィールド間が中心でありこのカードが【X-セイバー】で超重要カードとは言えないでしょう。
現在は出張させた特定の戦士族を強引にSSさせたい場合にEXデッキに忍ばせるポジションに落ち着いています。

新規追加で【X-セイバー】版の《黒羽の旋風》のような、S召喚がアドバンテージになるカードが登場すれば唯一のレベル5《X-セイバー》Sモンスターのステータス面で活躍は見込めるでしょう。
赤い忍者 ▶︎ デッキ 《赤い忍者》
戦士族大好き
2023/09/23 23:09
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青い忍者》もそうですがローレベル忍者の立ち位置としては《宙の忍者-鳥帷》に席を譲っており、ほぼ隠居状態で忍んでいます。
忍法 分身の術》からの大量リクルートの魅力自体は色褪せておらず、【忍者】よりかは(忍者寄りの)【ローレベル戦士】ではまだまだ現役です。
特に《H-C ヤールングレイプ》はレベル1と4をどちらも要求するに当たり、《青い忍者》・《赤い忍者》と《忍者マスター HANZO》との架け橋にもなれて最高の相性です。
昔は泣きながら《巨星のミラ》を出していましたが良い時代になったのものです。

このカードの注意点は強制効果故の暴発。
忍法 分身の術》からセットでリクルートした場合、相手のフィールドに魔法罠がないと自身の《忍法 分身の術》を割らないといけず盛大に自爆します。
相手の場にセットカードがあってもこのカードの反転召喚の前に発動されて墓地送りされてしまった場合は結果として表にすることができなくなります。
そもそもセットでリクルートしないか、または魔法カードをわざとセットしてそれを身代わりにするケアをしたほうが良いでしょう。
ちなみにこの点でも《H-C ヤールングレイプ》は優れていて《忍法 分身の術》の自壊をケアできたりします。
ただしセットされた忍者は《H-C ヤールングレイプ》でもケアできずに自壊します。

このカード自体の責任ではないのですが登場時期が《青い忍者》の第一期に対して第三期。
そのため極狭テキスト欄仕様が存在しないのです!
青い忍者》と違って字レアverもないのです!口惜しや。
ナイト・バタフライ・アサシン ▶︎ デッキ 《ナイト・バタフライ・アサシン》
戦士族大好き
2023/09/22 23:13
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3素材Xモンスターの多くは悲惨な性能をしておりますがその中ではまだまともな方です。
ゼアル期は例え3素材でも3000ラインを超えられる事自体が1つの強みだった時代であり、相手もXモンスターを並べている事が多くパンプアップの期待値は今以上でした。
レアリティもノーマルで入手しやすく【戦士族】には既に《H-C エクスカリバー》が存在しておりましたがそれでも上記の理由で採用する価値は一応ありました。

現在では相手のXモンスター依存が難しくなった代わりに重ねてX召喚によってX素材数を嵩増しできるようになりましたが焼け石に水でしょう。
同じ素材数に《覚醒の勇士 ガガギゴ》がおりますがあちらは効果がないため「効果を持たない」サポートに恵まれる可能性を秘めている分、総合的な強さはトントンかガガギゴが上になります。
また闇属性になった代わりに《フォトン》の名前が取れてしまい、フォトン強化で棚からぼた餅の可能性もゼロになってしまい将来性もないのが辛いところ。

デメリット持ちでもなく、3000超えの価値は今の時代も一応はあること、素材縛りがない闇ランク4戦士はこのカードと《No.98 絶望皇ホープレス》の2種しか無いことを考えてギリギリ3点とさせていただきます。
フォトン・バタフライ・アサシン ▶︎ デッキ 《フォトン・バタフライ・アサシン》
戦士族大好き
2023/09/22 0:46
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表示形式を変更するモンスターはそこそこ存在しますが、EXモンスター・守備を起こす・自モンスターOKを満たすとなると《カラクリ将軍 無零》ぐらいしかありません。
激戦区かつ盛者必衰のランク4の中では極めてシンプルな効果ですが「◯◯でいい」の評価がなかなかつかず、環境に顔を見せることはないでしょうが隙間産業に10年以上カッチリとはまり続けている戦士です。

このカードを採用する場合本来はオマケだった「自モンスターを起こす」用途が主になります。
守備指定でSSされたカードを起こしたりセットカードをリバースすることができ、特にリバースモンスターは扱いにくい分強力な効果持ちが存在しているので相性は抜群。
【戦士族】はリバースモンスターが10数種類ほどしかないのが残念。
ATKが下がるのを利用してレベル5以上の戦士を起こして《天融星カイキ》のトリガーにすることもできます。

やっている事自体は表守備も起こせる《太陽の書》であるためEXモンスターであってもモンスター2枚を消費するのはやや燃費が悪い印象。
エクシーズ・シフト》等の正規以外の方法で出してあげたり、効果を使ったあとはさっさとL召喚の素材や別のXモンスターにランクアップさせたりしたいところ。
リバーステーマは大体は自前のフリップカードが用意されているので独自のコンボ等で輝けるでしょう。
一応《フォトン》カテゴリにも属しているのも評価点です。
紅炎の騎士 ▶︎ デッキ 《紅炎の騎士》
戦士族大好き
2023/09/17 18:01
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騎士シリーズの中ではトリガーが炎属性の特色とも合致しており扱いやすい方です。
(1),(2)ともに強制効果のためタイミングを逃さないのも評価点。
ただし類似効果で自己SS持ち、カテゴリ所属、爆発対応、ターン1無しの《炎王獣 キリン》に基本的には軍配があがります。

キリンさんと重複する(2)ではなく(1)の効果や種族・レベルで差別化を図りましょう。
(1)のトリガーは相手に送り付けた炎モンスターを破壊して墓地送りしてもOKであり、《ヴォルカニック・クイーン》、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》、《怒炎壊獣ドゴラン》と炎属性送り付けモンスターは充実しており安全を確保しつつ墓地送りが可能になります。

戦士族のため《『焔聖剣-デュランダル』》でサーチ可能であり、《BK キング・デンプシー》のX召喚にも繋げることもできます。
戦士族寄りの炎テーマで組む場合はこちらのカードの方が何かと便利になる機会が多いでしょう。

(1),(2)が「いずれか1つ」であること、自爆特攻以外では単体では効果を発動できないことを踏まえて6点とさせていただきます。
細かい話ですが(1)のトリガーはモンスターの破壊が求められるので魔法罠ゾーンにいる炎属性モンスターを破壊してもトリガーは作動しません。(2)は満たします。
リトル・ウィンガード ▶︎ デッキ 《リトル・ウィンガード》
戦士族大好き
2023/09/16 22:02
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出るゲームのジャンルを間違えてしまったとしか言いようがありません。
各モンスターにヒットポイントが存在し「まもる」や「ぼうぎょ」等のコマンドがある古き良きターン制RPGではこのカードの効果は優秀だったでしょう。
しかし破壊か否かの2択しかない遊戯王のバトルシステムではATK/DEFは合計値が同値であればバランス型より偏っていた方が好都合であり、特にこのカードのステータスではどちらも中途半端すぎて攻めも守りもできません。

登場時期が第一期のVol.シリーズであれば【装備ビート】でそれなりに活躍できたかもしれません。
しかし収録されたのはなんと第三期であり遅きに失すぎています。
風レベル4戦士は《SPYRAL-タフネス》等の候補が多数存在しており、表示形式変更目当てでも《カラクリ》カードで十分です。

数少ない評価点は城之内使用カードであること。
このカードが救済される可能性は絶望的ですがリメイクのチャンスはあります。
マックス・ウォリアー ▶︎ デッキ 《マックス・ウォリアー》
戦士族大好き
2023/09/15 21:36
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風戦士は実は結構な数がいてその中ではまだ使いやすい方になります。
400のパンプアップは戦士族では珍しいチェーンブロックを作らないタイプであり、大型モンスターは屠れませんが発動妨害系持ちの下級モンスターには強く出れます。
打点も2200に届き所謂サイドララインを超えるのも評価点。
ダイレクトのときは1800のままですがステータスダウンが発生せず一長一短でしょうか。

面白いのは戦闘破壊後のレベルダウン効果。
レベル変動戦士はそこそこ存在しますが基本はレベル変動だけで完結していてアタッカーとしてのステータスは持ち合わせていません。
このカードのアタッカー能力とレベル変動能力をいいとこ取りと解釈するか器用貧乏とするかはプレイヤー次第でしょう。

惜しいのは風戦士のカテゴライズが進んでいないこととランク2戦士の層の薄さ(23/09時点で1種類)。
現時点では使い捨てアタッカーなら《ゴブリン突撃部隊》、レベル4風戦士なら破壊持ちATK1900の《SPYRAL-タフネス》で事足りています。
カオスライダー グスタフ ▶︎ デッキ 《カオスライダー グスタフ》
戦士族大好き
2023/09/12 18:21
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2000ラインまで打点を上げること自体は評価できます。
細かい点としてパンプアップは相手エンドまで持続するのも登場時期(2003年)を考えると良質です。
特にその時代は魔法カードは使い切りが当然でありコストとしては適していました。
現代だと魔法は除外による追加発動ができるカードが増え、除外トリガーを持つ魔法があったとしても大抵は対象のテーマ内で完結しておりこのカードを積極的に採用する理由がありません。

このカードより更に前に《魂を喰らう者 バズー》(2001年)が存在しており、あちらはMAX2500ラインまで届き、今は除外トリガーのモンスターも多いため更に差が付いてしまっています。
モンスター攻撃に限定されますが同じレベル4風戦士に2200打点の《マックス・ウォリアー》が存在しており、あちらはユニークなレベル変更もでき、立場としては苦しいので3点とさせていただきます。
No.93 希望皇ホープ・カイザー ▶︎ デッキ 《No.93 希望皇ホープ・カイザー》
戦士族大好き
2023/09/01 21:58
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正規のX召喚はできなくはないですが重ねてX召喚ではないので元のX素材はロストしてしまい燃費の悪さが目立ちます。
またこのカードを正規で出せるのはそれなりの地力があるカテゴリが殆どであり、その多くはこのカードを使わずとも強力な効果を持った終着点が用意されています。
手っ取り早いのはやはり《ナンバーズ・エヴァイユ》であり所持X素材の種類も4種となり十分です。

目玉の効果はなかなか豪快。ただし悪さをしないようにコナミが可能な限り枷をつけた痕跡が見えます。
縛りが強い故に《No.99 希望皇ホープドラグナー》 と比べざるを得ず、効果無効化もされず相手の攻撃妨害も持つ点でドラグナーが優位に立ちます。
ドラグナーの存在を考えるとどんなに少なくても3体はリクルートしないと元が取れません。
No.101以上のオバハンや(23/08時点では存在しませんが)《No.XX》といった数値を持たないNo.もリクルートできる可能性があるのは貴重な差別点。
前者のオバハンは維持できれば《CX 冀望皇バリアン》に繋がりはしますが蘇生条件も満たせないので繋がりが良いとは言えません。
希望の記憶》もありますが今度は【ヌメロン】が立ちはだかります。
細かい悪い点として着地狩りに弱い事やゴツさの割にATK2500と大人しいのも挙げられます。

SSしたモンスターをバーンの材料にするか、なんとかして無効化を解除してあげるのが一番でしょう。
ジャンクスリープ》は一枚で全体の裏側とリバースの機能を備えており、すぐに使えるのであれば自分のエンドフェイズに全員を裏にして、相手ターンのNS・SSに併せてこのカード+リクルートした全員が効果復活した状態で目を覚ます面白い動きができます。
枚数は1枚になりますが《若い忍者》を使ってもいいでしょう。

勿論高ATKを並べて与ダメ半減を無視する超火力で殴っても良いのですが【ヌメロン】がなぁ。
やっぱりあのカードは公式で出しちゃダメだった。

豪快な効果であることには間違いなく、リクルート対象が増える可能性も僅かながらあり、《ナンバーズ・エヴァイユ》1枚でEXデッキから大量に墓地送りできる面も考えて7点とさせていただきます。

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