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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第10006話 霊使いのイメチェン

第10006話 霊使いのイメチェン 作:トマトところてん

 なぜこの作品はこんな感じなのか。ロボットが人間の真似をしてごっこ遊びをしている。ロボットの方が冗談っぽいからで、と言い訳してるけど結局は僕にはデュエルが全てを決めるようなロボットのデスゲームを書けなかった方が正しい。
 ここからは霊使いの話。アニメ化もした。あれは別に遊戯王っぽくないというか、遊戯王を伏せ字にされて隠されたら魔法使いものか異世界ものにしか見えないという意見もあるので。僕としてはアニメ化うまくいくと思ってたけどそんなにで予想がはずれた。魔法騎士レイアースやまどマギには詳しくないですが髪の毛の色でキャラ分けしてる作品のキャラがイメチェンして髪の毛の色を変えてみるかみたいなのが今回の話。ヒータは赤い髪でアウスは茶髪メガネ、ウィンは緑、エリアは青です

本編

 ヒータは悩んでいた。自分の好きなもの、好きなファッションで日々過ごしてきたがどうにもこのままでいいのかと悩んでいた。
 赤い髪というだけで活発でアバンギャルドでがさつでどこか素行の悪いように見られてしまうから。もう少し静かに一人、図書館で読書でもするような、アウスのように知的に見られたかったり、熱血体育会系のあついやつではなくウインのようなどこか自由奔放で風の向くまま気の向くまま自由に身勝手に世界中を旅するような、ほわほわとして余裕のある人に見られたかったり、火と水、自分とは真逆でしっとりとして落ち着いたエリアのような、いや省略。自分と真逆がいいなんて自分は一体何してきたんだ。考えても仕方ない。今日はこれから他のみんなと一緒にピクニックへ行く予定だ。ヒータは思う。
(そしていつもアタシはせっかちで一番乗り。短気で気が早いからメンバーの中でいつもアタシが先頭を歩いてる。先走ってしまうんだ)
 集合場所につくとエリアが先についていた。ヒータは
「よっ、早いなエリア」
「ま、そうだね。おはようヒータ」
 エリアはクールだった。アニメとは少し違うか。他の二人がまだ来ていなかった。結果を先に言うとアウスがそれからやってきて最後にウィンがやってきたのだった。
「ごめん二人とも。準備してたら遅くなったよ。ウィンはまだ来てないのかい? 」
 とアウスが走ってやってきた。
「うん」
「だな。あいつは寝坊でもしたんじゃねぇかな? 」
 とエリアとヒータの二人は答える。それからしばらくしてウィンが走ってやって来た。
「ごめーん。道に迷ったー。」
「え?」
「そう」
「先が心配だな」
 ウィンの発言にキョトンとしたのがアウスで、何事もなくうなずくのがエリアで呆れたのがヒータだった。
 全員集合。ここからピクニック。ピクニックだ。それはそれは楽しいのだ。ピクニックは楽しいと言いなさい、いいね? たーのしー いや、いつの間にかデュエルしか楽しめなくなってないかい? いや、ダンスの一つも踊れない癖に人生について語っても馬鹿らしいと思わないかい? そんなのはみんな知ってるんだから 大人になって長生きすれば何か真面目に世界の真実でもわかるのかい? デュエルすれば何かわかるのかい?
 ああ困ったぜ。色々やってみるぜ仕方ないピクニックだ。
 ピクニック。しばらく景色を見ながら歩いて休憩。四人はレジャーシートの上に座って昼食を取ることにした。ヒータはその時にさりげなく他の三人に聞いてみることにした。
「なあ、実はモテたいんだけどさ。髪をピンクに染めるってのはどうかな?」
「え? 」
「そう」
「いいねー私もピンクに染めようかなー」
 キョトンとしたのが茶髪で、何事もなくうなずくのが青色、同意してくれたのが緑だ。
「いや、ピンクでおそろいかよ」
 と赤い髪はつっこむ。それから
「イメチェンってどうよ? やっぱりアタシはアタシらしくした方がいいかな? 周りの反応も気になって嫌な気持ちになるのも嫌だしね」
 他の三人が黙る。しばらくしてアウスが
「ヒータがヒータらしくしてなくちゃいけないって事もないしね。ちょっと行ったことのない場所へふらっと行ってみるようにイメチェンするのも悪くないんじゃないかい? 」
「そうだと思う」
「そうだねー。どうせならみんなでピンクにしておそろいにしようよー」
「いや、それじゃコンセプト崩壊っていうかさー」
 キャラがたたなくなってしまう? 仲良し女子っておそろいじゃん? 七夕の短冊の色にも意味があるとか。願い事の内容によって色を変えよう。今日は七夕だ。話がそれた。

続く?

ということで続かない。なぜ霊使いなのかは七夕から七色でなんかカラフルなものを選ぶかみたいな感じで。007とかウルトラセブンとか良いね。万葉集の詩に、白玉は人に知らえず 知らずともよし 知らずとも我知れらば 知らずともよし という詩があって転じて、本当に美しい心を持っているのなら、わざわざ知らしめる必要なんてなくて自分がちゃんと持っていると知っているだけでいいってのがあって。いい人アピールなんて承認欲求だし、もっとこうなんとかならんかったのか自分とも思った。まあ多分大丈夫。何も失ったりしていないはずです。多分。

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