第1話 始めてのヒーロー　作：マジかっ！

遊城十代の息子の遊城秀代、
だがそんな十代の息子はデュエルが嫌いな少年
そんな秀代が10歳の誕生日で十代が秀代に渡した物は…



秀代「こ、これはデッキ？」

十代「そうだ。デュエルはおもしろいぞ〜！」

秀代「…」
秀代は不安そうな顔をした

十代「まあ、そんな顔をするなよ。持ってるだけでいいんだ。デュエルディスクもな」

秀代「うん…」


〜秀代の部屋〜
ベッドに寝転びながらデッキを見る
秀代「ほんとにデュエルはおもしろいのかな？」

E・HEROフェザーマン

秀代「E・HEROって名前がついてるモンスターがいっぱいいる…このデッキはE・HEROと名の付くモンスターのデッキなのか？」

秀代「融合モンスターもちゃんとある…」

俺はデュエルはしないがデュエルの知識は常識程度なら知っていた

秀代「……寝よ」

〜朝〜
秀代はランドセルにデュエルディスクを入れて学校に行った。

※秀代が通う小学校はデュエルOKな設定です

〜学校〜
⁇「秀代！秀代！」

秀代の元へ誰かが走ってくる

秀代「純、どうしたんだ？」

こいつは真田純、俺の唯一の親友だ。デュエルをしない俺は友達があまりいなかった。
でも、純はそんな俺に優しく話掛けて来た。

純「昨日のテレビ見たか！[エド・フェニックスのそれはどうかな！デュエルショー]」

秀代「見たぜ！」

純「それと！昨日パックを1つ買ったら、なんと！」

秀代「何が当たったんだ？」

純「[聖なるバリア ミラーフォース]だよ！」

秀代「すげ〜な！」

純「俺って最強の運の持ち主かな〜！」

純はいつもこんなテンションだ
だか、俺は純のそんな性格が気に入ってる

先生「秀代君！宿題忘れましたね！」

秀代「(昨日、父さんから貰ったデッキのこと考えてたら宿題するの忘れてた)」

先生「残ってやりなさい！」

秀代「は〜い」


〜放課後〜
秀代「純、先に公園に行っててくれ。すぐ終わらすから」

純「OK！早く終われよ！」

秀代「おー！」

秀代「よぉ〜し！早く終わらすぞ！」





……1時間後

秀代「やっべ！時間かかり過ぎた！」

秀代は急いで公園に向かった。

秀代「ごめん、純……え？」

そこには純が大柄な少年にデュエルをしている姿だった

⁇「[セイバーザウルス]でダイレクトアタック！」

純「うわぁぁ！」

LP1500→0

⁇「約束通り、このレアカードを貰うぜ」

その大柄な少年の周りには取り巻きが2人いる

取り巻きA「やりましたね！武雄さん！」

取り巻きB「流石です！武雄さん！」

武雄「もちろんだぜ！俺が負ける訳がない！」

秀代「(あいつ！まさかアンティルールをしたのか！)」

秀代は武雄の前に出る

武雄「誰だお前？」

秀代「おい、今取ったカードを純に返せよ」

武雄「これは俺があいつをたおしてGETしたカードだ」

秀代「本来、デュエルではアンティルールは禁止されているぞ」

取り巻きA「何を言ってるんだよ！」

取り巻きB「ぶっとばすぞ！」

武雄「なら、お前がデュエルで勝ったらカードは返してやろう。でも負けたら、お前のデッキごと貰うぜ」

秀代「いいぜ、デュエルで勝てばいいんだろ！」

純「秀代…やめろ。俺のカードなんかに意地を張るな…お前、デュエルしたことないんだろ…」

武雄「ははは！デュエル初心者かよ！こいつ！」

秀代「うるさい！」

武雄「初心者だからといって手加減はしないぞ！」

秀代「ああ。(まずはデュエルディスクを手に付けて、そしてデュエルディスクにデッキを入れる)」

秀代「準備は出来たぜ」

武雄「俺は町内でもトップレベルで強いんだぜ！」

秀代「来い！」

秀代・武雄「デュエル！」


第1話終わり