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HOME > 遊戯王SS一覧 > 【第六話】反撃

【第六話】反撃 作:うおさ123

フィールドのまとめ

遊星 手札1枚 LP4000
モンスター  サブマリン・ウォーリア…スター・ナイトドラゴン
魔法・罠  セットカード×1

謎の女 手札5枚(ドロー時) LP4000
モンスター  ブルー・サルト
魔法・罠  打ち水


謎の女「私のターン、ドロー。」

ズズズ 青ローブの女がドローした瞬間に、その女の背後から現れた黒いオーラがフィールドを包み込んだ。

ラリー「うわぁぁ、なんだよこれ!」

(遊星「最初にいきなり攻撃してきた時から、普通じゃないとは思っていたが...一体、奴は何なんだ!?)

 黒いオーラは薄い膜のようなものになった。

謎の女「私はチューナーモンスター、ブルー・クルト※[ATK1600DEF300]を召喚。」

 ブルー・クルト=少し大きな水の妖精で右腕が膨張している。

謎の女「ブルー・クルトは召喚に成功した時、墓地からレベル4以下の「ブルー」と名のつくモンスターを効果を無効にして特殊召喚する事ができる。私はブルー・プロフェシーを特殊召喚。」
謎の女「レベル4のブルー・プロフェシーにレベル4のブルー・クルトをチューニング。海の底より現れし天使よ、敵に鉄槌を下すため、ここに降臨せよ。シンクロ召喚、ブルー・ヴァルキー。※[ATK2900DEF1600]」

 口上の後、女型の天使の姿をしたモンスターが降臨する。発達したカギ爪を持つそのモンスターは、異様な存在感を放っていた。

遊星「出てきたか、シンクロモンスター..!」

謎の女「シンクロ召喚に成功した時、墓地から「ブルー」と名のつくモンスターを特殊召喚する。私は墓地からブルー・クルトを特殊召喚する。」

遊星「もう1度チューナーモンスターを...まさか!?」

謎の女「ブルー・ヴァルキーの効果で、手札のブルー・アンルト※を墓地へ送り、カードを1枚ドロー。そしてレベル3のブルー・サルトにレベル4のブルー・クルトをチューニング。」

ラリー「コイツ、2回もシンクロ召喚を!?」

謎の女「大いなる海神の使いたる海の天使よ、汚れをはらい大波を起こしたまえ。シンクロ召喚、ブルー・エンジェル。※[ATK2000DEF2400]」

 二体目の女型の天使もまた、ただならない雰囲気を纏い、杖を持っていた。

遊星「く、二度もシンクロ召喚を決めるとは..だがまだ...」

謎の女「まだ終わっていない。」

遊星「何っ!?」

謎の女「シンクロ召喚に使用したブルー・サルトの効果により墓地からブルー・アンルトを手札に加える。そして加わったブルー・アンルトの効果発動。ブルー・アンルトはデッキ・墓地から手札に加わった場合、特殊召喚する事ができる。ブルー・アンルト[ATK1300DEF600]を特殊召喚。」

 ブルー・アンルト=月の形をしたブーメランを持っている身軽そうな水の妖精。

謎の女「さらにブルー・エンジェルのモンスター効果発動。カードを1枚ドローし、手札の「ブルー」と名のつくモンスターを墓地へ送る。墓地のブルー・クルトの効果発動。これによりブルー・クルトを墓地から除外し、手札からチューナーモンスター、ブルー・レフトアイス※[ATK1000DEF1000]を特殊召喚する。」

 ブルー・レフトアイス=右腕の欠けた氷の妖精。

遊星「チューナーとチューナ以外のモンスターが1体ずつ...」

ラリー「ウソだろ...」

謎の女「レベル3のブルー・アンルトにレベル3のブルー・レフトアイスをチューニング。海の神秘を体に宿し、海の化身となりて、ここに姿を現せ。シンクロ召喚、ブルー・ロップ。※[ATK2300DEF1300]」

 ブルー・ロップ=足が長く、羽の短い飛ばない型の天使。顔は人というより獣に近い。

 目の前に三体の天使のシンクロモンスターが並び立つ。その様は神々しいとも言えるようなものだった。が、それは遊星の状況が絶望的であることを示していた。

遊星「1ターンに三回のシンクロ召喚だと!!」

謎の女「バトル、ブルー・エンジェルでスター・ナイトドラゴンに攻撃。オーバー・ウェーブ。」

ドゴォン! スター・ナイトドラゴンが砕け散り、その衝撃が遊星を襲う。

遊星「ぐぁっ!」LP4000-800=3200

 遊星が吹き飛ばされるが、フィールドを覆う黒い膜に激突し、地面に落ちる。

ラリー「遊星!」

遊星「これは..実際の衝撃...」

謎の女「バトルを続ける。ブルー・ロップでサブマリン・ウォーリアに攻撃。この時、ブルー・ロップの攻撃力はエンドフェイズまで500ポイントアップする。ウォーター・レッグ。」

遊星「まだだ、墓地のシールド・ウォーリアのモンスター効果発動!墓地のシールド・ウォーリアを除外する事で、サブマリン・ウォーリアは破壊されない!」

ラリー「そうか、サブマリン・ウォーリアの効果でシールド・ウォーリアを墓地に送っていたのか!」

ガキンッ! 二つのモンスターがぶつかり合って、弾ける。

謎の女「ただし、戦闘ダメージは受けてもらう。」

遊星「ぐぉ..!」LP3200-600=2600 さっきよりダメージが少ないせいか、今度は吹き飛ばされない。

謎の女「ブルー・ヴァルキーでサブマリン・ウォーリアを攻撃。ブルー・クロウ。」

ドゴォン! 今度はサブマリン・ウォーリアが破壊される。

遊星「ぐぁぁ!」LP2600-700=1900

 遊星は再び吹き飛び、黒い膜に叩きつけられて地面に落ちる。

ラリー「なんでだよ!なんでこんな酷い事するんだよ!!?」

謎の女「私は命じられたことを実行するだけ。不動遊星を抹殺せよという命が出た、それ以外に理由はない。」

遊星「お前に..それを命じたのは何者だ!」

謎の女「それに答える義務はない。私はこれでターンエンドだ。」

遊星「俺は破壊されたサブマリン・ウォーリアの効果により、墓地からニトロ・シンクロンを手札に加える。
遊星「そして俺のターン..!」

 三度も攻撃を喰らったため遊星は限界に近い。

遊星「俺は手札からトランス・シンクロン※[ATK1000DEF1600]を召喚。」

 トランス・シンクロン=背中に十字が斜めになったようなブースターを背負った機械型モンスター。

遊星「さらにトランス・シンクロンのモンスター効果発動!トランス・シンクロンは手札の「シンクロン」と名のつくモンスターを墓地へ送る事で、墓地へ送ったモンスターのレベルをこのカードに足す!俺はニトロ・シンクロンを墓地へ送る」レベル4→6
遊星「さらに墓地のボルト・ヘッジホッグ[ATK800DEF800]を特殊召喚!レベル2のボルト・ヘッジホッグにレベル6となったトランス・シンクロンをチューニング。集いし願いが新たに輝く星となる。光さす道となれ!シンクロ召喚、飛翔せよ、スターダスト・ドラゴン!![ATK2500DEF2000]」

スターダスト・ドラゴン「ギャォォォ!!」

ラリー「出た、スターダスト・ドラゴンだ!」

遊星「俺はリバースカードオープン、スターダスト・ドライブ!自分フィールド上に存在するスターダスト・ドラゴンの攻撃力を500ポイントアップし、相手フィールド上のすべてのモンスターと1度ずつバトルする!ただし、この時戦闘によるダメージは発生しない。」ATK2500→3000
遊星「行け、スターダスト・ドラゴン!響け!トリプル・シューティング・ソニック!!」

スターダスト「ギシャァァ!!」

ドゴォン!ドゴォン!ドゴォン! 青ローブの女のシンクロモンスター達が、全滅する。

謎の女「ぐっ..!私はスターダスト・ドラゴンによって破壊されたブルー・ヴァルキーの効果により、デッキからブルー・リーフ※を手札に加える。」

ラリー「やったぁ!」

遊星「スターダスト・ドライブの効果により破壊したモンスターの数だけカードを1枚ドローする。よって三枚のカードをドロー!そして、俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ。」

   続く

オリカ=※

 ブルー・クルト 水 水族・チューナー☆4ATK1600DEF300
このカードの召喚・特殊召喚に成功した場合、墓地からレベル4以下の「ブルー」と名のつくモンスター1体を特殊召喚できる。特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。このカードを墓地から除外する事で、手札から「ブルー」と名のつくモンスター1体を特殊召喚する事ができる。

 ブルー・ヴァルキー 水 天使族・シンクロ☆8ATK2900DEF1600
「ブルー」と名のつくチューナー1体+水属性モンスター1体以上
このカードのシンクロ召喚に成功した時、墓地から「ブルー」と名のつくモンスター1体を特殊召喚できる。1ターンに1度、手札の「ブルー」と名のつくモンスター1体を墓地に送る事で、カードを1枚ドローする。このカードが戦闘によって破壊された時、墓地から「ブルー・リーフ」1枚を手札に加える。

 ブルー・アンルト 水 水族・効果☆3ATK1300DEF600
このカードがデッキまたは墓地から手札に加わった場合、このカードは手札から特殊召喚できる。手札からこのカードを墓地に送る事で、デッキ・墓地から「ブルー・リーフ」1枚を手札に加える。このカードは「ブルー」と名のつく以外のエクシーズ・シンクロモンスターの素材にする事は出来ない。

 ブルー・エンジェル 水 天使族・シンクロ☆7ATK2000DEF2400
水属性チューナー1体+「ブルー」と名のつく水属性モンスター1体以上
このカードが存在する限り、自分フィールド上に「ブルー」と名のつくモンスターが召喚・特殊召喚される度にデッキからカードを1枚ドローする。その後手札を1枚墓地へ送る。この効果は1ターンに2回まで適用される

 ブルー・レフトアイス 水 水族・チューナー☆3ATK1000DEF1000
このカードの召喚・特殊召喚に成功した場合、手札から「ブルー・ライトアイス」1体を特殊召喚できる。このカードは除外されず、「ブルー」と名のついていない、シンクロ・エクシーズモンスターの素材に使用する事はできない。

 ブルー・ロップ 水 天使族・シンクロ☆6ATK2300DEF1300
水属性チューナー1体+「ブルー」と名のつくモンスター1体以上
このカードは攻撃宣言時、攻撃力がエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。1ターンに1度、墓地から「ブルー」と名のつくモンスター1体を手札に加える事で、手札からカードを1枚墓地へ送る。

 トランス・シンクロン 光 機械族・チューナー☆4ATK1000DEF1600
1ターンに1度、手札の「シンクロン」と名のつくモンスター1枚を墓地へ送る事で、そのモンスターのレベルをこのカードのレベルに足す。その後、このカードは墓地へ送ったカードと同じ名前になる。

 スターダスト・ドライブ 通常罠
自分フィールド上の「スターダスト・ドラゴン」1体の攻撃力を500ポイントアップさせる。そのモンスターは相手モンスターすべてに1度ずつ、攻撃宣言をする事ができる。このターンのバトルフェイズ終了時、「スターダスト・ドラゴン」が戦闘で破壊したモンスターの数だけ、デッキからカードを1枚ドローする。このカードの効果が適用されるのは発動したターンのエンドフェイズ時までとする。

遊星たちが三体連続シンクロに無駄に驚いているのは、アニメ版だとアクセルシンクロ以外の単体で三連続シンクロを決めている人はいないからなのです。
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