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第181話 ついてくる者、別れる者 作:ヒラーズ
翌日、俺は傷だらけのまま動いた事なのか、シャルとレンギアに叱られる事となってしまった。まぁ当たり前だと思うが、あの状況でここまで治療してくれたんだ。心配するも当然だな。
「・・・」
しばらく説教を終えた後、俺は厨房に向かい、朝食を作っていた。
ジュージューと肉が焼ける音、ザクザクと野菜が切られる音がクロノス・ノアの中で静かに響く。
その香ばしい匂いに釣られ、クォーツ達が起きてくる。
食堂にクォーツ達が入り、各席に座る。
「おはようございます・・・百騎兵・・・いや、陸也さん」
「おはよう・・・陸也さん」
「おはようさん・・・陸也・・・ファァァァ・・・」
トウマはあくびをしてから椅子に座り、2度寝に入りかける。
その横からセージとハルが入りトウマを叩き起こした。
「ほら・・・起きてよ・・・!朝食冷めちゃうよ!」
「いいじゃねぇか・・・後5分くらい寝かせろよ・・・」
お前さんは寝坊中学生か何かかよ・・・。
「・・・はぁ」
俺が溜息を吐いたとたん、ハルが近寄り、話しかける。
「手伝う?」
その言葉に俺は「かたじけない」と言って手伝わせた。
「そろそろ味噌汁ができあがってるはずだ。様子見してくれ。あと味見していいぞ」
「うん!」
そう言ってハルは鍋の中を覗く。
「うわぁ・・・星空色に輝く味噌汁・・・」
ハルは味見用の椀を取り出し、味見する。
「・・・!おいしい!!」
味に満足してくれて結構だが・・・皆の分、飲むなよ・・・?
「これはみんなが喜ぶよ!」
「そうか・・・」
その後、俺達は朝食を済ませ、操縦室で集合していた。
「え・・・!」
「この世界から去るだって・・・!?」
この事を話した当初、最初に驚いたのはハルとトウマだけだった。
それ以外のものは分かりきっていたかのような態度を取っていた。
「ですが・・・どうやって帰るんですか?船は損傷してしまってますし・・・飛べないんですよね?」
「何か策でもあるのかしら?」
「・・・今日の午後くらいに、回収部隊が来てくれるそうだ」
俺は昨日の夜、通信をしたのを全員に伝えた。
自分は元の世界に帰らなくてはと、懸命に伝えるのであった。
「もう傷は・・・大丈夫なの?」
「ああ、なかなかの治療技術だったからすぐ治った」
「全く・・・タフですね・・・」
そう言ってシャルが俺の手を見て確認する。
「すごい・・・あんなにひどかった傷が嘘のように完治してます・・・」
「俺は「不老不死」だ。大概の傷は1日で全て再生する。心配はほぼ無用だ」
「ふーん・・・」
シャルとランが興味深そうに俺の体を見ている・・・。
「ねぇ・・・陸也」
「この世界に居る際はまだ「百騎兵」だ」
「そう・・・じゃあ百騎兵。不老不死って便利かしら?」
その問いの答えに俺は迷った。
不老不死・・・要するに老いもなければ寿命で死 ぬ事はない事でもあり、何をやっても死なないとされている。
「・・・正直、そんなに良いものではない。生き死にがあるからこそ生命と呼ばれる。不老不死は自然の理に逆らった力だ。断じて良いものではない」
「ふーん・・・まるで自分の体を理解してるようだけど」
そうでなきゃ物理戦闘ではこんなに強くならないんだが・・・。
「・・・質問はそれだけか?」
俺は操縦席に座り、機械を弄る。
モニターを映し、座標を表示する。
場所はスクラップシティの港エリアである。
「今、お前さんらを日本に帰そう。到着するまでの間、各自船内で自由行動だ」
そう言って俺は船を動かし、自動運航に切り替える。
自然に席から立ち、操縦室から出ようとした時だった。
「あの・・・百騎兵さん」
レンギアがいきなり話しかけてきた。
何か言い辛そうに俺の手を引っ張る。
「お・・・おい、どうしたんだ!?」
クロノス・ノア船首甲板
「それで?何で俺をここに連れて来たんだ?」
前世の体に完全に戻ったとはいえ、見た目は19歳の子供の姿。
今更何をしようと手に取るように分かるんだが・・・。
「私の秘密・・・知りたくない?」
「・・・は?」
俺は焦る、レンギアがいきなり自分の秘密を喋りだすと言うのも正直計算外であるからだ。
・・・酔ってるのか?いや、酔ってるようには見えない・・・。
「今更何を・・・」
「ふふっ!」
レンギアは俺の耳元で静かに自分の秘密を言った。
「私・・・こう見えて・・・」
「・・・!!待て!若過ぎじゃないか!?」
秘密を聞いた俺は汗が流れ出る。
彼女は俺のこの姿と同じ19歳という驚きの真実を知ったのだった。
「・・・てっきり20代後半の女性と思ったぞ・・・」
「あら、嬉しいわ!」
レンギアは喜び、俺に抱きつく。
「!!!??」
驚いた俺、顔につく柔らかい何か・・・。
まぁ・・・御察し通りだ。
「ええい!!放してくれ・・・!」
「駄目よ!」
「・・・!」
しばらくしてレンギアは落ち着きを取り戻し、甲板の柵の上に手を置き、海を見つめる。
「終わったのね・・・」
「ああ、異界の夢は滅び、ライトテラ及びダークテラに平和が戻った」
神は倒され、あちこちの国はほぼ崩壊しているものの全てなくなるよりはまだマシだろう。俺は少なくとこのことは喜ぶべきだとレンギアに伝えた。
「そう・・・」
「これで俺はもう用済みだ。クォーツとの約束を守った」
本来は記憶の再生だが、俺は無理だと心で悟り、裏であるじさま探しをする事を決めていたのである。
「でも・・・あなたは帰ってしまうのよね?」
まぁそうなんだが・・・。
「そしたら・・・私達はどうなるの?」
そりゃあ・・・各の生活に戻るだけじゃないか?
「金もあれば家もあるんだろう?もうマナニアハンターズに狙われる事はないんじゃないのか?」
「・・・」
「・・・そろそろ港に着くぞ。降りる準備を・・・してくれ」
俺が後ろを振り向いた時だった。
「「むっ!!」」
トウマ達が隠れて俺とレンギアの会話を聞いていた。
「お前さんらそこで何やってるんだ?」
「ああ・・・いや、それはなぁ・・・はは・・・」
トウマは頬を赤くしながら後ずさりをし。
「折角の恋愛フラグが台無しですね」
シャルは残念そうに溜息を吐き、下がる。
「・・・」
「・・・」
クォーツとジェムはレンギアを見つめて沈黙する。
「ふふ、冗談よ」
その沈黙を破るかのように笑顔を見せ、二人の頭を撫でる。
「・・・あ!一つ伝えておくの忘れてた!」
俺は何かを思い出したかのように、皆の前に立った。
「ど・・・どうしたんだ?」
「実は・・・」
「ええ!?百騎兵以外、英雄は俺達だけになるだって!?」
「ああ、残念ながらあの悪神を倒したのは俺じゃなく、お前さんらになる」
「そんな・・・百騎兵さんの戦いは・・・全て無駄だったって事なの?」
そうなる。追放者の唯一の運命(さだめ)でもある。
1:その世界で英雄になろうとしても自分ではなく。その仲間が英雄になる。
2:歴史に残る事もなく、その仲間が結託して倒した事になり、自分以外の人物らが歴史に残る。
以上が追放者の運命だ。要するに感謝されるのは俺じゃなくてクォーツ達だけとなる。
あまりにも身勝手だが、これは世界を作った神のせいでもある。
残念ながら俺は、そこまで対抗できない。
その事実を聞いたクォーツ達は暗い表情になる。
「そう・・・だよな、魔法生物が神を倒したと伝えても、誰も信じてくれねぇよな・・・」
「何か・・・百騎兵さんが可哀想・・・」
俺はムードを良くするため明るい表情で声をかけた。
「ははは、別にいいじゃねぇか!」
「え―――――」
「どうせこの戦いの真実を知ってるのはこの船にいる全員だ。10人以上がこの真実を知っているなら・・・それで良いんじゃないのか?どう転ぼうが世界は平和になったんだ。これからはこの世界の住人達が未来を築き上げていけばいい。それだけで十分だ!」
その言葉にクォーツは「悔しくないの?」っと言ったが、俺は「全然悔しくないな」と言って笑う。
「そろそろ時間だ、降りる準備をしろよ」
そして港エリアに船を泊め、俺以外の仲間を全員降ろす。
「本当に・・・帰っちゃうんですね」
「まぁ、一言言うならまだこの世界で俺はまだ魔法生物の扱いだ。それと神を倒したのは魔法生物だって知られたら、人類にとってどう思う?」
その事にクォーツ達は考え、思ったとたんに全員で・・・。
「「「あっ・・・確かにまずい(です)!!」」」
「現この世界で一番危険視されてるのは魔法生物だ。もしそれが表立てになって信じた奴が居ても、俺に危険が積もるし、お前さんらの迷惑になる。あの悪神の言うとおり、俺はこの世界に居れなくなったと言う訳だ」
その時、クォーツが顔を下に向き、喋る。
「もう・・・百騎兵さんに・・・会えなくなるんですよね・・・もっと・・・旅がしたかった・・・です」
唯一のわがままだったのか、俺との旅が気に入っていたらしいな。
「・・・」
「クォーツ・・・」
俺は船を降り、クォーツにカードの束を渡す。
「・・・これは?」
「カードの1番上をめくって見ろ」
クォーツはカードの束の1枚をめくると、変わったカード名の「機巧」モンスターが目に映った。
「【念魔機巧(サイコマージトロン)】?」
「追放世界の「クリストロン」だ、大事に使えよ?」
そう・・・最後に俺にできる事は、お礼をする事だけだった。
「トウマ!」
「何だ?」
俺はトウマに3枚のカードを渡し、《シルバーオシリス》を渡す。
「これはお前さんのだ。最終改造を施して、次元を超えれるようにした」
パーツもやや変更し、お得なDホイールと化した事をトウマに説明した。
最終機体名《P(パーフェクト)シルバーオシリス》
機体の装甲素材:ネオ・ガンダリウム及びオリハルコン
内装甲:VPS(ヴァリアブル・フェイズシフト)及びネェルDG細胞
武装:サンダーフォース改、召雷弾改Ⅵ
システム:異次元跳躍システム
ホイール:オリハルコン
出力ジェネレーター、エンジン:ティマイオスハイパー、スーパーGNドライヴ
以上が変わったものである。
「すげえええ!!(☆。☆)」
「最終改造が強すぎるんですが・・・」
トウマは喜ぶが、シャルは何故かドン引きした。
これくらいの改造で何を恐れてるんだ?
「リュウカにはこれだ」
一つの分厚い封筒をリュウカに渡し、リュウカは中身を確認する。
「え・・・?アクセルモンスター!?」
リュウカは驚き、カード名を確認する。
「【速竜姫】のカテゴリ・・・!ドラゴン族のオリジナルカテゴリ!!」
「後はだな・・・ルナとファルディアにはこれだ」
俺はファルディアに光輝く玉を、ルナには不思議な力を持った刀を渡した。
「・・・!!神の・・・心臓!?」
「これは・・・!!伝説の名刀・・・《宵闇の皇》にゃ!!」
ルナは刀を抜き、刃を調べる。色も作りも鮮やかな名刀にうっとりと魅了された。ファルディアはやや無表情が崩れかけるが・・・何とか保ち、神の心臓をしまう。
「ラン・・・お前さんは・・・」
「ないわ、だってあんたと一緒に居て楽しかったわ」
随分と無欲な奴だな・・・こう言う奴ほど驚異になりやすいと言うのに・・・。
「シャル、お前さん・・・最後まで報酬を貰わずにいたな。これを」
俺はシャルに少し大きめの合金トランクを渡す。
持ったとたん、ズシリと重くなり、体勢を崩す。
「なっ・・・何が入ってるんですか・・・!?」
「えーと・・・確か3億ぐらいは入ってたな」
「「「3億!?」」」
全員は驚き、ファルディア以外は慌てた。
まぁ国家資産レベルだからな・・・しょうがないか。
「ハル、お前さんは来ないのか?」
「え・・・?」
「俺についてきたいんだろ?俺のように優しい人外になりたいんだろ?」
俺のような優しい人外になりたい、多くの世界を見る必要がある。
つまり・・・【追放者】となって異世界を回ると言う事だ。
「いいの・・・?」
「そうじゃなければ、お前さんの願いを叶えた事にならない」
その言葉にハルの体が震え、大きな声をあげ、喜ぶ。
「やったぁ!!ありがとう陸也さん!!」
そう言ってハルが船に乗り込もうとすると・・・。
「あの・・・私は・・・?」
「・・・え?何を言ってるの?君も来るんだよ」
旅は道連れ世は情けとはよく言ったものだが・・・何勝手に決めてるんだ!?
「やった!ありがとうございます!」
「・・・もう好きにしてくれ」
その時だった。
突然上空に空間の裂け目が発生し、そこからクロノス・ノア以上に巨大な船が現れる。
「もう来たか・・・回収部隊」
それを見てトウマは。
「でけぇ・・・こんなすごい船が追放世界にあるのかよ・・・!!」
「後はレンギアとジェムだが・・・」
「何も要らないわ」
「私もです、マスター」
こいつらもかよ・・・変わった連中だな・・・。
「むしろ、私からあなたにあげるものがあるわ」
レンギアは俺に近づき、目線を俺と同じようにする。
「?」
「本当は人前でやるものじゃないけど、あなたが去るならせめて・・・」
そう言って俺に抱きつき、レンギアは自分の唇と俺の唇を重ねた。
「・・・!?」
驚いた俺は頬を赤くし、離れようと足掻く。
正直美女にキスをされるのは初めてであるが故・・・異性に対する耐性が貧しい俺にはショックがでかい。
それを見たファルディアを除く仲間全員も愕然とする。
「あ・・・あるじさま!?」
「マスター!?」
ほら、クォーツ達がドン引きしてるぞ・・・。
少し時間を経たせてからレンギアは俺から離れ、お礼の言葉と共にレンギアの瞳から涙が溢れた。
「ありがとう…世界を救ってくれて…そして、さようなら…」
「・・・」
正直空気が重い。
気まずい状況の時、通信が入った。
『大尉、羨ましいですなぁ…』
『ずるいよ…大尉!』
「五月蠅い!!早く回収してくれ!!」
その応答に全員が笑い、回収作業が始まる。
「それじゃあ、本当のお別れだな」
俺が後ろに振り向いた時だった。
「陸也さん!」
クォーツが俺の袖を引っ張り、振り向かせる。
引っ張ったその腕には、ディスクが装着されていた。
「何だ?」
「最後にぼくとデュエルをしてくれ…ますか?」
クォーツに取っては俺との最後の関わりにしたいのか、そう言えばクォーツとデュエルをしたことはなかったな。
「フッ・・・いいだろう。その願い。叶えてやる」
「ありがとうございます…じゃあ…」
俺とクォーツはディスクを構え、デッキをセットする。
「経典は無しでお願いします…」
「言われずともそうするつもりだ」
この世界において、このデュエルは…唯一、クォーツを含む仲間達の思い出に残る最高のデュエルになる事をこの時の俺は…知らなかった。
「「デュエル!!」」
陸也 LP8000
手札5
クォーツ LP8000
手札5
次回、思い出の戦い
※作り直しました。
「・・・」
しばらく説教を終えた後、俺は厨房に向かい、朝食を作っていた。
ジュージューと肉が焼ける音、ザクザクと野菜が切られる音がクロノス・ノアの中で静かに響く。
その香ばしい匂いに釣られ、クォーツ達が起きてくる。
食堂にクォーツ達が入り、各席に座る。
「おはようございます・・・百騎兵・・・いや、陸也さん」
「おはよう・・・陸也さん」
「おはようさん・・・陸也・・・ファァァァ・・・」
トウマはあくびをしてから椅子に座り、2度寝に入りかける。
その横からセージとハルが入りトウマを叩き起こした。
「ほら・・・起きてよ・・・!朝食冷めちゃうよ!」
「いいじゃねぇか・・・後5分くらい寝かせろよ・・・」
お前さんは寝坊中学生か何かかよ・・・。
「・・・はぁ」
俺が溜息を吐いたとたん、ハルが近寄り、話しかける。
「手伝う?」
その言葉に俺は「かたじけない」と言って手伝わせた。
「そろそろ味噌汁ができあがってるはずだ。様子見してくれ。あと味見していいぞ」
「うん!」
そう言ってハルは鍋の中を覗く。
「うわぁ・・・星空色に輝く味噌汁・・・」
ハルは味見用の椀を取り出し、味見する。
「・・・!おいしい!!」
味に満足してくれて結構だが・・・皆の分、飲むなよ・・・?
「これはみんなが喜ぶよ!」
「そうか・・・」
その後、俺達は朝食を済ませ、操縦室で集合していた。
「え・・・!」
「この世界から去るだって・・・!?」
この事を話した当初、最初に驚いたのはハルとトウマだけだった。
それ以外のものは分かりきっていたかのような態度を取っていた。
「ですが・・・どうやって帰るんですか?船は損傷してしまってますし・・・飛べないんですよね?」
「何か策でもあるのかしら?」
「・・・今日の午後くらいに、回収部隊が来てくれるそうだ」
俺は昨日の夜、通信をしたのを全員に伝えた。
自分は元の世界に帰らなくてはと、懸命に伝えるのであった。
「もう傷は・・・大丈夫なの?」
「ああ、なかなかの治療技術だったからすぐ治った」
「全く・・・タフですね・・・」
そう言ってシャルが俺の手を見て確認する。
「すごい・・・あんなにひどかった傷が嘘のように完治してます・・・」
「俺は「不老不死」だ。大概の傷は1日で全て再生する。心配はほぼ無用だ」
「ふーん・・・」
シャルとランが興味深そうに俺の体を見ている・・・。
「ねぇ・・・陸也」
「この世界に居る際はまだ「百騎兵」だ」
「そう・・・じゃあ百騎兵。不老不死って便利かしら?」
その問いの答えに俺は迷った。
不老不死・・・要するに老いもなければ寿命で死 ぬ事はない事でもあり、何をやっても死なないとされている。
「・・・正直、そんなに良いものではない。生き死にがあるからこそ生命と呼ばれる。不老不死は自然の理に逆らった力だ。断じて良いものではない」
「ふーん・・・まるで自分の体を理解してるようだけど」
そうでなきゃ物理戦闘ではこんなに強くならないんだが・・・。
「・・・質問はそれだけか?」
俺は操縦席に座り、機械を弄る。
モニターを映し、座標を表示する。
場所はスクラップシティの港エリアである。
「今、お前さんらを日本に帰そう。到着するまでの間、各自船内で自由行動だ」
そう言って俺は船を動かし、自動運航に切り替える。
自然に席から立ち、操縦室から出ようとした時だった。
「あの・・・百騎兵さん」
レンギアがいきなり話しかけてきた。
何か言い辛そうに俺の手を引っ張る。
「お・・・おい、どうしたんだ!?」
クロノス・ノア船首甲板
「それで?何で俺をここに連れて来たんだ?」
前世の体に完全に戻ったとはいえ、見た目は19歳の子供の姿。
今更何をしようと手に取るように分かるんだが・・・。
「私の秘密・・・知りたくない?」
「・・・は?」
俺は焦る、レンギアがいきなり自分の秘密を喋りだすと言うのも正直計算外であるからだ。
・・・酔ってるのか?いや、酔ってるようには見えない・・・。
「今更何を・・・」
「ふふっ!」
レンギアは俺の耳元で静かに自分の秘密を言った。
「私・・・こう見えて・・・」
「・・・!!待て!若過ぎじゃないか!?」
秘密を聞いた俺は汗が流れ出る。
彼女は俺のこの姿と同じ19歳という驚きの真実を知ったのだった。
「・・・てっきり20代後半の女性と思ったぞ・・・」
「あら、嬉しいわ!」
レンギアは喜び、俺に抱きつく。
「!!!??」
驚いた俺、顔につく柔らかい何か・・・。
まぁ・・・御察し通りだ。
「ええい!!放してくれ・・・!」
「駄目よ!」
「・・・!」
しばらくしてレンギアは落ち着きを取り戻し、甲板の柵の上に手を置き、海を見つめる。
「終わったのね・・・」
「ああ、異界の夢は滅び、ライトテラ及びダークテラに平和が戻った」
神は倒され、あちこちの国はほぼ崩壊しているものの全てなくなるよりはまだマシだろう。俺は少なくとこのことは喜ぶべきだとレンギアに伝えた。
「そう・・・」
「これで俺はもう用済みだ。クォーツとの約束を守った」
本来は記憶の再生だが、俺は無理だと心で悟り、裏であるじさま探しをする事を決めていたのである。
「でも・・・あなたは帰ってしまうのよね?」
まぁそうなんだが・・・。
「そしたら・・・私達はどうなるの?」
そりゃあ・・・各の生活に戻るだけじゃないか?
「金もあれば家もあるんだろう?もうマナニアハンターズに狙われる事はないんじゃないのか?」
「・・・」
「・・・そろそろ港に着くぞ。降りる準備を・・・してくれ」
俺が後ろを振り向いた時だった。
「「むっ!!」」
トウマ達が隠れて俺とレンギアの会話を聞いていた。
「お前さんらそこで何やってるんだ?」
「ああ・・・いや、それはなぁ・・・はは・・・」
トウマは頬を赤くしながら後ずさりをし。
「折角の恋愛フラグが台無しですね」
シャルは残念そうに溜息を吐き、下がる。
「・・・」
「・・・」
クォーツとジェムはレンギアを見つめて沈黙する。
「ふふ、冗談よ」
その沈黙を破るかのように笑顔を見せ、二人の頭を撫でる。
「・・・あ!一つ伝えておくの忘れてた!」
俺は何かを思い出したかのように、皆の前に立った。
「ど・・・どうしたんだ?」
「実は・・・」
「ええ!?百騎兵以外、英雄は俺達だけになるだって!?」
「ああ、残念ながらあの悪神を倒したのは俺じゃなく、お前さんらになる」
「そんな・・・百騎兵さんの戦いは・・・全て無駄だったって事なの?」
そうなる。追放者の唯一の運命(さだめ)でもある。
1:その世界で英雄になろうとしても自分ではなく。その仲間が英雄になる。
2:歴史に残る事もなく、その仲間が結託して倒した事になり、自分以外の人物らが歴史に残る。
以上が追放者の運命だ。要するに感謝されるのは俺じゃなくてクォーツ達だけとなる。
あまりにも身勝手だが、これは世界を作った神のせいでもある。
残念ながら俺は、そこまで対抗できない。
その事実を聞いたクォーツ達は暗い表情になる。
「そう・・・だよな、魔法生物が神を倒したと伝えても、誰も信じてくれねぇよな・・・」
「何か・・・百騎兵さんが可哀想・・・」
俺はムードを良くするため明るい表情で声をかけた。
「ははは、別にいいじゃねぇか!」
「え―――――」
「どうせこの戦いの真実を知ってるのはこの船にいる全員だ。10人以上がこの真実を知っているなら・・・それで良いんじゃないのか?どう転ぼうが世界は平和になったんだ。これからはこの世界の住人達が未来を築き上げていけばいい。それだけで十分だ!」
その言葉にクォーツは「悔しくないの?」っと言ったが、俺は「全然悔しくないな」と言って笑う。
「そろそろ時間だ、降りる準備をしろよ」
そして港エリアに船を泊め、俺以外の仲間を全員降ろす。
「本当に・・・帰っちゃうんですね」
「まぁ、一言言うならまだこの世界で俺はまだ魔法生物の扱いだ。それと神を倒したのは魔法生物だって知られたら、人類にとってどう思う?」
その事にクォーツ達は考え、思ったとたんに全員で・・・。
「「「あっ・・・確かにまずい(です)!!」」」
「現この世界で一番危険視されてるのは魔法生物だ。もしそれが表立てになって信じた奴が居ても、俺に危険が積もるし、お前さんらの迷惑になる。あの悪神の言うとおり、俺はこの世界に居れなくなったと言う訳だ」
その時、クォーツが顔を下に向き、喋る。
「もう・・・百騎兵さんに・・・会えなくなるんですよね・・・もっと・・・旅がしたかった・・・です」
唯一のわがままだったのか、俺との旅が気に入っていたらしいな。
「・・・」
「クォーツ・・・」
俺は船を降り、クォーツにカードの束を渡す。
「・・・これは?」
「カードの1番上をめくって見ろ」
クォーツはカードの束の1枚をめくると、変わったカード名の「機巧」モンスターが目に映った。
「【念魔機巧(サイコマージトロン)】?」
「追放世界の「クリストロン」だ、大事に使えよ?」
そう・・・最後に俺にできる事は、お礼をする事だけだった。
「トウマ!」
「何だ?」
俺はトウマに3枚のカードを渡し、《シルバーオシリス》を渡す。
「これはお前さんのだ。最終改造を施して、次元を超えれるようにした」
パーツもやや変更し、お得なDホイールと化した事をトウマに説明した。
最終機体名《P(パーフェクト)シルバーオシリス》
機体の装甲素材:ネオ・ガンダリウム及びオリハルコン
内装甲:VPS(ヴァリアブル・フェイズシフト)及びネェルDG細胞
武装:サンダーフォース改、召雷弾改Ⅵ
システム:異次元跳躍システム
ホイール:オリハルコン
出力ジェネレーター、エンジン:ティマイオスハイパー、スーパーGNドライヴ
以上が変わったものである。
「すげえええ!!(☆。☆)」
「最終改造が強すぎるんですが・・・」
トウマは喜ぶが、シャルは何故かドン引きした。
これくらいの改造で何を恐れてるんだ?
「リュウカにはこれだ」
一つの分厚い封筒をリュウカに渡し、リュウカは中身を確認する。
「え・・・?アクセルモンスター!?」
リュウカは驚き、カード名を確認する。
「【速竜姫】のカテゴリ・・・!ドラゴン族のオリジナルカテゴリ!!」
「後はだな・・・ルナとファルディアにはこれだ」
俺はファルディアに光輝く玉を、ルナには不思議な力を持った刀を渡した。
「・・・!!神の・・・心臓!?」
「これは・・・!!伝説の名刀・・・《宵闇の皇》にゃ!!」
ルナは刀を抜き、刃を調べる。色も作りも鮮やかな名刀にうっとりと魅了された。ファルディアはやや無表情が崩れかけるが・・・何とか保ち、神の心臓をしまう。
「ラン・・・お前さんは・・・」
「ないわ、だってあんたと一緒に居て楽しかったわ」
随分と無欲な奴だな・・・こう言う奴ほど驚異になりやすいと言うのに・・・。
「シャル、お前さん・・・最後まで報酬を貰わずにいたな。これを」
俺はシャルに少し大きめの合金トランクを渡す。
持ったとたん、ズシリと重くなり、体勢を崩す。
「なっ・・・何が入ってるんですか・・・!?」
「えーと・・・確か3億ぐらいは入ってたな」
「「「3億!?」」」
全員は驚き、ファルディア以外は慌てた。
まぁ国家資産レベルだからな・・・しょうがないか。
「ハル、お前さんは来ないのか?」
「え・・・?」
「俺についてきたいんだろ?俺のように優しい人外になりたいんだろ?」
俺のような優しい人外になりたい、多くの世界を見る必要がある。
つまり・・・【追放者】となって異世界を回ると言う事だ。
「いいの・・・?」
「そうじゃなければ、お前さんの願いを叶えた事にならない」
その言葉にハルの体が震え、大きな声をあげ、喜ぶ。
「やったぁ!!ありがとう陸也さん!!」
そう言ってハルが船に乗り込もうとすると・・・。
「あの・・・私は・・・?」
「・・・え?何を言ってるの?君も来るんだよ」
旅は道連れ世は情けとはよく言ったものだが・・・何勝手に決めてるんだ!?
「やった!ありがとうございます!」
「・・・もう好きにしてくれ」
その時だった。
突然上空に空間の裂け目が発生し、そこからクロノス・ノア以上に巨大な船が現れる。
「もう来たか・・・回収部隊」
それを見てトウマは。
「でけぇ・・・こんなすごい船が追放世界にあるのかよ・・・!!」
「後はレンギアとジェムだが・・・」
「何も要らないわ」
「私もです、マスター」
こいつらもかよ・・・変わった連中だな・・・。
「むしろ、私からあなたにあげるものがあるわ」
レンギアは俺に近づき、目線を俺と同じようにする。
「?」
「本当は人前でやるものじゃないけど、あなたが去るならせめて・・・」
そう言って俺に抱きつき、レンギアは自分の唇と俺の唇を重ねた。
「・・・!?」
驚いた俺は頬を赤くし、離れようと足掻く。
正直美女にキスをされるのは初めてであるが故・・・異性に対する耐性が貧しい俺にはショックがでかい。
それを見たファルディアを除く仲間全員も愕然とする。
「あ・・・あるじさま!?」
「マスター!?」
ほら、クォーツ達がドン引きしてるぞ・・・。
少し時間を経たせてからレンギアは俺から離れ、お礼の言葉と共にレンギアの瞳から涙が溢れた。
「ありがとう…世界を救ってくれて…そして、さようなら…」
「・・・」
正直空気が重い。
気まずい状況の時、通信が入った。
『大尉、羨ましいですなぁ…』
『ずるいよ…大尉!』
「五月蠅い!!早く回収してくれ!!」
その応答に全員が笑い、回収作業が始まる。
「それじゃあ、本当のお別れだな」
俺が後ろに振り向いた時だった。
「陸也さん!」
クォーツが俺の袖を引っ張り、振り向かせる。
引っ張ったその腕には、ディスクが装着されていた。
「何だ?」
「最後にぼくとデュエルをしてくれ…ますか?」
クォーツに取っては俺との最後の関わりにしたいのか、そう言えばクォーツとデュエルをしたことはなかったな。
「フッ・・・いいだろう。その願い。叶えてやる」
「ありがとうございます…じゃあ…」
俺とクォーツはディスクを構え、デッキをセットする。
「経典は無しでお願いします…」
「言われずともそうするつもりだ」
この世界において、このデュエルは…唯一、クォーツを含む仲間達の思い出に残る最高のデュエルになる事をこの時の俺は…知らなかった。
「「デュエル!!」」
陸也 LP8000
手札5
クォーツ LP8000
手札5
次回、思い出の戦い
※作り直しました。
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同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
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119 | 第01話 転生と百騎兵 | 1495 | 1 | 2017-09-25 | - | |
144 | 第02話 世界と百騎兵 | 1333 | 1 | 2017-09-26 | - | |
125 | 第03話 町と百騎兵 | 1167 | 1 | 2017-09-26 | - | |
102 | 第04話 探索と百騎兵 | 1218 | 4 | 2017-09-26 | - | |
116 | 第05話 初デュエルと百騎兵 | 1129 | 4 | 2017-09-26 | - | |
140 | 第06話 攻撃と百騎兵 | 1154 | 1 | 2017-09-27 | - | |
134 | 第07話 防衛と百騎兵 | 990 | 0 | 2017-09-27 | - | |
145 | 第08話 反撃と勝利と百騎兵 | 1044 | 0 | 2017-09-28 | - | |
119 | 第09話 反撃と勝利と百騎兵 その2 | 1165 | 3 | 2017-09-28 | - | |
124 | 第10話 人造人間と百騎兵 | 1122 | 0 | 2017-09-29 | - | |
149 | 第11話 混乱と百騎兵 | 1206 | 3 | 2017-09-29 | - | |
106 | 第12話 あるじさまは百騎兵 | 1002 | 0 | 2017-09-30 | - | |
107 | 第13話 百騎兵&クォーツ対男? | 1010 | 0 | 2017-10-01 | - | |
116 | 第14話 時計仕掛けと水晶機巧 | 1085 | 2 | 2017-10-02 | - | |
122 | 第15話 圧倒的な百騎兵 | 944 | 1 | 2017-10-02 | - | |
117 | 第16話 巨漢の猛攻 | 919 | 0 | 2017-10-03 | - | |
133 | 第17話 VIPはクォーツ | 1004 | 1 | 2017-10-03 | - | |
131 | 番外 百騎兵のデッキ公開 植物族編 | 1078 | 0 | 2017-10-03 | - | |
133 | 第18話 二人乗りとカードの精霊 | 1018 | 0 | 2017-10-04 | - | |
116 | 第19話 時計仕掛けの導師 | 934 | 0 | 2017-10-04 | - | |
140 | 第20話 うごめく影 | 1076 | 0 | 2017-10-05 | - | |
138 | 第21話 外道魔女 | 1107 | 1 | 2017-10-05 | - | |
148 | 第22話 悪魔族VS水晶機巧 | 988 | 0 | 2017-10-06 | - | |
140 | 第23話 悪魔族VS水晶機巧 その2 | 1091 | 0 | 2017-10-06 | - | |
94 | 第24話 勝利 | 1239 | 1 | 2017-10-07 | - | |
121 | 第25話 町を出る準備 | 959 | 0 | 2017-10-08 | - | |
126 | 第26話 広い世界 | 913 | 2 | 2017-10-09 | - | |
137 | 第27話 探偵と百騎兵 | 808 | 1 | 2017-10-10 | - | |
135 | 第28話 試験 | 957 | 1 | 2017-10-10 | - | |
109 | 第29話 試験内容はデュエル | 930 | 0 | 2017-10-11 | - | |
132 | 第30話 試験官と百騎兵 | 1042 | 0 | 2017-10-12 | - | |
169 | 第31話 紋章獣VS機械族混合 | 1090 | 0 | 2017-10-12 | - | |
125 | 第32話 新たな拠点 | 989 | 0 | 2017-10-13 | - | |
129 | 第33話 魔法生物の存在 | 1010 | 1 | 2017-10-16 | - | |
91 | 第34話 警戒すべき相手 | 1011 | 1 | 2017-10-16 | - | |
113 | 第35話 ハナコ・アインネスフィールド | 983 | 0 | 2017-10-17 | - | |
100 | 番外2 この物語の魔法生物の設定 | 968 | 0 | 2017-10-17 | - | |
150 | 第36話 不思議な現象 | 946 | 0 | 2017-10-17 | - | |
115 | 第37話 地下探索 | 979 | 0 | 2017-10-18 | - | |
130 | 第38話 地下探索 クォーツサイド | 978 | 0 | 2017-10-18 | - | |
141 | 第39話 マナニア遺跡 クォーツサイド | 1120 | 0 | 2017-10-21 | - | |
128 | 第40話 マナニア遺跡 百騎兵サイド | 1036 | 0 | 2017-10-23 | - | |
136 | 第41話 機械族VS経典 | 971 | 2 | 2017-10-29 | - | |
144 | 第42話 合流 | 939 | 0 | 2017-10-30 | - | |
129 | 第43話 万物飛竜を倒せ | 1003 | 0 | 2017-10-31 | - | |
142 | 第44話 厄介ごと | 948 | 0 | 2017-11-06 | - | |
144 | 第45話 蘇る記憶 | 1005 | 2 | 2017-11-06 | - | |
140 | 第46話 魔女VS万物飛竜 | 1124 | 2 | 2017-11-08 | - | |
236 | 第47話 新しい力と脱出 | 1152 | 2 | 2017-11-11 | - | |
142 | 第48話 新しき目標 | 840 | 2 | 2017-11-15 | - | |
125 | 第49話 人員探し | 908 | 2 | 2017-11-15 | - | |
153 | 第50話 2人目の魔女 | 1039 | 5 | 2017-11-16 | - | |
90 | 第51話 人員探し その2 | 895 | 3 | 2017-11-19 | - | |
134 | 第52話 謎の占い部屋 | 1049 | 2 | 2017-11-20 | - | |
68 | 第53話 戦力強化 | 844 | 1 | 2017-11-23 | - | |
53 | 第54話 手合わせ | 783 | 2 | 2017-11-26 | - | |
113 | 第55話 MSMの強さ | 879 | 2 | 2017-11-27 | - | |
66 | 第56話 突入するは大会編 | 814 | 2 | 2017-11-28 | - | |
98 | 第57話 暗躍多き大会 | 1054 | 2 | 2017-11-29 | - | |
88 | 第58話 経典の本領発揮 | 858 | 1 | 2017-12-04 | - | |
88 | 第59話 狂人と百騎兵 | 918 | 0 | 2017-12-05 | - | |
142 | 番外その3 簡単なキャラ紹介と世界観 | 1181 | 0 | 2017-12-06 | - | |
148 | 第60話 ぶつかる殺意 | 934 | 1 | 2017-12-11 | - | |
121 | 第61話 ノイエの実力 | 817 | 2 | 2017-12-12 | - | |
66 | 第62話 連戦 | 775 | 0 | 2017-12-12 | - | |
130 | 第63話 思わぬ出来事 | 897 | 1 | 2017-12-14 | - | |
159 | 第64話 進む試合、動く犯行 | 826 | 1 | 2017-12-19 | - | |
73 | 第65話 不運な幸先 | 901 | 1 | 2017-12-22 | - | |
84 | 第66話 逆転劇を作れ! | 825 | 0 | 2017-12-25 | - | |
69 | 第67話 捜索開始 | 857 | 0 | 2017-12-26 | - | |
71 | 第68話 解決への道 | 827 | 1 | 2017-12-27 | - | |
82 | 第69話 感情 | 884 | 0 | 2017-12-28 | - | |
73 | 第70話 命懸けの情報収集 | 882 | 0 | 2017-12-31 | - | |
169 | 第71話 命懸けの情報収集 その2 | 1010 | 0 | 2018-01-01 | - | |
70 | 第72話 下劣を倒せ | 834 | 1 | 2018-01-06 | - | |
185 | 第73話 また新しき目標 | 955 | 1 | 2018-01-06 | - | |
79 | 第74話 また新しき目標 その2 | 903 | 1 | 2018-01-09 | - | |
79 | 第75話 また新しき目標 その3 | 852 | 1 | 2018-01-15 | - | |
65 | 第76話 次の旅は | 798 | 0 | 2018-01-17 | - | |
119 | 第77話 次の町はスクラップ | 798 | 2 | 2018-01-23 | - | |
71 | 第78話 町を探索 | 952 | 0 | 2018-01-24 | - | |
87 | 第79話 もう一人の転生者 | 917 | 2 | 2018-01-25 | - | |
82 | 第80話 転生者同士のデュエル | 895 | 0 | 2018-01-27 | - | |
71 | 第81話 新たな奇跡アクセル召喚 | 888 | 2 | 2018-01-29 | - | |
154 | 第82話 新しい経典 | 961 | 0 | 2018-01-30 | - | |
81 | 第83話 屑鉄置き場に住む少女 前編 | 988 | 0 | 2018-02-02 | - | |
63 | 第84話 屑鉄置き場に住む少女 後編 | 817 | 0 | 2018-02-05 | - | |
76 | 第85話 また現れる驚異 | 794 | 0 | 2018-02-10 | - | |
113 | 第86話 楽しい?観光 | 839 | 2 | 2018-02-12 | - | |
67 | 第87話 アイドルVS伝説の魔神 その1 | 784 | 0 | 2018-02-13 | - | |
69 | 第88話 アイドルVS伝説の魔神 その2 | 820 | 2 | 2018-02-14 | - | |
87 | 第89話 1日目の終わり | 816 | 1 | 2018-02-15 | - | |
75 | 第90話 赤い月 | 876 | 0 | 2018-02-17 | - | |
146 | 第91話 夢と記憶 | 958 | 0 | 2018-02-19 | - | |
116 | 第92話 明かされる僅かな過去 | 878 | 0 | 2018-02-19 | - | |
135 | 第93話 前世のあるじさま | 901 | 2 | 2018-02-22 | - | |
124 | 第94話 魔女の涙 | 934 | 0 | 2018-02-23 | - | |
120 | 第95話 2日目の旅行 | 736 | 0 | 2018-02-26 | - | |
85 | 第96話 PartnerLose | 948 | 0 | 2018-02-27 | - | |
73 | 第97話 宣戦布告の代償 | 857 | 0 | 2018-03-08 | - | |
58 | 第98話 タッグと魔法機巧 | 1079 | 0 | 2018-03-09 | - | |
97 | 第99話 攻防戦 | 862 | 0 | 2018-03-10 | - | |
147 | 第100話 攻防戦 その2 | 880 | 0 | 2018-03-13 | - | |
66 | 第101話 攻防戦 その3 | 949 | 0 | 2018-03-15 | - | |
91 | 第102話 再び地下遺跡 | 808 | 0 | 2018-03-21 | - | |
60 | 第103話 ありがちなカラクリと少女 | 844 | 0 | 2018-04-03 | - | |
120 | 第104話 もう一人のヴァレス | 849 | 0 | 2018-04-16 | - | |
84 | 第105話 外道の気配 | 839 | 0 | 2018-04-28 | - | |
79 | 第106話 経典VS神 | 880 | 1 | 2018-04-30 | - | |
151 | 第107話 折れぬ経典、神砕く | 925 | 2 | 2018-05-01 | - | |
125 | 番外4 採用したカードと雑談 | 970 | 0 | 2018-05-01 | - | |
111 | 第108話 生き残りの魔法生物 | 835 | 0 | 2018-05-12 | - | |
131 | 第109話 強硬タッグ 百騎兵&ジェム | 877 | 0 | 2018-05-21 | - | |
222 | 第110話 黄泉天輪 | 1184 | 1 | 2018-06-04 | - | |
67 | 第111話 最後の記憶石 | 743 | 0 | 2018-06-25 | - | |
94 | 第112話 大惨事 屑鉄大戦 | 841 | 0 | 2018-06-27 | - | |
87 | 第113話 時械神VSレッド・デーモン | 842 | 0 | 2018-06-30 | - | |
84 | 第114話 時械は同調を潰す | 818 | 0 | 2018-07-02 | - | |
114 | 第115話 天界からの使い?名はトウマ | 830 | 1 | 2018-07-05 | - | |
78 | 第116話 天空竜VS経典 | 849 | 1 | 2018-07-07 | - | |
119 | 第117話 夜会の危機 | 788 | 0 | 2018-07-13 | - | |
85 | 番外?夜会編の注意事項 | 749 | 0 | 2018-07-16 | - | |
103 | 第118話 過去とノイエの願い事 | 726 | 0 | 2018-07-18 | - | |
73 | 第119話 前世戻しの鏡 | 780 | 0 | 2018-07-20 | - | |
108 | 第120話 機皇VSヌメロン 危険な初戦 | 937 | 0 | 2018-07-24 | - | |
75 | 第121話 探偵VS探偵 | 851 | 0 | 2018-07-26 | - | |
86 | 第122話 彼岸と鮫 | 812 | 1 | 2018-08-11 | - | |
91 | 第123話 超強力!オシリス 前編 | 824 | 0 | 2018-08-18 | - | |
89 | 番外5 壁画を見た後の百騎兵の思考 | 707 | 0 | 2018-08-29 | - | |
124 | 第124話 超強力!オシリス 後編 | 859 | 0 | 2018-09-03 | - | |
82 | 第125話 ゴスロリ悪魔の影 | 762 | 0 | 2018-09-12 | - | |
104 | 第126話 今宵、悪魔は踊る。 | 856 | 3 | 2018-09-17 | - | |
118 | 第127話 Bブロック戦 | 753 | 0 | 2018-09-19 | - | |
64 | 第128話 MSM同士の争い | 729 | 2 | 2018-09-24 | - | |
69 | 第129話 MSの終戦 | 728 | 2 | 2018-09-25 | - | |
90 | 第130話 前世の因縁 | 792 | 2 | 2018-09-30 | - | |
91 | 第131話 永久の因縁 | 802 | 2 | 2018-10-05 | - | |
99 | 第132話 やるべき事 | 778 | 2 | 2018-10-08 | - | |
78 | 第133話 人造人間対独裁者 | 776 | 2 | 2018-10-09 | - | |
67 | 第134話 最凶儀式 | 741 | 2 | 2018-10-09 | - | |
69 | 第135話 仮説 | 739 | 2 | 2018-10-11 | - | |
65 | 第136話 猫侍 | 706 | 3 | 2018-10-13 | - | |
64 | 第137話 決戦前の争い | 772 | 2 | 2018-10-14 | - | |
114 | 第138話 ドラゴンVSサイキック | 745 | 2 | 2018-10-16 | - | |
113 | 第139話 パワーと回復の決着 | 806 | 2 | 2018-10-17 | - | |
135 | 第140話 壊獣堕天帝VS壊獣堕天DDD | 858 | 2 | 2018-10-21 | - | |
125 | 第141話 新たな帝 | 842 | 2 | 2018-10-23 | - | |
117 | 第142話 決勝戦 経典VS方界 | 706 | 2 | 2018-10-27 | - | |
95 | 第143話 方界の恐怖と2つ目の勢力 | 828 | 0 | 2018-10-30 | - | |
116 | 第144話 暴食のアクセル | 907 | 2 | 2018-11-01 | - | |
94 | 第145話 夜会の終わり、朝の訪れ前 | 847 | 4 | 2018-11-06 | - | |
118 | 第146話 卑怯者の変化 | 764 | 4 | 2018-11-09 | - | |
125 | 第147話 邪神と万物の鎮魂歌 | 793 | 0 | 2018-11-13 | - | |
97 | 第148話 経典の領域 | 697 | 2 | 2018-11-13 | - | |
102 | 第149話 悪魔との戯れ、色欲と強欲 | 794 | 2 | 2018-11-15 | - | |
111 | 第150話 強欲、色欲を打ち破れ! | 778 | 2 | 2018-11-17 | - | |
109 | 第151話 怠惰と憤怒 | 803 | 2 | 2018-11-19 | - | |
64 | 第152話 逆転の策 | 705 | 2 | 2018-11-20 | - | |
114 | 第153話 魔王眷竜 | 769 | 2 | 2018-11-21 | - | |
79 | 第154話 大阪へ | 698 | 4 | 2018-11-22 | - | |
87 | 第155話 集まる魔の手 | 743 | 2 | 2018-11-23 | - | |
57 | 第156話 鹵獲された船の行方 | 719 | 4 | 2018-11-24 | - | |
117 | 第157話 奪還戦!前半 | 859 | 2 | 2018-11-25 | - | |
74 | 第158話 奪還戦!後半 | 727 | 2 | 2018-11-26 | - | |
98 | 第159話 時空ヲ渡ル船 | 795 | 2 | 2018-11-27 | - | |
84 | 第160話 闇の地球(ダークテラ) | 735 | 0 | 2018-11-27 | - | |
89 | 番外6 束の間の休息 | 770 | 2 | 2018-11-27 | - | |
89 | 第161話 滅んだ科学の国 | 787 | 4 | 2018-11-28 | - | |
68 | 第162話 データを追って | 718 | 2 | 2018-11-28 | - | |
111 | 第163話 世界樹の子供 | 858 | 2 | 2018-11-29 | - | |
105 | 第164話 忍び寄る死霊使い | 766 | 2 | 2018-11-30 | - | |
112 | 第165話 世界樹への道 | 893 | 4 | 2018-11-30 | - | |
132 | 第166話 ハルの正体 | 753 | 4 | 2018-12-01 | - | |
105 | 第167話 恐がりな少女 | 736 | 2 | 2018-12-02 | - | |
110 | 第168話 さらなる結果 | 788 | 4 | 2018-12-03 | - | |
75 | 第169話 到着、世界樹 | 709 | 2 | 2018-12-04 | - | |
63 | 第170話 人外の優しさ | 796 | 3 | 2018-12-05 | - | |
89 | 第171話 創造主と明かされる真実 | 757 | 2 | 2018-12-06 | - | |
76 | 第172話 対立 | 765 | 0 | 2018-12-07 | - | |
78 | 第173話 反撃準備 | 818 | 1 | 2018-12-08 | - | |
203 | 第174話 絶対的な勝利 | 914 | 2 | 2018-12-09 | - | |
64 | 第175話 旅は道連れ、神の野望 | 707 | 2 | 2018-12-10 | - | |
92 | 最終編予告 | 795 | 0 | 2018-12-11 | - | |
95 | 第176話 悪神の居城 | 726 | 2 | 2018-12-12 | - | |
126 | 第177話 悪神との決戦① | 773 | 0 | 2018-12-13 | - | |
81 | 第178話 悪神との決戦② | 657 | 0 | 2018-12-14 | - | |
100 | 第179話 悪神との決戦③ | 704 | 3 | 2018-12-15 | - | |
77 | 第180話 悪神との決着(修正) | 775 | 0 | 2018-12-16 | - | |
86 | 第181話 ついてくる者、別れる者 | 694 | 0 | 2018-12-18 | - | |
64 | 第182話 思い出の戦い | 683 | 0 | 2018-12-18 | - | |
103 | 第183話 明日は明日の風が吹く | 771 | 0 | 2018-12-19 | - | |
115 | 最終話 未来輝く世界 | 838 | 2 | 2018-12-21 | - | |
46 | 番外7 作者の挑戦!?キャラ大喜利 | 603 | 2 | 2018-12-25 | - | |
90 | 番外8:キャラ大喜利 その2 | 750 | 2 | 2018-12-26 | - | |
101 | 番外9:キャラ大喜利 その3 | 766 | 2 | 2018-12-27 | - | |
96 | 番外10:キャラ大喜利 その4 | 796 | 0 | 2018-12-28 | - | |
103 | 番外11:極秘…白皇家の家系図 | 755 | 2 | 2019-01-17 | - | |
93 | 番外12:続・白皇家の家系図 | 1022 | 0 | 2019-02-18 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/03/23 新商品 QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE カードリスト 追加。
- 03/28 19:37 デッキ 古代の機械
- 03/28 18:44 評価 6点 《自爆スイッチ》「条件を満たせば強引に試合を引き分けにして終わ…
- 03/28 16:13 デッキ 罪宝狩り制限許さないビート
- 03/28 15:44 評価 5点 《タキオン・ギャラクシースパイラル》「 実質《ギャラクシー》か…
- 03/28 15:32 評価 7点 《時空混沌渦》「 《タキオン》新規でサーチできるならワンチャン…
- 03/28 15:00 評価 8点 《カオス・フォーム》「《カオス》専用の儀式魔法。 基本は往年の…
- 03/28 14:29 評価 9点 《星遺物の守護竜》「《守護竜》の名を持つ《星遺物》の永続魔法。…
- 03/28 13:03 評価 3点 《天下統一》「総合評価:シンクロ召喚デッキ相手に役立つかも程度…
- 03/28 12:44 評価 6点 《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》「トゥーン化したら海馬ボー…
- 03/28 12:18 デッキ ヴェルズ
- 03/28 11:29 評価 8点 《ナイト・ショット》「発動可能な伏せでもエンドサイクできるカー…
- 03/28 11:28 評価 8点 《聖刻龍-トフェニドラゴン》「《聖刻》の上級モンスター。 LV6…
- 03/28 09:15 評価 10点 《賜炎の咎姫》「OCGとMDでサプライズ同時実装されたリンクモンス…
- 03/28 09:11 評価 10点 《聖刻龍王-アトゥムス》「《聖刻》に属するランク6のエクシーズ…
- 03/28 03:04 評価 6点 《BF-暁のシロッコ》「一枚でガンダムを連想する要素がかなり多…
- 03/28 00:43 評価 10点 《ワン・フォー・ワン》「終身名誉制限カードかな。汎用性もパワ…
- 03/28 00:28 評価 8点 《倶利伽羅天童》「遅い代わりに後攻でキルを取りやすくしてくれる…
- 03/28 00:22 評価 10点 《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》「かつて2020…
- 03/28 00:00 コンプリート評価 ねこーらさん ⭐ストラクチャーデッキ-海皇の咆哮-⭐
- 03/27 23:49 評価 1点 《虚構王アンフォームド・ボイド》「 エクシーズ体最下位のモンス…
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