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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第2話 生命の樹と高校生活

第2話 生命の樹と高校生活 作:ヒラーズ

前回のあらすじ-
20XX年、世界は予想以上に平和を保ち、人々はその平和の中でいつもの通りの日常に明け暮れていた。
そんな中、高校受験に受かったばかりの少年、破界 遊我は登校中に謎のフラワーショップに立ち寄る。店内に入ったとたん、目の前に広がっていたのは大きく成長していた植物、そして神話や聖書でしか登場しない伝説の木「セフィロトの樹」を発見したのであった。



――――



「…信じられないな、仮にもこれがセフィロトの樹ならここはエデンの園か?」
遊我は懸命に考えた、平和すぎる時代にありえない出来事が起きたからである。
「本物か?それとも偽物?」
遊我は樹を調べ始め、樹の根や実っている果実を見つめる。
その時だった。
ゴンッ!

遊我の頭上に果実が落ち、地面に転がる。
「…何だ?調べた罰でも当たったか?」
遊我は果実を拾い、鞄に入れる。
「仮に永遠の命が宿ると言うならその成分を調べて見る必要があるな…ってやばっ!もうこんな時間だ!」
遊我は自分の腕時計の時間を確認し、急いで店を出る。
「入学時に遅刻なんて冗談じゃない!」







――――






しばらくして、遊我は遅刻する事なく学校に着く。
彼が入学する学校の名は「創世高校」、生徒の8割は女子が占めている少し変わった学校である。
「ふぅ…危なかった」
遊我は急いで教室へ行き、荷物を降ろし、入学式の会場に向かう。
それから1時間、入学式が終わり、2時限目のHRも終わって、休み時間。
遊我は再び読書に時間を費やしていた。
「…」
いつもの通りの黙読、賑やかな教室の中、一人寂しく本を読んでいる遊我に一人の女子生徒が話しかける。
「何読んでるの?」
「…君にとっては小難しいものだ」
「ふーん…タイトルは?」
「ナコト写本、神話の本だ」
さっきから遊我に話しかけている女子生徒の名は「幻魔 黄美(げんま よみ)」、この出会いから遊我の運命の歯車は回り出したである。




次回に続く
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