DRAW:１６６ ロスト・サンクチュアリ　作：人喰い

(166)



〜竜霊山・山道〜

【Side 結維】



結維【LP 2500】
(モンスター)
『神騎 セイントレア』[ATK 2000]
『創造の代行者 ヴィーナス』[ATK 1900]
(魔法)
『パーシアスの神域(天空の聖域)』
伏せ:1
手札:1

小次郎【LP 4000】
(モンスター)
『六武衆の影ー紫炎』[ATK 2500]
『真六武衆ーカゲキ』[ATK 1700]
伏せ:3
手札:0


黒焔の巨人【LP 7050】
(モンスター)
『ヴェルズ・ウロボロス』[ATK 2750]
『ヴェルズ・オピオン』[ATK 2550]@『安全地帯』
『ヴェルズ・バハムート』[ATK 2350]
(罠)
『安全地帯』@『ヴェルズ・オピオン』
伏せ:1
手札:1



◉TURN:０４◉


黒焔「…今ココ二、闇二蝕マレシ３体ノ龍ガ揃ッターーーーコレヨリ“侵略”を開始スル」

小次郎「………！」

結維「…っ…！」

私のライフは残り2500…っ…！
ここを凌ぎきれるのかすら怪しい状況ねーーー

黒焔「…貴様等ノ手札ハ残リ僅カーーーーナラバココハ確実二攻メ込ムトシヨウ……。
…『ヴェルズ・オピオン』ノ効果発動ッ！
エクシーズ素材ヲ１ツ使イ、デッキカラ再ビ『侵略の汎発感染』ヲ手札二加エル…！！」[手札 1]


黒焔「ーーー続イテ『ヴェルズ・バハムート』ノ効果発動ッ！
エクシーズ素材ヲ１ツ使イ、手札ノ『ヴェルズ・ヘリオロープ』ヲ捨テル事デ………眼鏡ノ小娘…ッ！ 貴様ノ場ノ『神騎 セイントレア』ニハ、我ガ僕トナッテモラウ！！」


バハムートの紅き眼光を受けたことでセイントレアは黒焔の巨人の場に移り、私達に銀槍を向ける。

結維「…くっ…！」

小次郎「……ッ…！（…やはり、ライフの減っている結維殿に狙いを絞って来たか……っ…！）

結維「……」

これで私の場に残ったモンスターはヴィーナスだけーーー
それに、私の残り１枚の手札が『オネスト』のような誘発効果モンスターではなく、『マスター・ヒュペリオン』だということは公開情報……。

そんな絶体絶命の状況に追い打ちをかけるように、破滅の邪龍ーーーーウロボロスは３つある首のうち中央の口を開きエネルギーを蓄積させる。


黒焔「ーーー『ヴェルズ・ウロボロス』の効果発動ッ！」


《ヴェルズ・ウロボロス/Evilswarm Ouroboros》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク４/闇属性/ドラゴン族/攻2750/守1950
レベル４モンスター×３
１ターンに１度、このカードのエクシーズ素材を１つ取り除き、
以下の効果から１つを選択して発動できる。
以下の効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り
それぞれ１度しか選択できない。
●相手フィールド上に存在するカード１枚を選択して持ち主の手札に戻す。
●相手の手札をランダムに１枚選んで墓地へ送る。
●相手の墓地に存在するカード１枚を選択してゲームから除外する。


黒焔「……中央ノ首カラ放タレル一撃ハ場ノカード１枚ヲ持主ノ手札ヘト送リ返スーーー」

結維「…！」

黒焔「…タダシ、『パーシアスの神域』ガ場二アル限リ、場ノセットカードヲ対象二取ル事ハデキナイーーーー従ッテ我ガ選択スルノハ『六武衆の影ー紫炎』ッ！」


その宣言と共に、ウロボロスから漆黒のエネルギー弾が放たれるーーーー


小次郎「…っ！ カゲキ殿を対象に…ッ『六武衆の影ー紫炎』の効果発動！
エンドフェイズ時まで、カゲキ殿の元々の攻撃力を2000にする…っ！」

『真六武衆ーカゲキ』[ATK 1700→3500]

しかしその効果の適用の直後にエネルギー弾が影紫炎を直撃し、エクストラデッキへと退く形となった。

小次郎「…場の六武衆が減った事により…、カゲキ殿の攻撃力は1500ダウンするーーーー」

『真六武衆ーカゲキ』[ATK 3500→2000]

黒焔「…クク……無駄な足掻きを…」



結維「……」【LP 2500】[手札 1][伏せ 1]

小次郎「……っ」【LP 4000】[手札 0][伏せ 3]



黒焔「ーーーバトルフェイズッッ」

結維「……っ…！」


黒焔「ーーーー『ヴェルズ・オピオン』…ッ！『創造の代行者 ヴィーナス』ヲ攻撃セヨッ！！」


『ヴェルズ・オピオン』
[ATK 2550]
ーーーVSーーー
[ATK 1900]
『創造の代行者 ヴィーナス』


冷たき漆黒の息吹がヴィーナスごと私を飲み込もうと襲いかかるーーーー

結維「…ぁ…ァ…っっ！！
……何よ……これ…っ…！？」

闇のゲームによる痛みとは別の、全身に押し寄せる不快感に思わず声を漏らす。

ーーーしかしこんなところで、倒れるわけにはいかない。

結維「……ッ…！」

私は足に力を込め、ぐっと堪える。

小次郎「……結維殿ッ！」

小次郎が駆け寄ろうとするのを左手で静止し、私は伏せカードに手をかけた。


結維「…これが闇を振り払うーーーー逆転の一手よ…っ！！」

伏せカードが起き上がり、オピオンの放った息吹に反応して強力な光を放出させる。


結維「ーーーー罠カード、
『聖なるバリアーミラーフォース』
発動っっ！！」


《聖
せい
なるバリア －ミラーフォース－/Mirror Force》 †
通常罠
(1)：相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。


結維「…闇よーーー消え去れ…っっ！！」

ミラーフォースから放出された無数の極光が邪龍に降り注ぐーーーーー

黒焔「…ッ…！ 甘イ…ッッ！！」

しかし、黒焔の巨人が巨大な１ツ目を見開くと、黒い霧のようなものが複数現れ、バハムート、オピオン、ウロボロスの３龍を包み込もうとする。

結維「……っ…！？」

見ると、黒焔の巨人の場の伏せカードがオープンしており、黒い霧はそのカードから発せられていた。

黒焔「ーーー速攻魔法『侵略の汎発感染』ッッ！！」


《侵略
しんりゃく
の汎発感染
はんぱつかんせん
/Infestation Pandemic》 †
速攻魔法
(1)：自分フィールドの全ての「ヴェルズ」モンスターは、
ターン終了時までこのカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。


黒焔「…コノターン、我ノ『ヴェルズ』モンスターハ、魔法・罠ノ効果ヲ受ケナイーーーーッ」

結維「…！」

…市瀬火群に出会う前の私だったら、間違いなくこんな台詞は言わなかったでしょうね。
ーーーましてや、今日出会ったばかりの人に。


結維「……後、頼めますか…？ サムライさんーーーー」

小次郎「ーーーー任せてください。
道は僕が必ず切り開きます…っ！」

小次郎は優しく笑って見せ、腰を落とし静かな呼吸と共に伏せカードを発動させる。

小次郎「ーーー侵略の汎発感染の発動に対して、罠発動！！『六武派二刀流』っっ！！」


《六武派二刀流
ろくぶはにとうりゅう
/Six Style - Dual Wield》 †
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスターが、表側攻撃表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター１体のみの場合に発動する事ができる。
相手フィールド上に存在するカード２枚を選択して持ち主の手札に戻す。


小次郎「ーーー僕の場のモンスターは攻撃表示のカゲキ殿のみ……。
よって、場の『ヴェルズ・バハムート』と『ヴェルズ・ウロボロス』には、エクストラデッキに帰ってもらうっ！！」

黒焔はそれを受けるも一歩も引かず、残り１枚の手札を発動させる。

黒焔「……我二ハマダ切レルカードガアルト言ウ事ヲ忘レタカ…！！
２枚目ノ『侵略の汎発感染』ヲ発動！」

２つの斬撃がミラーフォースの光弾より速く、黒い霧の合間をすり抜けウロボロスとバハムートに向かい風を切って飛んで行くが、その先に再び黒い霧が現れ斬撃の行く手を阻む。

小次郎「……」


黒焔「………希望ナド持ツダケ無駄ダ…ッッ！！
貴様等ノ中ノ光ハ全テ我ガ喰ライ尽クシテヤル……ッッ…！！」


結維「…いいえ。無駄なんかじゃないわ」

ホントに私は……変わってしまったみたいね。


結維「……たとえ光が闇に覆われても、すぐにまた日は登るーーーー」



結維「ーーーー諦めない限り。
そしてーーーー仲間を信じ続ける限り。
……必ず」


小次郎「ーーーその通りです。結維殿。
速攻魔法発動…っっ！！
『皆既日蝕の書』ーーーーー」


カードの発動と共に夜空に太陽が出現し、私達を照らし輝いた。















◉遊戯王 Ph.X◉
ーーーDRAW:１６６ーーー
《ロスト・サンクチュアリ》















《皆既日蝕
かいきにっしょく
の書
しょ
/Book of Eclipse》 †
速攻魔法
(1)：フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。
このターンのエンドフェイズに、相手フィールドの
裏側守備表示モンスターを全て表側守備表示にし、
その後、この効果で表側守備表示にしたモンスターの数だけ相手はデッキからドローする。



結維「……道は、開けたみたいね」


チェーン⑤『皆既日蝕の書』
チェーン④『侵略の汎発感染』
チェーン③『六武派二刀流』
チェーン②『侵略の汎発感染』
チェーン①『聖なるバリアーミラーフォース』


小次郎「ーーー『皆既日蝕の書』の効果により、場の表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする！！」

夜空に輝く太陽に月が重なり、完全に覆い隠す。

黒焔「……ッ……！」

それと同時にフィールドにも闇が訪れ、全てのモンスターが裏側守備表示となり眠りについた。

黒焔「…ッッ！
表側表示ノ『ヴェルズ』ガ存在シナイタメ…ッ…『侵略の汎発感染』ノ効果ハ不発……ッッ……！！」

小次郎「……そしてその後、『六武派二刀流』の効果で、『ヴェルズ・バハムート』と『ヴェルズ・ウロボロス』はエクストラデッキへ！」

黒い霧が消滅した事で二天一流の斬撃は勢いを殺さず、眠りについていたバハムートとウロボロスを両断した。

黒焔「……ッッ…！
オノレェェエェ…ッッ！！」


直後に不発となったミラーフォースの光弾が上空に飛び散り、花火の様に弾ける。
その光を受け、更に黒焔の巨人の表情が歪んでゆくーーーー

黒焔「…ゥガァァッ…！
………許サン…ッ…！ 貴様等ダケハ許サンゾ……ッッ…！！」

黒焔の巨人は目を見開き全身の焔を熱く燃え上がらせ、怒りを露わにする。


黒焔「ーーーターンエンド…ッッ…！」

ターン終了の宣言と同時に、月に覆われていた太陽が顔を出し、黒焔の場に再び光を解き放った。

黒焔「…ウァァァガァアァ…ッッ！！」

その光によって黒焔の巨人の場のモンスターが全て表側表示となるーーーー


『ヴェルズ・オピオン』[DEF 1650][ORU:0]

『神騎 セイントレア』[DEF 0][ORU:2]


黒焔「…グォォァ…ッ…！ 表ニシタモンスターハ２体…ッ……ヨッテ２枚ノカードヲドローサセテモラウ…！！」[手札 2]


黒焔「ーーーー忌々シイ光メ…ッ…！！
我等、“闇”ヲ舐メルナァ！！
ドロー後ノタイミング二、手札カラ速攻魔法『サイクロン」ヲ発動ッ…！！」


《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
(1)：フィールドの魔法・罠カード１枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。


結維「…！」

黒焔「……コノ効果ニヨリ、眼鏡ノ小娘…！ 貴様ノ場ノ『パーシアスの神域』ヲ破壊スル…！！」


激しく吹き荒れる竜巻によって神域は崩壊してゆくーーーー

結維「…くっ……！ まさかそのタイミングで引いてくるなんてね……っ…」

『創造の代行者 ヴィーナス』[ATK 1900→1600]


黒焔「……コレデ忌々シキ聖域ハ失ワレタ…ッ…！ 暗黒ノ炎二飲マレルガイイ…ッ…！」


◉TURN:０５◉


結維「…サムライさん。あなたの切り開いだ“道”ーーーー必ず“勝利”へと繋いで見せますよ…っ！！ 私の、ターン…！！」


小次郎（……僕にできる限りの事はやった……っ…。あとは結維殿次第ですがーーーー）


結維「……ドローッッ！！」[手札 2]


私は引いたカードを確認し、柄にもなく笑みをこぼす。
そのカードこそ、私の待ち望んでいたカードだったからだ。


結維「ーーー太陽の神が代行者を束ねる時…、失われた聖域が復活するっっ！！
ーーー魔法発動…！！
『ロスト・サンクチュアリ』！！！」


《ロスト・サンクチュアリ》＊Ph.X Original Cards
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①自分のデッキ・墓地から「天空の聖域」を１枚選び発動する。既に自分フィールドに「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、代わりにデッキから１枚ドローする。その後、デッキから「代行者」モンスター１体を手札に加える事ができる。
②自分フィールドに「マスター・ヒュペリオン」が存在する場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。自分の墓地、及び除外された自分のモンスターの中から「代行者」モンスター１体を選んで手札に加える。その後、手札の光属性・天使族モンスター１体を召喚できる。


ロスト・サンクチュアリの発動によって、崩壊した聖域が再びその姿を再構築させていくーーーー

黒焔「…ッ…！ 馬鹿ナ……ッッ！？
聖域ガ…修復サレテ……ッ…！！」


結維「ーーーこの効果により、墓地で『天空の聖域』として扱う『パーシアスの神域』を再び私の場に発動する！！」


《パーシアスの神域
しんいき
/The Sanctum of Parshath》 †
永続魔法
(1)：このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「天空の聖域」として扱う。
(2)：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、フィールドの天使族モンスターの攻撃力・守備力は３００アップし、
フィールドにセットされた魔法・罠カードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。
(3)：１ターンに１度、自分の墓地の天使族モンスター及びカウンター罠カードの中から、
合計３枚を対象として発動できる（同名カードは１枚まで）。
そのカードを好きな順番でデッキの上に戻す。


黒焔「…ッッ！！」

結維「…更にっ！ このカードは、手札・フィールド・墓地の『代行者』モンスター１体を除外する事で、手札から特殊召喚できる…！！ 私は墓地の『神秘の代行者 アース』を除外ーーーー」

カードを掲げる“右手”に無数の光輪が激しく煌めき、辺りの闇を切り裂いてゆくーーーー
ーーーその光は“強さ”の象徴であり、希望の標だ。


結維「ーーー燃え盛る翼を以って……ッ地へと舞い降り“強さ”を示せっ！！
来て…！ 恒星を司る太陽の神！
『マスター・ヒュペリオン』！！！」


《マスター・ヒュペリオン/Master Hyperion》 †
効果モンスター
星８/光属性/天使族/攻2700/守2100
このカードは、自分の手札・フィールド上・墓地に存在する
「代行者」と名のついたモンスター１体をゲームから除外し、
手札から特殊召喚する事ができる。
１ターンに１度、自分の墓地に存在する
天使族・光属性モンスター１体をゲームから除外する事で、
フィールド上に存在するカード１枚を選択して破壊する。
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、
この効果は１ターンに２度まで使用できる。


太陽神は炎の翼を大きく広げ、大地に降り立ち力強い叫びを上げる。

ヒュペリオン『ーーーハァァッッ！！！』[ATK 2700→3000]

小次郎「…これが結維殿の持つ“精霊のカード”…！！」


結維「…頼みますよ…！ ヒュペリオンっ！！」

ヒュペリオン『ーーー御意のままに』


結維「ヒュペリオンの効果発動！ 墓地の『虹光の宣告者』を除外し、『神騎セイントレア』を破壊する…！！
〝プラネット・シュート〟！！」

ヒュペリオンは赤く燃える小惑星を放ち、セイントレアを破壊する。
自分のモンスターを破壊しなければならない事は辛いが、今は仲間達の勇姿を無駄にしない為にもカードを切り続ける。

結維「…まだ終わりじゃないわ…！ 墓地の『ロスト・サンクチュアリ』を除外して効果発動っ！！ 除外されている『神秘の代行者 アース』を手札に加え、その後、効果によりアースを召喚！！」[ATK 1000→1300]

結維「ーーーアースの効果発動！ 召喚成功時、デッキから『創造の代行者 ヴィーナス』を手札に加える！」[手札 1]


結維「更に…！！ 私はレベル８の『マスター・ヒュペリオン』に、レベル２の『神秘の代行者 アース』をチューニング！！」


アースが２つの星となってヒュペリオンの周囲を旋回する。
そしてその星と“同調”する事によってヒュペリオンは新たな姿へとその身を進化させていくーーーー


結維「ーーー恒星を掌握せしその“強さ”を以って、天より全てを焼き払え！！
シンクロ召喚！！ 来て！ レベル10
『太陽神 ヒュペリオン・アル・メギド』！！」


《太陽神 ヒュペリオン・アル・メギド》＊Ph.X Original Cards
シンクロ・効果モンスター
星１０/光属性/天使族/攻 3000/守 2400
天使族チューナー１体+「マスター・ヒュペリオン」
このカード名の①②③の効果は、それぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。フィールドに「天空の聖域」が存在する場合、自分はデッキから１枚ドローする。
「天空の聖域」が存在しない場合、デッキ及び自分の墓地に存在する「天空の聖域」１枚を選んで発動する。
②自分メインフェイズに、手札及びデッキから「代行者」モンスター１体を墓地へ送り発動できる。フィールドのカードを１枚まで選んで破壊する。その後、このカードは次の自分のスタンバイフェイズまで、この効果を発動する為に墓地へ送った「代行者」モンスターの効果を得る。
③フィールドのこのカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時に、自分の墓地の「マスター・ヒュペリオン」１体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。


ヒュペリオン『ーーーハァァアァァッッ！！』[ATK 3000→3300]



炎翼はより熱く燃え、誓いを胸に日は登る。




To Be Continued…






《次回予告》




「次回、『遊戯王Ph.X』
DRAW:１６７ 竜霊の導き






＊タイトルは予告なく変更になる場合があります。ご了承ください(廿V廿,,)乙