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第二話「六道遊太、デュエルスタンバイ!」 作:イクス
成り行き上、菊姫という女子とデュエルすることになった遊太。その初デュエルの行方は?
「先攻はアタシだよ! アタシのターン!」
1・菊姫のターン
「アタシは、手札から『古代の機械兵士』を召喚!」(菊姫手札5→4)
何やら、古めかしく重厚感あふれる機械の兵士が現れる。が、攻撃力は1300といまいち低め。
「そして、リバースカードを1枚伏せて、ターンエンド!」(菊姫手札4→3)
菊姫
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター1体
『古代の機械兵士』(攻撃表示・攻撃力1300)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数0枚
除外されているカード0枚
2・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札5→6)
(このカード達を扱うのは、初めてだ。けれど、基本に乗っ取れば問題ないはず)
「僕は、手札から『ロードナイト・ブレイブ』を召喚!」(遊太手札6→5)
黒い鎧をつけた騎士が現れる。攻撃力は1900と、下級モンスターにしては最高クラスだ。
「それから……」
遊太は、雛姫から教わったことを思い出していた。その中にあった言葉の一つ「魔法カード・罠カードと、モンスターを上手く組み合わせること」という言葉を思い出す。
「よし……僕は、装備魔法『英雄騎士の剣』を、ブレイブに装備! これで攻撃力800アップの2700だ!」(遊太手札5→4)(ブレイブ・攻撃力1900→2700)
「行くよ、攻撃! ロード・ソード!」
ブレイブの『英雄騎士の剣』による斬撃が、『古代の機械兵士』を真っ二つにする! ダメージはそのまま、菊姫へと帰る。
「チッ……」(菊姫ライフ8000→6600)(菊姫墓地0→1)
「更に、剣の効果発動! 破壊した相手モンスターの攻撃力分のダメージを、相手に与える!」
「何……ぐっ」(菊姫ライフ6600→5300)
「やった! ダメージを与えたぞ! そして、僕はカードを1枚伏せて、ターンエンド!」(遊太手札4→3)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター1体
『ロードナイト・ブレイブ』(攻撃表示・攻撃力1900→2700)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚
『英雄騎士の剣』(装備魔法)
墓地の枚数1枚
除外されているカード0枚
3・菊姫のターン
「ほぉ~、中々やるじゃん。けれど、アタシは負けないよ! ドロー!」(菊姫手札3→4)
「アタシは場より、罠カード『強欲な瓶』を発動! デッキから、1枚ドローする!」(菊姫手札4→5)(菊姫墓地1→2)
引いたカードを見た時、菊姫はにやりと笑う。
「いやあ、早速来てくれたねえ、アタシのエースカード」
「エース?」
「悪いけど、やらせてもらうよ! アタシはカードを場に2枚セットする」(菊姫手札5→3)
「更に、手札から魔法カード『嵐』を発動! アタシの魔法・罠ゾーンのカードを全て破壊して、破壊した分だけ相手の魔法・罠カードを破壊する! 今破壊するのは2枚、よって、アンタのカードを2枚破壊する!」(菊姫手札3→2)
フィールドに嵐が吹き荒れると、菊姫の魔法・罠カードも、遊太の魔法・罠カードも同時に破壊されてしまった。(菊姫墓地2→5)(遊太墓地2→4)
「な、何を考えているんだい? 自分のカードを犠牲に、僕の魔法カードを……」
「悪いけど、アタシは一味違うんでね。ただ相手のカードを破壊するためだけに、カードを破壊したんじゃないのさ! 出でよ『邪神トークン』!」
菊姫の場に、破壊が終わると同時に黄金色のモンスターが2体現れる。それに、驚きを隠せない遊太。
「なんで!? 君の場には、モンスターがいないはずなのにっ!」
「さっき破壊したカードは、罠カード『黄金の邪神像』。コイツはいかなる手段でも破壊された時、場に『邪神トークン』を1体生み出すのさ。それが2枚ってことは、2体呼び出せるって訳だ」
「破壊された時を対象とする、特殊な罠カード……」
「更に、この2体のトークンをリリースして、手札からレベル8の『古代の機械巨人』を、アドバンス召喚!」(菊姫手札2→1)
現れ出でたのは、恐るべき機械の巨人。重厚さは、さっきのモンスターをも上回る。これを見て、先程菊姫の隣にいた二人は声を上げて喜ぶ。
「出た! 姉御のアドバンス召喚コンボだ!」
そして、攻撃力はというと。
「攻撃力……3000!」
「さて、やりますか。アタシは『古代の機械巨人』で、ブレイブを攻撃! アルティメット・パウンド!」
重く強烈な一撃が、装備魔法を破壊されて攻撃力が元に戻ったブレイブを破壊する!
「ぐうっ……」(遊太墓地4→5)(遊太ライフ8000→6900)
「どうだい? この一撃は? アタシはこれでターンエンド」
菊姫
ライフポイント5300
手札枚数1枚
モンスター1体
『古代の機械巨人』(攻撃表示・攻撃力3000)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数5枚
除外されているカード0枚
4・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札3→4)
(良いカードを引いたぞ、罠カード『聖なるバリア-ミラー・フォース』か……これで攻撃表示の巨人を倒すことができる!)
「僕は、モンスターを裏守備表示でセットし、カードを1枚伏せて、ターンエンド」(遊太手札4→2)
遊太
ライフポイント6700
手札枚数2枚
モンスター1体(裏守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数5枚
除外されているカード0枚
5・菊姫のターン
「アタシのターン、ドロー!」(菊姫手札1→2)
(おおっ、このカードは……! どうやら、フィナーレは近いみたいだね)
「魔法カード『強欲で貪欲な壺』を発動! これは、自分のデッキから10枚カードを除外することで、2枚ドローできるカード。私はよって2枚ドロー!」(菊姫手札1→3)(菊姫墓地5→6)(菊姫除外0→10)
「……2枚ドローしてこの内容とは……アタシカードに選ばれすぎぃ!」
「……なんだって!?」
「アタシは手札から、魔法カード『アイアンコール』を発動、これは墓地からレベル4以下の機械族モンスターを、効果を無効にして特殊召喚できるカード。アタシは『古代の機械兵士』を特殊召喚し、それをリリースして『古代の機械獣』を攻撃表示でアドバンス召喚!」(手札3→1)(墓地6→7)
今度は獣のような機械モンスターが現れる。攻撃力は2000と馬鹿には出来ない。が、遊太はというと。
(こっちにはミラーフォースがあるんだ……攻撃宣言した途端、君の場はがら空きになるぞ……)
と、若干余裕だった。
「行くよ! 『古代の機械巨人』で、守備モンスターを攻撃! アルティメット・パウンド!」
「来た! 僕は場から罠カードを……発動できない!?」
「『古代の機械巨人』が攻撃するとき、相手は魔法や罠は発動できないんだよ!」
またしても、重い一撃がモンスターにヒットする。そして……。
「ぐぅっ……でも、守備表示だからダメージは……ええっ!?」(遊太墓地5→6)
普通、守備モンスターを攻撃した時、ダメージは受けない。が、遊太のライフは、先程の『ロードナイト・ビーク』の守備力200を上回った数値分下がってしまっていた。(遊太ライフ6900→4100)
「なんで……僕はダメージを?」
「『古代の機械巨人』の効果、このモンスターが守備モンスターを攻撃した時、攻撃力が守備力を超えた分だけ戦闘ダメージを与えるんだよ」
「な、なにぃ~っ……」
「更に攻撃だよ! 『古代の機械獣』で、プレイヤーへダイレクトアタック! こいつも、攻撃するときに魔法・罠カードを発動できない!」
「ぐわあああっ!」(遊太ライフ4100→2100)
「そして、アタシはカードを1枚伏せて、ターンエンド」(菊姫手札1→0)
伏せカードを見て、菊姫はにやりとする。
(この伏せカードは、速攻魔法『リミッター解除』……相手が攻撃力を上回った時、コイツで攻撃力を倍にしてやれば、まず負けない! このデュエル、アタシの勝利で終わらせてもらうよ!)
菊姫
ライフポイント5300
手札枚数0枚
モンスター2体
『古代の機械巨人』(攻撃表示・攻撃力3000)
『古代の機械獣』(攻撃表示・攻撃力2000)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
『リミッター解除』(セット)
発動しているカード0枚
墓地の枚数7枚
除外されているカード0枚
6・遊太のターン
「倒せるのか……? 僕はあのモンスターを……」
攻撃力3000のモンスターと、2000のモンスターがそれぞれ場に存在する。はっきり言って、現状では倒せるはずもない。自分のフィールドにはモンスターが0なうえ、伏せカードは役立たず。絶望的な状況であった。
なのに、遊太はこの状況を楽しんでいたのであった。明らかに絶望的な、この状況を。
(怖くてたまらないのに……心が躍る!? まるで、この状況を待ってましたと言わんばかりに! 故に、僕の心臓はひっきりなしにバクバク言っている……)
(……楽しい。この状況が、次のドローでどうなるかを考えたら……凄く楽しい。まるで、次にドローするカードで、この状況がひっくり返るようで!)
遊太がそう思った時、遊太の頭の中に声が聞こえた。
「そうだ、楽しむんだ。遊太」
(えっ……なんで僕の頭に声が……?)
「今はそんなことはどうでも良い。さあ、カードをドローするんだ」
(あっ、うん……)
声に導かれるままに、遊太はカードをドローする。(遊太手札2→3)そして、引いたカードはというと。
(これは……速攻魔法『英雄騎士への覚醒』?)
「やはりここで引いたか……やはりお前は、持っていた人間のようだ」
(も、持っていたって、いったい何のこと!?)
「今はそんなことはどうでも良いだろう。さあ、墓地のモンスターの効果を使い、そのカードで私を呼び出してくれ。後は、どうにかなる」
そう言い残した後、声はぷつりと途切れてしまった。遊太は急いで墓地を確認すると、そのモンスターの効果が使えるのは、今だった。
「これは……墓地の『ロードナイト・ビーク』のモンスター効果発動! 自分フィールドにモンスターが存在しない時、このモンスターは墓地から特殊召喚できる! 来い! 『ロードナイト・ビーク』!」(遊太墓地6→5)
遊太のフィールドに、再びモンスターが現れる。しかし、これだけでは終わらない。
「そして手札から、速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! このカードは、自分フィールドの『ロードナイト』モンスターを1体選択して発動! そのモンスターをリリースして、エクストラデッキからリリースしたモンスターと同じ属性の『イクスロードナイト』を1体特殊召喚する!」
「な、なにっ!? そんな特殊召喚方法が……」
「僕は、闇属性のビークをリリースして、同じ闇属性の『イクスロードナイト・アルファ』を攻撃表示で特殊召喚する! 来い、アルファ!」
ビークが魔法陣に囲まれ、そして姿を変える。そして、黒いマントを翻して現れたのは、文字が刻み込まれた剣を手に取った、黒き騎士であった! 攻撃力は2500と、中々に高い。(遊太手札3→2)(遊太墓地5→6)(遊太除外0→1)
「くっ……ついに上級モンスターの召喚を許したか……だがね、その程度じゃあアタシは倒せないよ!」
「確かに、アルファ単体じゃ倒すことはできない。けれど、アルファは様々なカードを組み合わせることで、大きな戦術を生み出すことができるんだ! アルファのモンスター効果発動! 墓地の『ロードナイト』1体をデッキに戻す事で、デッキ・墓地から『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加えられる! 僕は、墓地のニードラーをデッキに戻し、墓地から『英雄騎士の剣』を、手札に加える。そして、アルファに装備!」(遊太墓地7→5)
剣を装備し、攻撃力3300にアップしたアルファ。ここまできたら、もう行くしかないと、遊太は考え、そして行く!
「行け! アルファで『古代の機械獣』を攻撃! ブラック・ロードソード!」
重い剣の一撃が、相手モンスターに襲い掛かる! しかし、菊姫は余裕だった。何故なら。
「……ふっ、かかったね! 速攻魔法発動! 『リミッター解除』! このカードは、アタシの場にいるすべての機械族モンスターの攻撃力を倍にする! よってアルファは返り討ち!」
駄目だ、やられる! と遊太が思った時、またしても遊太の頭に声が響く。
「遊太、私の効果を使え!」
遊太はその声を聞いて、アルファの効果を見る。そこに書かれていた効果を、遊太はしかと記憶した。
「アルファのモンスター効果発動! アルファは1ターンに1度、手札を1枚捨てることで魔法カードの発動を無効にし、破壊することができる! 僕は手札を1枚捨てて、『リミッター解除』を無効にする!」(遊太手札2→1)(遊太墓地5→6)
アルファが魔法陣を展開すると、その魔法陣によって『リミッター解除』は破壊されてしまった。これでは、攻撃力も二倍にならない。
「な、なにーっ!?」
「よしっ、攻撃続行だ!」
アルファの攻撃によって、『古代の機械獣』はあっけなく破壊される。戦闘ダメージと共に、『英雄騎士の剣』によるダメージが加わる。
「うううっ!」(菊姫ライフ5300→4000→2000)
「まだまだ! 僕は手札から、速攻魔法『剣の切れ味』を発動! 装備魔法を装備したモンスターが相手モンスターを破壊した時、もう1回攻撃可能にする!」(遊太手札1→0)(遊太墓地6→7)
「な、なにーっ!? そんなーっ!」
「行けアルファ! ロードソード・デュアル!」
アルファの2回目の攻撃が、『古代の機械巨人』に炸裂する! 戦闘ダメージだけではなく、装備魔法『英雄騎士の剣』の効果によって、菊姫のライフは0となった。
「そ、そんな……アタシの『古代の機械巨人』が……」(菊姫ライフ2000→1700→0)
「や……やったあー! 初めてのデュエルなのに、勝っちゃったよぉー! 嬉しいっ!」
「……ぷふっ、なんだよその喜び方~、負けたこっちも楽しくなってくるじゃねえかぁ~」
菊姫は、初心者に負けたという絶望感を最初は抱いていたものの、遊太のあまりの喜びっぷりに、その絶望感も何処かへ飛んで行ってしまったようだ。そして、遊太に詰め寄る。
「あんがとさん、デュエルに付き合ってくれて。ところでお前、名前はなんて言うんだ?」
「遊太、六道遊太だよ。プラクサス小学校の5年生だよ」
「アタシは一条寺菊姫。アタシも、小学校の5年生なんだ。これからよろしくな、遊太!」
「うんっ!」
デュエルを通じて、芽生えた友情がここにあることに、烏間は遠くから見てこういう。
「デュエルで友情……アニメみたいで、良いんじゃない?」
第一話。終わり。
「先攻はアタシだよ! アタシのターン!」
1・菊姫のターン
「アタシは、手札から『古代の機械兵士』を召喚!」(菊姫手札5→4)
何やら、古めかしく重厚感あふれる機械の兵士が現れる。が、攻撃力は1300といまいち低め。
「そして、リバースカードを1枚伏せて、ターンエンド!」(菊姫手札4→3)
菊姫
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター1体
『古代の機械兵士』(攻撃表示・攻撃力1300)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数0枚
除外されているカード0枚
2・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札5→6)
(このカード達を扱うのは、初めてだ。けれど、基本に乗っ取れば問題ないはず)
「僕は、手札から『ロードナイト・ブレイブ』を召喚!」(遊太手札6→5)
黒い鎧をつけた騎士が現れる。攻撃力は1900と、下級モンスターにしては最高クラスだ。
「それから……」
遊太は、雛姫から教わったことを思い出していた。その中にあった言葉の一つ「魔法カード・罠カードと、モンスターを上手く組み合わせること」という言葉を思い出す。
「よし……僕は、装備魔法『英雄騎士の剣』を、ブレイブに装備! これで攻撃力800アップの2700だ!」(遊太手札5→4)(ブレイブ・攻撃力1900→2700)
「行くよ、攻撃! ロード・ソード!」
ブレイブの『英雄騎士の剣』による斬撃が、『古代の機械兵士』を真っ二つにする! ダメージはそのまま、菊姫へと帰る。
「チッ……」(菊姫ライフ8000→6600)(菊姫墓地0→1)
「更に、剣の効果発動! 破壊した相手モンスターの攻撃力分のダメージを、相手に与える!」
「何……ぐっ」(菊姫ライフ6600→5300)
「やった! ダメージを与えたぞ! そして、僕はカードを1枚伏せて、ターンエンド!」(遊太手札4→3)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター1体
『ロードナイト・ブレイブ』(攻撃表示・攻撃力1900→2700)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚
『英雄騎士の剣』(装備魔法)
墓地の枚数1枚
除外されているカード0枚
3・菊姫のターン
「ほぉ~、中々やるじゃん。けれど、アタシは負けないよ! ドロー!」(菊姫手札3→4)
「アタシは場より、罠カード『強欲な瓶』を発動! デッキから、1枚ドローする!」(菊姫手札4→5)(菊姫墓地1→2)
引いたカードを見た時、菊姫はにやりと笑う。
「いやあ、早速来てくれたねえ、アタシのエースカード」
「エース?」
「悪いけど、やらせてもらうよ! アタシはカードを場に2枚セットする」(菊姫手札5→3)
「更に、手札から魔法カード『嵐』を発動! アタシの魔法・罠ゾーンのカードを全て破壊して、破壊した分だけ相手の魔法・罠カードを破壊する! 今破壊するのは2枚、よって、アンタのカードを2枚破壊する!」(菊姫手札3→2)
フィールドに嵐が吹き荒れると、菊姫の魔法・罠カードも、遊太の魔法・罠カードも同時に破壊されてしまった。(菊姫墓地2→5)(遊太墓地2→4)
「な、何を考えているんだい? 自分のカードを犠牲に、僕の魔法カードを……」
「悪いけど、アタシは一味違うんでね。ただ相手のカードを破壊するためだけに、カードを破壊したんじゃないのさ! 出でよ『邪神トークン』!」
菊姫の場に、破壊が終わると同時に黄金色のモンスターが2体現れる。それに、驚きを隠せない遊太。
「なんで!? 君の場には、モンスターがいないはずなのにっ!」
「さっき破壊したカードは、罠カード『黄金の邪神像』。コイツはいかなる手段でも破壊された時、場に『邪神トークン』を1体生み出すのさ。それが2枚ってことは、2体呼び出せるって訳だ」
「破壊された時を対象とする、特殊な罠カード……」
「更に、この2体のトークンをリリースして、手札からレベル8の『古代の機械巨人』を、アドバンス召喚!」(菊姫手札2→1)
現れ出でたのは、恐るべき機械の巨人。重厚さは、さっきのモンスターをも上回る。これを見て、先程菊姫の隣にいた二人は声を上げて喜ぶ。
「出た! 姉御のアドバンス召喚コンボだ!」
そして、攻撃力はというと。
「攻撃力……3000!」
「さて、やりますか。アタシは『古代の機械巨人』で、ブレイブを攻撃! アルティメット・パウンド!」
重く強烈な一撃が、装備魔法を破壊されて攻撃力が元に戻ったブレイブを破壊する!
「ぐうっ……」(遊太墓地4→5)(遊太ライフ8000→6900)
「どうだい? この一撃は? アタシはこれでターンエンド」
菊姫
ライフポイント5300
手札枚数1枚
モンスター1体
『古代の機械巨人』(攻撃表示・攻撃力3000)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数5枚
除外されているカード0枚
4・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札3→4)
(良いカードを引いたぞ、罠カード『聖なるバリア-ミラー・フォース』か……これで攻撃表示の巨人を倒すことができる!)
「僕は、モンスターを裏守備表示でセットし、カードを1枚伏せて、ターンエンド」(遊太手札4→2)
遊太
ライフポイント6700
手札枚数2枚
モンスター1体(裏守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数5枚
除外されているカード0枚
5・菊姫のターン
「アタシのターン、ドロー!」(菊姫手札1→2)
(おおっ、このカードは……! どうやら、フィナーレは近いみたいだね)
「魔法カード『強欲で貪欲な壺』を発動! これは、自分のデッキから10枚カードを除外することで、2枚ドローできるカード。私はよって2枚ドロー!」(菊姫手札1→3)(菊姫墓地5→6)(菊姫除外0→10)
「……2枚ドローしてこの内容とは……アタシカードに選ばれすぎぃ!」
「……なんだって!?」
「アタシは手札から、魔法カード『アイアンコール』を発動、これは墓地からレベル4以下の機械族モンスターを、効果を無効にして特殊召喚できるカード。アタシは『古代の機械兵士』を特殊召喚し、それをリリースして『古代の機械獣』を攻撃表示でアドバンス召喚!」(手札3→1)(墓地6→7)
今度は獣のような機械モンスターが現れる。攻撃力は2000と馬鹿には出来ない。が、遊太はというと。
(こっちにはミラーフォースがあるんだ……攻撃宣言した途端、君の場はがら空きになるぞ……)
と、若干余裕だった。
「行くよ! 『古代の機械巨人』で、守備モンスターを攻撃! アルティメット・パウンド!」
「来た! 僕は場から罠カードを……発動できない!?」
「『古代の機械巨人』が攻撃するとき、相手は魔法や罠は発動できないんだよ!」
またしても、重い一撃がモンスターにヒットする。そして……。
「ぐぅっ……でも、守備表示だからダメージは……ええっ!?」(遊太墓地5→6)
普通、守備モンスターを攻撃した時、ダメージは受けない。が、遊太のライフは、先程の『ロードナイト・ビーク』の守備力200を上回った数値分下がってしまっていた。(遊太ライフ6900→4100)
「なんで……僕はダメージを?」
「『古代の機械巨人』の効果、このモンスターが守備モンスターを攻撃した時、攻撃力が守備力を超えた分だけ戦闘ダメージを与えるんだよ」
「な、なにぃ~っ……」
「更に攻撃だよ! 『古代の機械獣』で、プレイヤーへダイレクトアタック! こいつも、攻撃するときに魔法・罠カードを発動できない!」
「ぐわあああっ!」(遊太ライフ4100→2100)
「そして、アタシはカードを1枚伏せて、ターンエンド」(菊姫手札1→0)
伏せカードを見て、菊姫はにやりとする。
(この伏せカードは、速攻魔法『リミッター解除』……相手が攻撃力を上回った時、コイツで攻撃力を倍にしてやれば、まず負けない! このデュエル、アタシの勝利で終わらせてもらうよ!)
菊姫
ライフポイント5300
手札枚数0枚
モンスター2体
『古代の機械巨人』(攻撃表示・攻撃力3000)
『古代の機械獣』(攻撃表示・攻撃力2000)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
『リミッター解除』(セット)
発動しているカード0枚
墓地の枚数7枚
除外されているカード0枚
6・遊太のターン
「倒せるのか……? 僕はあのモンスターを……」
攻撃力3000のモンスターと、2000のモンスターがそれぞれ場に存在する。はっきり言って、現状では倒せるはずもない。自分のフィールドにはモンスターが0なうえ、伏せカードは役立たず。絶望的な状況であった。
なのに、遊太はこの状況を楽しんでいたのであった。明らかに絶望的な、この状況を。
(怖くてたまらないのに……心が躍る!? まるで、この状況を待ってましたと言わんばかりに! 故に、僕の心臓はひっきりなしにバクバク言っている……)
(……楽しい。この状況が、次のドローでどうなるかを考えたら……凄く楽しい。まるで、次にドローするカードで、この状況がひっくり返るようで!)
遊太がそう思った時、遊太の頭の中に声が聞こえた。
「そうだ、楽しむんだ。遊太」
(えっ……なんで僕の頭に声が……?)
「今はそんなことはどうでも良い。さあ、カードをドローするんだ」
(あっ、うん……)
声に導かれるままに、遊太はカードをドローする。(遊太手札2→3)そして、引いたカードはというと。
(これは……速攻魔法『英雄騎士への覚醒』?)
「やはりここで引いたか……やはりお前は、持っていた人間のようだ」
(も、持っていたって、いったい何のこと!?)
「今はそんなことはどうでも良いだろう。さあ、墓地のモンスターの効果を使い、そのカードで私を呼び出してくれ。後は、どうにかなる」
そう言い残した後、声はぷつりと途切れてしまった。遊太は急いで墓地を確認すると、そのモンスターの効果が使えるのは、今だった。
「これは……墓地の『ロードナイト・ビーク』のモンスター効果発動! 自分フィールドにモンスターが存在しない時、このモンスターは墓地から特殊召喚できる! 来い! 『ロードナイト・ビーク』!」(遊太墓地6→5)
遊太のフィールドに、再びモンスターが現れる。しかし、これだけでは終わらない。
「そして手札から、速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! このカードは、自分フィールドの『ロードナイト』モンスターを1体選択して発動! そのモンスターをリリースして、エクストラデッキからリリースしたモンスターと同じ属性の『イクスロードナイト』を1体特殊召喚する!」
「な、なにっ!? そんな特殊召喚方法が……」
「僕は、闇属性のビークをリリースして、同じ闇属性の『イクスロードナイト・アルファ』を攻撃表示で特殊召喚する! 来い、アルファ!」
ビークが魔法陣に囲まれ、そして姿を変える。そして、黒いマントを翻して現れたのは、文字が刻み込まれた剣を手に取った、黒き騎士であった! 攻撃力は2500と、中々に高い。(遊太手札3→2)(遊太墓地5→6)(遊太除外0→1)
「くっ……ついに上級モンスターの召喚を許したか……だがね、その程度じゃあアタシは倒せないよ!」
「確かに、アルファ単体じゃ倒すことはできない。けれど、アルファは様々なカードを組み合わせることで、大きな戦術を生み出すことができるんだ! アルファのモンスター効果発動! 墓地の『ロードナイト』1体をデッキに戻す事で、デッキ・墓地から『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加えられる! 僕は、墓地のニードラーをデッキに戻し、墓地から『英雄騎士の剣』を、手札に加える。そして、アルファに装備!」(遊太墓地7→5)
剣を装備し、攻撃力3300にアップしたアルファ。ここまできたら、もう行くしかないと、遊太は考え、そして行く!
「行け! アルファで『古代の機械獣』を攻撃! ブラック・ロードソード!」
重い剣の一撃が、相手モンスターに襲い掛かる! しかし、菊姫は余裕だった。何故なら。
「……ふっ、かかったね! 速攻魔法発動! 『リミッター解除』! このカードは、アタシの場にいるすべての機械族モンスターの攻撃力を倍にする! よってアルファは返り討ち!」
駄目だ、やられる! と遊太が思った時、またしても遊太の頭に声が響く。
「遊太、私の効果を使え!」
遊太はその声を聞いて、アルファの効果を見る。そこに書かれていた効果を、遊太はしかと記憶した。
「アルファのモンスター効果発動! アルファは1ターンに1度、手札を1枚捨てることで魔法カードの発動を無効にし、破壊することができる! 僕は手札を1枚捨てて、『リミッター解除』を無効にする!」(遊太手札2→1)(遊太墓地5→6)
アルファが魔法陣を展開すると、その魔法陣によって『リミッター解除』は破壊されてしまった。これでは、攻撃力も二倍にならない。
「な、なにーっ!?」
「よしっ、攻撃続行だ!」
アルファの攻撃によって、『古代の機械獣』はあっけなく破壊される。戦闘ダメージと共に、『英雄騎士の剣』によるダメージが加わる。
「うううっ!」(菊姫ライフ5300→4000→2000)
「まだまだ! 僕は手札から、速攻魔法『剣の切れ味』を発動! 装備魔法を装備したモンスターが相手モンスターを破壊した時、もう1回攻撃可能にする!」(遊太手札1→0)(遊太墓地6→7)
「な、なにーっ!? そんなーっ!」
「行けアルファ! ロードソード・デュアル!」
アルファの2回目の攻撃が、『古代の機械巨人』に炸裂する! 戦闘ダメージだけではなく、装備魔法『英雄騎士の剣』の効果によって、菊姫のライフは0となった。
「そ、そんな……アタシの『古代の機械巨人』が……」(菊姫ライフ2000→1700→0)
「や……やったあー! 初めてのデュエルなのに、勝っちゃったよぉー! 嬉しいっ!」
「……ぷふっ、なんだよその喜び方~、負けたこっちも楽しくなってくるじゃねえかぁ~」
菊姫は、初心者に負けたという絶望感を最初は抱いていたものの、遊太のあまりの喜びっぷりに、その絶望感も何処かへ飛んで行ってしまったようだ。そして、遊太に詰め寄る。
「あんがとさん、デュエルに付き合ってくれて。ところでお前、名前はなんて言うんだ?」
「遊太、六道遊太だよ。プラクサス小学校の5年生だよ」
「アタシは一条寺菊姫。アタシも、小学校の5年生なんだ。これからよろしくな、遊太!」
「うんっ!」
デュエルを通じて、芽生えた友情がここにあることに、烏間は遠くから見てこういう。
「デュエルで友情……アニメみたいで、良いんじゃない?」
第一話。終わり。
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118 | プロローグ「出会いは突然に」 | 1782 | 3 | 2018-01-27 | - | |
165 | 第一話「六道遊太、デュエルと出会う」 | 1407 | 1 | 2018-01-28 | - | |
85 | 第二話「六道遊太、デュエルスタンバイ!」 | 1301 | 3 | 2018-01-30 | - | |
136 | 第三話「ロードナイトVSC・HERO」 | 1156 | 1 | 2018-02-05 | - | |
72 | 第四話「大会にて」 | 953 | 1 | 2018-02-11 | - | |
118 | 第五話「カリンとカードの精霊の話」 | 1018 | 1 | 2018-02-14 | - | |
113 | 第六話「戦いの幕開け」 | 937 | 1 | 2018-02-18 | - | |
210 | 第七話「大鴉の特訓」 | 1070 | 1 | 2018-02-22 | - | |
76 | 第八話「知多泉、デュエルスタンバイ!」 | 937 | 0 | 2018-02-25 | - | |
174 | 第九話「儀式降臨のサフィラ」 | 991 | 0 | 2018-03-02 | - | |
78 | 第十話「驚きの予選会」 | 997 | 1 | 2018-03-05 | - | |
77 | 第十一話「ペンデュラムと、英雄騎士達」 | 1077 | 2 | 2018-03-10 | - | |
74 | 第十二話「プラクサス大会スタート!」 | 925 | 0 | 2018-03-13 | - | |
144 | 第十三話「恐怖のロックバーン」 | 1048 | 2 | 2018-03-17 | - | |
159 | 第十四話「カリンとサフィラ」 | 934 | 0 | 2018-03-24 | - | |
141 | 第十五話「アキラ君の思い」 | 1109 | 2 | 2018-03-29 | - | |
62 | 第十六話「楽しむ心、やるべき心」 | 878 | 2 | 2018-04-03 | - | |
73 | 第十七話「本戦開始!」 | 898 | 0 | 2018-04-06 | - | |
131 | 第十八話「知多と遊太」 | 884 | 0 | 2018-04-13 | - | |
128 | 第十九話「僕のヒーロー」 | 973 | 0 | 2018-04-17 | - | |
137 | 第二十話「僕のヒーローは」 | 973 | 0 | 2018-04-21 | - | |
120 | 第二十一話「対決! 遊太VS菊姫!」 | 1040 | 2 | 2018-04-25 | - | |
124 | 第二十二話「菊姫の切り札」 | 899 | 2 | 2018-04-29 | - | |
99 | 第二十三話「覚醒を封じられた先に……!」 | 914 | 2 | 2018-05-09 | - | |
132 | 第二十四話「プラクサス大会、決勝戦!」 | 939 | 0 | 2018-05-12 | - | |
76 | 第二十五話「真の究極竜と、カオスMAX」 | 979 | 2 | 2018-05-16 | - | |
131 | 第二十六話「決着、そして……!」 | 986 | 2 | 2018-05-18 | - | |
63 | 第二十七話「ロードナイトの話」 | 889 | 0 | 2018-05-26 | - | |
87 | 第二十八話「カリンと遊太」 | 950 | 2 | 2018-05-28 | - | |
83 | 第二十九話「日傘の女の子」 | 819 | 0 | 2018-06-07 | - | |
150 | 第三十話「ヒーローショーを見に行こう!」 | 904 | 0 | 2018-06-11 | - | |
116 | 第三十一話「忍び寄る侵略の影」 | 851 | 0 | 2018-06-23 | - | |
99 | 第三十二話「侵略の一手」 | 783 | 0 | 2018-06-24 | - | |
153 | 第三十三話「帝国への招待状」 | 942 | 0 | 2018-07-03 | - | |
115 | 第三十四話「いざ、帝国へ!」 | 885 | 0 | 2018-07-12 | - | |
216 | 遊戯王EXSキャラ紹介 その1 | 1276 | 2 | 2018-07-14 | - | |
119 | 第三十五話「GAME START」 | 823 | 0 | 2018-07-22 | - | |
75 | 決闘者の帝国における、特殊ルール | 793 | 2 | 2018-07-22 | - | |
153 | 第三十六話「まずは一つ」 | 972 | 0 | 2018-07-29 | - | |
78 | 第三十七話「菊姫とアキラ」 | 888 | 0 | 2018-08-05 | - | |
87 | 第三十八話「実力勝負!」 | 865 | 0 | 2018-08-12 | - | |
122 | 第三十九話「エンジョイデュエル!」 | 968 | 0 | 2018-08-23 | - | |
78 | 第四十話「プレイヤーキラー、動く!」 | 781 | 0 | 2018-09-07 | - | |
67 | 第四十一話「闇を打ち砕け、遊太!」 | 847 | 0 | 2018-09-15 | - | |
101 | 第四十二話「ユニオンロボ&宇宙のヒーロー | 794 | 0 | 2018-09-29 | - | |
75 | 第四十三話「侵攻するワーム」 | 860 | 0 | 2018-10-06 | - | |
122 | 第四十四話「ヒーロー覚醒!?」 | 854 | 2 | 2018-10-14 | - | |
198 | 第四十五話「血の刻印」 | 1013 | 2 | 2018-10-27 | - | |
59 | 第四十六話「二つの竜」 | 756 | 2 | 2018-11-08 | - | |
156 | 第四十七話「共鳴、そして目醒め」 | 943 | 2 | 2018-11-19 | - | |
125 | 第四十八話「思わぬ敵」 | 861 | 2 | 2018-12-02 | - | |
86 | 第四十九話「救いと絶望」 | 827 | 0 | 2018-12-09 | - | |
136 | 第五十話「ロベルトを救う者」 | 887 | 0 | 2018-12-17 | - | |
121 | 第五十一話「決戦! 闇の王と遊太」 | 875 | 0 | 2019-01-17 | - | |
92 | 作者よりお知らせ | 779 | 0 | 2019-01-27 | - | |
67 | 第五十二話「突き抜ける意志」 | 706 | 0 | 2019-02-05 | - | |
83 | 第五十三話「神帝現る」 | 857 | 0 | 2019-02-12 | - | |
82 | 第五十四話「帝国の終焉」 | 734 | 0 | 2019-02-22 | - | |
100 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』1 | 905 | 0 | 2019-03-07 | - | |
130 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』2 | 819 | 0 | 2019-03-14 | - | |
79 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』3 | 837 | 0 | 2019-03-22 | - | |
69 | 第五十五話「休息の時」 | 735 | 0 | 2019-04-07 | - | |
70 | 第五十六話「彼女との再会」 | 689 | 0 | 2019-04-20 | - | |
88 | 第五十七話「マダムの危ない罠」 | 690 | 0 | 2019-05-01 | - | |
60 | 第五十八話「ストアブレーカー」 | 684 | 0 | 2019-05-19 | - | |
63 | 第五十九話「闇のカード」 | 768 | 0 | 2019-06-04 | - | |
99 | 第六十話「変わり始める生活」 | 732 | 0 | 2019-07-18 | - | |
54 | 第六十一話「ユイのデュエル」 | 658 | 0 | 2019-08-04 | - | |
65 | 作者よりお知らせ2 | 640 | 0 | 2019-08-11 | - | |
78 | 第六十二話「プラクサスの怪人」 | 655 | 0 | 2019-09-11 | - | |
55 | お詫びとお知らせ | 443 | 0 | 2020-02-19 | - | |
135 | 第六十三話「暴走! 怪人クロウリー」 | 639 | 0 | 2020-02-19 | - | |
68 | 特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』 | 742 | 0 | 2020-02-22 | - | |
72 | 第六十四話「闇に落ちる小鳥」 | 661 | 0 | 2020-03-22 | - | |
60 | 第六十五話「鳥人を食う邪竜」 | 611 | 0 | 2020-04-18 | - | |
77 | 第六十六話「ダークヒーロー!ヴェンデット | 584 | 0 | 2020-05-09 | - | |
74 | 第六十七話「堕ちたヒーロー」 | 604 | 0 | 2020-05-23 | - | |
65 | 第六十八話「視える未来(ビジョン)」 | 760 | 0 | 2020-05-30 | - | |
83 | 第六十九話「突入、アポカリプトのアジト」 | 685 | 0 | 2020-06-12 | - | |
53 | 第七十話「登場! 世界チャンピオン!」 | 608 | 0 | 2020-06-14 | - | |
50 | 第七十一話「デートじゃん!」 | 611 | 0 | 2020-06-27 | - | |
65 | 第七十二話「不死者は少年を好く」 | 701 | 0 | 2020-06-28 | - | |
54 | 第七十三話「最強デュエリストのいとこ」 | 596 | 0 | 2020-07-07 | - | |
63 | 第七十四話「D1グランプリ、開催決定!」 | 569 | 0 | 2020-07-13 | - | |
65 | 遊戯王EXS キャラ紹介その2 | 651 | 0 | 2020-07-13 | - | |
65 | 特別編「VSサイコ・ショッカー!?」 | 545 | 0 | 2020-07-26 | - | |
76 | 第七十五話「D1グランプリへの道しるべ」 | 614 | 0 | 2020-08-06 | - | |
46 | 第七十六話「不死と再生、イモータル」 | 571 | 0 | 2020-08-15 | - | |
47 | 第七十七話「雨が降れば蛙が鳴く」 | 495 | 0 | 2020-08-30 | - | |
54 | 第七十八話「噴火寸前のヴォルケーノ」 | 599 | 0 | 2020-09-13 | - | |
58 | 第七十九話「燃えろ遊太!」 | 524 | 0 | 2020-09-27 | - | |
81 | 作者よりお知らせ3 | 517 | 0 | 2020-10-02 | - | |
60 | 第八十話「燃えるデュエル!」 | 496 | 0 | 2020-10-18 | - | |
62 | 特別編「乙女の対決、ブラマジガール!」 | 619 | 0 | 2020-11-05 | - | |
58 | 第八十一話「高き壁」 | 565 | 0 | 2020-11-22 | - | |
62 | 第八十二話「強き者」 | 592 | 0 | 2020-12-05 | - | |
45 | 第八十三話「エキシビションマッチ」 | 566 | 0 | 2021-01-01 | - | |
64 | 第八十四話「二次予選開始!」 | 628 | 0 | 2021-01-11 | - | |
48 | 第八十五話「タッグメイクデュエル」 | 456 | 0 | 2021-02-20 | - | |
52 | 第八十六話「タッグメイクデュエル②」 | 416 | 0 | 2021-04-04 | - | |
57 | 第八十七話「タッグメイクデュエル③」 | 370 | 0 | 2021-04-25 | - | |
54 | 第八十八話「タッグメイクデュエル④」 | 485 | 0 | 2021-05-04 | - | |
41 | 第八十九話「チーム結成!」 | 449 | 0 | 2021-05-08 | - | |
48 | 第九十話「J4の実力 輝く竜の星」 | 376 | 0 | 2021-06-02 | - | |
46 | 第九十一話「超弩級のパワー」 | 488 | 0 | 2021-06-12 | - | |
58 | 第九十二話「空飛ぶケモノたち」 | 377 | 0 | 2021-07-08 | - | |
54 | 第九十三話「雷と未来」 | 365 | 0 | 2021-07-18 | - | |
55 | 第九十四話「大トリ、明石慎之介」 | 556 | 0 | 2021-09-04 | - | |
42 | 作者からお知らせ4 | 349 | 0 | 2021-09-17 | - | |
62 | 特別編「冥界の王(ファラオ)と決闘!?」 | 461 | 2 | 2021-10-17 | - | |
45 | 第九十五話「最終予選1 友達VS友達」 | 401 | 0 | 2021-12-18 | - | |
50 | 第九十六話「最終予選2 竜姫神と青眼」 | 399 | 0 | 2022-01-04 | - | |
55 | 第九十七話『最終予選3 約束のために』 | 490 | 0 | 2022-01-10 | - | |
50 | 第九十八話「最終予選4 VSJ4最強」 | 514 | 0 | 2022-02-01 | - | |
36 | 第九十九話「異変」 | 408 | 0 | 2022-02-27 | - | |
58 | 第百話「D1グランプリ、本戦開始!」 | 303 | 0 | 2022-04-09 | - | |
62 | 第百一話「プロの実力」 | 350 | 0 | 2022-05-07 | - | |
48 | 第百二話「デストーイ・デコレーション」 | 399 | 0 | 2022-06-04 | - | |
32 | 第百三話「アマゾネスの首領」 | 306 | 0 | 2022-07-10 | - | |
27 | 第百四話「プロ辞めます!」 | 294 | 0 | 2022-08-28 | - | |
23 | 第百五話「強襲! 梁山泊デュエル!」 | 255 | 0 | 2022-10-16 | - | |
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更新情報 - NEW -
- 2024/03/23 新商品 QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE カードリスト 追加。
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Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
残念ながら、今のところ巨乳のキャラクターを出す予定はございません。申し訳ありません。
あくまで、「今」は……ですけどね。 (2018-02-01 14:06)