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第11話1つ目の異界-喧騒と娯楽の交響曲 作:風鼠
ホクバル「ガーハッハ!やっとできたぞい!ワープ装置が!ワシ製作その名も『ジャンパー君』じゃあ!」
遊華「おぉ・・・」
バット「私も協力したんですがね・・・」
遊樹の家のとある一室。
遊華達の前に近未来風の操作パネルがついた巨大な金属扉を模した、ワープ装置が完成する
その迫力に遊華は無意識に言葉をこぼす。
英「フフフ・・・ようやくだね。」
狼一「・・・ふぅ・・・」
遊樹「安全性は大丈夫か?」
バット「その点では大丈夫でございます。現在の異世界への転送および転送先からの帰還の成功率は100パーセントです。」
英「じゃあ、転送先はどこの世界になっているのかな?」
ホクバル「近くの異世界にデュエルと娯楽が盛んな世界がある。そこはまだ、その世界の内戦はあるものの、魔王軍の侵攻はまだない世界
じゃ。その世界でも比較的大きな街の近くに転送するように設定しておる」
遊樹、英の二人を中心にホクバルやバットから、機能としての安全性や操作を教わり始める
遊樹「・・・最初の異世界としては、妥当だな。・・・5人共、忘れ物はないな?特に遊華」
遊華「うん♪ないよ~♪デュエルディスクもあるし♪リュックもほら♪」
遊樹「・・・つめこみすぎだろ・・・」
英「フフフ・・・十分だよ。」
ホクバル「グハハ!もちろんじゃい!」
バット「はい。大丈夫でございます。」
遊樹「・・・じゃあ、ホクバク、バット。起動させてくれ」
ホクバル「もちろんじゃい!ほれ」
狼一「も、もちろんだ!」
各自最善と思える荷物を持ち、ホクバク、バットがワープ装置を起動させると、低い重低音が部屋中に鳴り響き、扉が少しずつ開き始める
。
遊華「れっつご~だよ、皆♪」
遊樹「こら!お前が一番先にいくと、大変なことになる!」
英「にぎやかな旅になりそうだね」
狼一「(ここから・・・人生を変えるたびが始まるのか・・・)」
ホクバル「(ククク・・・いずれの我輩の侵略のために下調べをしとくか)」
それぞれの思いを胸に、ワープ装置の扉をくぐり始め、全員が通り抜けるとその扉は、轟音とともにしまり始め、完全に閉まると、鳴り響
いていた重低音が収まり、部屋が静寂に包まれる。
この静寂は、旅の成功か、それとも不運を告げる悪魔のささやきか
遊華「?ここ、森?」
英「だね。それもかなり深いようだ。」
バット「まだ、座標転送先に誤差があるみたいですね・・・これは今後の課題ですね・・・」
狼一「誤差って、どれくらいなんだ?」
ホクバク「大体1kmぐらいじゃろう。」
遊樹「まだ出たのが、地面の中や、空中じゃないだけ、100倍ましだ。とりあえず灯りを・・・と」
遊華たちが転送されたのは、樹木が生い茂る夜の樹海の中。名前も知らない鳥や危険度不明の昆虫達、獣達が威嚇する声が鳴り響く。
遊樹は、持ってきた荷物の中から、ランプを取り出し、蝋燭に火をつけ、周囲を照らす。
遊華「とりあえず、街に行きたいね♪」
英「そうだね。有力な仲間候補の情報を得たいね。」
遊樹「あぁ。バット、方向はわかるか?」
バット「はい、大丈夫です。この道を道なりに進んで、森を抜ければ、見えるはずです。」
英「・・・この先って、より森の奥に入っていきそうだけど・・・」
バットが示した方向を見ると、ここ数年、人の手が入っていないであろう獣道が樹海の闇に飲まれるように続いている
狼一「こ、こんなかを歩くのかよ・・・。」
英「確かに、大分この樹海の獣達が警戒してるみたいだね」
遊樹「火があるから、大丈夫だが・・・最悪は・・・な」
遊樹は意味ありげに懐にある拳銃を見せる
狼一「あ、明るくなってから、行動したほうがいいんじゃ・・・」
ホクバル「・・・確かに、それがいいじゃろう。」
遊樹「そうだな。明るくなるまで、ここで野宿だな。いいな、遊華?」
遊華「うん♪野宿か~♪」
遊樹達は一旦は手ごろの木材を数個集め、ランプの蝋燭の炎を集めた木材に炎を少し分け、焚き火をはじめ、各々その火を囲むようにに座
リ始める
バット「ですが・・・野宿となると、火の管理や見張りの番が必要ですね」
英「大丈夫だよ。僕と遊樹が交代で、見張りの番をするから・・・ね」
遊樹「・・・仕方ないな。」
英が遊樹を巻き込みつつも、見張り番に志願する。
ホクバク「街はここから、北の方角にある。明日はそこに向かうぞい」
遊華「そこで何するの?」
遊樹「・・・とりあえずやることは、仲間候補の情報や、この世界の行動拠点の確保が最優先だな。」
ホクバク「我輩は機材の材料の調達をしたいぞい」
英「僕はこの世界の医療の本や論文を手に入れたいな。」
バット「はい。この世界の正確な情報を得たいですね」
遊華「私はいろんなもの食べたいなぁ♪」
4人が今後のことを考え、手に入れたいものを考える中、遊華のみ現在の食欲のみ満たすことを考える
遊樹「・・・たく。・・・今日は冷え込みそうだ。毛布、配るぞ」
遊華「わ~い♪ありがと、遊樹~♪」
遊樹はバックからシンプルな柄の毛布を5人分取り出し、それぞれに配る。
ホクバル「じゃあ、我輩は先に休むぞい。」
バット「英殿、遊樹殿、見張りのほう、よろしくお願いいたします」
遊華「じゃあ、お休み~♪」
狼一「お、お言葉に甘えて・・・お、お先に。」
見張りの番を行う英、遊樹を残し、4人は静かに眠りにつき、静寂に包まれ焚き火の炎の音だけが響き渡る
英「何か・・・いるね」
遊樹「あぁ・・・ただの獣、じゃないことは確かだな」
数刻がたち、英と遊樹が森の奥から獣以外の蠢く闇の気配を感じ、顔を見合わせた後、各々武器に手にとり警戒する
蠢く気配が消え、静寂が6人を見つめるように包み込む
だが、2人は周囲を警戒し続ける。
英「・・・様子を伺われてるね。」
遊樹「・・・!・・・そこにいるんだろう」
遊樹は気配を感じ、拳銃の弾丸を遊樹の右横にあった樹木に撃ち込む
???1「・・・ほう。」
???2「ひゃっは!・・・よく分かったなぁ、餓鬼」
打ちこんだ樹木の後ろから、突如深緑色を基調とした軽装の軍服を基調とした陽気そうな男と、全身を軍服で身を包み、帽子を深々と被っ
た寡黙そうな男が現れる。
英「・・・君たちはだれだい?」
???2→隼一郎「俺たちか?俺たちは・・・魔王軍偵察部隊!俺は、隼一郎!でこっちは、バレット。」
???1→バレット「・・・お前達こそ・・・何者だ。」
英「・・・(遊樹・・・あの、バレットという男・・・相当強いぞ)」
遊樹「(あぁ・・・)・・・俺たちはただの旅行者だが?」
隼一郎「へ!よくいうぜ!別の異世界からこの場所にワープしてきた反応があって、すぐに来て見たら、お前たちがいたんだ。それに、こ
の世界の物ではない服や道具を持ってやがる!」
バレット「・・・以上から、お前達は異世界からの人間だ。何しにきた」
隼一郎が指で機械の道具などを示し、大声をあげ、バレットは低く冷静な口調で2人を威圧する
英「・・・言えないな。」
隼一郎「・・・なら、デュエルで力づくで聞くしかねぇな」
バレット「あぁ・・・ん。」
遊樹「・・・あいにく、俺はデュエルよりこっちが好きなもんでね」
隼一郎、バレットがデュエルディスクを構えると同時に、遊樹は拳銃で数発2人の服を掠めるように撃つ
隼一郎「ま、まさかのリアリストかよ!くそ!だったらこっちも・・・」
バレット「・・・分が悪い。隼、一旦引くぞ」
隼「え、お、おう・・・お、お前ら、今度会ったとき覚悟しておけ!」
遊樹の拳銃に対抗すべく、隼一郎がなにかを取り出そうとした瞬間、バレットが手でその行動をやめさせた後、2人は闇に溶けるようにし
て消える。
2人が消えると同時に6人を囲むように蠢いていた気配が消え始める
英「・・・まさか、早々に魔王軍と出会うとはね」
遊樹「あぁ・・・奴ら、この世界で一体なにを・・・」
英、遊樹は武器をしまった後、彼らの目的、不安、疑問を抱く。
翌朝
バット「・・・では、そのお二人は、帰ったと・・・」
遊華「ほえ~・・・寝てる間にそんなことあったんだねぇ♪」
ホクバル「まさかもう侵攻し始めているとはの・・・」
夜が明け、起きたバットたちに、夜にあった出来事を告げると、ホクバル、バットは頭をかしげ、遊華はなぜか楽しそうに笑顔を浮かべる
狼一「な、なんだよ!魔王軍って!俺、聞いてないっスよ!」
遊樹「・・・確かに、狼一には、遊華の護衛だから、具体的なことを言ってなかったな」
事態の内容に狼一は非常に困惑し、取り乱し始め、遊樹は狼一を落ち着かせながら、自分達の旅の本当の目的を告げる
狼一「・・・まさか、この旅がそんな目的だったとは・・・」
バット「巻き込んでしまい、申し訳ありません」
狼一「い、いいって。俺の力が世界を救えると考えれば・・・」
遊樹「・・・とりあえず、先を急ごう。街で現在の状況を一刻も早く知りたい。」
英「だね。目的は分からないけど、魔王軍が来ているということは、なにか工作をしてそうだしね」
遊華「じゃあ、どんどんいこ~♪・・・の前に、ごはん~♪」
ホクバル「・・・こやつ、のん気じゃのう。」
遊華は、先を急ぐ一行をよそ目にご飯を楽しそうに食べ始める。
遊華「じゃあ・・・しゅっぱ~つ!」
数分後、おなかが一杯になった遊華は元気な声をあげ、腕をあげながら先頭を歩き始める
遊樹「あいつが先頭だとなにか起きそうだな」
バット「そうですね・・・」
遊華「ぜぇ・・・ぜぇ・・・みんにゃ~・・・みゃってよぉ~・・・」
遊樹「おまえなぁ・・・そんなに持ってくるからだぞ」
遊華「だってぇ・・おやつ一杯必要だと思ったから・・・ひゃあ!」
遊華は自身が持ってきたリュックの荷物の重さによって、歩みは非常に遅く、数分もたたず声と表情に疲労が混ざり、思わず前のめりで地
面に顔面をぶつける。
遊樹「はぁ・・・しかたねぇな。ほら、おんぶしてやる」
遊華「ありがと、ゆっき~♪」
バット「・・・本当に大丈夫でしょうか・・・」
遊樹は呆れつつも、遊華をおんぶし一向は街へと向かい始める
英「・・ぉ、街が見え始めたよ」
狼一「意外と、俺らの世界の街と変わらないな」
ホクバク「じゃの。かすかに音楽が聞こえてくるの」
一行が進む先の道から木々が少なくなり、その隙間から大きなビルや看板などが見え始める
第一章・・・1つ目の街-喧騒と娯楽の交響曲【コンセール】
遊華「わ~♪ずいぶんにぎやかだね」
遊樹「あぁ・・・町中でライブでもやってるみたいだ」
遊樹たちは街の入り口にたどり着くと、町中で行われているライブの様々な音楽による重低音を全身に浴びる
バット「とりあえずは、実力者の聞き込みですね」
ホクバル「手分けして探そう。しばらくしたら、ここに集合でいいじゃろう」
英「じゃあ、3人1組で別れよう。僕は狼一君と、ホクバルで回るよ」
遊華「じゃあ、私は遊樹とバットと一緒だね♪」
遊樹「はあ・・・。何かあったら、この通信機で連絡を取り合おう」
英「あぁ、分かったよ」
遊樹達は狼一、英、ホクバルのチームと、遊華、遊樹、バットのチームの2つに別れ、情報収集を始める
遊樹チーム
遊樹「で・・・この街の実力者はその2人ということですね」
街の人「そうyo!この街のツートップyo!」
遊華「ん~おいし~♪」
バット「遊華様・・・聞き込みをしないのですか?」
遊華「だってぇ、遊樹のほうが聞き込み得意だし♪それに~♪ここのアイスがおいしそうなんだもん♪」
遊華は聞き込みを続ける遊樹を片目にカフェにはいり、アイスを食べ続ける
遊樹「実力者の情報はある程度集まったぞ。」
遊華「どういう人いるの?」
聞き込みを終えた遊樹は手帳を片手に、アイスを満面の笑みで美味しそうに食べる遊華の下へと戻り、情報を整理し始める
遊樹「まずこの街での実力者は2人。一人目はDJと呼ばれる謎の少年。本名、住所、年齢不明。だが分かっているのは、音楽、デュエルに
対して大人顔負けの天才的な才能を持ち、デュエルじゃ連戦連勝らしい。」
バット「正体不明のデュエル少年ですか・・・」
遊華「でも音楽好きだったら、どこかのライブにいそうだね♪」
遊樹「そこら中でライブやってるんだぞ?」
遊華「う・・・だめだぁ・・・疲れそう・・・」
遊華は満面な笑顔を浮かべるが、遊樹の一言で、絶望的な表情へと変わりテーブルに突っ伏する。
バット「もう一人は、一体どういう方でしょうか?」
遊樹「あぁ。もう一人は、鷹宮喧竜。28歳、職業プロレスラーだ。世界的トップのプロレスラーで、1000戦以上のデュエルで無敗。この街
1番の実力といってもいいだろう。」
遊華「ん~プロレスラーか。力は強そうだね♪」
バット「デュエルの方も強いほうですね。魔王軍の手が回ってなければいいですが・・・」
遊樹「・・・そうだな。奴らの目的も、戦力強化とこの世界の調査だろうな。」
遊華は満面な笑顔を浮かべ、羨ましそうに話す中、バット、遊樹は昨晩の魔王軍の行動に気にかける
遊華「ん~・・・私たちはどっちから探そうか?」
遊樹「プロレスラーのほうは住所も分かってるし、後はスケジュールの把握だけだな。問題は・・・」
バット「DJという少年ですね。」
遊華「じゃあ、一旦、狼一君たちと連絡取りあって、それぞれ1人を探そうよ♪」
バット「私も遊華様の意見に賛同します」
遊樹「・・・そうだな。」
遊華は名案が思い浮かんだように目を輝かせ提案すると、遊樹は無線機を取り出す
英『・・・(ザザ・・・)・・・ん、どうかしたかい、遊樹君?』
遊樹「こっちの聞き込みが一旦落ち着いたんで、そっちの状況を把握しておこうと思ってな」
英『意外とこっちはいそがしいんだけどね・・・』
女性1『あぁん♪せんせぇ♪もっと、もっと激しくしてえ♪あぁ♪』
遊樹「・・・おまえなぁ・・・」
英『勘違いしてもらっちゃ・・・こまるなあ。これも、聞き込みの一環、だよ』
女性2『せんしぇい!わたし、わたし、もう、いっちゃ、いっちゃいます!・・・ああぁ!』
女性1『わたしも、私もいっちゃいますぅ!中に、中にいっぱい凄いのだしてくだしゃいぃ!』
英『ん!・・・』
女性1、2『いぐううぅ!』
遊樹「・・・」
無線機越しに、2人の女性の絶頂の悲鳴が鳴り響き、3人の間に、静寂が包まれ、遊樹は言葉に表せぬ無意識な怒りがこみ上げる
英『・・・や~や、ごめんごめん。で、こっちの状況だっけか。こっちは今、プロレスラーの鷹宮喧竜さんの足取りを追ってるよ。その途中
でこの子達と会ってたていうから・・・その流れで・・・ね♪今、狼一君が会えるかどうかの交渉をしてるよ』
遊樹「・・・まあ、いい。・・・ん?交渉してるの、狼一だけか?ホクバルはどうした?」
英『ん?あぁ、ホクバルは・・・』
女性3『おじ様のテク、すごい、すごいですぅ!』
女性4『こんにゃに凄いのひざじぶりぃ♪』
ホクバル『は~はっは!じゃろう!数十年我慢してきたからのう!今日ははげしくするぞい!』
英『・・・お楽しみ中だよ』
ホクバルは二人の女性を相手に飢えた獣が食事にありつけたように鼻を鳴らしながら、必死に動き、そのたびにベットがきしむ音が聞こえ
る
遊樹「・・・お~ま~え~ら!」
英『はは・・・わ、わかったよ。・・・で、そっちはどうなんだい?』
遊樹「はぁ・・・こっちはな、そのプロレスラーを含めたデュエリスト2人の情報を得たから、そっちが得た情報を知りたくてな」
英『あぁ。・・・こっちが得た情報としては、有力なデュエリストはプロレスラー以外のデュエリストの情報は得てはいないが、数ヶ月前か
らこの街だけじゃなく世界中の数多の街で、十数名程で行動する目的不明のなぞの集団が目撃されているらしい。』
遊樹「(・・・昨日の夜に会った奴らか・・・)」
英の情報から、遊樹は昨晩に出会った魔王軍の偵察部隊を連想する
英『僕達は以上だよ。遊樹達は、どうだい?』
遊樹「あぁ・・・」
英達の情報をある程度聞き終え、状況を把握した遊樹は、自身たちが得た情報を英に伝える
英『ん・・・正体不明のデュエル少年か・・・。できれば少年のほうも探したいけど・・・』
遊樹「・・・じゃあ、そっちはプロレスラーの方を追ってくれ。こっちは少年の方を追う」
英『あぁ。分かったよ。頑張ってね、遊樹』
遊樹「そっちもな。」
英『じゃあ切るよ(ブツ・・・)』
英との通信が終わり、少し不安を抱きつつも、遊樹は無線機をしまう
遊樹「・・・今後の予定が決まったぞ」
遊華「ふああぁ・・・ん~・・・どうなったの~」
遊樹「プロレスラーはあっちが追ってるから、俺たちは少年の方を追う。」
遊華は飽きたのか空腹を満たされたからなのか、欠伸を上げながら、眠そうな表情を浮かべつつも、遊樹の会話の状況を聞く
バット「情報が少ない分、骨が折れそうですが・・・」
遊華「じゃあ・・・あとパフェもう一杯食べてからもう一度、聞き込み始めよ♪」
遊樹「・・・それにしても食べたな、お前」
パフェを満面な笑顔で頬張る遊華の横には、数十杯のパフェの空き皿が山のように積まれていた。
バット「お会計、高くつきそうですね・・・」
遊樹「はあ・・・頭が痛い」
・-・-・-・-・-・-・-
隼一郎 男 年齢 27歳: 使用デッキ「???」
バレット 男 年齢 29歳 使用デッキ『???』
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