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遊戯王 Devil Dliver/EP19 チャレンジャーZ 作:ター坊



ここでは遊季都と詩音のデュエルが始まろうとしていた。

「「デュエル!」」
「先攻は僕がもらいます!僕は『焔獄竜-ハルベルト』を召喚!さらにハルベルトを召喚したターン、さらにドラゴン族モンスターを召喚できます。手札から『焔獄竜-ガリュウ』を召喚。僕はレベル4のハルベルトとガリュウでオーバーレイ!」
【遊季都。わたし使える】
【うん。デュエル甲子園が懸かってるんだ。みんな、力を貸して】
【もちろん♪】
【御意】
【じゃあお願い、チャーハン】「大地に眠る灼熱の炎を纏い、ここに顕現せよ!エクシーズ召喚!!ランク4、『灼巌竜-マグナ・チャッハ』!!」
チャーハンは遊季都の焔獄デッキに適合する形にカードの姿を変えていた。岩柱のような太い六本足と龍の首と頭が2本生え、全体のフォルムは蟹に見えなくもない。
「オーダーカードか…」
「僕はカードを1枚セットしてターンエンド」
「アタシのターン、ドロー」
詩音がどういう戦法で来るのか、遊季都はじっと見る。両隣で展開されている心愛とシャオの召喚・発動されたカードから、詩音のデッキも先週とは全く違うデッキだと直感したからである。
「アタシはスケール6の『天罪姫(ギルティ・プリンセス)の双魔(ツインズ)メイド‐ポルカ』とスケール8のキャストルでペンデュラムスケールをセッティング!!」
詩音のフィールドに青い光の柱が昇り、6と8の数字と双子のメイドが浮かぶ。
「詩音先輩のデッキはペンデュラム召喚軸か…」
「これでレベル7のモンスターが同時に召喚可能。ペンデュラム召喚!来な、アタシの下僕(しもべ)共!!『天罪姫‐強欲のノーム』、嫉妬のレヴィタン!!」
天空の虹の輪から光が迸り、フィールドに現れたのは2体の少女のモンスターである。ノームは弓を携え、レヴィタンはバイオリンを手にしている。
「さらにノームとレヴィタンをリリースして暴食のベルーブをアドバンス召喚!!」
新たに現れた少女は先程の2体と比べて小柄だが、自身の身長を越える巨大なハンマーを構える。
「リリースされたノームとレヴィタンのスキルをそれぞれ発動。ノームのスキルで1枚ドロー、レヴィタンでそのセットカードを手札に戻させる」
「なるほど…リリースされる事で効果が発動してそれでアドバンテージを稼ぐデッキか…」
【ちょっと!感心してる場合じゃないでしょ!?】
【ラズベリー様、大丈夫。私、耐える】
「さらに天罪姫をリリースしてアドバンス召喚した事でターン終了時までベルーブの攻撃力を倍加して貫通効果も付与する」
「えっ!?攻撃力5400の貫通攻撃…!」
「さらに手札から憤怒のナターシャを墓地に送って魔法カード『迷子姫の勘(ヒラメキ・アリス)』を発動。デッキトップ7枚を捲ってその中から好きなカード2枚を手札に加えて、残りはデッキに戻す。さぁ、いっちまえよ!爆天粉砕!!」
ベルーブのハンマーはマグナ・チャッハの大きさを越え、隕石の如く降り下ろされる。

天罪姫‐暴食のベルーブ ATK 5400 (貫通) VS 灼巌竜‐マグナ・チャッハ DEF 3000

遊季都:LP 8000→5600

「うっ!でもマグナ・チャッハの効果!このカードが戦闘・カードの効果によって破壊される場合、代わりにオーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて破壊を無効にし、相手に1500ダメージを与えます!」
マグナ・チャッハのゴツゴツした鱗の飛沫が詩音に飛んでくる。
「ちっ…!」

詩音:LP 8000→6500

「アタシはカードを1枚セットしてターンエンド」
「僕のターン、ドロー!僕は『焔獄竜‐バルディッシュ』を召喚して、このターン、僕はもう一度ドラゴン族モンスターを召喚する権利を得ます。さらにLPを1000払って手札の『焔獄竜‐ルージュアイズ・ノワール』の効果発動!」

遊季都:LP 5600→4600

「フィールドのバルディッシュを破壊してルージュアイズ・ノワールを特殊召喚します!」
バルディッシュが火柱に包まれるとそこから深紅の眼を持つ黒竜が舞い上がる。
「さらにバルディッシュが破壊された事でルージュアイズ・ノワールの攻撃力を1000アップ!バトルフェイズに入ります!ルージュアイズ・ノワールでベルーブを攻撃!」

焔獄竜‐ルージュアイズ・ノワール ATK 3400 VS 天罪姫‐暴食のベルーブ ATK 2700

詩音:LP 6500→5800

「攻撃力2000以上のドラゴン族モンスターが相手の攻撃表示モンスターを戦闘によって破壊した事でドライヴ条件を達成!バルディッシュで得た召喚権を使ってドライヴ召喚!!」
【はーい、おっ待たせー♪】
「紅蓮の焔を纏い、顕現せよ、僕の力、『覚醒竜姫‐ラズベリア』!!」
「あれがアイツのエースか…?」
「ラズベリアで追撃のダイレクトアタック!!」

覚醒竜姫‐ラズベリア ATK 2500 直接攻撃

詩音:LP 5800→3300

「僕はカードを1枚セットしてターンエンド」
遊季都の反撃によってエースのラズベリアを召喚し、詩音のLPを半分以上まで削った。これには詩音も苛立ちを隠せないでいた。
「雑魚の分際でイキがんなよ!アタシのターン、ドロー!アタシはセッティング済みのペンデュラムスケールで再びペンデュラム召喚!!ノーム、レヴィタン、ベルーブ!」
ペンデュラム召喚によって先程倒したベルーブを含め、3体の姫が特殊召喚される。
「そして、ノームとレヴィタンをリリースしてアドバンス召喚!来な、天罪姫の頂点、絶対的な女王、『天罪姫‐傲慢のルシフェール』!!」
新たに召喚された天罪姫は漆黒のドレスを纏い、銀髪を靡かせ、剣を煌めかせる。
「ルシフェールが天罪姫モンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功した事でスキル発動!フィールドのラズベリアとマグナ・チャッハを除外する!」
「なら、墓地のバルディッシュを除外してラズベリアの効果発動!これでルシフェールを破壊して…」
遊季都はこのタイミングでラズベリアのフリーチェーン破壊を使った。
ペンデュラム召喚前にキャストルとポルカのどちらかを破壊すればペンデュラム召喚自体を潰せた。しかし、万が一新しいペンデュラムスケールを張られたら破壊した意味がない―
3体展開されたうちの1体を破壊してもアドバンス召喚出来るだけの数は揃っているので意味はない―
アドバンス召喚時の効果を防げないものの、確実に相手の数は減らせるこのタイミングでの破壊が正しい!―
遊季都は詩音のデュエルを見てそう結論づけて効果を使ったのだ。しかし、さすがはデュエル甲子園前年チャンピオンと言ったところである。その結論は否定される。
「甘いんだよ!永続罠『天罪姫の凶眼(プレッシャーアイズ)』を発動!これでアタシのルシフェールの攻撃力以下の相手モンスターの効果は全て無効になる!」
「えっ!?」
ルシフェールから放たれる威圧する視線により、ラズベリアもマグナ・チャッハも力を失い、闇に呑まれていく。
【ごめんね!遊季都くん…】
【遊季都、ごめん】
「さらにノームとレヴィタンのスキルでドロー、セットカードをバウンス。バトルフェイズに入ってベルーブで攻撃!」

天罪姫‐暴食のベルーブ ATK 1900 直接攻撃

遊季都:LP 4600→2700

「ルシフェールはアドバンス召喚したターンには攻撃できない。アンタの勝てる見込みはゼロだから足掻いても無駄だと思うけど、続けんの?」
煽る詩音に遊季都は力強く答える。
「はい!たとえ負けると分かっていても、僕はサレンダーしません。最後の最後までやってから負けます」
「…ふんっ。勝手にすれば。アタシはカードを1枚セットしてターンエンド」
「僕のターン、ドロー!…モンスターを裏守備でセットしてカードを2枚セットしてターンエンドです」
「アタシのターン、ドロー。全く手間取らせやがって。バトル、ルシフェールで裏守備モンスターを攻撃」
「相手モンスターの攻撃宣言時、墓地のルージュアイズ・ノワールを除外して罠カード『焔獄の砕流』を発動!ルージュアイズ・ノワールの攻撃力の倍、4800以下の攻撃力を持つモンスターを全て破壊します!」
地面から龍の形をしたマグマが鉄砲水のように流れる。しかし、

ニョロン

ルシフェールとベルーブを避けるようにマグマが受け流された。
「えっ…?」
「ポルカがペンデュラムゾーンに存在する限り、アタシの天罪姫は罠カードの効果に対象にならないし、破壊もされないんだよ。バトル続行!!」

天罪姫‐傲慢のルシフェール ATK 2800 VS 焔獄竜‐ボンバー DEF 0

「ボンバーが戦闘によって破壊された事で詩音先輩に1000ダメージを与えます!」

詩音:LP 3300→2300

「ちっ、これでトドメを刺してやる。ベルーブで攻撃し、速攻魔法『灰燼姫の心(シンデレラ・プライド)』を発動!これでベルーブの攻撃力をルシフェールの攻撃力に500上乗せした数値にする。潰れちまいな!!」

天罪姫‐暴食のベルーブ ATK 3300 直接攻撃

遊季都:LP 2700→0



盛雄と梓も決着を迎えようとしていた。

盛雄:LP 500 手札1枚
『エヴォルカイザー・ドルカ』
『ジュラック・グアイバ』

心愛:LP 5900 手札5枚
永続魔法『魔女の秘密ノート』

「これで決めます。私は儀式魔法『魔女の御茶会』を発動。フィールドの『魔女の秘密ノート』の効果で手札の魔女モンスター1体で必要なレベル分のリリースにできます。手札のローズをリリースして『氷棺の魔女イヴェル』を儀式召喚」
現れた魔法陣が青白い炎に包まれ収束すると、雪の結晶が宙を舞い、青いドレスの魔女が降臨する。
「イヴェルの効果」
心愛の言葉と共にドルカとグアイバの足元が凍っていき、最後には氷像と化してしまう。
「そ、そんなぁ…」
「イヴェルがフィールドに存在する限り、このカード以外のフィールドのモンスターの攻撃力・守備力は0になり、効果も無効化されます。そしてイヴェルで『エヴォルカイザー・ドルカ』に攻撃です」

氷棺の魔女イヴェル ATK 500 VS エヴォルカイザー・ドルカ ATK 0

ドルカの氷像がガラガラと崩壊していく。

盛雄:LP 500→0





梓:LP 2600 手札3枚
『RTG カレイドウィング・プリズムドラゴン』
『RTG タンク・ライノ』

シャオ:LP 1200 手札2枚
永続魔法『魔導装剣-竜殺王の剛剣(ドラゴン・ブレイカー)』
永続魔法『魔導装剣-幻葬の妖刀(カゲロウ)』
セットカード2枚

「これで最後ですわ!カレイドウィング・プリズムドラゴンでシャオさんにダイレクトアタック!」
「そうはさせないネ!罠カード『D・A(ダウンロード・アーツ)‐旋風抜刀(ホーミング・ソード)』を発動!これでカレイドウィング・プリズムドラゴンを破壊ネ♪」
「そうは参りません!墓地から罠カードを除外してカレイドウィング・プリズムドラゴンの効果発動!」
カレイドウィング・プリズムドラゴンにはフリーチェーンで墓地のカード1枚を除外することで同じ種類のカードの効果を受けなくなる効果があるのだ。これで勝負は決まったかに思えた。
「掛かったアルネ?」
「え?」
「カウンター罠『D・A-翡翠鏡波斬(ダイクロイックミラー)』!!これでカレイドウィング・プリズムドラゴンの効果の発動を無効にして破壊して、破壊したモンスターの攻撃力・守備力の内、高い方の数値のダメージを与えるネ!」
「そんな!!」
「これでフィニッシュ♪ホワタァァっ!」
シャオの双剣に淡い緑の閃光が宿り、突進してきたプリズムドラゴンを一閃の元に叩き斬った。

梓:LP 2600→0





結果、0-3の大敗で遊季都達の実力チェックは終わってしまった。
「ごめんよ…オイラのせいで…」
「いえ、私も勝てませんでしたし…。これは誰のせいという訳でもありませんわ」
負けてしまい、悔しさを滲ませる盛雄と梓であったが遊季都は少々違っていた。
「ふぅ…。やっぱり凄いな」
【遊季都くん!負けたら何にもならないじゃん!】
【それは違うかな。物凄い強い人とデュエルできた、それだけでも充分ここに来た甲斐があったよ】
【ふーん】
デュエリストとして強き者と戦える。それで遊季都は悔しさではなく充足感に口を綻ばせるのであった。

「さて、全員お疲れ様」
デュエルが全員終わって遊路がベンチから立ち上がる。
「心愛、シャオ、詩音。戦ってみてどうだった?」
「えっと…もし先攻1ターン目でラギアではなくドルカだったらキツかったと思いますし…何より一生懸命さが伝わった気が…あぅ、偉そうな事言ってすいません…」
「あずにゃんのシンクロの動きは面白かったアルヨ。結構危ない場面もあったし、甲子園出てもたぶんモーマンタイ」
「…普通じゃねぇの?」
「なるほど…」
遊路が弟子3人の意見を聴くと、遊季都達の方を向く。
「遊季都、梓、盛雄」
「 「 「はい!」 」 」
「3人にはデュエル甲子園に出てもらうよ」
遊路の発言に一瞬しーんとなる。
「…え!?」
「私達が…」
「出られる?」
「ああ」
突然の事で遊季都達もまだ完全に状況を飲み込めていなかった。
「え、あの…私達は誰も勝てなかったのに何故です?」
「俺は何も勝ったらとは一言も言ってないぞ」
「えっと…」
遊季都達はデュエル前の遊路の言葉を思い返す。
《これからお前達の実力を見るわけだが、それで満足のいくデュエルだったらデュエル甲子園に出場できるよう話を通してあげよう》
確かに一言も言ってはいない。
「…あの、負けても僕達のデュエルが満足できるものだったんですか?」
「ああ。お前達は敗北が確定しても諦めずに、トドメを刺される瞬間までデュエルを見つめていた。そういうデュエルへの真剣さを感じて満足したんだ」
「デュエルへの真剣さ…」
確かに遊季都達は全力で取り組んだ。デュエル甲子園を賭けた一戦として自分の持つカードと知恵を駆使して戦い抜いた。前年チャンピオンなんていう相手の肩書きに怯える暇もなくデュエルした。その懸命さは遊路に伝わったのだ。
「それに負けたとは言っても俺が育ててるチーム相手にあそこまで食い付けるとは思っていなかったからな。実力も充分にありそうと判断させてもらったよ」
「ありがとうごz」
「ただし」
遊路の一声で大会に出られると安堵していた遊季都達に緊張が走る。
「ちょっと条件があってな」
「条件ってなんですか?」
「1つはお前達のチームは輝筑波高校が抜けた穴を埋める補欠チームとしての参加という事だ」
輝筑波高校とはデュエル甲子園の常連校だったが、少し前に遊季都達が盛雄の妹・竹子をチビッ子限定大会に連れていった時、その会場で問題を起こしたチームが在籍する学校である。
「輝筑波高校…ホントに出場権を剥奪されたのか…」
「補欠という響きはアレだし、実際それをネタにいびられる事もあるだろうが、そこは我慢して欲しい」
「はぁ…」
「それともう1つは…条件というより要望だけどチームリーダーとして遊季都を据えてくれ」
「えっ!?僕が!?」
まさかの指名に遊季都も驚きを隠せない。
「あの…どうして僕が…」
「梓と盛雄が負けて悔しがる中でお前は別な事を考えていなかったか?」
「それは…」
確かに遊季都は前年チャンピオンのチームリーダーという強敵との戦いに興奮と感動を覚えていた。僅かな表情で遊路はその事を見抜いたのだ。
「そのメンタルはリーダーとしてチームの支えになるだろう。どうだ?」
「…あの白朧院さん、黒田さん」
「はい、構いません。…私達が悔しがる中で赤崎さんだけは楽しそうで、デュエルモンスターズは楽しむものだという本懐を忘れずにいることが立派だと思います」
「オイラもなんだか、赤崎くんがリーダーだと、何となく気楽だなぁ」
「そう…ですか」
【遊季都くん!ここで引いちゃ、男が廃るよ!】
【…うん】「…分かりました。それじゃあ僕がチームリーダーになります!」
「よし、よく言った」
紆余曲折あったが、こうして遊季都達はデュエル甲子園への切符を手に入れたのであった。
「じゃあ千春さん。この子達のチーム申請よろしく」
「はい」
そう言って千春はそそくさとその場をあとにした。
「え、あの風峰プロ…」
「どうした?」
「申請しようにも僕達、チーム名がまだ…」
「ああ。俺が考えた奴で申請させてもらった」
「そうなんですか!?」
「ああ。チャレンジャーZ(ズ)だ。最後のズがアルファベットのZになってる」
「チャレンジャーズ…挑戦者たち、ということですわね」
「でも、最後のZってなんだろなぁ」
「ほら、Zはアルファベットで最後の文字だろ?後ろがない、そこから退くことがない、不屈の挑戦者たちっていう発想だ」
「不屈の、挑戦者たち…」
「実はコイツら(←クイーン・フォースの事)のチーム名の候補の1つだったんだけど、詩音がダサいって駄々こねてな」
「だってホントにダサいだろ」
「そうか?…遊季都達はどうだ?ダサいって言うんなら急いで変更させるが…」
「…いいえ。ありがとうございます」
不屈の挑戦者たち。その響きに遊季都を始め梓も盛雄も嫌悪感を示す事はなかった。むしろ自分達が目指すべき姿を体現しているようで、心地好く聞こえる。
遊季都や遊路達がデュエルフィールド上で盛り上がっていると…
「お、遊路くん朝練か?」
「もしかしてこの前言ってた子達かい?」
「フム、良い顔をしているな」
「ウホッ!可愛い男の子♪」
「遊路さんの新しい教え子かぁ?」
ぞろぞろと人がやって来た。近所のオジサンのような中年の男性、絵に描いたような肝っ玉母さんの雰囲気を匂わせる女性、覆面のレスラー、小太りでスキンヘッドなおねえ口調の男性、田舎訛りが残る若い女性、個性的な面々が揃う。
「あの…この方達は…」
「ああ。この事務所の会長夫婦と先輩達だよ」
遊路はさらりとそう答え、各々を紹介する。

中年の男性と肝っ玉母さん風の女性―橘(たちばな)会長夫婦の勝彦(まさひこ)と千代(ちよ)
覆面レスラープロデュエリスト―G(グレート)ジャスティメンRX
恋する乙男(おとめ)プロデュエリスト―ジョセフィーヌ龍美(たつみ)
歌姫プロデュエリスト―牛坂穂香(うしさか ほのか)

「そうだ。どうせ時間にも余裕あるし、良かったら先輩達ともやってみるか?」
「えっ!?」
「よろしいんですの!?」
「うむ!若者の指導が先駆者達である私達の役目だからな!大いに掛かってきなさい!」
「可愛い子の相手ならいくらでもしちゃうわよん♪」
「オr、ワタシも構いませんよぉ」
遊季都達はまだまだ帰れなさそうだ。

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ギガプラント
なんか色々凄いことが起きたと思ったらいつのまにか三人とも負けていたでござる。
そういえばこの事務所中々濃い方々がいたんだよなぁ…。
チャレンジャーZ……ちょっとBREAKERZを思い出しますね。 (2017-12-19 00:09)
ター坊
ギガプラントさん、コメントありがとうございます。
前作主人公の弟子ですからねぇ。それと前作はあまりにも負けなさすぎたので、今作は割と早めに堂々と負けてもらいました。
次回は番外編でそんな事務所の愉快な仲間達の紹介です。
(2017-12-19 00:44)
ヒラーズ
主人公が負けるとは珍しい、なかなか良いデュエルでした!
この敗北で主人公達はかなり強くな・・・絶対。
悪魔の力でも倒せぬ相手、強い・・・。
次回が気になりますなぁ~。 (2017-12-19 01:05)
ター坊
ヒラーズさん、コメントありがとうございます。
意外と負ける時は負けます。悪魔の力とは言えども、デュエルモンスターズの範囲に抑えられているので普通のカードでも対策できちゃいます。
次回はニューサニーアップ事務所のメンバー紹介を挟んで新しい波乱となります。 (2017-12-19 06:51)
tres(トレス)
満足のいくデュエルだったら…確かに勝ったらとは一言も言ってませんでしたね。補欠扱いながらもデュエル甲子園に出場することができるようです。
さあこの流れで風峰Daysでも登場した事務所の先輩方たちとのデュエル、遊季都君たちのレベルアップにも繋がるといいですね。 (2017-12-19 12:59)
ター坊
tresさん、コメントありがとうございます。
この辺は某流浪人と師匠のやり取りを意識しました。
師匠「何も九頭龍閃が奥義なんて一言も言ってねぇぞ」
次回の展開を予告すると残念ながら先輩達とのデュエルはカットして次の展開に進みます。チーム結成をしてすることと言えば…? (2017-12-19 15:13)
光芒
三人の中で唯一白星が付けられそうな遊季都でしたが、そんな彼も力及ばず敗戦。ペンデュラムしたモンスターをリリースかつリリースされることが効果が発動するという【クリフォート】+【聖刻】みたいな【天罪姫】の強さは相当なもののようで、三体の悪魔の力を自分のものにしてもなお及ばないあたりさすが遊路が育てたデュエリストたちですね。

しかし、勝ち負けはともかくデュエリストとしての力や意志が認められてデュエル甲子園への出場が認められたチャレンジャーZ。何度か読み返してみた今は慣れましたが、最初は遊路のネーミングセンスに首を傾げてしまった自分がいたりしますw (2017-12-20 08:21)
ター坊
光芒さん、コメントありがとうございます。
悪魔のカードは確かに特殊なものですが、5Dsのシグナー竜達と同じく殺られる時はあっさりやられます(笑) 天罪姫はクリフォートの女子化を目指したデッキでしたがそれ以上の脳筋に仕上がりましたね。
遊路のネーミングはまぁ…一応チーム3C(英語で挑戦・勇気・あと1個思い付かなくてボツ)とかトライスリー(別のアニメで既に存在)とか候補があったのですがこれで精一杯な訳で(汗) もうちょいネーミングセンス鍛えます。
(2017-12-20 08:55)

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