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遊戯王ONE SHOT/第6話 先駆者の実力 作:コングの施し

【あ、来ちゃった。】

入ってきた橘は、メガネをくいっと上げて話し出す。

「すいません。少し、早く来てしまったみたいですね。出直しましょうか?」

「あ、いえ!そんなことはありません!こっちは資遊千博で、私、研究部部長、白樺大地と申します!ぜひ、始まる前に手合わせの方を!」

大地の顎からポタッと汗が落ちる
【ぎゃー!なにいってんだ俺はぁ~!】
ニコッ「ええ。いいですよ。僕のデッキで相手をしましょう。」
「ええ!?いいんですか!」
凄んで、デュエルディスクをセットする。
千博は思った。
【先輩、緊張してるのはわかるけど、決してあせるんじゃねぇぞ. . .!ライフは授業とは違って8000。どんな試合になるかわからないからな。】


橘もバッグの中からディスクを取り出す。
「う お ぉ!それって、界堂CPの最新式デュエルディスク!」
千博が橘に食らいつく。
「はっはっは。ええ。そうです。まぁ界堂CPで働いてますからね。ニコッ」
「じゃあ、千博、審判を頼む。では、橘さん!よろしくお願いします!」



「「デュエル!」」




~ー~ー~ー~ー~ー~ー~ー~ー~ー~ー~ー~
その頃、仁は。
試験官が叫ぶ。
「では、試験番号26の方!どうぞ。お入りください。」
仁は、おもーい扉を開ける。
「失礼します。」

「では、これよりデュエル能力検定、順1級試験を開始します!」
ガチャン。
試験官と仁が向かい合ってデュエルディスク構える。
【なぁ、仁。順一級って、どの程度のレベルなんだ?おれはカテゴリージャックだけど、キングくらい?】
【知るか。分かるのは、ただ今までのリミットレギュレーションが全て解除されていることだけだ。】
【えー ー ー ー!それって無理じゃない!?】
【黙ってろ。】


「「デュエル!」」
試験官が先に声をだす。
「先行は私が貰いましょう!私のターン!私は、手札の《炎征竜-バーナー》の効果を発動します。手札の《巖征竜-レドックス》とバーナーを墓地送ることで、現れろ!《焔征竜-ブラスター》!」
ソリッドビジョンで、バーナーが表示され、ぷわっと消える。
そして、炎を纏った巨竜が出現する。
【征竜か!ラッキーだ。おいジャック。こいつ相手ならやれるかも知れない。】
【そうかい。まぁせいぜいがんばれや。】

《焔征竜-ブラスター》 A2800/D1800


「俺が好きな隙だらけのデュエル. . . . .勝たしてもらいます!」





~ー~ー~ー~ー~ー~ー~ー~ー~ー~ー~ー~ー~
橘・大地 LP8000
「じゃあ、先行は僕がもらいますよ!僕は、《ヴォルカニック・ロケット》を通常召喚!」

《ヴォルカニック・ロケット》 A1900/D1400

恐竜のようであり、わけのわからないクリーチャーのようでもある。
そして、大地は思った。
【ヴォルカニックか、戦ったことのないテーマだが、パワーで勝つ。】と。
「ヴォルカニックロケットの効果を発動!デッキから、《ブレイズ・キャノン・マガジン》を手札に加えます。」

千博が口をだす。
「冷静な入りですね。」
「ええ。デュエルは、落ち着かなければ勝てませんからね。じゃあ、カードを2枚伏せて、僕はターンエンド。」橘 手札3枚

ぐっ「俺のターン!ドロー!」
【良し!1ターン目から飛ばせる!】
「俺は、手札から《H・C強襲のハルベルト》を特殊召喚!こいつは、俺のフィールドにモンスターが存在せず、相手のフィールドにモンスターがいるとき手札から特殊召喚できる。」

《H・C 強襲のハルベルト》(ヒロイックチャレンジャー)A1800/D200
地・戦士族☆4

歓喜の表情で橘が大地を見つめる。
「へぇ~。H・Cですかぁ!なかなか通ですねぇ!」
「あざぁーす!じゃあ、《H・C夜襲のカンテラ》を通常召喚!」

《H・C 夜襲のカンテラ》 A1200/D300 
地・戦士族・☆4

「良し!俺はレベル4の、カンテラとハルベルトでオーバーレイネットワークを構築!エクストラモンスターゾーンに現れろ!大剣振るう猛戦士!ランク4、《H-C エクスカリバー》!」

《H-C エクスカリバー》 A2000/D2000
地・戦士族・★4

ソリッドビジョンで現れた戦士は雄叫びをあげる。
「ウォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ!」

千博は目を輝かせる。
「すっげぇ!決まった!1ターンエクシーズ!」

「いいですね。1ターン目からのX召喚。そして、エクスカリバーの効果は、X素材を2つ取り除き、次の相手のターンまで、自らの攻撃力を2倍にするもの、でしたよね?」
「その通り!俺はエクスカリバーのX素材を2つ取り除き、攻撃力を2倍の4000にアップさせる!」

《H-C エクスカリバー》 A4000/D2000

「バトルだぁ!」


【今ですぞ!主殿!】

橘の中のその声は、千博にも聞こえた。
「今の声は!?」
橘が千博の方を見る。
「キミ、聞こえるのか. . . . . ?僕の中の声が。」


千博は、今まであったことを即席に話した。
「なぁるほど。僕の中のカテゴリー3が、君のことを敵!敵!ってうるさいんだよ。これが僕の中にお昼頃宿ったんだけど、それからずっとだねぇ。」

「た、大変なんですね。いいか!カテゴリー3、もううるさくするんじゃないぞ!」
【黙れ!貴様こそ、我をボコボコにして、主殿にあんな口を聞くとは!信じられんやつだ。】


大地が口をポカーンと開ける。
「. . . . .何をいってるか、全然わからん。」
「あ、そうだ。ごめんごめん。デュエルを再開しよう。」

その言葉を聞いた瞬間、大地が目をキラキラさせる。
「バトルだ!」

「まだだよ!メインフェイズ終了時に、永続罠《ブレイズ・キャノン・マガジン》を発動!」

「! さっきロケットの効果で手札に加えたカードか!」
「その通りさ!この効果で、手札の《ヴォルカニック・バックショット》を墓地に捨てて、僕はデッキから1枚ドローする!」
またもや千博が感嘆した。
「すげぇ。手札の交換効率を上げる. . . . .テクニックの嵐だぜ!」メモメモ

「でも、バトルに変わりは無. . . . . .何ぃ!?」

エクスカリバーに炎の弾丸が直撃し、フィールドに炎の風が巻き起こる!

「ぐわぁ ぁ ぁ!ど、どうして!?」 大地LP8000→6500

「フッ。ブレイズキャノンマガジンの効果で、ヴォルカニックバックショットが墓地に送られたときに、デッキから同名のバックショットを2枚墓地に送ることで、相手のモンスターを全て破壊するんだ。さらに、バックショットは墓地に送られたとき、相手に500ポイントのダメージを与える!」

「. . . .これが、大地先輩を苦しめるタクティクス. . . !すげぇ。」


【どうだ。参ったか、小僧。】
【だーかーら。静かにしてろ!気が散るだろう?】
また、橘がメガネをくいっとあげる。
「僕のベストテンションは、ここからですよ!覚悟!」



つづく。
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