交流(共通)
メインメニュー
クリエイトメニュー
- 遊戯王デッキメーカー
- 遊戯王オリカメーカー
- 遊戯王オリカ掲示板
- 遊戯王オリカカテゴリ一覧
- 遊戯王SS投稿
- 遊戯王SS一覧
- 遊戯王川柳メーカー
- 遊戯王川柳一覧
- 遊戯王ボケメーカー
- 遊戯王ボケ一覧
- 遊戯王イラスト・漫画
その他
遊戯王ランキング
注目カードランクング
カード種類 最強カードランキング
● 通常モンスター
● 効果モンスター
● 融合モンスター
● 儀式モンスター
● シンクロモンスター
● エクシーズモンスター
● スピリットモンスター
● ユニオンモンスター
● デュアルモンスター
● チューナーモンスター
● トゥーンモンスター
● ペンデュラムモンスター
● リンクモンスター
● リバースモンスター
● 通常魔法
永続魔法
装備魔法
速攻魔法
フィールド魔法
儀式魔法
● 通常罠
永続罠
カウンター罠
種族 最強モンスターランキング
● 悪魔族
● アンデット族
● 雷族
● 海竜族
● 岩石族
● 機械族
● 恐竜族
● 獣族
● 幻神獣族
● 昆虫族
● サイキック族
● 魚族
● 植物族
● 獣戦士族
● 戦士族
● 天使族
● 鳥獣族
● ドラゴン族
● 爬虫類族
● 炎族
● 魔法使い族
● 水族
● 創造神族
● 幻竜族
● サイバース族
● 幻想魔族
属性 最強モンスターランキング
レベル別最強モンスターランキング
レベル1最強モンスター
レベル2最強モンスター
レベル3最強モンスター
レベル4最強モンスター
レベル5最強モンスター
レベル6最強モンスター
レベル7最強モンスター
レベル8最強モンスター
レベル9最強モンスター
レベル10最強モンスター
レベル11最強モンスター
レベル12最強モンスター
デッキランキング
第1話 無実の罪 作:クロノスギア2
暗闇の中にいた…
「…ここは」
あたり一面には黒い泥のような物が広がっている。
「…?」
俺は泥の中を進んでいた。
なんだか先に進まないと行けない…呼ばれている気がした。
「…お前か?俺を呼んだのは」
泥の先には体からあたりの泥と同じものを垂れ流しながら『何か』膝をついていた。
「…お前は?」
『俺には…名前は無い』
「無い?」
俺は聞き返した。
『俺は…全て奪われたんだ』
何でまた?単なる会話の常套句を言った。
『ただ普通に暮らしていたのに俺はこんな姿にされた』
顔…と思われる場所。まあ、顔もわからないんだが。
『そして、この姿と言うだけで正義の味方の目の敵にされてな…』
「それは…」
『まあいい』
ハッ…と苦笑いが聴こえた。
『そろそろ時間だ…』
どうゆう事だ?そう聞き返そうとした時視界が明るくなり…
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!」
「あ?」
「お兄ちゃん!もう朝だよ!起きて!」
目を開けるといつも見ている天井と妹のさくらがいた。
「やっと起きた、ご飯出来てるから」
…起きるか。
ーーー
朝食を済ませ、学校へ向かう。隣には妹のさくらが居る。こいつはたった1人の家族であり双子の妹だ。
「お兄ちゃん、いい加減デュエルやろうよ〜」
「やだよめんどクセェ…」
さくらは時折…いやしょっちゅうか。こいつは趣味でデュエルをやってるが俺にもやって欲しいらしい。
「お兄ちゃんも始めたら家でも一緒にデュエル出来るのに〜」
「はいはい、おらもう着くぞ」
たわいも無い会話をしつつ、俺たちの通う学校「天馬高校」の校門をくぐった。
ーーー
双子だからと言ってクラスまで妹と同じじゃ無い。1人クラスの俺の席に座り読みかけの本を取り出す。すると担任がクラスに入ってくるや否や。
「一時限目はHRだ!」
と告げ、クラス委員を連れどこかへと去って言った。
「なんだ、ありゃ」
今思えばこれが俺の全ての始まりだったのかも知れないが…そんなこと知らない俺は本を読みふけっていた…
ーーー
一時限目のHR。内容はクラス費が何者かに盗まれたらしい。担任はヒステリックになり俺たちを犯人扱いしてやがった。
「誰だ!犯人は速やかに出てこい!」
あんなでも教師とは恐れ入る。
「無くなったクラス費はオレンジ色の巾着に入れていたらしい。心当たりがあるものは?」
いま、進行してるのはクラス委員の『白金 正義(しろがね まさよし)』。親がプロデュエリストらしく、文武両道でデュエルの腕もピカイチとか。まあ、優等生様って事だ。
「あーそれなら…地味子が持ってなかったか?」
とクラスの誰かが言うと全員の視線が1人に集まる。
「ひっ…」
眼鏡で三つ編み女子、名前はたしか…
「土御門さん、本当かい?」
そうだ『土御門 愛花(つちみかど あいか)』だ。いつも1人でいる奴だ。
「えっと…あの…」
「本当なのかい?土御門さ…」
「土御門!貴様が盗んだのか⁉︎」
と急に担任が声をかけて荒げ土御門に詰め寄る。
「ち、ちが…」
「貴様だな!きさまが!」
おいおい、そんなに詰め寄ったら話も出来ねぇだろ…
「あいつが取ったのかよ…」
「ええ?まじ?」
「まあ、あいつの家貧乏だしな…」
…。
「土御門!今から職員室こい!そこで絞ってやる!」
「や…やめ…」
『そこまでだ!』
俺は、柄でもなく声を荒げちまった。
「なんだぁ⁈遊上⁈教師に楯突くのか!」
「そんなんじゃ話も出来ねぇ、そいつもお怯えてるし違うて言ってるだろうが」
俺は担任と土御門の間に割り込み彼女を庇う。
「遊上君いいかな?」
今まで黙っていた白金が口を挟む。
「怪きは罰せよ。彼女は物を盗んだ可能性がある。調べるのは当然の権利だろう」
「だからって無実を主張してる女をこうやって複数人でいたぶるのが正しいってか?」
「だが、悪を正すためだ」
「正しかったら何やってもいいのかよ」
…。平行線だな。
「はぁ、ならば遊上くん。僕とデュエルだ」
「は?」
「僕が勝ったら彼女は容疑者として拘束する、君が勝ったら彼女は不問とする」
「土御門が悪い前提みたいな話し方はやめろ」
「だが容疑者だ」
クソッ!こいつ…
「ゆ、遊上君…私はいいから…」
…ここで引いたら。俺は…。
「いいぜ…」
「ほう?」
「そのデュエル、受けてやろうじゃねぇか!」
ここで引いたら、俺の魂が腐っちまう!
「では今日の放課後、デュエルコートで待ってる」
「ああ、わかった」
「先生。以上です」
「あ、ああ」
HRは一旦幕を下ろした。
「…ここは」
あたり一面には黒い泥のような物が広がっている。
「…?」
俺は泥の中を進んでいた。
なんだか先に進まないと行けない…呼ばれている気がした。
「…お前か?俺を呼んだのは」
泥の先には体からあたりの泥と同じものを垂れ流しながら『何か』膝をついていた。
「…お前は?」
『俺には…名前は無い』
「無い?」
俺は聞き返した。
『俺は…全て奪われたんだ』
何でまた?単なる会話の常套句を言った。
『ただ普通に暮らしていたのに俺はこんな姿にされた』
顔…と思われる場所。まあ、顔もわからないんだが。
『そして、この姿と言うだけで正義の味方の目の敵にされてな…』
「それは…」
『まあいい』
ハッ…と苦笑いが聴こえた。
『そろそろ時間だ…』
どうゆう事だ?そう聞き返そうとした時視界が明るくなり…
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!」
「あ?」
「お兄ちゃん!もう朝だよ!起きて!」
目を開けるといつも見ている天井と妹のさくらがいた。
「やっと起きた、ご飯出来てるから」
…起きるか。
ーーー
朝食を済ませ、学校へ向かう。隣には妹のさくらが居る。こいつはたった1人の家族であり双子の妹だ。
「お兄ちゃん、いい加減デュエルやろうよ〜」
「やだよめんどクセェ…」
さくらは時折…いやしょっちゅうか。こいつは趣味でデュエルをやってるが俺にもやって欲しいらしい。
「お兄ちゃんも始めたら家でも一緒にデュエル出来るのに〜」
「はいはい、おらもう着くぞ」
たわいも無い会話をしつつ、俺たちの通う学校「天馬高校」の校門をくぐった。
ーーー
双子だからと言ってクラスまで妹と同じじゃ無い。1人クラスの俺の席に座り読みかけの本を取り出す。すると担任がクラスに入ってくるや否や。
「一時限目はHRだ!」
と告げ、クラス委員を連れどこかへと去って言った。
「なんだ、ありゃ」
今思えばこれが俺の全ての始まりだったのかも知れないが…そんなこと知らない俺は本を読みふけっていた…
ーーー
一時限目のHR。内容はクラス費が何者かに盗まれたらしい。担任はヒステリックになり俺たちを犯人扱いしてやがった。
「誰だ!犯人は速やかに出てこい!」
あんなでも教師とは恐れ入る。
「無くなったクラス費はオレンジ色の巾着に入れていたらしい。心当たりがあるものは?」
いま、進行してるのはクラス委員の『白金 正義(しろがね まさよし)』。親がプロデュエリストらしく、文武両道でデュエルの腕もピカイチとか。まあ、優等生様って事だ。
「あーそれなら…地味子が持ってなかったか?」
とクラスの誰かが言うと全員の視線が1人に集まる。
「ひっ…」
眼鏡で三つ編み女子、名前はたしか…
「土御門さん、本当かい?」
そうだ『土御門 愛花(つちみかど あいか)』だ。いつも1人でいる奴だ。
「えっと…あの…」
「本当なのかい?土御門さ…」
「土御門!貴様が盗んだのか⁉︎」
と急に担任が声をかけて荒げ土御門に詰め寄る。
「ち、ちが…」
「貴様だな!きさまが!」
おいおい、そんなに詰め寄ったら話も出来ねぇだろ…
「あいつが取ったのかよ…」
「ええ?まじ?」
「まあ、あいつの家貧乏だしな…」
…。
「土御門!今から職員室こい!そこで絞ってやる!」
「や…やめ…」
『そこまでだ!』
俺は、柄でもなく声を荒げちまった。
「なんだぁ⁈遊上⁈教師に楯突くのか!」
「そんなんじゃ話も出来ねぇ、そいつもお怯えてるし違うて言ってるだろうが」
俺は担任と土御門の間に割り込み彼女を庇う。
「遊上君いいかな?」
今まで黙っていた白金が口を挟む。
「怪きは罰せよ。彼女は物を盗んだ可能性がある。調べるのは当然の権利だろう」
「だからって無実を主張してる女をこうやって複数人でいたぶるのが正しいってか?」
「だが、悪を正すためだ」
「正しかったら何やってもいいのかよ」
…。平行線だな。
「はぁ、ならば遊上くん。僕とデュエルだ」
「は?」
「僕が勝ったら彼女は容疑者として拘束する、君が勝ったら彼女は不問とする」
「土御門が悪い前提みたいな話し方はやめろ」
「だが容疑者だ」
クソッ!こいつ…
「ゆ、遊上君…私はいいから…」
…ここで引いたら。俺は…。
「いいぜ…」
「ほう?」
「そのデュエル、受けてやろうじゃねぇか!」
ここで引いたら、俺の魂が腐っちまう!
「では今日の放課後、デュエルコートで待ってる」
「ああ、わかった」
「先生。以上です」
「あ、ああ」
HRは一旦幕を下ろした。
現在のイイネ数 | 86 |
---|
↑ 作品をイイネと思ったらクリックしよう(1話につき1日1回イイネできます)
同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
---|---|---|---|---|---|---|
86 | 第1話 無実の罪 | 752 | 0 | 2017-11-21 | - | |
42 | 第2話 D・VILN 汚された怪人達 | 647 | 0 | 2017-11-21 | - | |
82 | 第3話 裁きの悪魔 | 782 | 3 | 2017-11-21 | - | |
56 | 第4話 『正しさ』とは | 630 | 1 | 2017-11-22 | - | |
91 | 第5話 兄妹 | 635 | 0 | 2017-11-23 | - | |
80 | 幕間 解説 | 677 | 2 | 2017-11-24 | - | |
62 | 第7話 深海の真珠 | 659 | 1 | 2017-11-28 | - | |
108 | 第8話 汚染融合 | 765 | 2 | 2017-11-28 | - | |
56 | 第9話 異国からの来訪 | 606 | 2 | 2017-12-02 | - | |
113 | 第10話 龍虎相打つ! | 727 | 1 | 2017-12-07 | - | |
105 | 第11話 ワクワクする戦い | 805 | 1 | 2017-12-10 | - | |
63 | 第12話 変わる私 | 647 | 0 | 2018-08-27 | - | |
64 | 第13話 願うは最強の自分 | 597 | 0 | 2018-10-01 | - | |
102 | 第14話 時空の尖兵と侵食の悪魔 | 946 | 0 | 2018-11-02 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/03/23 新商品 QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE カードリスト 追加。
- 04/26 02:06 評価 3点 《炎帝家臣ベルリネス》「主共々微妙な性能。 手札コストによる特…
- 04/26 00:59 評価 5点 《スピリット変換装置》「総合評価:回収効果は有効ではあるが、エ…
- 04/25 22:31 評価 3点 《氷帝家臣エッシャー》「《帝》をサポートする下級モンスターとし…
- 04/25 21:49 評価 9点 《冥帝エレボス》「9期から始まったストラクRシリーズの第一弾に選…
- 04/25 20:36 評価 10点 《神風のバリア -エア・フォース-》「《聖なるバリア -ミラー…
- 04/25 19:55 評価 8点 《フォーチュンレディ・ウォーテリー》「フォーチュンレディ最強の…
- 04/25 17:43 評価 8点 《異次元の女戦士》「20年以上前のカードですが、まだまだ活躍でき…
- 04/25 16:54 評価 7点 《ウィッチクラフト・ジェニー》「《ウィッチクラフト・シュミッタ…
- 04/25 16:51 評価 5点 《ウィッチクラフト・ポトリー》「【ウィッチクラフト】のお馴染み…
- 04/25 16:49 評価 5点 《ウィッチクラフト・ピットレ》「【ウィッチクラフト】のお馴染み…
- 04/25 16:45 評価 9点 《ウィッチクラフト・シュミッタ》「【ウィッチクラフト】の一番出…
- 04/25 16:00 評価 7点 《進撃の帝王》「ネーミングとイラストからして明らかに「進撃の〇…
- 04/25 15:51 評価 7点 《連撃の帝王》「《帝王》の名を持つアドバンス召喚専用の《血の代…
- 04/25 15:38 評価 9点 《ハーピィ・レディ・SC》「 少し昔のリンクスで散々暴れまわっ…
- 04/25 15:22 評価 6点 《ハーピィ・オラクル》「 クロニクルで再録されなかったことでプ…
- 04/25 13:15 評価 6点 《No.91 サンダー・スパーク・ドラゴン》「総合評価:除去後に…
- 04/25 12:19 デッキ 安倍派の下僕?覚醒する超量!
- 04/25 11:48 川柳 ゴキブリの 対策必死な 決闘者
- 04/25 11:44 評価 9点 《シューティング・ライザー・ドラゴン》「《シューティング・スタ…
- 04/25 11:17 評価 8点 《超魔導剣士-ブラック・パラディン》「BC編で遊戯がVS海馬戦で降…
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。