設定集その1　作：ハントラ

※予定を変更しました、台本形式ありです。

シュラウス「ごきげんよう、諸君。今の所大した見せ場のない護衛チームのリーダー、シュラウスだ。もっとも、まだこの物語は始まったばかりなのでそこは大目に見てあげてほしい。」

シュラウス「さて、いよいよ王都へ向けて出発…というわけだが、次回予告によるといきなり災難に遭うらしい。初めから上手くいくとは思っていなかったが…これほどまでとは」

シュラウス「そんなわけで、君たちには我々護衛チームのことを知ってもらいたいのだ、いつ我々のことが掘り下げられるかもわからないからな。ではさっそく、我らが主人公ユーラから」


【名前】ユーラ=ギス=オウディナ
【性別】男
【年齢】18歳
【誕生日】ノーベンの月21の日
【身長】175cm
【設定】フリエン王国の端に存在するサヒ村に生まれ、そこで18年カレンとともに育つ。そのためか世俗に疎い一面もあるが、デュエルのセンスは高く、キルやスティングがそれを認めている。

シュラウス「デュエルの実力が元から高い主人公だな。初デュエルらしからぬ高度な駆け引きを演出したかったらしくこうしたらしい…それにしてはスティングのデュエルがあまりにもお粗末な気もするが」

シュラウス「名前の元ネタは…いや、カダとのくだりで察した方も多いだろう。縮めて『ユーギオウ』になればなんでもよかっただけなんだ、まったく……こんな寒いことしたから閲覧数も伸び悩むしコメントもまったく頂けないんじゃないか？」

シュラウス「悲しいことに作者は相当な自己顕示欲の持ち主、だからコメントをくれてやれば飼い犬のようにはしゃぐと思う。さて次はカレン君だな」

【名前】カレン=シン=シュプレイン(本名ラム=ア=フリエン)
【性別】女
【年齢】18歳
【誕生日】ノーベンの月21の日
【設定】とある理由によって生まれた直後に王家の指輪とともにサヒ村の教会に預けられ、それからユーラとともに18年をサヒ村でシスターとして過ごす。そのためユーラ同様世俗にちょっと疎い。

シュラウス「キル曰く『私ほどじゃないですけど、いいもの持ってますよカレン様！』とのことだったが…何のことだ？」

シュラウス「しかし…まだこの物語は始まったばかりだというのに作者はキャラ付けを誤ったかもしれない、と後悔し始めている…」

シュラウス「というのも正統派ヒロインを目指そうとしてまともな性格にした結果、護衛チームのイロモノ女性陣達のせいで存在感が薄れるのでは？と懸念し始めているらしい…どうしてキャラを作る前に気づかなかったんだあのバカは…次。」

【名前】キル=ユウ=ライトナウ
【性別】女
【年齢】16歳
【誕生日】エイフルの月5の日
【設定】護衛チームでユーラが初めに出会ったメンバー。口癖は『〜です』。どうにも女性の髪、肌、胸、太腿、尻などを『女性の武器』として大切にしようとする節がある。どういった意味合いでの『武器』なのかは彼女のみぞ知る…。見えないところでものすごい努力をしているらしいが…

シュラウス「名前の元は英文の一部、『kill you right now』が元らしい…主人公とカレンは適当に考えたくせにこういうキャラだけしっかり考えやがって…」

シュラウス「おっといけないいけない、キャラが崩れるところだった…しかしなぜこういう裏設定を私に喋らせるんだろうか？普通作者が出張って喋るものだろ…」

シュラウス「彼女についての設定はまだあるのだが…それはまた物語で掘り下げる予定らしい、期待しないで待っていてくれ」

シュラウス「む？他のキャラはまたしばらく後になるのか？私の紹介もやってないのに？やれやれ…きっとまだ決まり切ってないのだろう、見切り発車め…」

シュラウス「そうそう、作者がこの物語を書く上でこだわっている事の一つに、『現実世界とは違うこの世界の事を読者の皆様に考察させるために考察の材料をどうでもいいシーンにぶち込んでみる』事だそうだ。例えば、第3話のユーラとカダの会話でタマネギやワカメといった食材の名前が出てきただろう？」

シュラウス「そこから、『この世界にもタマネギがある』だの『ワカメということはこの世界には海があるのか』とかいった事を読者の皆様に考察してもらいたいとのことだ。(まったく三文小説のくせに偉そうに……)もちろん、考察の内容をコメントに書いてくれると作者は葉っぱ隊のごとく喜ぶ。」

シュラウス「やれやれ、ひどく短かったが今回はここまでだ。次回でお会いしよう、ではまた！」