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遊戯王DRジェネレーションズ/第4話 突撃!勝の幻竜デッキ! 作:マジかっ!

第4話

学園のデュエル場、多くの生徒はデュエルディスクを構え、デュエルをするようだ。

そして遊紀と勝もその中にいる。



勝「(僕はこの1週間、遊紀君の近くで色んなデュエルを見てきた。竜河君、篠腹先輩、蜘蛛女…そんな人達とデュエルした遊紀君に…僕は勝てるのか…それに頭も良く、運動も出来るし、そして…)」




昨日の話


勝は発泡スチロールの箱を持って隣の遊紀の部屋へと行った。

勝「遊紀君〜」

コンコンと何度かリズムよく叩くと、ダルそうな顔をした遊紀が私服で出てきた。

遊紀「なんだ?」

勝「お、僕の親が送ってくれたんだ。これ……」

遊紀「何なんだ?」

パカッ

その中を遊紀が覗き込むと魚が何層にもなってギッシリと入っていた。しかもどれも新鮮であり、遊紀ととても嬉しそうな顔をしていた。

遊紀「へぇ〜鯖か」

勝「わかるの?」

遊紀「まぁ基本的な魚はな…でこれがどうした?」

勝「僕の親は魚屋で、送ってくれたんだ…けどこんなに食えなくておすそ分けという訳で…」

遊紀「ほぉ〜」

勝「一応僕が調理するから」

遊紀「いや、俺も手伝おうよ。せっかくもらうなら、自分も手伝わないとな」

そう言って箱を遊紀が快く持ち、台所へと持っていった。

遊紀「お前も入れよ。一緒に食うだろ」

勝「う、うん!」

勝も嬉しそうな顔になり、家の中に入っていく。
遊紀は綺麗な包丁捌きを見せながら、鯖を丁寧に捌いていた。それに勝は見惚れて全然包丁が動いてなかった。

勝「(えぇ…僕より上手くね…)」

勝も一応捌けてはいるがちょっと失敗している。
切り終えた遊紀は、手を洗いながら勝に聞いた。

遊紀「勝。煮るか?それとも焼くか?」

勝「え、えぇーと……」

あまりの遊紀の手さばきに困惑して、口がてんやわんや状態になっていた。遊紀はその間戸棚から何かを探していた。
そして頭を抱えて、言った。

遊紀「あちゃぁ醤油切らしているわ……こりゃあ塩焼き一択だな」

そして遊紀は、うまく調理して、机には焼き鯖とご飯と味噌汁という感じになった

遊紀「さぁ食べてくれ」

勝「う、うん……」

パクッ

勝は一口鯖を食べた


勝「うっ…上手い!絶妙な焼き加減だ…」

そしてご飯もかきこむ

遊紀「満足してもらってよかったよ」

勝「(結局僕がご馳走になってるじゃん…)」

心の中では悔しがってるが橋は止まらずご飯を食い続ける


回想終了


再びデュエル場

そして今回は…

数分前

熱治「最初の授業だから自由に誰とでもデュエルしていいぞ!だが1回はデュエルしろよ!」

という訳で遊紀君とデュエルする事になった…




そして今

勝「(料理も出来るなんて…むしろ弱点はあるのか…遊紀君には…)」

遊紀「よぉ〜し!こっちはいつでもいいぞー」

勝「(僕はこのデュエルシュミレーションで無敗のデッキで遊紀君に挑む!)行くよ!遊紀君!」


デュエル場の観客席

女子生徒「遊紀君のデュエルが始まるわよ!」

そこには赤いリボンがない零美もいた

零美「(もう一度良く観てやるわ、貴方のデュエルを…)」



遊紀・勝「デュエル!!」LP4000

勝「僕のターン![幻刺竜(げんしりゅう)]を召喚!」

幻刺竜
☆4/闇属性/幻竜族
攻撃力1800

紫色をしたトゲトゲしい幻竜族モンスター


勝「カードを1枚を伏せてターンエンド!」手札3

遊紀「俺のターン!俺は[連合の特攻隊長]を召喚」

連合軍の特攻隊長
☆3/地属性/戦士族
攻撃力1200


遊紀「効果により、手札から[ソリッド・ウォリアー]を特殊召喚!」

ソリッド・ウォーリアー
☆4/地属性/戦士族
攻撃力1800


遊紀「そして[特攻隊長]の効果でレベル×200攻撃力をアップする!」

ソリッド・ウォリアー
攻撃力1800→2600


遊紀「行け![ソリッド・ウォリアー]!」


ソリッド・ウォリアー
攻撃力2600

幻刺竜
攻撃力1800


ソリッド・ウォリアーにより、真っ二つに切られた

勝「うっ…」LP4000→3200


遊紀「まずは1匹撃破!……⁉︎」

いきなりソリッド・ウォリアーが破壊された

遊紀「ちっ…あのモンスターの効果か…」


すると消えたソリッド・ウォリアーから刺が落ちてきた

そして勝をフィールドをみると

幻刺竜
☆4/闇属性/幻竜族
攻撃力1800

幻刺竜が1体いた

勝「[幻刺竜]は戦闘破壊された時、戦闘した相手モンスターを破壊し、デッキから[幻刺竜]を特殊召喚する効果があるのさ!」

遊紀「ふっ…なら俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ」手札2


勝「僕のターン!永続魔法[幻制なる嵐]を発動!自分フィールドの幻竜族モンスターが相手モンスターと戦闘を行う時、そのモンスターの攻撃力の半分を加える!そしてもう一枚永続魔法[メディカル・トランサー]発動!自分または、相手の墓地のモンスターを1体をデッキに戻し、戻したプレイヤーのライフを500回復する!墓地の[幻刺竜]を戻し500回復!」LP3200→3700


零美「(つまり戦闘破壊されても相手モンスターを巻き込み、[メディカルトランサー]で再度特殊召喚の[幻刺竜]戻す…)」


遊紀「無限にモンスターは尽きないって事か…」

勝「これぞ僕が考えに考えた完璧なコンボだぁ!!行け![幻刺竜]![特攻隊長]に攻撃![幻制なる嵐]の効果で攻撃力もアップだ!」

幻刺竜
攻撃力1800→2600

連合の特攻隊長
攻撃力1200


遊紀「簡単にモンスターを破壊させないぜ罠発動![聖なるバリア-ミラーフォース]!攻撃を全て破壊だ!」

特攻隊長に攻撃した幻刺竜はバリアで止められ爆発した

そして煙が舞う
うううえ

遊紀「これで[幻刺竜]は破壊だ!」

勝のフィールドにはモンスターはいない


だが…


勝「そ…そんな…僕のコンボが…破られるなんて…」

両手を顔に抑えムンクの叫びのようになっている


遊紀「おいおい…そんくらいで落ち込むなよ…」

勝「このコンボ考えるのに何日かかったんだと思ってるんだよー!」

遊紀「何日かかったかは知らんが突破されたって事はそのコンボの中に隙があったって事だろ」

勝「で…でもデュエルシュミレーションでは…」

遊紀「それはデュエルシュミレーションではだろ?デュエルシュミレーションは1パターンの行動しかしない、だが生身の人間はどうだ?その時、その時で行動が変わるかもしれないだろ?ダメージや破壊を優先で攻撃するかもしれない。それか相手のカードを警戒して防御に徹するかもしれない」

勝「それはそうかもしれないけど…」

遊紀「それにまだお前のライフは十分にある…諦めるのはまだ早いぜ」

勝「そうだよね…僕はカードを1枚伏せてターンエンド」手札2

少しだけ勝に笑みが出た


遊紀「俺のターン![魔導創師レイウィザード]を召喚!」

魔導創師 レイウィザード
☆4/闇属性/魔法使い族
攻撃力1900


零美「あのカード…」


先日変遊とのデュエルで見たモンスターだ

零美は変遊が遊紀だった事だと気づいてない


零美「(流石に気のせいよね…顔も違うし…)」



遊紀「バトル!行け![レイウィザード]![特攻隊長]!」

レイウィザード
攻撃力1900

特攻隊長
攻撃力1200


勝は2体の攻撃を受けた

勝「うわぁぁ!!」LP3700→600


遊紀「俺はターンエンドだ。さぁまだ終わるのは早いぜ!!」手札2枚


勝「ぼ…僕のターン!(このカードは…)…[メディカルトランサー]の効果発動![幻刺竜]を戻し、500回復!」LP600→1100


しょんぼりした勝の顔が急に活気がついたようになる



遊紀「(何かいいカードを引いたようだな)」

勝「僕は[マグナブレット・ドラゴン]を召喚!」

マグナブレット・ドラゴン
☆4/炎属性/幻竜族
攻撃力1600

勝「そして魔法カード[FCM-幻姿の翼]発動!幻竜族モンスターを対象にこのカードに対応したFCモンスターをFC召喚する!僕は[マグナブレット・ドラゴン]を地属性のフォルムにモードチェンジ!!

現れろ!フォルムチェンジ召喚![幻号竜 ジルコニウム]!!」

幻号竜 ジルコニウム
☆4/炎属性・地属性/幻竜族/フォルムチェンジ
攻撃力1600

硬い石の様な姿をした幻竜モンスター


遊紀「それがお前のフォルムチェンジモンスターか?」

勝「あぁ!行くぞ![ジルコニウム]の効果発動!自分フィールドのモンスター1体を守備表示にする。僕のフィールドには[ジルコニウム]1体!こいつを守備表示にする!」

幻号竜 ジルコニウム
守備力2800(+1000)

遊紀「守備力が1000上がっている…防御型のフォルムチェンジモンスターか」

勝「[マグナブレット・ドラゴン]の元々の守備力は1800.[ジルコニウム]は守備力を1000上昇させるんだ」

遊紀「なるほど」

勝「そして[ジルコニウム]の効果で守備表示になったモンスターは守備力が倍になる!」

ジルコニウム
守備力2800→5600


勝「行け!」

遊紀「⁉︎」

ドガーーン!!

いきなりジルコニウムの硬い尻尾が遊紀を襲う

遊紀「何が起きた…」LP4000→1200


勝「守備表示のこのカードは相手プレイヤーに攻撃出来る。その代わりこのカードが与える戦闘ダメージは半分になる」

遊紀「このモンスターのか…へぇ…やるじゃないか」

勝「まだだよ!素材となった[マグナブレット・ドラゴン]の効果発動!相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、デッキからレベル4以下の[幻竜族]モンスターを1体特殊召喚する!来い![幻刺竜]!」

幻刺竜
攻撃力1800

勝「行け![幻刺竜]![レイウィザード]に攻撃![幻制なる嵐]の効果で[レイウィザード]の攻撃力の半分アップする!」

幻刺竜
攻撃力1800→2750

レイウィザード
攻撃力1900

遊紀「[レイウィザード]の効果…」

と発動しようとする遊紀に横に入るかのように


勝「させないよ!罠発動![愚鈍な重圧]!このターン相手はバトルフェイズ中モンスターの効果を発動出来ず、このカードに対して相手はカード効果を発動出来ない!」

そのまま幻刺竜の攻撃はレイウィザードに届く


遊紀「ぐっ…」LP1200→350

勝「カードを1枚伏せて、これで僕はターンエンド!」手札0



伏せカードは2枚あり、モンスターも2枚いる勝



遊紀「そうだ、その顔だ!俺のターン!俺は[連合の特攻隊長]をリリース!来い![閃光の魔導師]!!」

閃光の魔導師
☆7/光属性/魔法使い族
攻撃力2300


再び零美は遊紀のデュエルを見る

零美「(あのカードもあの時の…やっぱり…)」


勝「やっぱりそのモンスターが来ると思ったよ!罠発動![奈落の落とし穴]!これで攻撃力1500以上のモンスターを破壊し、除外する!」


閃光の魔導師は落とし穴に落ち、破壊される


勝「除外だから墓地からの蘇生系カードも発動出来ない!」

遊紀「発動するのが早かったようだな」

勝「えっ…」

遊紀「罠発動![シグナルコール]自分フィールドのモンスターが破壊された場合、デッキからそのモンスターと同レベルのモンスターを特殊召喚出来る。来い![双剣の魔剣士]!」

双剣の魔剣士
☆7/地属性/戦士族
攻撃力2500

勝「モンスターの召喚を許しちゃったか……だけどそのモンスターじゃ、僕のライフを削りきれない」

遊紀が突破出来ないと思い、安堵の表情になるが

遊紀「その考えの先を行くのが俺のデュエルさ。[FCM-覚醒印-双]発動!」

勝「な、なに⁉︎」

遊紀「行くぞ![双剣の魔剣士]を新たなる戦士族のフォルムにモードチェンジ!!

双剣の戦士が新たなる力を手に、世界を新歓させよ!フォルムチェンジ召喚!!覚醒せよ![覚醒の聖剣士 リヴァーサルブレーダー]


覚醒の聖剣士 リヴァーサルブレーダー
☆7/光属性/戦士族/フォルムチェンジ
攻撃力3000(+500)


光り輝いている鎧を身にまとっている

そして双剣の魔剣士とは違い1つの剣を両手に持っている


遊紀「行け![リヴァーサルブレーダー]![幻刺竜]を攻撃!」

勝「遊紀君が[幻制なる嵐]の効果を忘れている訳がない、何かあるはずだ!罠発動![幻竜の神吹雪]!自分フィールドの幻竜族モンスターの数だけこのターンのダメージを無効にする!そしてエンドフェイズにその数だけ、デッキから幻竜族モンスターを手札に加える!そして[幻制なる嵐]で攻撃力はアップする!」

リヴァーサルブレーダー
攻撃力3000

幻刺竜
攻撃力1800



遊紀「なら俺も罠発動![異空連携]!墓地・除外されたモンスター1体の攻撃力分アップだ!俺は[閃光の魔導師]の攻撃力2300アップ!」

リヴァーサルブレーダー
攻撃力3000→5300

幻刺竜
攻撃力1800→4450

遊紀「リヴァーサルスラッシュ!!」

勝「[神吹雪]の効果でダメージは0そして戦闘破壊された[幻刺竜]の効果で[リヴァーサルブレーダー]は破壊…⁉︎」


遊紀「[リヴァーサルブレーダー]に戦闘破壊されたモンスターは除外される。そしてその攻撃力分のダメージを受ける。だがその効果ダメージも無効になる…」

勝「くっ… しかも[双剣の魔剣士]の2度目の攻撃が…」

リヴァーサルブレーダー
攻撃力5300→5800

遊紀「行け![ジルコニウム]に攻撃!!」

ジルコニウム
守備力5600

勝「僕の最後は伏せカードはこれだ!速攻魔法発動![フォルムチェンジ・バッククラッチ]!自分のFCモンスターが戦闘を行う時、相手のFCモンスターの攻撃力を入れ替える![ジルコニウム]の攻撃力は1600!」

リヴァーサルブレーダー
攻撃力5800→1600

遊紀「くっ…」

勝「[ジルコニウム]の守備力よりはるかに下回った!」


リヴァーサルブレーダーの一太刀がジルコニウムに直撃するがピクリともしないジルコニウム

勝「反射ダメージ4000ポイント受けてもらうよ!!」

ピキ

ピキピキ

と何かにヒビが入る音が聞こえる


勝「⁉︎」


それはリヴァーサルブレーダーの剣…





じゃなくて幻号竜 ジルコニウムにヒビが入っていた


勝「嘘ぉぉ⁉︎」

遊紀「俺も使ってたんだよ、速攻魔法[フォルムチェンジ・バッククラッチ]を」

勝「そ…そんな…同じカードを使うなんて…」

遊紀「つまり俺の[バッククラッチ]が適用されてからお前の[バッククラッチ]が適用される事により、[リヴァーサルブレーダー]の攻撃力は元に戻るのさ!」


リヴァーサルブレーダー
攻撃力5800→1600→5800

遊紀「ぶった斬れ!リヴァーサルスラッシュ!!!」

ジルコニウムは真っ二つに斬られ、崩れ去った

遊紀「[リヴァーサルブレーダー]の効果により、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを受けて貰う」

勝「ま、負けた…」LP1100→0

勝は膝と手を地面についた

そして


遊紀「おい、立てよ」

と優しく手を伸ばす


勝「あ、ありがとう…」

遊紀「お前のデッキとっても面白かったぜ」

勝「そ、そうかな…」

遊紀「自分の考えたデッキのコンボが決まるとやっぱりきもちいいよな…だからデュエルは面白いんだ」

勝「うん!!僕も…僕もそう思う!」






そして帰り道

勝「今更だけど遊紀君はなんでそんなにも強いの?」

遊紀「さぁな…自分でも分かんねぇや…気づいたらこうなったかな……まっ…経験が大事だな!!」

一瞬曇った表情になりつつ、明るい表情に戻った

勝「やっぱり経験を積まないといけないか…遊紀君!もし君が良ければ時々相手してくれる?」

遊紀「あぁ…いいぜ!(時間が…あればな…)」






とある秘密施設

頭にデカイ機械を装着し、腕にも何やらチューブのような物を装着してる何人もの少年がデュエルをしている

歳は様々で小学生くらいの少年から中学生くらいの少年と多くいた







そしてデュエルをモニターで見ているスーツを着た大勢の大人達

その1人の真ん中に立つ白衣白い髪、白髭の男がリーダーのような人物もいる


そしてデュエルをしてる少年達の中に…




子供の頃の遊紀がいた

そして遊紀はモニターを写しているカメラを睨みつける


回想終了


遊紀「(いやなことを思い出しちまった…)」


夕日に照らされる遊紀、その虚ろな目は一体どこを見ているのか…


それは遊紀にしかわからない…


第4話終わり
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