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第14話 資格への狭き門 作:いちごT
14話
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前回のあらすじ
なんとかしてちよの役に立ちたい繭。ちよに渡すため、浦木桃李と限定パックをかけたデュエルを行なうが健闘むなしく敗北を喫する。だが浦木の計らいでパックを手に入れ、友情も再認識するのだった。
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なんてことはない平日の朝。ちよと一果はオシリスレッド女子寮からアカデミア校舎へと向かっていた。
一果「……ってなわけで今からでも毎朝ジョギングで登校して体力つけようぜ。」
ちよ「でもそれじゃうちが授業どころじゃなくなっちゃうよ…」
一果「じゃあ帰りにジョギングだな!」
ちよ「うーん……」
先日の体育の時の体力云々の話を覚えていた一果によってジョギング登校もといジョギング帰宅を提案されていた。確かに体力は同年代の女子と比較にならない程低い。そろそろその現実を見据えてトレーニングするべきなのだろうかと考え込む。
そうこう悩んでいる間にアカデミア校舎に到着してしまった二人。だがいつもと違いロビーの一角に人だかりが出来ている。
ちよ「ん? どうしたんだろう…」
一果「さあ…でもなんかあるみたいだし行ってみよう!」
生徒がざわつきながら壁に向かって集まっているところに行く二人。どうやら何か掲示してあるようだがちよがみえるのは生徒たちの後ろ姿だけ、しかし一果はそれを見て目を見開いていた。
一果「こ、これは…」
ちよ「うう…見えない。一果ちゃん、何があるの?」
一果「大変だよちよっち…ほら。」
ちよは背伸びをしても何が掲示されているか見えず、驚愕の表情を浮かべている一果に尋ねる。しかし一果は何とは言わずちよの両脇に手を入れ不意に持ち上げる。
ちよ「ひゃっ!? ちょ、ちょっと一果ちゃん! ……え…えーっ!?」
ー教室ー
景介「おはよう二人とも。」
遊飛「おう! アレ、見たか?」
ちよと一果が教室に入るや否や男二人が近寄ってくる。例の掲示について話したいと顔に出ているがそれは女二人も同じだった。
ちよ「う…うん。一応。」
一果「ありゃあ面食らったよ。」
景介「だろうね。」
遊飛「ああ。なんせ……」
『アカデミアカップのエントリー受付を開始するノーネ!! 今年から参加テストをやるノーネ!!!』
遊飛「だもんなぁ…」
一果「なにもアタシらが1年の時にやることねーのに。」
ちよ「でも参加テストってなんだろ。筆記試験……じゃないよね。」
景介「ははは。だったら僕ら全員参加できないね。」
遊飛・ちよ・一果「う………」
景介「はは……」
自分たちの学力を省みて4人の間にどんよりとした空気が流れる。しかしそれを打ち消したのはガーだのピーだのとけたたましい雑音と校内放送の音声だった。
『あー、おほん。 ブォンジョールノ! シニョールアンドシニョーラ。 校長のクロノスナノーネ。』
噂をすればなんとやら。朝っぱらから甲高い声で校長、クロノス・デ・メディチが挨拶を行なった。遊飛らはもちろん周りの生徒たちもそれに動揺しつつ耳を澄ます。
『みんなロビーの貼り紙、見てくれたノーネ? 急に参加テス〜トなんてさぞ驚いた事と思うーノ。』
『去年まで〜は希望者はみんな参加出来たん〜だけど、あんまりにも人数が多くて運営するのが大変ナノーネ…』
一果「まあ生徒はほとんど全員が参加するだろうしな。」
ちよ「そりゃ大変だよね…」
『そういうわけで今年からは参加者を厳選させていただきたいーノ。詳しくは放課後、地下1階のシミュレーションルームに来ればわかるノーネ。それでは今日も勉強に励むノーネ! チャオ!』
放送が終わり、シーンとしていた教室内が再びどよめきに包まれる。
景介「……シミュレーションルームか…」
遊飛「そんなのあったか?」
ちよ「なんか色んな状況のデュエルが出来るって感じのとこでしょ。入学案内で行ったじゃない。」
一果「でもそこに来いってことはとりあえず筆記じゃなさそうだな。」
遊飛「だったら問題ねえ! 放課後が楽しみだぜ!!」
ーー
遊飛「よし! 早速そのデコレーションルームってとこに行くぞ!!」
景介「おっと調理室にでも行くのかな?」
ちよ「シ、シミュレーションルームだよ。伴くん。」
久城「おい! 勝手に退室するんじゃあない!!!」
本日最後の授業終了のチャイムが鳴ったと同時に席を立ち、ダッシュで教室を出た遊飛の後をちよ達3人は追う。鬼教師、久城甚平の怒号も今日の遊飛達にとっては蚊の鳴き声程度のものでしかなかった。
遊飛「それそれ! 早くしないと生徒がたくさん来ちまうぞ!」
一果「ああ! でもみんな考えてることは同じみたいだ。」
ふと周りを見ると廊下を突っ走るのは4人だけでなくレッドからブルー、1年から3年までランク、学年問わず多くの生徒が地下への階段を目指して爆走状態であった。
遊飛「何っ!? 負けてらんねー!!」
うおおおぉぉ!!!と叫び声と速度を上げて遊飛は前方の一団に突っ込む。それについていくことはちよは勿論、運動が出来ないわけではない景介すら敵わない。容易についていけるはずの一果は遊飛を追わず、ちよと一緒にゆっくり走るのであった。
そして地下1階、シミュレーションルーム前にちよ、一果、景介の3人が到着した頃には相当な数の生徒が列となって集まっていた。その列の前方から遊飛が顔をのぞかせていた。
遊飛「おう!遅かったな!!」
ちよ「伴くんが速すぎるのっ!」
景介「全く…置いていかないで欲しいなあ。」
遊飛「悪りぃ悪りぃ。早くデュエルしたくてよ!」
遊飛らだけでなく、早々に集まった生徒達は暇を持て余し雑談にふけっていたがそれを遮ったのは列の前に現れたクロノス校長だった。
クロノス「結構集まっているみたいなノーで、アカデミアカップの参加テストの説明をするノーネ!」
クロノス「知っての通りここは様々な状況を設定し、AIとデュエルできる特別な装置のある部屋ナノーネ。」
遊飛「様々な状況って例えば?」
クロノス「そうでしたーノ。1年生はまだ使ったことなかったノーネ。たとえーばライフポイントを10000にしてデュエルしたーり、指定したカードしか使えなかったーり、用意されたフィールド、手札を使った詰めデュエルなんかも出来るノーネ。」
景介「文字通り、何でもありのデュエルが出来るって事ですね。」
クロノス「そういう事ナノーネ。」
遊飛「それでどうすりゃいいんだ?」
クロノス「そそっかしいーノペペロンチーノ! 今から説明するところナノーネ。静かに聞くノーネ!」
遊飛「お、おう…」
クロノス「改めて、1年生にも分かりやすーく説明するーノ。シミュレーションルームに入ったらまず学籍番号を入力、そして手元の画面の一番下にある『Special』の項目を選んでデッキをセットしたら……参加テストの始まりナノーネ。」
クロノス「それでは整理券を配るノーネ。番号を呼ばれたら指定された個室に入ってデュエルするノーネ。みんながんばるノーネー!!」
遊飛「俺は前から1、2、3………20人目…あーっ! すぐにやりてーのに!!」
景介「まあまあ僕らはもっと後ろだから。」
一果「大人しく待ってろって。」
係員「それでは前から20人、シミュレーションルームへどうぞ。」
遊飛「なんだよすぐ入れるんじゃん! んじゃ、お先!!」
ぞろぞろと扉の中に入っていく遊飛を含めた生徒たちを残った生徒たちが見送る。
20人も同時に出来るのかと思っていたがどうやらそうでもないようで、しばらくすると扉の向こうから何人目が何番の部屋に入るようにと言う指示が聞こえた後、1人の生徒が部屋から出てきた。しかしその顔つきを見るにテストには落ちたようだった。病院の待合室と診察室のようなシステムなのかもしれない。
ちよ「今出てきた人…落ちちゃったのかな…」
一果「っぽかったな。」
景介「ふるいに掛けるワケだし、それなりの難易度ではあるよね。」
しばらく入退室が続き、ちよ達3人は同時に入ることが出来た。そこはまさに待合室といった風で、簡易的なソファに順番待ちであろう生徒達が座っている。よく見ると部屋の周囲には1から10まで番号がついた扉があり、そこが実際のシミュレーションルームのようだ。
景介「こんな感じなんだね。」
ちよ「あれ? 伴くん…いないね。」
ちよは辺りを見回しているうちに遊飛がいないことに気づく。すると一果が扉のひとつを指差した。
一果「ほら、あそこ見てみなよ。」
ちよ「えっ?」
よく見るとそれぞれの扉の上にはモニターがあり、中でデュエルしている様子が映し出されていた。一果の指差す先のモニターでは遊飛がデュエルを行なっている姿が映っている。
景介「どれどれ?お、攻めてるね〜。さすが遊飛くんだ。」
ー遊飛サイドー
遊飛「『機動獣-ライトニング・ファング』でダイレクトアタック!」
AI「カウンタートラップ ハツドウ 『攻撃の無力化』。 コウゲキ ハ ムコウ デス。 バトルフェイズ シュウリョウ デス。」
遊飛「決められなかったか〜。しゃーない、カードを1枚伏せてターンエンド!」
●伴遊飛 LP4000 手札2
モンスター2 『機動獣-ライトニング・ファング』、『機動獣-ヘビーホーン』
魔法、罠1 伏せカード×1
●デュエルAI LP3700 手札3
モンスター 0
魔法、罠 0
AI「ワタシ ノ ターン。ドロー。 メインフェイズ ニ ハイリマス。アイテ フィールド ニ モンスター ガ ソンザイシ ワタシ ノ フィールド ニ モンスター ガ ソンザイ シナイ タメ テフダ カラ『サイバー・ドラゴン』ヲ トクシュショウカン シマス。」
・サイバー・ドラゴン ☆6 光 2100/1600
遊飛「サイバー・ドラゴン! かっけえぇぇ!!!」
かつての卒業生にして伝説級のデュエリストの1人である丸藤亮の使用カードとして名高いサイバー・ドラゴンの登場に興奮を隠せない遊飛。
遊飛「でも攻撃力は2100。『ライトニング・ファング』の2400には届かないし『ヘビーホーン』はモンスターと戦闘する時、攻守が400アップする。1700だから相討ちになっちまうぜ。」
AI「フィールド ノ 『サイバー・ドラゴン』、『機動獣-ライトニング・ファング』、『機動獣-ヘビーホーン』ヲ ボチ ニ オクリ。」
フィールド上のモンスターが全て光の粒子となりデュエルAI側のフィールドに終息する。
遊飛「ちょっ! お、おい! 何がどうなってんだ!?」
AI「エクストラデッキ カラ 『キメラテック・フォートレス・ドラゴン』ヲ トクシュショウカン シマス。」
タイヤがたくさん連なったような体を持つ機械龍が現れ、咆哮と呼ぶべきかも疑わしい強烈な騒音を放つ。
・キメラテック・フォートレス・ドラゴン ☆8 闇 3000/0
遊飛「うげっ! 攻撃力3000!?」
AI「コノ モンスター ノ モトモト ノ コウゲキリョク ハ ショウカンジ ニ ボチ ニ オクッタ キカイゾク モンスター ノ カズ カケル 1000ポイント ニ ナリマス。」
遊飛「相手のモンスターも墓地に送るなんてズリぃぞ!!」
AI「バトルフェイズ ニ ハイリマス。『キメラテック・フォートレス・ドラゴン』デ プレイヤー ニ コウゲキ シマス。」
遊飛の的外れな抗議に耳を貸すはずもなく、淡々とターンを進めていくデュエルAI。
遊飛「ぐああぁぁぁ!!!」
遊飛 LP4000→LP1000
AI「メインフェイズ2 ニ ハイリマス。エンドフェイズ ニ ハイリマス。ターン ヲ シュウリョウ シマス。」
遊飛「とんでもねえのが出てきたな……でも勝負はこっからだぜ!!」
ー待合室ー
景介「あちゃ〜。一気に攻め返されたよ…」
一果「こんな簡単にひっくり返されるんじゃあたまらないね」
ちよ(頑張れ! 伴くん!)
ー遊飛サイドー
遊飛「俺のターン、ドロー!伏せカードの『復活のzi-コア』を発動。相手フィールドにモンスターがいる時、墓地の機動獣1体を特殊召喚する! よみがえれ! 『ライトニング・ファング』!!」
漆黒にして鋼鉄の狩猟豹が再びその姿を現わす。しかしその攻撃力の差は歴然だ。
遊飛「さらに『融合』発動! 手札の『機動獣-ライガー』とフィールドの『ライトニング・ファング』を融合するぜ!!」
遊飛「来い! マイフェイバリット『機動獣ライジング・ライガー』!!」
・機動獣-ライジング・ライガー ☆7 地 2500/2000
ちよ「やった! あの子だ!」
一果「やられたらやり返す! 機械相手にも変わんないね!」
遊飛「バトル! 『ライジング・ライガー』で『キメラテック・フォートレス・ドラゴン』に攻撃するぜ! 」
そのセリフにモニターを見ていたラーイエローの生徒たちがゲラゲラ笑いだす。
生徒A「バカかあのレッド野郎。攻撃力の低いモンスターで攻撃しかけるなんて。」
生徒B「バカだからレッドなんでしょ。」
生徒C「言ってやるなって!」
景介「バカはどっちだか…」
生徒A「ああ?」
生徒C「なになに? お友達をバカにされてムカついちゃった?」
生徒B「アハハハ! レッドの馴れ合いとかウケるわ〜。」
その瞬間、座っていたちよが素早く立ち上がり、キッ!とイエローの生徒達を睨む。しかし言葉が出てこないのか口を結んで震えている。
生徒B「なあに? おチビちゃん。あなたも文句あるの?」
震えるちよの肩を掴んでストンと座らせたのは一果だった。そして座ったままギロリと睨みを利かせ言葉を紡ぐ。
一果「アンタら野次飛ばしに来てんの? だったら場違いだから帰りなよ。ここにいるのはデュエリストだけだ!」
生徒C「え……」
生徒B「……はっ…くっさ。」
生徒「あんまり調子乗ってんなよ。ったく…」
ちよ「あ、ありがと。一果ちゃん。」
一果「そんなことより遊飛の奴見てなきゃ。でしょ?」
遊飛「『ライジング・ライガー』は自分より攻撃力の高いモンスターに攻撃する時、墓地の機動獣モンスターの数×300、攻撃力がアップする!」
遊飛「俺の墓地には『ライガー』『ライトニング・ファング』『ヘビーホーン』。そして『ライトニング・ファング』の融合素材になった『ウルフ』『プテラス』の5体! つまり攻撃力は1500アップするぜ!」
・ライジング・ライガー 攻2500→攻4000
遊飛「行け! レーザーブレードアターック!!」
2振りの光刃が機械龍に突き刺さり、その体からスパークが走る。そして刃を抜くと同時にライガーは後方に飛び、機械龍は爆散する。
・AI LP4000→LP3000
生徒A「マジか!?」
遊飛「さらに速攻魔法『融合解除』! 『ライジング・ライガー』をエクストラデッキに戻し、墓地から現れろ! 『ライガー』、『ライトニング・ファング』!」
融合素材となった漆黒の狩猟豹と純白の獅子が遊飛のフィールドに出現、咆哮を放つ。
遊飛「バトル続行! 2体でダイレクトアタックだ! ライトニングスラッシュ! ストライクレーザークロー!!」
AI LP3000→LP600→LP0
AI「ライフポイント ガ ゼロ ニ ナリマシタ。デュエル シュウリョウ。アナタ ノ ショウリ デス。」
生徒B「は……はあ!?」
生徒C「勝っちまった…」
景介「ほら見たことか。あーあ恥ずかしい。」
生徒A「……チッ! まぐれだろ。」
遊飛「お、みんなもこっちにいたのか!」
バカにした者の勝利を目にしてイエローの生徒達が悔しがる中、部屋から遊飛が出てきてちよ達の方へ歩み寄る。
ちよ「お疲れ様。やったね。」
一果「押され始めた時はヒヤヒヤしたけどな!」
遊飛「おう! いや〜手こずったけど問題なしだぜ!」
係員「終わった生徒は速やかに退出するように。」
遊飛「え〜。立ってるからさ、友達のデュエル見るくらい良いだろ?」
係員「……少しの間だけだぞ。」
遊飛「サンキュー!」
それから数分。そのわずかな時間に激しい入退出が行われたが、見た限り勝利したのは今のところ遊飛だけである。
係員「それでは次、前から2人、空いた部屋に入るように。」
ちよ「出番…き、来ちゃった…」
一果「ちよっち! ファイトファイト!」
景介「応援してるよ。」
遊飛「勝ってこいよ!ちよ!」
緊張で足がカクカクしているちよをみんなが送り出す。それを受け、意を決して扉へと歩き出す。
ちよ(よ、よーし…頑張るぞっ!)
続く
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次回予告
ちよ「つ、ついにうちの出番が来ちゃったよ〜。みんなも応援してくれてるし頑張らなきゃ! でもデュエルAIはうちの手をどんどん潰してきて……これってまさか…!?」
ちよ「次回!『希望を呼べ、シャイネスマジシャン!』」
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クロノス先生の喋り方が「ナノーネ」「ーノ」一辺倒で、本編ではもっと面白いこと言ってたのに使い所が分からないのと飼い始めたハリネズミによく噛まれる今日この頃です。
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前回のあらすじ
なんとかしてちよの役に立ちたい繭。ちよに渡すため、浦木桃李と限定パックをかけたデュエルを行なうが健闘むなしく敗北を喫する。だが浦木の計らいでパックを手に入れ、友情も再認識するのだった。
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なんてことはない平日の朝。ちよと一果はオシリスレッド女子寮からアカデミア校舎へと向かっていた。
一果「……ってなわけで今からでも毎朝ジョギングで登校して体力つけようぜ。」
ちよ「でもそれじゃうちが授業どころじゃなくなっちゃうよ…」
一果「じゃあ帰りにジョギングだな!」
ちよ「うーん……」
先日の体育の時の体力云々の話を覚えていた一果によってジョギング登校もといジョギング帰宅を提案されていた。確かに体力は同年代の女子と比較にならない程低い。そろそろその現実を見据えてトレーニングするべきなのだろうかと考え込む。
そうこう悩んでいる間にアカデミア校舎に到着してしまった二人。だがいつもと違いロビーの一角に人だかりが出来ている。
ちよ「ん? どうしたんだろう…」
一果「さあ…でもなんかあるみたいだし行ってみよう!」
生徒がざわつきながら壁に向かって集まっているところに行く二人。どうやら何か掲示してあるようだがちよがみえるのは生徒たちの後ろ姿だけ、しかし一果はそれを見て目を見開いていた。
一果「こ、これは…」
ちよ「うう…見えない。一果ちゃん、何があるの?」
一果「大変だよちよっち…ほら。」
ちよは背伸びをしても何が掲示されているか見えず、驚愕の表情を浮かべている一果に尋ねる。しかし一果は何とは言わずちよの両脇に手を入れ不意に持ち上げる。
ちよ「ひゃっ!? ちょ、ちょっと一果ちゃん! ……え…えーっ!?」
ー教室ー
景介「おはよう二人とも。」
遊飛「おう! アレ、見たか?」
ちよと一果が教室に入るや否や男二人が近寄ってくる。例の掲示について話したいと顔に出ているがそれは女二人も同じだった。
ちよ「う…うん。一応。」
一果「ありゃあ面食らったよ。」
景介「だろうね。」
遊飛「ああ。なんせ……」
『アカデミアカップのエントリー受付を開始するノーネ!! 今年から参加テストをやるノーネ!!!』
遊飛「だもんなぁ…」
一果「なにもアタシらが1年の時にやることねーのに。」
ちよ「でも参加テストってなんだろ。筆記試験……じゃないよね。」
景介「ははは。だったら僕ら全員参加できないね。」
遊飛・ちよ・一果「う………」
景介「はは……」
自分たちの学力を省みて4人の間にどんよりとした空気が流れる。しかしそれを打ち消したのはガーだのピーだのとけたたましい雑音と校内放送の音声だった。
『あー、おほん。 ブォンジョールノ! シニョールアンドシニョーラ。 校長のクロノスナノーネ。』
噂をすればなんとやら。朝っぱらから甲高い声で校長、クロノス・デ・メディチが挨拶を行なった。遊飛らはもちろん周りの生徒たちもそれに動揺しつつ耳を澄ます。
『みんなロビーの貼り紙、見てくれたノーネ? 急に参加テス〜トなんてさぞ驚いた事と思うーノ。』
『去年まで〜は希望者はみんな参加出来たん〜だけど、あんまりにも人数が多くて運営するのが大変ナノーネ…』
一果「まあ生徒はほとんど全員が参加するだろうしな。」
ちよ「そりゃ大変だよね…」
『そういうわけで今年からは参加者を厳選させていただきたいーノ。詳しくは放課後、地下1階のシミュレーションルームに来ればわかるノーネ。それでは今日も勉強に励むノーネ! チャオ!』
放送が終わり、シーンとしていた教室内が再びどよめきに包まれる。
景介「……シミュレーションルームか…」
遊飛「そんなのあったか?」
ちよ「なんか色んな状況のデュエルが出来るって感じのとこでしょ。入学案内で行ったじゃない。」
一果「でもそこに来いってことはとりあえず筆記じゃなさそうだな。」
遊飛「だったら問題ねえ! 放課後が楽しみだぜ!!」
ーー
遊飛「よし! 早速そのデコレーションルームってとこに行くぞ!!」
景介「おっと調理室にでも行くのかな?」
ちよ「シ、シミュレーションルームだよ。伴くん。」
久城「おい! 勝手に退室するんじゃあない!!!」
本日最後の授業終了のチャイムが鳴ったと同時に席を立ち、ダッシュで教室を出た遊飛の後をちよ達3人は追う。鬼教師、久城甚平の怒号も今日の遊飛達にとっては蚊の鳴き声程度のものでしかなかった。
遊飛「それそれ! 早くしないと生徒がたくさん来ちまうぞ!」
一果「ああ! でもみんな考えてることは同じみたいだ。」
ふと周りを見ると廊下を突っ走るのは4人だけでなくレッドからブルー、1年から3年までランク、学年問わず多くの生徒が地下への階段を目指して爆走状態であった。
遊飛「何っ!? 負けてらんねー!!」
うおおおぉぉ!!!と叫び声と速度を上げて遊飛は前方の一団に突っ込む。それについていくことはちよは勿論、運動が出来ないわけではない景介すら敵わない。容易についていけるはずの一果は遊飛を追わず、ちよと一緒にゆっくり走るのであった。
そして地下1階、シミュレーションルーム前にちよ、一果、景介の3人が到着した頃には相当な数の生徒が列となって集まっていた。その列の前方から遊飛が顔をのぞかせていた。
遊飛「おう!遅かったな!!」
ちよ「伴くんが速すぎるのっ!」
景介「全く…置いていかないで欲しいなあ。」
遊飛「悪りぃ悪りぃ。早くデュエルしたくてよ!」
遊飛らだけでなく、早々に集まった生徒達は暇を持て余し雑談にふけっていたがそれを遮ったのは列の前に現れたクロノス校長だった。
クロノス「結構集まっているみたいなノーで、アカデミアカップの参加テストの説明をするノーネ!」
クロノス「知っての通りここは様々な状況を設定し、AIとデュエルできる特別な装置のある部屋ナノーネ。」
遊飛「様々な状況って例えば?」
クロノス「そうでしたーノ。1年生はまだ使ったことなかったノーネ。たとえーばライフポイントを10000にしてデュエルしたーり、指定したカードしか使えなかったーり、用意されたフィールド、手札を使った詰めデュエルなんかも出来るノーネ。」
景介「文字通り、何でもありのデュエルが出来るって事ですね。」
クロノス「そういう事ナノーネ。」
遊飛「それでどうすりゃいいんだ?」
クロノス「そそっかしいーノペペロンチーノ! 今から説明するところナノーネ。静かに聞くノーネ!」
遊飛「お、おう…」
クロノス「改めて、1年生にも分かりやすーく説明するーノ。シミュレーションルームに入ったらまず学籍番号を入力、そして手元の画面の一番下にある『Special』の項目を選んでデッキをセットしたら……参加テストの始まりナノーネ。」
クロノス「それでは整理券を配るノーネ。番号を呼ばれたら指定された個室に入ってデュエルするノーネ。みんながんばるノーネー!!」
遊飛「俺は前から1、2、3………20人目…あーっ! すぐにやりてーのに!!」
景介「まあまあ僕らはもっと後ろだから。」
一果「大人しく待ってろって。」
係員「それでは前から20人、シミュレーションルームへどうぞ。」
遊飛「なんだよすぐ入れるんじゃん! んじゃ、お先!!」
ぞろぞろと扉の中に入っていく遊飛を含めた生徒たちを残った生徒たちが見送る。
20人も同時に出来るのかと思っていたがどうやらそうでもないようで、しばらくすると扉の向こうから何人目が何番の部屋に入るようにと言う指示が聞こえた後、1人の生徒が部屋から出てきた。しかしその顔つきを見るにテストには落ちたようだった。病院の待合室と診察室のようなシステムなのかもしれない。
ちよ「今出てきた人…落ちちゃったのかな…」
一果「っぽかったな。」
景介「ふるいに掛けるワケだし、それなりの難易度ではあるよね。」
しばらく入退室が続き、ちよ達3人は同時に入ることが出来た。そこはまさに待合室といった風で、簡易的なソファに順番待ちであろう生徒達が座っている。よく見ると部屋の周囲には1から10まで番号がついた扉があり、そこが実際のシミュレーションルームのようだ。
景介「こんな感じなんだね。」
ちよ「あれ? 伴くん…いないね。」
ちよは辺りを見回しているうちに遊飛がいないことに気づく。すると一果が扉のひとつを指差した。
一果「ほら、あそこ見てみなよ。」
ちよ「えっ?」
よく見るとそれぞれの扉の上にはモニターがあり、中でデュエルしている様子が映し出されていた。一果の指差す先のモニターでは遊飛がデュエルを行なっている姿が映っている。
景介「どれどれ?お、攻めてるね〜。さすが遊飛くんだ。」
ー遊飛サイドー
遊飛「『機動獣-ライトニング・ファング』でダイレクトアタック!」
AI「カウンタートラップ ハツドウ 『攻撃の無力化』。 コウゲキ ハ ムコウ デス。 バトルフェイズ シュウリョウ デス。」
遊飛「決められなかったか〜。しゃーない、カードを1枚伏せてターンエンド!」
●伴遊飛 LP4000 手札2
モンスター2 『機動獣-ライトニング・ファング』、『機動獣-ヘビーホーン』
魔法、罠1 伏せカード×1
●デュエルAI LP3700 手札3
モンスター 0
魔法、罠 0
AI「ワタシ ノ ターン。ドロー。 メインフェイズ ニ ハイリマス。アイテ フィールド ニ モンスター ガ ソンザイシ ワタシ ノ フィールド ニ モンスター ガ ソンザイ シナイ タメ テフダ カラ『サイバー・ドラゴン』ヲ トクシュショウカン シマス。」
・サイバー・ドラゴン ☆6 光 2100/1600
遊飛「サイバー・ドラゴン! かっけえぇぇ!!!」
かつての卒業生にして伝説級のデュエリストの1人である丸藤亮の使用カードとして名高いサイバー・ドラゴンの登場に興奮を隠せない遊飛。
遊飛「でも攻撃力は2100。『ライトニング・ファング』の2400には届かないし『ヘビーホーン』はモンスターと戦闘する時、攻守が400アップする。1700だから相討ちになっちまうぜ。」
AI「フィールド ノ 『サイバー・ドラゴン』、『機動獣-ライトニング・ファング』、『機動獣-ヘビーホーン』ヲ ボチ ニ オクリ。」
フィールド上のモンスターが全て光の粒子となりデュエルAI側のフィールドに終息する。
遊飛「ちょっ! お、おい! 何がどうなってんだ!?」
AI「エクストラデッキ カラ 『キメラテック・フォートレス・ドラゴン』ヲ トクシュショウカン シマス。」
タイヤがたくさん連なったような体を持つ機械龍が現れ、咆哮と呼ぶべきかも疑わしい強烈な騒音を放つ。
・キメラテック・フォートレス・ドラゴン ☆8 闇 3000/0
遊飛「うげっ! 攻撃力3000!?」
AI「コノ モンスター ノ モトモト ノ コウゲキリョク ハ ショウカンジ ニ ボチ ニ オクッタ キカイゾク モンスター ノ カズ カケル 1000ポイント ニ ナリマス。」
遊飛「相手のモンスターも墓地に送るなんてズリぃぞ!!」
AI「バトルフェイズ ニ ハイリマス。『キメラテック・フォートレス・ドラゴン』デ プレイヤー ニ コウゲキ シマス。」
遊飛の的外れな抗議に耳を貸すはずもなく、淡々とターンを進めていくデュエルAI。
遊飛「ぐああぁぁぁ!!!」
遊飛 LP4000→LP1000
AI「メインフェイズ2 ニ ハイリマス。エンドフェイズ ニ ハイリマス。ターン ヲ シュウリョウ シマス。」
遊飛「とんでもねえのが出てきたな……でも勝負はこっからだぜ!!」
ー待合室ー
景介「あちゃ〜。一気に攻め返されたよ…」
一果「こんな簡単にひっくり返されるんじゃあたまらないね」
ちよ(頑張れ! 伴くん!)
ー遊飛サイドー
遊飛「俺のターン、ドロー!伏せカードの『復活のzi-コア』を発動。相手フィールドにモンスターがいる時、墓地の機動獣1体を特殊召喚する! よみがえれ! 『ライトニング・ファング』!!」
漆黒にして鋼鉄の狩猟豹が再びその姿を現わす。しかしその攻撃力の差は歴然だ。
遊飛「さらに『融合』発動! 手札の『機動獣-ライガー』とフィールドの『ライトニング・ファング』を融合するぜ!!」
遊飛「来い! マイフェイバリット『機動獣ライジング・ライガー』!!」
・機動獣-ライジング・ライガー ☆7 地 2500/2000
ちよ「やった! あの子だ!」
一果「やられたらやり返す! 機械相手にも変わんないね!」
遊飛「バトル! 『ライジング・ライガー』で『キメラテック・フォートレス・ドラゴン』に攻撃するぜ! 」
そのセリフにモニターを見ていたラーイエローの生徒たちがゲラゲラ笑いだす。
生徒A「バカかあのレッド野郎。攻撃力の低いモンスターで攻撃しかけるなんて。」
生徒B「バカだからレッドなんでしょ。」
生徒C「言ってやるなって!」
景介「バカはどっちだか…」
生徒A「ああ?」
生徒C「なになに? お友達をバカにされてムカついちゃった?」
生徒B「アハハハ! レッドの馴れ合いとかウケるわ〜。」
その瞬間、座っていたちよが素早く立ち上がり、キッ!とイエローの生徒達を睨む。しかし言葉が出てこないのか口を結んで震えている。
生徒B「なあに? おチビちゃん。あなたも文句あるの?」
震えるちよの肩を掴んでストンと座らせたのは一果だった。そして座ったままギロリと睨みを利かせ言葉を紡ぐ。
一果「アンタら野次飛ばしに来てんの? だったら場違いだから帰りなよ。ここにいるのはデュエリストだけだ!」
生徒C「え……」
生徒B「……はっ…くっさ。」
生徒「あんまり調子乗ってんなよ。ったく…」
ちよ「あ、ありがと。一果ちゃん。」
一果「そんなことより遊飛の奴見てなきゃ。でしょ?」
遊飛「『ライジング・ライガー』は自分より攻撃力の高いモンスターに攻撃する時、墓地の機動獣モンスターの数×300、攻撃力がアップする!」
遊飛「俺の墓地には『ライガー』『ライトニング・ファング』『ヘビーホーン』。そして『ライトニング・ファング』の融合素材になった『ウルフ』『プテラス』の5体! つまり攻撃力は1500アップするぜ!」
・ライジング・ライガー 攻2500→攻4000
遊飛「行け! レーザーブレードアターック!!」
2振りの光刃が機械龍に突き刺さり、その体からスパークが走る。そして刃を抜くと同時にライガーは後方に飛び、機械龍は爆散する。
・AI LP4000→LP3000
生徒A「マジか!?」
遊飛「さらに速攻魔法『融合解除』! 『ライジング・ライガー』をエクストラデッキに戻し、墓地から現れろ! 『ライガー』、『ライトニング・ファング』!」
融合素材となった漆黒の狩猟豹と純白の獅子が遊飛のフィールドに出現、咆哮を放つ。
遊飛「バトル続行! 2体でダイレクトアタックだ! ライトニングスラッシュ! ストライクレーザークロー!!」
AI LP3000→LP600→LP0
AI「ライフポイント ガ ゼロ ニ ナリマシタ。デュエル シュウリョウ。アナタ ノ ショウリ デス。」
生徒B「は……はあ!?」
生徒C「勝っちまった…」
景介「ほら見たことか。あーあ恥ずかしい。」
生徒A「……チッ! まぐれだろ。」
遊飛「お、みんなもこっちにいたのか!」
バカにした者の勝利を目にしてイエローの生徒達が悔しがる中、部屋から遊飛が出てきてちよ達の方へ歩み寄る。
ちよ「お疲れ様。やったね。」
一果「押され始めた時はヒヤヒヤしたけどな!」
遊飛「おう! いや〜手こずったけど問題なしだぜ!」
係員「終わった生徒は速やかに退出するように。」
遊飛「え〜。立ってるからさ、友達のデュエル見るくらい良いだろ?」
係員「……少しの間だけだぞ。」
遊飛「サンキュー!」
それから数分。そのわずかな時間に激しい入退出が行われたが、見た限り勝利したのは今のところ遊飛だけである。
係員「それでは次、前から2人、空いた部屋に入るように。」
ちよ「出番…き、来ちゃった…」
一果「ちよっち! ファイトファイト!」
景介「応援してるよ。」
遊飛「勝ってこいよ!ちよ!」
緊張で足がカクカクしているちよをみんなが送り出す。それを受け、意を決して扉へと歩き出す。
ちよ(よ、よーし…頑張るぞっ!)
続く
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次回予告
ちよ「つ、ついにうちの出番が来ちゃったよ〜。みんなも応援してくれてるし頑張らなきゃ! でもデュエルAIはうちの手をどんどん潰してきて……これってまさか…!?」
ちよ「次回!『希望を呼べ、シャイネスマジシャン!』」
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クロノス先生の喋り方が「ナノーネ」「ーノ」一辺倒で、本編ではもっと面白いこと言ってたのに使い所が分からないのと飼い始めたハリネズミによく噛まれる今日この頃です。
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アカデミアカップとはまた大きなイベントの予感。無事に終わるのか何か変なことがおきるのか…。 (2017-07-03 03:03)
そして相変わらず品位が低い他の生徒。最善手打ってくる機械相手にまぐれ勝ちはそうそう無いと思うんだけどなぁ。 (2017-07-03 07:25)
確かに文面でもこの口調ですね笑。こんなんじゃ真面目な書類でやらかしてしまうかもしれません。
大イベントですね〜。どうなることやら……
ター坊さん、コメントありがとうございます。
正確無比な機械とのデュエルは鉄板……かどうか分かりませんが割と通る道かと思いました。
遊飛に特定のカードを警戒するだけの知能があったら良かったんですけどね笑
学校全体でオシリスレッドの格差が薄まっているせいで逆に差別したくなるのが器のちっさい奴らなのですよ。俺たちはお前らとは違うって意識したい、させたいのです。 (2017-07-04 20:16)
逆境でもへこたれず、持ち前のガッツとパワーで活路を切り開いていく遊飛は本当に惚れ惚れする程魅力的でカッコ良い主人公ですね!
一果ちゃんに持ち上げられてあたふたしていたちよちゃんが、とっても可愛らしかったです!ちよちゃんの心優しくて繊細な雰囲気は本当に癒されます!それにしても、ちよちゃんを持ち上げていた一果ちゃんが羨ましかったです!私も持ち上げたいですね!
遊飛に対して心無い発言をしていたラーイエローの生徒達に対して、ちよちゃんと一果ちゃんと景介が毅然とした態度を取っていた所がスカッとしたぜ!(シャークさん感)遊飛と仲間の絆の強さも感じられて、とても和やかな気持ちにさせて頂きました!
今回も面白くて見応えのある素晴らしいお話をお書きになって下さって、本当にありがとうございます!とっても元気を頂きました!次回も楽しみにしております!ご無理のない様にご執筆頑張って下さい!いつも応援させて頂きます!
ところで、以前のお話の感想欄に私が書かせて頂いた感想の内容ですが、パイタッチは言い過ぎでしたでしょうか?もしそうでしたら、申し訳ありませんでした。
(2017-07-04 21:18)
気づくのが遅れて大変申し訳ございません。
こんなに細かくしっかり読んでくださってとても嬉しいです。励みになります。
パイタッチとかは全然想像してくださって大丈夫です!
ラッキースケベがあるかどうかはまだ考え中ですけどね笑 (2017-07-06 21:45)
私が書かせて頂いている感想がいちごTさんの励みになれていまして、とても嬉しいです!後、いちごTさんが初めて私の感想にご返信して下さった時に、既に私の事を知ってらっしゃっていた事がとても嬉しかったです!
お墨付きありがとうございます!パイタッチを色々(意味深)想像させて頂きます!宜しければ、ラッキースケベをお書きになって頂ければ、幸いです!スキンシップ(意味深)をお加え下されば女の子同士の世界が更に素晴らしい物へと昇華すると思います!
ちよちゃんとしいなちゃんの絡みが見たいですね!二人共、私が特に好きなキャラクターなので!
(2017-07-06 22:08)
ター坊さんがお書きになられているカオスジェネレーションという作品は内容が非常に素晴らしいので、感想を書かせて頂く際に思わず饒舌になりますね!特に、おっ ぱい描写の方にはいつも満足させて頂いております!
小説執筆のご提案やネタの提供の方も本当にありがとうございます!前々から小説の執筆の方には興味を持っていまして書いてみたいとは思っているのですが、デュエル構成の難解さなどで二の足を踏んでいる状況でして、私でも小説を執筆出来ますかね・・・? (2017-07-07 12:53)