DRAW:６６ 復讐に揺らぐ陽炎　作：人喰い

(66)



10年前
〜とある村〜


少年「熱い…！ 熱いよぉ…ッ！」


母親「ごめんね…『……』…でも、絶対に…あなただけは護るから……ぁぎっ！！」


少年「…母さん……？ ……ねぇ、母さん…っ？」


母親「………」


少年「……なんで返事しないのさ。ねぇ……僕を護ってくれるんじゃなかったの…？」


母親「………」



少年「……熱い…熱いよ……」



この村にあるカードを奪っていった奴ら、『終焉の焔』って名乗ってた。


少年「……熱い……ッ！」



奴らも同じ目に合わせてやろう。

そのために、生きてやる。

絶対に、死ぬもんか。

いや、ひょっとしたらもう死んじゃったのかもしれないけど。

それでも僕はーーー






＊



10年後




放浪「ーーーそれでも俺は、奴らを絶対に滅ぼす」




















遊戯王 Ph.X DRAW:６６
《復讐に揺らぐ陽炎》

















〜セントラルホール前〜明日人side




まもなく東雲先輩と、永井放浪(ながい ほうろう)の決闘が始まろうとしていた。
先輩は腰を据えたファイティングポーズで放浪と視線を合わせたまま離さない。








竜貴【LP 8000】


放浪【LP 8000】




「「決闘！！！」」





明日人「……うっ！？」



決闘が始まった途端、辺りを黒い“もや”が包み始めた。
なんだよこれ…！？ 息が…苦しい…！
東雲先輩は……？


竜貴「……すぅー…っ、はぁー…ッ」


すげぇ…！ こんな状況でも落ち着いて深呼吸してる…っ。




竜貴「ーーー俺の先攻！！」



◉TURN:０１◉



竜貴「…俺は手札から、フィールド魔法『竜の渓谷』を発動！」



《竜
りゅう
の渓谷
けいこく
/Dragon Ravine》
フィールド魔法（制限カード）
(1)：１ターンに１度、自分メインフェイズに手札を１枚捨て、
以下の効果から１つを選択して発動できる。
●デッキからレベル４以下の「ドラグニティ」モンスター１体を手札に加える。
●デッキからドラゴン族モンスター１体を墓地へ送る。





竜貴「そして竜の渓谷の効果を発動！ 俺は手札の『ドラグニティーファランクス』を捨て、デッキから『ドラグニティードゥクス』を手札に加えるぜ！」



竜貴「『ドラグニティードゥクス』を召喚！」[ATK 1500]☆4



《ドラグニティ－ドゥクス/Dragunity Dux》 †
効果モンスター
星４/風属性/鳥獣族/攻1500/守1000
このカードの攻撃力は、自分フィールド上の
「ドラグニティ」と名のついたカードの数×２００ポイントアップする。
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル３以下の
「ドラグニティ」と名のついたドラゴン族モンスター１体を選択し、
装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。



竜貴「ドゥクスの召喚時、効果により墓地のファランクスを装備！ーーー“竜装一体”！！」



竜貴「アンタはさっきまでの雑魚共とは明らかに違う……最初っから手加減無しでいかせてもらうぜ…ッ！」


放浪「…何でもかまわねぇよ、どの道勝つのは俺だ…」




竜貴「…へっ、余裕ぶっこいてられんのも……今の内だぜ…ッ！ ファランクスの効果発動！ 装備されているファランクスを場に特殊召喚する！」[DEF 1100]☆2



《ドラグニティ－ファランクス/Dragunity Phalanx》
チューナー・効果モンスター
星２/風属性/ドラゴン族/攻 500/守1100
(1)：１ターンに１度、このカードが装備カード扱いとして
装備されている場合に発動できる。
装備されているこのカードを特殊召喚する。



放浪（…レベル6……）


竜貴「…レベル4『ドラグニティードゥクス』に、レベル2『ドラグニティーファランクス』をチューニング！！」


明日人「……！？」


放浪「………」



竜貴「ーーー竜騎一体！！
同調せし竜騎士よ、フィールドに舞い降り、天地を揺るがす叫びを上げろ！
ーーーシンクロ召喚！！」




竜貴「魔を打ち破る真紅の槍！『ドラグニティナイトーガジャルグ』！！」[ATK 2400]☆6



《ドラグニティナイト－ガジャルグ/Dragunity Knight - Gae Dearg》
シンクロ・効果モンスター
星６/風属性/ドラゴン族/攻2400/守 800
ドラゴン族チューナー＋チューナー以外の鳥獣族モンスター１体以上
１ターンに１度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。
自分のデッキからレベル４以下のドラゴン族または鳥獣族モンスター１体を手札に加え、
その後手札からドラゴン族または鳥獣族モンスター１体を捨てる。



明日人「……なんだ…っ！？ あのモンスターは……！？ それに、『シンクロ召喚』……っ？」


先輩のカード『ドラグニティナイトーガジャルグ』をみてみると、カード枠が普通の効果モンスターとも通常モンスターとも異なる『白』であることに気づく。

どういうことだよ……、すると『終焉の焔』が狙っていたのは、カード枠が『黒』いモンスターだけじゃなかったのか…！？



放浪「………」



放浪ってやつは基本的にだんまりだ。決闘で勝たない限り重要な情報は何一つ漏らさないだろう…。

くそっ…！ 俺にはただ見てるだけしかできないのか…っ！？



竜貴「…いくぜ…！ ガジャルグの効果発動！！ 俺はデッキから『BFー精鋭のゼピュロス』を手札に加え、そのままゼピュロスを墓地へ送る！」


竜貴「ーーー俺はこれでターンエンド」[手札 3]




◉TURN:０２◉




放浪「…威勢の割には随分と消極的だな」


竜貴「正体不明の敵に、1ターン目から手の内を全て晒すほど単調じゃないんでな」


放浪「…いや、もう十分すぎるくらいに晒してくれた」


竜貴「……っ？」


放浪「ーーーそしてこの決闘、俺の負けは絶対に無くなった」


竜貴「…なんだと…！？」


明日人「…どういうことだ……！？」


先輩の先攻での一手を見ただけで、何故あんなにも自信が持てるんだ…！？


放浪「…俺のターン、ドローッ！！」[手札 6枚]




放浪「ーーーこれがお前を地獄へ落とす領域だ…ッ！ フィールド魔法『アンデットワールド』発動！！」



《アンデットワールド/Zombie World》
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上及び墓地に存在する
全てのモンスターをアンデット族として扱う。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
アンデット族以外のモンスターのアドバンス召喚をする事はできない。



竜貴「ーーー！！」



明日人「…あのカードは……！？」


竜貴「…ちっ…！ そうゆう…ことかよ…ッ！！」


竜貴（…まずったな…、俺のシンクロモンスターは全てシンクロ素材にドラゴン族か鳥獣族の種族の縛りがあるからシンクロ召喚は封じられたも同然…）


放浪「…これでお前の、素材に種族指定があるシンクロモンスター『ドラグニティナイト』は封殺した。ドゥクス等の種族指定がある下級モンスター諸共な…」


明日人「…！ そうか、全部アンデット族になるってことは、アンデット族以外の種族を指定した効果全てが使えなくなるって事か…っ！」


確か、先輩のエースモンスター『ドラグニティアームズーレヴァテイン』も、召喚時に墓地のドラゴン族モンスターを装備する効果を持っていた…！ このままじゃ何も実力を発揮できず一方的にやられるだけじゃねーか…ッ！


明日人「…東雲先輩…！」


竜貴「………っ…」



放浪「俺はモンスターをセット、更にカードを1枚伏せてターンエンドだ」




竜貴【LP 8000】
場:『ドラグニティナイトーガジャルグ』[ATK 2400]
魔:『竜の渓谷』(フィールド)
伏せ:0
手札:3


放浪【LP 8000】
場:伏せモンスターx1
魔:『アンデットワールド』(フィールド)
伏せ:2
手札:2


◉TURN:０３◉


竜貴「…くっ…！ 俺のターン！ ドロー！」[手札:4]


明日人「……っ」


アンデットワールドで先輩の行動は大分制限されてしまったけど、相手は大した展開はしてこなかった…！ 動くための準備がまだ必要なのか、それとも“動く必要がないデッキ”なのか…っ？
アンデット族を使うデッキって事は…当然墓地を肥やす必要はあるんだろうが……くそっ！ ダメだ！ 思考が追いつかねぇ！



竜貴「俺は、ガジャルグの効果を発動！ デッキから『風の精霊 ガルーダ』を手札に加え、手札の『ドラグニティーブランディストック』を墓地へ送る」



竜貴（…確かにフィールドと墓地はアンデットとなってしまったが、デッキはまだ生きている…！ 今の俺にできるのは…一刻も早くアンデットワールドを破壊するカードを引くためにデッキを圧縮する事…！）



竜貴「更に、竜の渓谷の効果で、手札の『ドラグニティーコルセスカ』を捨て、デッキから『ドラグニティードゥクス』を手札に加える！」


竜貴「…そして俺は墓地のドゥクスを除外し、『風の精霊 ガルーダ』を特殊召喚！」[ATK 1600]☆4


《風
かぜ
の精霊
せいれい
ガルーダ/Garuda the Wind Spirit》
効果モンスター
星４/風属性/鳥獣族/攻1600/守1200
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する風属性モンスター１体を
ゲームから除外した場合に特殊召喚する事ができる。
相手のエンドフェイズ時、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択し、
表示形式を変更する事ができる。



竜貴「…バトルだ！ ガルーダでセットモンスターを攻撃！」


放浪「…無駄だ。俺はこの瞬間、『不知火流 燕の太刀』を発動…！」


《不知火流 燕の太刀/Shiranui Style Swallows Slash》
通常罠
「不知火流 燕の太刀」は１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：自分フィールドのアンデット族モンスター１体をリリースし、
フィールドのカード２枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、デッキから「不知火」モンスター１体を除外する。



竜貴「…なに…っ！」


放浪「俺は場のセットモンスター…『妖刀ー不知火』をリリースし、ドラグニティナイトーガジャルグと風の精霊 ガルーダを破壊！」


放浪の場の妖刀が陽炎の中に消えると同時に放たれた斬撃によって、東雲先輩のモンスターは破壊されてしまった。


竜貴「くっ…！！」


放浪「更にその後、俺はデッキの『不知火の宮司』を除外する」



《不知火の宮司/Shiranui Spiritmaster》
効果モンスター
星４/炎属性/アンデット族/攻1500/守 0
「不知火の宮司」の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分の手札・墓地から「不知火の宮司」以外の「不知火」モンスター１体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2)：このカードが除外された場合、相手フィールドの表側表示のカード１枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。


放浪「不知火の宮司の効果発動。不知火の宮司が除外された時、相手の表側表示のカード1枚を破壊する！ 竜の渓谷を破壊！」


竜貴「…っ！！」


明日人「…そんな…！ 一瞬にして先輩の場ががら空きに…」


竜貴（……壁モンスターを立てておきたいところだが、俺の手札にドゥクス以外に召喚できるモンスターはいない…。渓谷が破壊されちまった今、こいつを失ったらきっと勝てなくなる）



竜貴「…カードを一枚伏せ、ターンエンドだ」





竜貴【LP 8000】
場:0
伏せ:1
手札:2


放浪【LP 8000】
場:0
魔:『アンデットワールド』(フィールド)
伏せ:0
手札:3




◉TURN:０３◉



放浪「俺のターンだ。ドロー…！」[手札:3]



放浪「…俺は『不知火の隠者』を召喚」[ATK 500]☆4


《不知火の隠者/Shiranui Solitaire》
効果モンスター
星４/炎属性/アンデット族/攻 500/守 0
「不知火の隠者」の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドのアンデット族モンスター１体をリリースして発動できる。
デッキから守備力０のアンデット族チューナー１体を特殊召喚する。
(2)：このカードが除外された場合、「不知火の隠者」以外の除外されている
自分の「不知火」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動時にフィールドに「不知火流 転生の陣」が存在する場合、
この効果の対象を２体にできる。


放浪「…隠者の効果を発動。隠者自身をリリースし、デッキの守備力0のアンデット族チューナーを特殊召喚する…！」



竜貴（…守備力0のアンデット族チューナーには、優秀な効果を持つ『ユニゾンビ』がいる…！ あいつから『馬頭鬼』に繋げられたら速攻でシンクロ召喚されちまう！ 止めるならここだ！）


竜貴「俺は不知火の隠者の効果に対し、『神の通告』を発動！！ 1500ライフと引き換えに、その効果を無効にし破壊する！！」【LP 8000→6500】



放浪「…フッ…。つくづく、愚かだ」


竜貴「…っ……？」


放浪「…墓地に眠りし妖刀は、不知火の魂と共に不屈の闘志で蘇る…」


竜貴「…何を言って…っ」


放浪「俺は墓地の『妖刀ー不知火』の効果を発動！！」




《妖刀－不知火/Shiranui Spectralsword》
チューナー・効果モンスター
星２/炎属性/アンデット族/攻 800/守 0
「妖刀－不知火」の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが墓地に存在する場合、チューナー以外の
自分の墓地のアンデット族モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを墓地から除外し、
その２体のレベルの合計と同じレベルを持つ
アンデット族Ｓモンスター１体をエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。



放浪「…墓地のレベル4『不知火の隠者』にレベル2『妖刀ー不知火』をチューニング！！」


竜貴「…！？ 墓地のモンスターでシンクロ召喚だと！？」



放浪「ーーー不屈の魂輝かせ、燃え盛る刀で敵を断つ！ シンクロ召喚！レベル6
『刀神ー不知火』！！」[ATK 2500]☆6



《刀神
かたながみ
－不知火
しらぬい
/Shiranui Samuraisaga》
シンクロ・効果モンスター
星６/炎属性/アンデット族/攻2500/守 0
アンデット族チューナー＋チューナー以外のアンデット族モンスター１体以上
自分は「刀神－不知火」を１ターンに１度しか特殊召喚できない。
(1)：１ターンに１度、除外されている
自分のアンデット族モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻し、
その攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て守備表示にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2)：このカードが除外された場合、
相手フィールドのモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は５００ダウンする。



放浪「…更に、不知火の隠者が除外されたことにより、除外されている『妖刀ー不知火』を特殊召喚！」[DEF 0]☆2


竜貴「…またチューナーモンスターを…！！」


放浪「…レベル6『刀神ー不知火』に、レベル2『妖刀ー不知火』をチューニング…ッ！！」


明日人「また来るのか…！？ シンクロ召喚が…っ！！」



放浪「ーーー不屈の魂煌めかせ、戦を統べる焔を燃やせッ！！ シンクロ召喚！！ レベル8
『戦神ー不知火』！！！」[ATK 3000]




《戦神
いくさがみ
－不知火
しらぬい
/Shiranui Shogunsaga》 †
シンクロ・効果モンスター
星８/炎属性/アンデット族/攻3000/守 0
アンデット族チューナー＋チューナー以外のアンデット族モンスター１体以上
自分は「戦神－不知火」を１ターンに１度しか特殊召喚できない。
(1)：このカードが特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地のアンデット族モンスター１体を除外して発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
除外したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(2)：フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、
除外されている自分の守備力０のアンデット族モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地に戻す。




放浪「……俺は俺の目的の為、立ち塞がる者は誰であろうと容赦はしない…」


明日人（…目的…？）


放浪「戦神ー不知火の効果発動…！！ 墓地の刀神ー不知火を除外し、エンドフェイズ時までその攻撃力を得る」


『戦神ー不知火』[ATK3000→5500]


明日人「…っ！攻撃力5500…！？」


竜貴「……へっ、来いよ…」


放浪「……またその反抗的な目か……だが、この一撃でわかるだろうぜ。前のターンに潔くサレンダーしなかった自分の愚かさが」


放浪「ーーーバトルだ。 戦神ー不知火でダイレクトアタックッ！
〝不知火流奥義・紅蓮双破斬〟！！」




『戦神ー不知火』[ATK 5500]


竜貴【LP 6500】



戦神が掲げた刀に炎を宿すと、先輩に向かって勢い良く突進し、鬼神の如き速さで先輩を切り抜いた。


竜貴「…っがぁああぁあああっっぐぅぅ！！ぁああッッ！！」【LP 6500→1000】


明日人「東雲先輩！！」


竜貴「…！ この痛み……これが、闇のゲームか……ッ！」


明日人「………お前達の目的ってなんだよ…っ。…こんなに人を傷付けてまで、成し遂げたいことって何なんだよ！？
それに…なんでそんな悲しそうに決闘してんだよ…ッ」



放浪「…“お前達”……？ あんな奴らと一緒にするな…！！ 俺は俺の目的で行動しているだけだ」


明日人「…！？」



放浪「…それに黙って聞いていれば……お前に何がわかる…。
………お前に故郷と家族を奪われた者の気持ちがわかるかァ！？」


明日人「……っ」


竜貴「……」



放浪「…残ったライフではどうせ何もできまい。俺はこれでターンエンドだ」



放浪【LP 8000】
場:『戦神ー不知火』[ATK 3000]☆8
魔:『アンデットワールド』(フィールド)
伏せ:0
手札:3


竜貴【LP 1000】
場:0
伏せ:0
手札:2



◉TURN:０４◉




竜貴「……俺の……ターン…っ！」









To Be Continued…




《次回予告》




ーーー“魂”が宿ってないよ。あんたの拳。


次回、『遊戯王Ph.X』
DRAW:６７ 魂を乗せた拳