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HOME > 遊戯王SS一覧 > 番外編2-9 因縁と銃弾と一瞬の隙・3

番外編2-9 因縁と銃弾と一瞬の隙・3 作:Ales




 「と、とにかくバトルフェイズ……アイテールで《アーティファクト・デュランダル》を……」
 「では2枚目の《マジカルシルクハット》を発動いたしますわ。デッキから2枚の《玻星光昇華》を《アーティファクト・デュランダル》と共にセットいたしますわ。」
 「そのためにわざわざデュランダルの効果を……?」

 裏側守備表示となったエクシーズモンスターにエクシーズ素材がある場合、そのモンスターの下に置かれるため、《マジカルシルクハット》の効果でセットモンスターをシャッフルしても所在が知れてしまう。欺瞞をうまく利用するには、それらが全て同じ条件でなければ隠れているとは言えない。


---
《玻星光昇華(グリスタール・ライジング)》 made by:光芒さん
永続罠
(1):自分の墓地またはゲームから除外されている「玻星光」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスター1体を手札に戻す。「玻星光昇華」の(1)の効果は1ターンに1度しか発動できない。
(2):フィールドに表側表示で存在するこのカードが墓地に送られた時に発動できる。手札または墓地から「玻星光」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
---


 「今度は特殊召喚をするためのセットですか。でも、わかってると思いますけど、戦闘の巻き戻しにより……」
 「このままバトルフェイズを終了されては、確かに「玻星光」モンスターは特殊召喚できませんわ。ですが、これならどうでしょう?永続罠《竜星の極み》を発動。戦闘可能なモンスターにバトルを強要させますわ。」
 「…………もう、無茶苦茶ですね。」

 秋良は天井を見上げて呟いた。いや、呟かざるを得なかった。デッキの中の邪魔でしかなかった【おジャマ】を手札交換の材料にするために《マジカルシルクハット》と《アーティファクト・デュランダル》を採用し、更には高レベルモンスターの展開を可能にする《玻星光昇華》をもシルクハットの中に隠した。当然中断されるであろう戦闘は《竜星の極み》で強引に回避し、有無を言わせずモンスターの特殊召喚をさせるのだ。

 「無茶でも何でも、成功したからには可能だった、と言うことですわ。通常のデッキであれば成功し得なかったでしょうが、相手も同じ条件となれば話は別です。超高速のテーマを引かない限りは、じっくり攻めるのが基本になりますから。」

 緋色が1戦目に見せた【EM】のような高速展開のテーマは多いが、それら組み合わせたところで超高速のデッキが完成するわけではない。となるとお互いに大きな一手のために戦術を立てるのは必定。マーヤはそう読み、実際にそのコンボを実現した。それは通常のデッキ、通常の戦術では到底成し得ないことである。
 だが彼女は幸運にも初心者であった。この場の誰よりもカードを触った日が浅い彼女は、ひとつのコンボに費やすコスト、そのコンボの成功率などを体感していない。熟練者であれば忌避するであろうそれは、奇しくも今回のデュエルのルールとマッチしていたのだ。

 「じゃあ……《天帝アイテール》でセットモンスターを攻撃。右側でいいですよ。」


《天帝アイテール》 ATK:2800  DEF:0 《玻星光昇華》


 「《玻星光昇華》の効果、表側表示のこのカードが墓地に送られましたので、墓地の《玻星光 》を特殊召喚しますわ。」


---
《玻星光 ギアンサル》 made by:光芒さん
効果モンスター
星8/光属性/雷族/攻2400/守2000
(1):相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、このカードはリリースなしで通常召喚できる。この効果で通常召喚したこのカードの攻撃力・守備力は半分になる。
(2):1ターンに1度、手札またはフィールドに存在する「玻星光」と名のついたカード1枚を墓地に送り、フィールドに存在するカード1枚を選択して発動できる。選択したカードを破壊する。
---


 「2400……絶妙なラインを出してきましたね。」
 「生憎、これぐらいしか出すカードがありませんでしたので。さて、次はどうなさいますか?」

 《イビリチュア・ガストクラーケ》の攻撃力では、《玻星光 ギアンサル》の攻撃力には僅かに及ばない。戦闘が強制である以上、ガストクラーケとライデンの2体で攻撃するのはセットカードでなければダメージを受け、モンスターも破壊されてしまう。

 「《ライトロード・アサシン ライデン》でセットカードを攻撃。えっと……右で。」


《ライトロード・アサシン ライデン》 ATK:1700  DEF:0 《玻星光昇華》


 「墓地に送られた《玻星光昇華》の効果、手札の《玻星光 エダシク》を特殊召喚しますわ。」


---
《玻星光 エダシク》 made by:光芒さん
効果モンスター
星8/光属性/雷族/攻2000/守2400
(1):自分フィールドに「玻星光 エダシク」以外の「玻星光」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。この効果で特殊召喚に成功したこのカードの攻撃力・守備力は半分になる。 (2):1ターンに1度、魔法・罠カードが発動した時、手札またはフィールドに存在する「玻星光」と名のついたカード1枚を墓地に送って発動できる。その魔法・罠カードの発動を無効にして破壊する。
---


 「《イビリチュア・ガストクラーケ》で《セットモンスター》を攻撃。」


《イビリチュア・ガストクラーケ》 ATK:2300  DEF:2100 《アーティファクト・デュランダル》


 「メインフェイズ2は……カードを1枚セットしてターンエンド。」



5th.Turn
 TP:マーヤ

マーヤ LP:8000 D:25 H:3 G:11 Ex:13 V:0
 F:《玻星光 ギアンサル》《玻星光 エダシク》
  《竜星の極み》

秋良 LP:8000 D:19 H:1 G:15 Ex:15 V:0
 F:《イビリチュア・ガストクラーケ》《天帝アイテール》《ライトロード・アサシン ライデン》
  《セットカード》


 「わたくしのターン、ドロー!」

 大量の手札は徐々に消費されて現在4枚であるが、最上級モンスター2体をフィールドに出している割には多い方だろう。マーヤは自身のデッキに仕込んだ必殺の武器を揃え、まさにこれから進撃する騎士の如くに堂々としていた。

 「メインフェイズ、手札から《玻星光 ゼクンドゥス》を召喚、効果を発動しますわ。デッキから2枚目の《玻星光 エダシク》を手札に加えます。」


---
《玻星光 ゼクンドゥス》 made by:光芒さん
効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1700/守1300
(1):このカードの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分のデッキから「玻星光 ゼクンドゥス」以外の「玻星光」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
(2):1ターンに1度、手札の「玻星光」と名のついたカードを墓地に送って発動できる。このカードのレベルをこのターンの終了時まで8にする。 「玻星光 ゼクンドゥス」の(1)の効果は1ターンに1度までしか発動できない。
---


 「更に墓地のミニットマンの効果発動、手札を1枚捨てて墓地より特殊召喚します。そしてマスケットの効果、こちらも墓地より特殊召喚しますわ。レベル5の《近代兵士-ミニットマン》にレベル1の《近代兵士-マスケット》をチューニング、シンクロ召喚!レベル6、《HSR魔剣ダーマ》!更にゼクンドゥスのもうひとつの効果を発動、手札のエダシクを捨ててこのカードのレベルを8にしますわ。レベル8の《玻星光 ゼクンドゥス》と《玻星光 エダシク》をオーバーレイ、2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築、エクシーズ召喚!《聖刻神龍-エネアード》!エネアードの効果発動、オーバーレイ・ユニットを1つ消費し、フィールドまたは手札のモンスターを任意の数リリースし、その数と同じだけフィールドのカードを破壊します。手札2枚を捨て、《イビリチュア・ガストクラーケ》と《天帝アイテール》を破壊しますわ!」
 「っ……!」

 まさにカウンターパンチである。相手を追い詰めるための武器をひた隠ししてきたマーヤは、まさに理想のタイミングで反撃を開始したのだ。

 「バトルフェイズ、いきます!《聖刻神龍-エネアード》で《ライトロード・アサシン ライデン》を攻撃!」


《聖刻神龍-エネアード》 ATK:2800  ATK:1700 《ライトロード・アサシン ライデン》


秋良 LP:8000 → 6900


 「続いて《HSR魔剣ダーマ》、《玻星光 ギアンサル》の2体でダイレクトアタック!」


《HSR魔剣ダーマ》 ATK:2200
《玻星光 ギアンサル》 ATK:2400
 秋良 LP:6900 → 4700 → 2300


 「これは……少し、まずいかな……」
 「少し、足りませんでしたか……とはいえ、わたくしの方はこれ以上することはありません。これでターンエンドですわ。」



6th.Turn
 TP:秋良

秋良 LP:2300 D:19 H:1 G:16 Ex:15 V:1
 F:《セットカード》

マーヤ LP:8000 D:23 H:0 G:16 Ex:11 V:0
 F:《聖刻神龍-エネアード(ORU:1)》《HSR魔剣ダーマ》《玻星光 ギアンサル》
  《竜星の極み》





 「だからさ、言ってるだろ?内容が理解できなかったのはお前が悪いんじゃねえって。」

 30分という制限時間の中で比較的早くにデッキを組み終えた秋良は、残り時間に自身の聴講に対する疑問を征にぶつけていたのだが、その征にもわからないのだから返答は当たらずとも遠からず、明後日の方向という言葉を借りるなら明日の方向と言った体であった。

 「それはわかっています。でも、理解できる人はいるんですよね……?」

 秋良はそれでも、なおも食い下がっていた。強くなるために来たというのに、その強さの根源がわからないようではその道もほど遠い。そう考えての事である。

 「はぁ……言葉で言ってわからない人間しかいなかったから、今こうやってデッキを組んだんだろ?大体講義を聴いてすぐに強くなったらそれこそ天才だ。一を聞いて十を知るってやつか?孔子とかいう古代中国の偉いオッサンですら自分には無理と言っていたことだ。普通の人間はおとなしく試行錯誤するもんさ。」
 「それでも、そういう人とデュエルすることは……ありますよね?」
 「まあ、そうだな。」
 「その時、征さんならどうするんですか?まさか諦めるなんて言いませんよね?」
 「ん?あー……」

 征は返答に窮した。さてこのようなことを言ってわかるものか。

 「……人事を尽くして天命を待つ、って知ってるか?」

 決して煙に巻くつもりはない。だが、こういう言い方しかできないのが征自身の限界なのだろうか。

 「どういう、事ですか?」
 「簡潔に言えば、自分がこれ以上できないと思うぐらいに努力しろって事だ。」
 「いえ、それはわかります。でも、それと今までの話に何の関係が……?」
 「いいか、一度デュエルが始まっちまえば、大人だろうと子供だろうと、天才だろうと凡人だろうと関係ねぇ。勝つのはどっちかはわからねえ。そうだろ?」
 「でも……」
 「俺は勝つ方法をアドバイスは出来ねぇが、勝ちに近づくアドバイスは出来る。っても、まあ単純なもんだがな。」

 その後に征が発した言葉に、秋良は驚いて彼の方を見た。

 「運を味方に付けろ、ってことだ。」
 「え……?」

 先の征の言葉で言うなら、運というのは天命である。人事を尽くすことは誰にでも可能である。が、逆に天命を操作するのは誰にも不可能である。

 「あー……どっかのオッサンが言ってたんだが、運には2種類あって……いや、この話は止めよう。面倒だ。」
 「はい?」
 「もっと単純に言うとだ、勝ちに不思議の勝ち有り、負けに不思議の負け無しってこった。絶対不利の100m走でも、相手がこけたせいで勝つかもしれない。ハンドボールを投げたら秒速20mの突風が吹いて新記録が出るかもしれない。つまりそういうことだよ。」



 「いえ、ちょっと意味わからないです。」

 おかしいなーとしきりに首を傾げる征だが、改めて考えてもやっぱり自身の理屈のどこに欠陥があるのかわからずじまいなのであった。





 「僕のターン、ドロー。」

 そんな意味不明の会話を思い出しながら、秋良はデッキのカードを抜いた。

 「…………勝ちに不思議の勝ち有り、か。」

 かつての名将の言葉を口に呟きつつ、秋良はそのカードをフィールドに置いた。


 「メインフェイズ、通常魔法《ブラック・ホール》を発動。フィールドのモンスターを全て破壊します。」
 「なっ……!」

 勝ちに不思議の勝ち有り。マーヤが前ターン、ダメージを重視して無効効果を持つ《玻星光 エダシク》をエクシーズ素材にしてしまったことがひとつの不思議であり、またそれを予期していたかのように手札に《ブラック・ホール》が舞い込んだのもひとつの不思議だ。

 「更に《貪欲な壺》を発動、墓地の《冥帝従騎エイドス》《凍氷帝メビウス》《イビリチュア・ガストクラーケ》《ヴィジョン・リチュア》《シャドウ・リチュア》の5枚をデッキに戻し、シャッフルした後2枚ドロー……なるほど、そういうことか……」
 「?どうなさいました?」

 マーヤが心配そうに問うが、秋良は黙って首を振り何でもないという意を示した。

 「リバースカード、《リチュアの儀水鏡》を発動。墓地の《儀式魔人プレコグスター》《儀式魔人リリーサー》を除外、手札の《ヴィジョン・リチュア》をリリースして《イビリチュア・ソウルオーガ》を儀式召喚。」
 「特殊召喚封じとハンデス……これは、まずいですわね……」

 特殊召喚を封じることにより残った手札をハンデスで墓地に送る。《イビリチュア・ソウルオーガ》や《儀式魔人プレコグスター》を採用した理由はリソースが切れたタイミングでのダメ押しであり、《リチュアの儀水鏡》等の効果も相まってソウルオーガの効果使用は比較的容易であり、モンスターを召喚されてもデッキにバウンスしてしまえばガラ空きになる。手札に残せばプレコグスターの効果でハンデス、フィールドに出せばソウルオーガの効果でバウンス。残るは絶望のみと言う《八汰烏》式引き算である。

 「バトルフェイズ、《イビリチュア・ソウルオーガ》でダイレクトアタック。」


《イビリチュア・ソウルオーガ》 ATK:2800
 マーヤ LP:8000 → 6200


 「僕はこれでターンエンドです。」





 急転直下、盤石の布陣のはずであったマーヤのフィールドは1枚のカードで壊滅した。先の《聖刻神龍-エネアード》の効果で手札を全て墓地に送ってしまったため、現状どうにか出来るのはドローカードのみである。

 「…………わたくしの、負けですわね。」
 「え?」

 しかしカードをドローすることなく静かに呟いたマーヤに対し、場にざわめきが起こった。

 「この状況を打破できるカードはわたくしのデッキの中に《ブラック・ホール》のみですが、それは既に墓地に送られてしまっております。よって何度ドローしたとしても、わたくしが勝つことは出来ません。ありがとうございました。良いデュエルでしたわ。」

 マーヤはその場で頭を下げると、微笑みと共にステージ降りた。



 「ありがとうございました。」

 秋良は暫し呆然としていたが、マーヤが頭を下げたのと一呼吸置いて自身もお辞儀をした。





---





 「邪魔にしかならない【おジャマ】、最上級が多いため動かし辛い【玻星光】……両方同時に解決するために《マジカルシルクハット》を採用して解決、大量の手札は《アーティファクト・デュランダル》で交換するか《聖刻神龍-エネアード》のコストにする、か。なるほど、合理的ではあったが……」
 「一歩及びませんでしたわ。」

 常識外の攪乱により始終主導権を握り続けたマーヤであったが、最終的には1枚のカードで流れを失ってしまった。

 「だが、よく頑張ったと思う。僕では結局、このようなデッキを思いつくことはなかったのだからね。」
 「ええ、ありがとう……」

 ふたりの落ち着いた雰囲気をかき乱したのは、対戦相手のサポート役にしてライバルの征であった。

 「よ、これで俺の3つ勝ち越しだな。」
 「何を言っているのだ?これは直接デュエルしていないから関係ないだろう?」
 「いーや、有効だ。残念だが、もうちょっと鍛えて一昨日来るんだな。」
 「あの、わたくしはともかく、秋良さんを巻き込むのは……」


 まさに満面のドヤ顔の征の周りにあきれ顔のフランツとマーヤ、そして何かを話し出そうとして躊躇している様子の秋良があった。





 「あの、芹野さん…………」

 そんな彼らとは離れたところに、舞と詩音は準備のために話をしていた。

 「舞でいいですよ。それで、どうかしましたか?」
 「あの、本当にこのデッキで勝てるでしょうか?」
 「わかりません。相手次第ですが、それでも最善は尽くしたと思います。」

 芹野舞は不器用である。冗談の類はともかく、嘘も方便という言葉とは無縁の存在であり、事実は事実としてしか口に出来ない性格なのだ。

 「うぅ……ですよね……」

 対する詩音は、嘘であっても「勝てる」という一言が欲しかったのだろう。目に見えて落ち込む彼女に対し、舞は慎重に言葉を選びながら呟いた。

 「篠原さん。」
 「はい?」
 「こんなことを言っているから、私はあの人たちに勝てないのかもしれませんけれど……」

 教室をくるりと一周見渡した後、舞は目を閉じて言葉を続けた。

 「デュエルは、勝つためのものではありません。ひとつひとつの問題に対し、どのように対処するか。それが正しかったのか、間違っていたのか。それを積み重ねた先にあるのが、勝利ではないでしょうか?」
 「…………そう、ですよね。負けることも、経験ですよね。」
 「ええ。それにこんなデッキを使うのは恐らく最後ですから、存分に楽しんで来てください。」
 「はい!篠原詩音、行きます!」

 十数秒前までとは打って変わって張り切った様子を見せる詩音の背に、舞は小さく息を付いた。

 (私も、もうちょっと頑張った方がいいのかな……勝つためには。)





 「目標、チョメチョメ糎級御山!準備はよいか!?」
 「アイ、マム!」

 そんな舞たちの対戦相手である利香と秀行は、彼女たちとは違って無駄にテンションが高い。

 「よーし、一発発射……はなんかOUTな雰囲気しますから、いざ鎌倉!ってとこでどうでしょうか。」
 「アイ、マム!……何で鎌倉なんすか?」
 「さあ……」

 自分で言っておきながら、そういえばなぜ鎌倉なのだろうかと考える利香であったが、そもそも用法としては大間違いである。「いざ鎌倉」は、鎌倉に幕府があった時代にさる謡曲の中で語られた「鎌倉に大事あらば一番にはせ参じる」という意味合いの言葉が語源となっており、適当にばらまく言葉として誤用の多いものである。

 「ま、まあその辺はお山のお姉さんに訊いてみたら何かわかるかもしれません。ということで、頑張ってきてください。」
 「どもっす。いっちょやってきますわ!」

 気合い充分、秀行はしっかりとした足取りでフィールドに向かった。



 「いやー、何で鎌倉なんでしょうねー……ははは。」





---《?次回予告?》---

詩音 「そうはいっても、やっぱり事故るじゃないですかー!」



秀行 「なんなんだこれは!どうすればいいのだ!?」




次回、「山と御山と重力加速度」
 そんなタイトルで大丈夫か?
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光芒
秋良VSマーヤのデュエルはまさかのブラックホールというガチカードが勝敗を分けた形に。単純かつ強力なカードが故にこのカードの使いどころがデュエルを左右するいい例でしたね。
ただマジカルシルクハットで玻星光昇華をセットするというのはカードを作った人間ながら思いつきませんでした。フィールドを離れることで発動するカードでしたらどれでもマジカルシルクハットのデコイにできるんですね……前の話まではこのデッキで【玻星光】がどんな動きをするかと思いきや、癖を持ちつつもエネアードのX召喚に繋げられたりとそれなりに動いてくれてよかったです。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
某監督の言葉として有名ですが、これは野球やデュエルのみならずすべての勝ち負けが存在する事象にあてはまる汎用性の高い言葉ですよね。マーヤからしてみれば、よりライフを削りたいがために攻撃力の高いギアンサルを残したのでしょうが、その直後に秋良がブラホを引き当てるなんてそうは思いませんから……どちらにせよ苦悩しながら自分の知らない世界を知ることができた秋良の成長(?)が伺えるデュエルでした。キャラを投稿した者として、丁寧に描いて頂き感無量です。

さて次回は……大丈夫ですかね。この2人(殴

(2017-01-22 15:42)
Ales(from PC)
最近のマイブームは人魚姫との壮絶なサッカーです。


光芒さん
一応題に「一瞬の隙」と書いているだけあって、ちゃんと回収はしなきゃ(使命感)ということで、見事に隙を突いて《ブラック・ホール》を発動させてみました。一方のマーヤはブラホ落としたなら対策ぐらいしとけよとシチョウシャ=サンから総突っ込みをいただきそうなオチ。まあ初心者中の初心者ですから、この辺の脇の甘さ(意味深)を見せてくれないと話が進まないので。

>マジカルシルクハットで玻星光昇華をセットするというのはカードを作った人間ながら思いつきませんでした
密かに「ちっ、デッキからは駄目なのかよ。しかも表じゃないと駄目だし。」とか思ってました。おかげで《竜星の極み》を採用することになりました。まあデッキからOKなら明らかにぶっこ割れですし、裏でもOKならとりあえず伏せとけになりますから現状で問題ないかと。その辺の解決策に「このターン○○モンスター以外特殊召喚できない」を付けるよりは動かしやすいですし。

>癖を持ちつつもエネアードのX召喚に繋げられたりとそれなりに動いてくれてよかったです
本当は真玻星光も出したかったのですが、流石にそこまでの魅せプレイは出来ませんでした。エネアードも大概癖の強いカードですが、それなりに活かせて良かったです。スティーラー3積出来た頃は輝いていたんですがねぇ……

>某監督の言葉として有名ですが、これは野球やデュエルのみならずすべての勝ち負けが存在する事象にあてはまる汎用性の高い言葉ですよね。マーヤからしてみれば、よりライフを削りたいがために攻撃力の高いギアンサルを残したのでしょうが、その直後に秋良がブラホを引き当てるなんてそうは思いませんから
相手のミスに助けられることはあっても、自分のミスは敗因として反省する、非常に前向きな言葉として好きだったりします。そらヤ○ルト強くなりますわ(ちなヤク並の感想)
ヤクさんはさておいて、この辺で焦ってしまうあたり、マーヤはまだまだなんですよ。それを敗因と分析できたら成長するわけでして。

>苦悩しながら自分の知らない世界を知ることができた秋良の成長(?)が伺えるデュエルでした。キャラを投稿した者として、丁寧に描いて頂き感無量です
??? 「まだだ!まだおわらんよ!」
いえ、まだ出番あります。一応「この企画中に10近くはデュエルを消化する」とどこかで発信しておりますし、最終的にはもすこし成長するんじゃないでしょうか。

>さて次回は……大丈夫ですかね。この2人
大丈夫なんでしょうか。いや本当に大丈夫なんでしょうか。自分で書いていてどうしようもなくなっています。まあオチ担当に朱理先生がいらっしゃいますので……
朱理 「は?」 (2017-01-23 13:13)
名無しのゴーレム
勝負を分けたのはまさかのブラックホール(もちろんその前後の攻防もありますが)。
シルクハット再登場からの展開、そして大型Xとギミック山盛りだったマーヤのデッキ。こんな事故要員のオンパレードみたいなデッキを作れるのは初心者だからこそなのでしょう。だからこそ惜しいところまではいったんですが……
次回のデュエルはこれまでとはまた違ったものになりそうで。お互いに手札事故で泥仕合とかは……さすがにないか。 (2017-01-24 12:03)
Ales(from SP)
ヤバいタミフらないと

名無しのゴーレムさん
架空デュエルではありがちな逆転劇ですが、ネクロの夏で実際似たようなことがあったのでセーフだと勝手に思っています。

>シルクハット再登場からの展開、そして大型Xとギミック山盛りだったマーヤのデッキ。こんな事故要員のオンパレードみたいなデッキを作れるのは初心者だからこそなのでしょう
その初心者並の発想が私にもあった……むしろこれしか思いつかなかったです。ただシルクハット有効活用はともかくとして、流石に《竜星の極み》はやりすぎですね。【玻星光】の下級を活かしてレベル9以上のシンクロに繋げばあるいは、違ったデッキになったかも知れません。

>次回のデュエルはこれまでとはまた違ったものになりそうで。お互いに手札事故で泥仕合とかは……さすがにないか
それがありえるかもー(以下略)
お互い事故要因はふんだんに持っていますから、それはもう。あとはネタバレにつき。 (2017-01-25 22:04)

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83 44 F.A.T.E. part1 1162 2 2016-04-29 -
53 45 F.A.T.E. part2 1119 2 2016-05-01 -
153 46 笑顔の訳 1138 4 2016-05-03 -
82 47 Element of SPADA2 1165 2 2016-05-05 -
60 48 星の扉 part2 1114 2 2016-05-07 -
51 49 Wings of Tomorrow 1183 2 2016-05-09 -
69 閑話休題 ゆきみかりんのパーフェクトry 1257 2 2016-05-11 -
111 50 In the Zone・3 1000 4 2016-05-13 -
74 51 星の扉 part3 1123 4 2016-05-15 -
99 52 星の扉 part4 1225 5 2016-05-17 -
109 53 さよならトリップ part.2 1169 3 2016-05-19 -
82 閑話休題2:座談会 1160 2 2016-05-21 -
109 第2部予告・キャラ紹介 1363 0 2016-05-23 -
110 54 開幕前の旋風 1224 2 2016-05-26 -
112 55 コピーとオリジナルとコピー 前編 1126 2 2016-05-29 -
52 56 コピーとオリジナルとコピー 中編 1048 2 2016-06-01 -
93 57 コピーとオリジナルとコピー 後編 1060 2 2016-06-04 -
70 58 螢火の幽霊娘 1067 2 2016-06-07 -
119 59 Brave Sword 1188 4 2016-06-10 -
112 60 Braver’s Soul 1122 2 2016-06-13 -
112 幕間 久実のだらだラジオ01 1152 0 2016-06-14 -
83 61 紙一重の差で 1202 2 2016-06-16 -
73 62 Beyond the fate 1051 2 2016-06-19 -
108 63 一点突破! 1119 2 2016-06-22 -
95 64 交わされた約束 990 2 2016-06-25 -
113 65 狂イ咲ケ焔ノ華 1171 2 2016-06-28 -
103 66 光と焔 1144 2 2016-07-01 -
106 67 Rifling fate 1090 2 2016-07-04 -
56 68 Gunslinger in... 1059 2 2016-07-07 -
119 幕間 久実のだらだラジオ02 1064 2 2016-07-10 -
41 69 Extra-Zero 8 1020 2 2016-07-13 -
120 70 軍靴の鳴動 994 2 2016-07-16 -
135 71 休憩の過ごしかた 1063 2 2016-07-19 -
121 72 激戦の予感 1224 2 2016-07-22 -
100 10000閲覧感謝特番(特番とはry) 1061 2 2016-07-25 -
116 73 幻竜と隼 1074 2 2016-07-28 -
97 74 薄氷 1007 2 2016-08-01 -
123 【告知】一万閲覧感謝祭について【重点】 1212 7 2016-08-02 -
99 74 バード・ストライク 966 2 2016-08-04 -
101 75 革命と終端 1010 2 2016-08-07 -
105 76 Soldier’s Ballad 906 4 2016-08-10 -
108 77 Full Boost! 961 2 2016-08-13 -
113 78 Dead heat 1048 2 2016-08-16 -
115 79 フューチャー・リビジョン 982 2 2016-08-19 -
102 幕間 久実のだらだラジオ03 1042 2 2016-08-22 -
118 80 それぞれの「加速度」 913 2 2016-08-25 -
42 81 EDEN 972 4 2016-09-01 -
54 82 闇夜の錦 972 2 2016-09-05 -
119 83 月影 1190 2 2016-09-09 -
82 84 宵待桜と日照の龍 972 2 2016-09-13 -
108 85 Sakura Sunrise 1072 2 2016-09-18 -
74 閑話休題:お詫びとおまけ 1033 2 2016-09-22 -
44 86 宵闇に舞え、幽玄の桜 976 4 2016-09-26 -
77 87 ‘‘fascination’’ 959 4 2016-10-05 -
46 88 曙光の歌 823 2 2016-10-13 -
80 89 夜露に濡れた朝陽 1025 2 2016-10-18 -
149 90 9.A.M. 1147 2 2016-10-26 -
120 幕間 久実のだらだラジオ04 1107 2 2016-11-01 -
103 91 Gwin to run 931 2 2016-11-09 -
112 92 ライトニング・マイル 928 4 2016-11-15 -
128 93 双振 990 2 2016-11-20 -
40 94 鉛と金と 890 2 2016-11-25 -
99 95 剣と牙 974 2 2016-11-29 -
102 96 剣戟連閃 *ミス有・未修正 1043 4 2016-12-04 -
110 97 Follow Tomorrow 1040 6 2016-12-06 -
62 幕間 久実のだらだラジオ05 942 3 2016-12-07 -
58 番外編1-1 plan 8 to B 971 3 2016-12-11 -
108 番外編1-2 †渚の大魔王† 1001 5 2016-12-15 -
143 番外編1-3 灼熱<(ヮ)> 1033 4 2016-12-18 -
94 番外編2-1 籐篠塾・開講? 902 5 2016-12-21 -
87 番外編2-2 実践?籐篠塾 1051 3 2016-12-23 -
105 そぴあちゃんのくり(ry 1120 3 2016-12-25 -
116 番外編2-3 対面する者たち 1036 3 2016-12-30 -
59 番外編2-4 集結と収束 894 7 2017-01-03 -
96 番外編2-5 勝負の鍵は右端に・1 973 3 2017-01-05 -
121 【番外編の】閑・話・休・題【番外編】 1089 2 2017-01-10 -
87 番外編2-6 勝利の鍵は右端に・2 1000 5 2017-01-13 -
129 番外編2-7 因縁と銃弾と一瞬の隙・1 1018 2 2017-01-15 -
101 番外編2-8 因縁と銃弾と一瞬の隙・2 897 4 2017-01-18 -
122 番外編2-9 因縁と銃弾と一瞬の隙・3 982 4 2017-01-22 -
111 番外編 2-10 山場と御山と一撃必中1 1070 9 2017-01-27 -
57 番外編 2-11 山場と御山と一撃必中2 1072 8 2017-01-31 -
113 番外編2-12 服と感性と(pt.1) 920 4 2017-02-04 -
105 番外編2 前半終了の幕間 1017 9 2017-02-06 -
124 番外編2-13 服と感性と(pt.2) 875 2 2017-02-10 -
126 幕間 論争、宇宙まで 945 2 2017-02-14 -
113 番外編2-14 服と感性と(pt.3) 933 2 2017-02-16 -
112 【緊急?更新】今後の方策について 999 2 2017-02-18 -
99 番外編2-15 服と感性と(pt.4) 987 10 2017-02-21 -
115 番外編2-16 漁火と陣風と(pt.1) 1066 2 2017-02-26 -
126 番外編2-17 漁火と陣風と(pt.2) 955 2 2017-03-03 -
90 番外編2-18 Symphonic…1 980 2 2017-03-14 -
103 【こいついつも】閑話☆休題【休んでんな】 938 2 2017-03-20 -
107 番外編2-19 Symphonic…2 774 3 2017-03-27 -
80 番外編2-20 新乱気流…pt.1 841 2 2017-04-05 -
133 番外編2-21 新乱気流…pt.2 874 2 2017-04-16 -
106 番外編2-22 新乱気流…pt.3 856 2 2017-04-21 -
87 番外編2-23 Waltzic...p1 861 2 2017-04-26 -
116 番外編2-24 Waltzic...p2 964 2 2017-05-02 -
99 番外編2-25 Waltzic...p3 1014 6 2017-06-03 -
76 番外編2-26 Waltzic...p4 804 3 2017-06-11 -
100 番外編2-26 Waltzic...p5 915 4 2017-06-24 -
142 98 Drawback 1041 2 2017-07-10 -
120 99 Silhouette 868 2 2017-09-22 -
116 Where is my No.100!? 1014 4 2017-11-19 -
83 番外編File-X 静かな夜に? 960 2 2017-12-25 -
96 Over the Period -御品書 867 2 2018-06-14 -
54 OtP0 Boat 760 2 2018-07-07 -
72 OtP02 Serenade 802 0 2018-07-14 -
66 OtP03 Dirge 780 0 2018-09-01 -
74 OtP04 Requiem 779 2 2018-09-17 -
91 OtP05 Period 788 2 2018-09-24 -
48 幕間りたーんず01 新・メタフィジカ 680 0 2018-09-28 -
118 OtP06 Anthem 812 2 2018-10-14 -
82 OtP07 Perfectly 878 2 2018-10-19 -
53 OtP08 Possession 664 2 2018-11-02 -
45 OtP09 Bloomin’ 767 2 2018-11-22 -
79 OtP10 Danger! 789 2 2018-12-09 -
102 OtP11 Vidofnir 890 2 2018-12-22 -
80 OtP12 Sigmund 729 2 2019-01-01 -
48 OtP13 Quantum 793 2 2019-01-11 -
90 OtP14 Vicious 795 2 2019-01-25 -
84 OtP15 Quantize 762 3 2019-01-29 -
79 OtP16 Fragments 823 2 2019-02-04 -
63 OtP17 Nornir 673 2 2019-02-15 -
73 OtP18 Beyond the End 688 2 2019-02-20 -
62 OtP第三幕 コラボ企画おしながき 631 2 2019-02-24 -
89 OtP19 Deflect 733 2 2019-03-01 -
50 OtP20 Jokulhaups 654 2 2019-03-11 -
52 OtP21 Expedition 716 2 2019-03-15 -
45 OtP22 Lindwurm 734 2 2019-03-19 -
43 OtP23 Swords 650 2 2019-03-24 -
55 【OtP】決戦前特番嘘ですごめんなさい 695 2 2019-04-01 -
109 OtP24 Charge 712 2 2019-04-08 -
107 OtP25 Manque 707 2 2019-04-21 -
60 OtP26 Lightning 623 2 2019-05-03 -
59 OtP27 Blaze 728 2 2019-05-22 -
60 OtP28 Prelude 805 2 2019-09-29 -
77 OtP29 Phantom 688 0 2021-01-02 -
49 OtP30 mare-Nectaris 541 2 2023-01-22 -
17 OtP31 Enclosure 211 1 2023-11-06 -

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