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2-9:帝王の降臨 作:氷色
両者共にデッキから初手となるカードを5枚引き抜く。
「先攻は貰うぞ!俺のターン!」
先にターン宣言を行ったのはケンゴだった。
ユウゴにも異存はなく、ファーストターンはケンゴのものとなる。
手札を確認したケンゴは薄く笑う。
「どうやら今夜の俺はカードに愛され過ぎているらしい」
ケンゴは手札からカードを1枚抜き出すとそのまま墓地に送り、更に魔法カードを選んでデュエルディスクに挿入した。
「俺は魔法カード《帝王の帰還》を墓地に送り、手札から《帝王の瘴気》を発動する!」
ケンゴがカードを発動すると、外灯にぼんやりと照らされていたその場に、夜の闇とは違う黒い霧がドライアイスの煙のように這い寄り始めた。
名前の通りなら、これはケンゴの発動したカードの発する瘴気が魔力により具象化したものだということになる。
「《帝王の瘴気》は自分フィールドにモンスターが存在しない時、手札の帝王と名の付く魔法・罠カードを1枚墓地に送ることで発動できる魔法カード。その効果はーー」
辺りを包み込む黒い瘴気が集まり、まるで綿菓子のように固まって人型を成す。
「ーーデッキから闇属性の家臣モンスターを特殊召喚する!!」
《帝王の瘴気》(オリカ)
通常魔法
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない時、手札から「帝王」魔法・罠カードを1枚捨てて発動できる。デッキから闇属性の「家臣」モンスター1体を特殊召喚する。このターン、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
それはやがて黒い甲冑を着た痩身の姿となった。
「俺はこの効果でデッキから《魔帝家臣ナスグル》を守備表示で特殊召喚!」
《魔帝家臣ナスグル》(オリカ)
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 800/守1000
「魔帝家臣ナスグル」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「魔帝アングマール」1体を手札に加える。このターン、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(2):このカードが闇属性モンスター以外のアドバンス召喚のためにリリースされた場合に発動できる。自分フィールドに「家臣トークン」 (悪魔族・闇・星1・攻400/守500)を2体特殊召喚する。
《帝王の瘴気》が固まるようにして生み出したのはケンゴのモンスターであった。
その姿はまるで邪悪な騎士。手に武器のようなものは持っておらず、ただ暗いプレッシャーを放つだけだ。
しかしそのモンスターの特殊召喚を目の当たりにしたアスナは思わず唸らされた。
「デッキからモンスターを特殊召喚だと……!」
『そないに驚くことでっしゃろか?』
おののくアスナをブロック・スパイダーが不思議そうに見上げる。
「当たり前だッ!」
『ヒィィ!』
びしりと叱りつけられてブロック・スパイダーの固い体がびくりと震える。
「デュエルにおいて、デッキに作用する効果はトップレベルに強力な効果とされている。中でもモンスターを特殊召喚する展開系の効果では、デッキからの特殊召喚は最強の部類。一般デュエリストとは言え、さすがは副部長というところか……」
デッキから特殊召喚するカードは発動に伴う魔力の消費も並みではない。初歩レベルのデュエリストでは発動どころか発現もままなるまい。
このカード1枚で、ケンゴが並みのデュエリストではないことはもはや間違いない。それを副部長に据えるカードゲーム部のレベルもかなりの水準にあることが分かる。
そんなアスナの驚きを他所に、ケンゴのターンは続いている。
「更に特殊召喚に成功した《魔帝家臣ナスグル》の効果発動。このカードは召喚・特殊召喚に成功した場合、デッキから主である《魔帝アングマール》をサーチすることができる」
《魔帝家臣ナスグル》がまるで祈りを捧げるように天に両手をかざすと、その祈りに導かれるようにケンゴのデッキからカードが1枚抜け出て、彼の手札へと収まった。
ケンゴがそれをひらりと翻し、ユウゴに確認させる。そのカードは確かに《魔帝家臣ナスグル》のテキストに記載されている通り《魔帝アングマール》という名前だった。
「まだ終わりではない。更に手札から永続魔法《帝王の開岩》を発動する。このカードは自分がアドバンス召喚に成功した時、デッキから帝モンスターをサーチすることができる」
ケンゴが更にカードを発動し、背後には巨大な岩戸が現れる。
これもケンゴの魔力が実体化させているのだろうが、清櫃な空気が冷え始めた体をひやりと撫でるようだ。
《帝王の開岩》
永続魔法
「帝王の開岩」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法・罠ゾーンに存在する限り、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(2):自分が表側表示でモンスターのアドバンス召喚に成功した時、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●そのモンスターとカード名が異なる 攻撃力2400/守備力1000のモンスター1体をデッキから手札に加える。
●そのモンスターとカード名が異なる 攻撃力2800/守備力1000のモンスター1体をデッキから手札に加える。
「そして俺はまだ通常召喚を行っていない」
このターン、ケンゴはまだ《魔帝家臣ナスグル》を特殊召喚したのみで、まだ通常召喚の権利を残している。
そしてケンゴの手札の《魔帝アングマール》はレベルは6。召喚にモンスター1体のリリースが必要な上級モンスターだ。次のプレイは決まったようなものだ。
「いくぞ。俺はフィールドの《魔帝家臣ナスグル》をリリースし、《魔帝アングマール》をアドバンス召喚する」
家臣というだけあって《魔帝家臣ナスグル》は《魔帝アングマール》の部下なのだろう、ケンゴの宣言と同時に体の前で腕を折り腰から深く頭を下げる。それは主を迎えるための最敬礼。
そのままの姿勢を崩すことなく《魔帝家臣ナスグル》が光となって消え、代わりに上級帝である《魔帝アングマール》が姿を現した。
《魔帝アングマール》
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2400/守1000
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した時、自分の墓地の魔法カード1枚を除外して発動できる。除外したその魔法カードの同名カード1枚をデッキから手札に加える。
《魔帝アングマール》は黒い甲冑姿だった《魔帝家臣ナスグル》が進化したような姿。ただの甲冑だった鎧は歴戦の戦士のように分厚くなり、兜には角が背中にはマントが追加され、より威厳のようなものが増した印象だ。
「《魔帝アングマール》がアドバンス召喚に成功したことで、そのモンスター効果が発動。墓地の《帝王の帰還》を除外し、デッキから同じく《帝王の帰還》をサーチする。更にフィールドに発動している《帝王の開岩》の効果も発動し、デッキから《冥帝エレボス》をサーチする」
《魔帝アングマール》と《帝王の開岩》はどちらもアドバンス召喚に成功した時とその効果の発動タイミングは同じ。同時に複数のカード効果が発動した場合は、チェーンの順番はコントローラーが選ぶことができる。
今回は、チェーン1《帝王の開岩》・チェーン2《魔帝アングマール》となり、《魔帝アングマール》の方から先に処理が開始された。
《魔帝アングマール》が拳を強く握り、開くとそこには1枚のカードが出現していた。それがケンゴの手札へと加えられたことから、どうやらそのカードは《帝王の帰還》らしい。
更にケンゴの背後の岩戸がゴゴゴと重い音ともに開き、そこからまたカードが1枚飛び出しケンゴの手札へ加えられた。こちらは《冥帝エレボス》ということだろう。
これでケンゴの手札は合計4枚となった。
「無駄のない鮮やかなコンボだ」
思わずアスナが感嘆の声を上げた。
発動コストに手札の魔法・罠カードを要求する《帝王の瘴気》は決して消費の軽いカードではない。
しかしケンゴはそこから《魔帝家臣ナスグル》・《魔帝アングマール》と繋げることで消費した魔法カードを回収し、その消耗を抑えた。これで実質的には手札1枚で上級モンスターを召喚したことになり、実に無駄のない展開だ。
そこに《帝王の開岩》を絡めることで、更に次ターンの準備まで整えている。
「沢渡ケンゴ……なるほど確かにかなりの実力者だ」
チラリとその対戦相手であるユウゴを伺う。
ユウゴもこの展開には驚いたように目を見開いている。
「さぁ、お前はどうする?ユウゴ」
ケンゴは更に手札から2枚のカードを引き抜き、デュエルディスクに挿入した。
「カードを2枚伏せて、俺のターンは終了だ」
ケンゴのフィールドに伏せカードが2枚出現する。それでケンゴのターンは終わりだった。
◇ケンゴ(手札2・LP4000)
⚫モンスター
魔帝アングマール/攻2400
⚫魔法・罠
帝王の開岩/永続
伏せカード×2
◇ユウゴ(手札5・LP4000)
⚫モンスター
なし
⚫魔法・罠
なし
「俺のターン!ドロー!」
ターンが移り、ユウゴのターン。
後攻のユウゴはドローフェイズにドローが可能だ。
ユウゴはデッキからカードを引き抜く。
そして厳しい表情のまま手札からカードを選んでデュエルディスクに挿入する。
「どうやらあんたと俺は同じような戦い方を選んだようだな」
「なに?」
訝しがるケンゴに、ユウゴは強い目を向ける。
「モンスターの強さはレベルで決まるわけじゃないってことを教えてやる!俺は手札から速攻魔法《クリボーを呼ぶ笛》を発動!デッキから《クリボー》を特殊召喚する!」
ユウゴが発動したのは、魔法カード《クリボーを呼ぶ笛》。
言うまでもなくクリボーとの絆により生まれた魔法カードだ。
《クリボーを呼ぶ笛》
速攻魔法
自分のデッキから「クリボー」または「ハネクリボー」1体を選択し、手札に加えるか自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
その効果はデッキから《クリボー》を手札に加えるかフィールドに特殊召喚するというもの。
ユウゴが選択したのは特殊召喚の方だ。
カードの効果が発現し、ユウゴの手元に小さな笛が現れた。
形状はアンデスの葦笛であるサンポーニャに似ている。
「これを吹けってことか」
ユウゴはそれを手に取りおもむろに吹いてみる。笛からは見た目から想像できる通りの軽い音色が響き渡った。
するとまるで光になったように笛は消え、代わりにポンッという破裂音と共にクリボーがユウゴのフィールドに現れた。
『クリ~(^ー^)』
特殊召喚されたクリボーはどこか嬉しそうだ。
表示形式は守備表示。とは言え、自身の効果も相まってなかなかフィールドに出してもらえる機会のないクリボーにとって、ユウゴの先鋒となれたのは嬉しいことだったのだろう。
クリボー/守200
「ほう、お前もデッキからモンスターを特殊召喚するカードを持っていたのか。だが、たかが守備力200のザコモンスターでは俺の帝モンスターの前では壁にすらならんぞ」
「クリボーは俺の大切な相棒だ!虚仮にすることは許さない!それに例え戦闘力は低くても、俺の力の礎になってくれる!そうだよな、クリボー!」
ユウゴの問いに、フィールドのクリボーは強気な瞳でしっかりと頷く。
「ありがとう、クリボー!じゃあ、いくぜ!」
ユウゴは手札から更なるモンスターを選び出す。
それは彼のもう一人の相棒を務めるモンスターだ。
「《クリボー》をリリースし、俺はこのモンスターをアドバンス召喚する!来い!《ブラック・マジシャン・ガール》!!」
クリボーが光の渦となり、その渦が新たなモンスターを呼ぶ。
『マナちゃん、参上~!!』
空中でひらりと回転し、魔法少女はビシッと杖を突きつけた。
ユウゴに。
『あ、間違えた。てへぺろ』
「場の緊張感をぶち壊す天才だな、マナは」
ペロッと小さく舌を出すマナに、ユウゴが頭を押さえる。
『ええ~、そんな天才だなんてぇ~、照れますよぅ』
何を勘違いしたのか目を細めて照れるマナ。
「褒めてないけどな」
だがユウゴは怒りに昂っていた気持ちが不思議と少し穏やかになったのを感じていた。
マナは確かにちょっとアレな子ではあるが、それが彼女の魅力でもある。
それでもユウゴの気持ちは完全に切れることはない。
このデュエルにはブロック・スパイダーの命が懸かっている。負けるわけにはいかない。
「いくぞ、マナ」
『了解ですぅ!マスター!』
言葉にせずともユウゴの気持ちはマナにも通じている。そしてその想いはマナもクリボーも同じだ。
ユウゴは更に手札を切る。
「装備魔法《黒魔術の呪文書》を発動!このカードを《ブラック・マジシャン・ガール》に装備させる!」
《黒魔術の呪文書》は闇属性の魔法使い族モンスターの攻撃力を500ポイントアップさせる装備魔法カード。(詳細は「1-EX:登場オリカ紹介 その1」を参照)
それを装備したマナは胸の谷間から眼鏡を取り出して装着した。左手に《黒魔術の呪文書》を持ち、右手で眼鏡をくいと持ち上げる。前回のデュエルでも登場した、マナのインテリモードだ。
『前は《エクストリーム・エクリプス・ドラゴン》を特殊召喚して融合するためだったけど、今回は違うわよぉ!大活躍するんだからぁ!』
ブラック・マジシャン・ガール/攻2000→2500
マナがなんだか妙なフラグが立ちそうなセリフを放ったが、それでもマナの攻撃力はちゃんと500ポイントアップし攻撃力2400の《魔帝アングマール》を上回った。
「いくぞ、バトル!《ブラック・マジシャン・ガール》で《魔帝アングマール》を攻撃だ!」
『りょーかいぃ!行っくよぉ~!』
マナの突き出した杖の先に黒い魔力が集まっていく。それはすぐに魔力の球となった。
標的は《魔帝アングマール》だ。
「黒・魔・導・爆・裂・破(ブラック・バーニング)!!」
マナの必殺技ーー黒・魔・導・爆・裂・破が唸り、《魔帝アングマール》を吹き飛ばすーー
ーーはずだった。
「甘いッ!」
黒・魔・導・爆・裂・破が放たれる、その瞬間、ケンゴが腕を振るった。
同時に彼のフィールドの伏せカードが翻る。
「永続罠《連撃の帝王》!!」
リバースしたのは永続罠だった。
前回、エビル・デーモンも使っていた一回使ってもフィールドに残り効果を継続する罠カードだ。
その効果はーー
「《連撃の帝王》は相手ターンにアドバンス召喚を行うことを可能にする!」
「なにッ!?」
《連撃の帝王》
永続罠
(1):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにこの効果を発動できる。モンスター1体をアドバンス召喚する。
普通、アドバンス召喚は自分のメインフェイズにのみ可能な召喚術だ。
自分のモンスターをリリースして、上級または最上級の強力なモンスターを通常召喚する。通常召喚であることから、自分のターンに1度だけーーつまり自分相手合わせて2ターンに1度しか行えないのが欠点だ。
しかし《連撃の帝王》はその回数を1回増やすことができる。
これはアドバンス召喚を主軸とするデッキにとっては大きな違いだ。
またアドバンス召喚によって効果を発揮する帝モンスターにとっては、相手ターンにその効果を発動できるようになるため、同時に相手の妨害ができるようになることを意味する。
ケンゴのデュエルディスクから《魔帝アングマール》のカードが墓地に送られ、フィールドの《魔帝アングマール》がリリースとなり闇の渦となって消える。
ケンゴは手札からモンスターカードを選び、デュエルディスクの真ん中に叩きつけるように設置した。
そして叫ぶ。
「来たれ!我が盟約の深淵!古の誓約に従い、我が害敵を飲み込め!アドバンス召喚!レベル8!《冥帝エレボス》!!」
黒い波動がフィールドを迸る。まるで夜の闇が一段濃くなったようだ。
その中に暗く光る二つの眼。
徐々にその闇が形を成していく。いや、それは闇ではない。それは玉座。
巨大な黒き玉座に鎮座する者の姿が浮かび上がる。
それこそが、沢渡ケンゴの精霊ーー《冥帝エレボス》の姿であった。
「先攻は貰うぞ!俺のターン!」
先にターン宣言を行ったのはケンゴだった。
ユウゴにも異存はなく、ファーストターンはケンゴのものとなる。
手札を確認したケンゴは薄く笑う。
「どうやら今夜の俺はカードに愛され過ぎているらしい」
ケンゴは手札からカードを1枚抜き出すとそのまま墓地に送り、更に魔法カードを選んでデュエルディスクに挿入した。
「俺は魔法カード《帝王の帰還》を墓地に送り、手札から《帝王の瘴気》を発動する!」
ケンゴがカードを発動すると、外灯にぼんやりと照らされていたその場に、夜の闇とは違う黒い霧がドライアイスの煙のように這い寄り始めた。
名前の通りなら、これはケンゴの発動したカードの発する瘴気が魔力により具象化したものだということになる。
「《帝王の瘴気》は自分フィールドにモンスターが存在しない時、手札の帝王と名の付く魔法・罠カードを1枚墓地に送ることで発動できる魔法カード。その効果はーー」
辺りを包み込む黒い瘴気が集まり、まるで綿菓子のように固まって人型を成す。
「ーーデッキから闇属性の家臣モンスターを特殊召喚する!!」
《帝王の瘴気》(オリカ)
通常魔法
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない時、手札から「帝王」魔法・罠カードを1枚捨てて発動できる。デッキから闇属性の「家臣」モンスター1体を特殊召喚する。このターン、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
それはやがて黒い甲冑を着た痩身の姿となった。
「俺はこの効果でデッキから《魔帝家臣ナスグル》を守備表示で特殊召喚!」
《魔帝家臣ナスグル》(オリカ)
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 800/守1000
「魔帝家臣ナスグル」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「魔帝アングマール」1体を手札に加える。このターン、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(2):このカードが闇属性モンスター以外のアドバンス召喚のためにリリースされた場合に発動できる。自分フィールドに「家臣トークン」 (悪魔族・闇・星1・攻400/守500)を2体特殊召喚する。
《帝王の瘴気》が固まるようにして生み出したのはケンゴのモンスターであった。
その姿はまるで邪悪な騎士。手に武器のようなものは持っておらず、ただ暗いプレッシャーを放つだけだ。
しかしそのモンスターの特殊召喚を目の当たりにしたアスナは思わず唸らされた。
「デッキからモンスターを特殊召喚だと……!」
『そないに驚くことでっしゃろか?』
おののくアスナをブロック・スパイダーが不思議そうに見上げる。
「当たり前だッ!」
『ヒィィ!』
びしりと叱りつけられてブロック・スパイダーの固い体がびくりと震える。
「デュエルにおいて、デッキに作用する効果はトップレベルに強力な効果とされている。中でもモンスターを特殊召喚する展開系の効果では、デッキからの特殊召喚は最強の部類。一般デュエリストとは言え、さすがは副部長というところか……」
デッキから特殊召喚するカードは発動に伴う魔力の消費も並みではない。初歩レベルのデュエリストでは発動どころか発現もままなるまい。
このカード1枚で、ケンゴが並みのデュエリストではないことはもはや間違いない。それを副部長に据えるカードゲーム部のレベルもかなりの水準にあることが分かる。
そんなアスナの驚きを他所に、ケンゴのターンは続いている。
「更に特殊召喚に成功した《魔帝家臣ナスグル》の効果発動。このカードは召喚・特殊召喚に成功した場合、デッキから主である《魔帝アングマール》をサーチすることができる」
《魔帝家臣ナスグル》がまるで祈りを捧げるように天に両手をかざすと、その祈りに導かれるようにケンゴのデッキからカードが1枚抜け出て、彼の手札へと収まった。
ケンゴがそれをひらりと翻し、ユウゴに確認させる。そのカードは確かに《魔帝家臣ナスグル》のテキストに記載されている通り《魔帝アングマール》という名前だった。
「まだ終わりではない。更に手札から永続魔法《帝王の開岩》を発動する。このカードは自分がアドバンス召喚に成功した時、デッキから帝モンスターをサーチすることができる」
ケンゴが更にカードを発動し、背後には巨大な岩戸が現れる。
これもケンゴの魔力が実体化させているのだろうが、清櫃な空気が冷え始めた体をひやりと撫でるようだ。
《帝王の開岩》
永続魔法
「帝王の開岩」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法・罠ゾーンに存在する限り、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(2):自分が表側表示でモンスターのアドバンス召喚に成功した時、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●そのモンスターとカード名が異なる 攻撃力2400/守備力1000のモンスター1体をデッキから手札に加える。
●そのモンスターとカード名が異なる 攻撃力2800/守備力1000のモンスター1体をデッキから手札に加える。
「そして俺はまだ通常召喚を行っていない」
このターン、ケンゴはまだ《魔帝家臣ナスグル》を特殊召喚したのみで、まだ通常召喚の権利を残している。
そしてケンゴの手札の《魔帝アングマール》はレベルは6。召喚にモンスター1体のリリースが必要な上級モンスターだ。次のプレイは決まったようなものだ。
「いくぞ。俺はフィールドの《魔帝家臣ナスグル》をリリースし、《魔帝アングマール》をアドバンス召喚する」
家臣というだけあって《魔帝家臣ナスグル》は《魔帝アングマール》の部下なのだろう、ケンゴの宣言と同時に体の前で腕を折り腰から深く頭を下げる。それは主を迎えるための最敬礼。
そのままの姿勢を崩すことなく《魔帝家臣ナスグル》が光となって消え、代わりに上級帝である《魔帝アングマール》が姿を現した。
《魔帝アングマール》
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2400/守1000
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した時、自分の墓地の魔法カード1枚を除外して発動できる。除外したその魔法カードの同名カード1枚をデッキから手札に加える。
《魔帝アングマール》は黒い甲冑姿だった《魔帝家臣ナスグル》が進化したような姿。ただの甲冑だった鎧は歴戦の戦士のように分厚くなり、兜には角が背中にはマントが追加され、より威厳のようなものが増した印象だ。
「《魔帝アングマール》がアドバンス召喚に成功したことで、そのモンスター効果が発動。墓地の《帝王の帰還》を除外し、デッキから同じく《帝王の帰還》をサーチする。更にフィールドに発動している《帝王の開岩》の効果も発動し、デッキから《冥帝エレボス》をサーチする」
《魔帝アングマール》と《帝王の開岩》はどちらもアドバンス召喚に成功した時とその効果の発動タイミングは同じ。同時に複数のカード効果が発動した場合は、チェーンの順番はコントローラーが選ぶことができる。
今回は、チェーン1《帝王の開岩》・チェーン2《魔帝アングマール》となり、《魔帝アングマール》の方から先に処理が開始された。
《魔帝アングマール》が拳を強く握り、開くとそこには1枚のカードが出現していた。それがケンゴの手札へと加えられたことから、どうやらそのカードは《帝王の帰還》らしい。
更にケンゴの背後の岩戸がゴゴゴと重い音ともに開き、そこからまたカードが1枚飛び出しケンゴの手札へ加えられた。こちらは《冥帝エレボス》ということだろう。
これでケンゴの手札は合計4枚となった。
「無駄のない鮮やかなコンボだ」
思わずアスナが感嘆の声を上げた。
発動コストに手札の魔法・罠カードを要求する《帝王の瘴気》は決して消費の軽いカードではない。
しかしケンゴはそこから《魔帝家臣ナスグル》・《魔帝アングマール》と繋げることで消費した魔法カードを回収し、その消耗を抑えた。これで実質的には手札1枚で上級モンスターを召喚したことになり、実に無駄のない展開だ。
そこに《帝王の開岩》を絡めることで、更に次ターンの準備まで整えている。
「沢渡ケンゴ……なるほど確かにかなりの実力者だ」
チラリとその対戦相手であるユウゴを伺う。
ユウゴもこの展開には驚いたように目を見開いている。
「さぁ、お前はどうする?ユウゴ」
ケンゴは更に手札から2枚のカードを引き抜き、デュエルディスクに挿入した。
「カードを2枚伏せて、俺のターンは終了だ」
ケンゴのフィールドに伏せカードが2枚出現する。それでケンゴのターンは終わりだった。
◇ケンゴ(手札2・LP4000)
⚫モンスター
魔帝アングマール/攻2400
⚫魔法・罠
帝王の開岩/永続
伏せカード×2
◇ユウゴ(手札5・LP4000)
⚫モンスター
なし
⚫魔法・罠
なし
「俺のターン!ドロー!」
ターンが移り、ユウゴのターン。
後攻のユウゴはドローフェイズにドローが可能だ。
ユウゴはデッキからカードを引き抜く。
そして厳しい表情のまま手札からカードを選んでデュエルディスクに挿入する。
「どうやらあんたと俺は同じような戦い方を選んだようだな」
「なに?」
訝しがるケンゴに、ユウゴは強い目を向ける。
「モンスターの強さはレベルで決まるわけじゃないってことを教えてやる!俺は手札から速攻魔法《クリボーを呼ぶ笛》を発動!デッキから《クリボー》を特殊召喚する!」
ユウゴが発動したのは、魔法カード《クリボーを呼ぶ笛》。
言うまでもなくクリボーとの絆により生まれた魔法カードだ。
《クリボーを呼ぶ笛》
速攻魔法
自分のデッキから「クリボー」または「ハネクリボー」1体を選択し、手札に加えるか自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
その効果はデッキから《クリボー》を手札に加えるかフィールドに特殊召喚するというもの。
ユウゴが選択したのは特殊召喚の方だ。
カードの効果が発現し、ユウゴの手元に小さな笛が現れた。
形状はアンデスの葦笛であるサンポーニャに似ている。
「これを吹けってことか」
ユウゴはそれを手に取りおもむろに吹いてみる。笛からは見た目から想像できる通りの軽い音色が響き渡った。
するとまるで光になったように笛は消え、代わりにポンッという破裂音と共にクリボーがユウゴのフィールドに現れた。
『クリ~(^ー^)』
特殊召喚されたクリボーはどこか嬉しそうだ。
表示形式は守備表示。とは言え、自身の効果も相まってなかなかフィールドに出してもらえる機会のないクリボーにとって、ユウゴの先鋒となれたのは嬉しいことだったのだろう。
クリボー/守200
「ほう、お前もデッキからモンスターを特殊召喚するカードを持っていたのか。だが、たかが守備力200のザコモンスターでは俺の帝モンスターの前では壁にすらならんぞ」
「クリボーは俺の大切な相棒だ!虚仮にすることは許さない!それに例え戦闘力は低くても、俺の力の礎になってくれる!そうだよな、クリボー!」
ユウゴの問いに、フィールドのクリボーは強気な瞳でしっかりと頷く。
「ありがとう、クリボー!じゃあ、いくぜ!」
ユウゴは手札から更なるモンスターを選び出す。
それは彼のもう一人の相棒を務めるモンスターだ。
「《クリボー》をリリースし、俺はこのモンスターをアドバンス召喚する!来い!《ブラック・マジシャン・ガール》!!」
クリボーが光の渦となり、その渦が新たなモンスターを呼ぶ。
『マナちゃん、参上~!!』
空中でひらりと回転し、魔法少女はビシッと杖を突きつけた。
ユウゴに。
『あ、間違えた。てへぺろ』
「場の緊張感をぶち壊す天才だな、マナは」
ペロッと小さく舌を出すマナに、ユウゴが頭を押さえる。
『ええ~、そんな天才だなんてぇ~、照れますよぅ』
何を勘違いしたのか目を細めて照れるマナ。
「褒めてないけどな」
だがユウゴは怒りに昂っていた気持ちが不思議と少し穏やかになったのを感じていた。
マナは確かにちょっとアレな子ではあるが、それが彼女の魅力でもある。
それでもユウゴの気持ちは完全に切れることはない。
このデュエルにはブロック・スパイダーの命が懸かっている。負けるわけにはいかない。
「いくぞ、マナ」
『了解ですぅ!マスター!』
言葉にせずともユウゴの気持ちはマナにも通じている。そしてその想いはマナもクリボーも同じだ。
ユウゴは更に手札を切る。
「装備魔法《黒魔術の呪文書》を発動!このカードを《ブラック・マジシャン・ガール》に装備させる!」
《黒魔術の呪文書》は闇属性の魔法使い族モンスターの攻撃力を500ポイントアップさせる装備魔法カード。(詳細は「1-EX:登場オリカ紹介 その1」を参照)
それを装備したマナは胸の谷間から眼鏡を取り出して装着した。左手に《黒魔術の呪文書》を持ち、右手で眼鏡をくいと持ち上げる。前回のデュエルでも登場した、マナのインテリモードだ。
『前は《エクストリーム・エクリプス・ドラゴン》を特殊召喚して融合するためだったけど、今回は違うわよぉ!大活躍するんだからぁ!』
ブラック・マジシャン・ガール/攻2000→2500
マナがなんだか妙なフラグが立ちそうなセリフを放ったが、それでもマナの攻撃力はちゃんと500ポイントアップし攻撃力2400の《魔帝アングマール》を上回った。
「いくぞ、バトル!《ブラック・マジシャン・ガール》で《魔帝アングマール》を攻撃だ!」
『りょーかいぃ!行っくよぉ~!』
マナの突き出した杖の先に黒い魔力が集まっていく。それはすぐに魔力の球となった。
標的は《魔帝アングマール》だ。
「黒・魔・導・爆・裂・破(ブラック・バーニング)!!」
マナの必殺技ーー黒・魔・導・爆・裂・破が唸り、《魔帝アングマール》を吹き飛ばすーー
ーーはずだった。
「甘いッ!」
黒・魔・導・爆・裂・破が放たれる、その瞬間、ケンゴが腕を振るった。
同時に彼のフィールドの伏せカードが翻る。
「永続罠《連撃の帝王》!!」
リバースしたのは永続罠だった。
前回、エビル・デーモンも使っていた一回使ってもフィールドに残り効果を継続する罠カードだ。
その効果はーー
「《連撃の帝王》は相手ターンにアドバンス召喚を行うことを可能にする!」
「なにッ!?」
《連撃の帝王》
永続罠
(1):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにこの効果を発動できる。モンスター1体をアドバンス召喚する。
普通、アドバンス召喚は自分のメインフェイズにのみ可能な召喚術だ。
自分のモンスターをリリースして、上級または最上級の強力なモンスターを通常召喚する。通常召喚であることから、自分のターンに1度だけーーつまり自分相手合わせて2ターンに1度しか行えないのが欠点だ。
しかし《連撃の帝王》はその回数を1回増やすことができる。
これはアドバンス召喚を主軸とするデッキにとっては大きな違いだ。
またアドバンス召喚によって効果を発揮する帝モンスターにとっては、相手ターンにその効果を発動できるようになるため、同時に相手の妨害ができるようになることを意味する。
ケンゴのデュエルディスクから《魔帝アングマール》のカードが墓地に送られ、フィールドの《魔帝アングマール》がリリースとなり闇の渦となって消える。
ケンゴは手札からモンスターカードを選び、デュエルディスクの真ん中に叩きつけるように設置した。
そして叫ぶ。
「来たれ!我が盟約の深淵!古の誓約に従い、我が害敵を飲み込め!アドバンス召喚!レベル8!《冥帝エレボス》!!」
黒い波動がフィールドを迸る。まるで夜の闇が一段濃くなったようだ。
その中に暗く光る二つの眼。
徐々にその闇が形を成していく。いや、それは闇ではない。それは玉座。
巨大な黒き玉座に鎮座する者の姿が浮かび上がる。
それこそが、沢渡ケンゴの精霊ーー《冥帝エレボス》の姿であった。
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次回「弱者の盾(予定)」お楽しみに!! (2016-11-10 22:41)
アドバイスは思ったことをそのまま聞かせてもらうのが一番です。あまりに攻撃的な物言いなら反論もしますが、から揚げさんのはそんなことないので(いまのところw)全然嬉しいですね! (2016-11-12 21:34)