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第32話 Dランド:遊乃&葵√その3 作:白金 将
遊乃がデュエルをしている間、少し遅れたタイミングで葵もデュエルを始めていた。対戦相手の方では何だか小さい女の子が映っている。見た目からして遊乃よりも幼いだろう。
機械の処理によって先行は葵になった。手札の5枚を見た時、以前の出来事が頭をかすめる。
(葵ちゃんはでっかいモンスターで上から殴り倒すのが似合ってると思うよ!)
新しいデッキを組みたい、と遊乃に相談した際に葵が受けた言葉だった。その言葉を思い出した葵は手札をもう一度見る。やりたいことは出来そうだ。
― ― ― ― ― ― ―
葵 8000
相手 8000
― ― ― ― ― ― ―
「私は手札から〈テラ・フォーミング〉を発動し、デッキから〈転回操車〉を手札に加える。そして手札からそれを発動!」
〈てんかいそうしゃ……?〉
「次に〈転回操車〉の2番目の効果を発動! 手札の〈無頼特急バトレイン〉を捨てて、デッキから〈深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト〉を手札に加える!」
葵が手札に持って来たのはレベル10モンスター。そのレベルの通り、圧倒的な攻撃力と守備力、効果を兼ね備えた新しいデッキの看板モンスターだ。
「私は手札から〈深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト〉をリリース無しで通常召喚!」
〈レベル10をリリース無し……〉
「この時、手札の〈重機貨列車デリックレーン〉の効果発動! 手札から特殊召喚する! そして、私はエクスプレス・ナイトとデリックレーンの2体でオーバーレイネットワークを構築!」
2両の列車が光に飲まれ、そこから途方もない大きさの巨大な列車が現れる。車両には点を見上げる砲塔が備え付けられており、その風格はあらゆるモンスターをも圧倒する。
「現れろ! ランク10 〈No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ〉!」
― ― ― ― ― ― ―
転回操車
フィールド魔法
「転回操車」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに機械族・地属性・レベル10モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。デッキから攻撃力1800以上の機械族・地属性・レベル4モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターのレベルは10になる。
この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける戦闘ダメージは0になる。
(2):自分の手札を1枚墓地へ送って発動できる。デッキから機械族・地属性・レベル10モンスター1体を手札に加える。
― ― ― ― ― ― ―
深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト
効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードはデッキから特殊召喚できない。
また、このカードはリリース無しで召喚できる。
この方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力は0になる。
― ― ― ― ― ― ―
重機貨列車デリックレーン
効果モンスター
「重機貨列車デリックレーン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに機械族・地属性モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードの元々の攻撃力・守備力は半分になる。
(2):X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれ墓地へ送られた場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
― ― ― ― ― ― ―
No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ
エクシーズ・効果モンスター
ランク10/地属性/機械族/攻3200/守4000
レベル10モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで、そのモンスター以外のカードの効果を受けない。この効果は相手ターンでも発動できる。
― ― ― ― ― ― ―
「エンドフェイズに墓地へ送られていたバトレインの効果を発動。デッキから2枚目の〈深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト〉を手札に加え、ターンエンド」
〈わたしのターンですね。ドロー!〉
守備表示で特殊召喚されたドーラの守備力は4000。並みのモンスターで突破できるような値ではない。それに、ドーラの素材となっているデリックレーンは墓地へ送られた際に相手フィールドのカードを1枚破壊することが出来る。
そのような状況にもかかわらず、向こうの少女から戦意がなくなることはなかった。葵は自然とその姿に遊乃を重ねてしまう。よく見れば彼女でないことはすぐにわかるのだが。
〈わたしは手札から〈アクアアクトレス・テトラ〉を通常召喚、そしてテトラの効果発動! デッキから〈水舞台(アクアリウム・ステージ)〉を手札に加えます。そしてそれを発動!〉
「アクアアクトレス……これは面倒な相手に当たったな」
〈わたしは、カードを3枚伏せてターンエンド!〉
― ― ― ― ― ― ―
アクアアクトレス・テトラ
星1/水属性/水族/攻 300/守 300
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「アクアリウム」カード1枚を手札に加える。
― ― ― ― ― ― ―
水舞台(アクアリウム・ステージ)
永続魔法
(1):自分フィールドの水属性モンスターは、水属性以外のモンスターとの戦闘では破壊されない。
(2):自分フィールドの「アクアアクトレス」モンスターは相手モンスターの効果を受けない。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、自分の墓地の水族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は水族モンスターしか特殊召喚できない。
― ― ― ― ― ― ―
(攻撃力300を棒立ちか……だが、あのテーマは何があってもおかしくないテーマだ。慎重に取り除かなければ)
葵は引いたカードを見ながら相手の伏せた3枚をそっと思う。モンスターだけで言えば弱小としか言いようがないが、相手の発動した〈水舞台〉が厄介な事この上ない。
「私は手札から2体目の〈深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト〉をリリース無しで通常召喚、そして〈転回操車〉の効果発動! デッキから2体目の〈無頼特急バトレイン〉を特殊召喚し、そのレベルを10にする!」
〈またレベル10が2体だ……!〉
「エクスプレス・ナイトとバトレインでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」
今度は空中に巨大な影が浮き上がる。そこから現れたのは、既に地上で待機しているドーラにも引けを取らないほどの巨体を持った空中要塞だ。
「現れろ、ランク10 〈超巨大空中要塞ガンガリディア〉!」
― ― ― ― ― ― ―
超巨大空中要塞ガンガリディア
エクシーズ・効果モンスター
ランク10/風属性/機械族/攻3400/守3000
レベル10モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊し、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
「超巨大空中宮殿ガンガリディア」の効果は1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
― ― ― ― ― ― ―
葵の場に、ドーラとガンガリディアという、超巨大なランク10モンスターが2体並ぶ。それだけで既に圧倒的な光景だったが、葵は余裕を感じてはいられなかった。対戦相手の少女の表情から何も読めないのだ。焦るかと思えばかえって葵の出すモンスターを見て喜んでいるようで、向こうが何を考えているか全く読み取れない。
(ここは押し切るか……遊乃だったら多分そうするだろうな)
相手には3枚の伏せと攻撃表示のテトラ、そして〈水舞台〉。葵の道筋が決まった。
「私はガンガリディアのオーバーレイユニットを1つ使って効果発動! 〈水舞台〉を破壊し、1000ダメージを与える!」
〈わたしは〈デモンズ・チェーン〉を発動します! 対象はガンガリディアです!〉
「ならば私はドーラのオーバーレイユニットを1つ使って効果発動! ガンガリディアに耐性を与える!」
自身の効果以外の効果を受けなくなったガンガリディアは〈デモンズ・チェーン〉を弾き返す。そして、墓地へ送られたデリックレーンの効果が発動する。
「墓地に送られたデリックレーンの効果発動! テトラを破壊する!」
〈わぁ……〉
「そしてバトルフェイズ! ドーラでダイレクトアタックだ!」
ドーラの巨大な砲身が相手に向けられる。ゆっくりと狙いをつけている中、相手の少女は一枚のカードを発動した。
〈墓地にテトラがいるため、私は〈水物語-ウラシマ〉を発動! ドーラの攻守を100にします!〉
「何だと……?」
突然現れた箱のふたが開くと、そこから現れた謎の白い煙がドーラを包んでいく。そして、ドーラのもとからポムッ、という間抜けな音が聞こえ、砲身からピンク色のゴムボールが飛んで行った。
― ― ― ― ― ― ―
水物語(アクア・ストーリー)-ウラシマ
(1):自分の墓地に「アクアアクトレス」モンスターが存在する場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。ターン終了時まで、そのモンスターの効果は無効化され、攻撃力・守備力は100になり、相手の効果を受けない。
― ― ― ― ― ― ―
葵 8000
相手 8000 → 7000 → 6900
― ― ― ― ― ― ―
「――エンドフェイズ。ガンガリディアのオーバーレイユニットとして墓地へ送られたバトレインの効果を発動。デッキから2枚目の〈重機貨列車デリックレーン〉を手札に加える」
ライフがなかなか削りきれないことに葵は焦りのような物を覚えていた。何があっても表情を崩さない相手にいつの間にか転がされてしまっている。いや、デュエルに対する姿勢の違いが表れていたのだろうか。
〈わたしのターン、ドロー! 私は伏せていた〈帝王の烈旋〉を発動!〉
「烈旋……!?」
〈そしてドーラをリリースして、手札から〈アクアアクトレス・アロワナ〉をアドバンス召喚! さらに、手札から〈浮上〉を発動! 墓地のテトラを守備表示で蘇生させます!〉
かつて自分が使っていたカードを使われることに葵の精神が揺らいでしまう。自分だけの物ではないと分かっていても、相手が使うとなるとどうも気が滅入ってしまっていた。
(まずい……完全にペースを持っていかれてる)
〈テトラの効果発動! デッキから2枚目の〈水舞台〉を手札に加えて、そして、それを手札から発動します! さらに、手札の〈水照明(アクアリウム・ライティング)〉を発動!〉
アロワナの攻撃力は2000。とてもではないがガンガリディアを破壊は出来ない。だが、アクアアクトレスではそれが可能となる。そのことを知っているだけに、葵の表情がどんどん曇っていく。
〈私はアロワナの効果を発動! デッキから2枚目のテトラを手札に加えます! そしてバトルフェイズ! 〈アクアアクトレス・アロワナ〉でガンガリディアを攻撃! そしてその時に〈水照明〉の効果発動! アロワナの攻撃を倍の4000にします!〉
「ぐっ……!?」
ガンガリディアがアロワナに落とされた。ダメージはさほど高くないが、大型モンスターを2体とも1ターンで処理されてしまったことに葵は動揺を隠せていない。
〈……おねーさん、大丈夫?〉
「あ、ああ。心配するな」
〈もっとデュエルを楽しくやろうよ!〉
その言葉を聞いて葵は確信した。
完全に勝負だと割り切ってデュエルしている葵と、デュエルを通じて楽しもうとしている彼女の間に、決して無視できないほどの大きな精神アドバンテージがあったのだ。
― ― ― ― ― ― ―
アクアアクトレス・アロワナ
効果モンスター
星6/水属性/水族/攻2000/守2000
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキから「アクアアクトレス」モンスター1体を手札に加える。
― ― ― ― ― ― ―
水照明(アクアリウム・ライティング)
永続魔法
(1):「水照明」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):自分の「アクアアクトレス」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。その自分のモンスターの攻撃力・守備力はダメージ計算時のみ倍になる。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、自分の墓地の水族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は水族モンスターしか特殊召喚できない。
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― ― ― ― ― ― ―
葵 8000 → 7400
相手 6900
― ― ― ― ― ― ―
機械の処理によって先行は葵になった。手札の5枚を見た時、以前の出来事が頭をかすめる。
(葵ちゃんはでっかいモンスターで上から殴り倒すのが似合ってると思うよ!)
新しいデッキを組みたい、と遊乃に相談した際に葵が受けた言葉だった。その言葉を思い出した葵は手札をもう一度見る。やりたいことは出来そうだ。
― ― ― ― ― ― ―
葵 8000
相手 8000
― ― ― ― ― ― ―
「私は手札から〈テラ・フォーミング〉を発動し、デッキから〈転回操車〉を手札に加える。そして手札からそれを発動!」
〈てんかいそうしゃ……?〉
「次に〈転回操車〉の2番目の効果を発動! 手札の〈無頼特急バトレイン〉を捨てて、デッキから〈深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト〉を手札に加える!」
葵が手札に持って来たのはレベル10モンスター。そのレベルの通り、圧倒的な攻撃力と守備力、効果を兼ね備えた新しいデッキの看板モンスターだ。
「私は手札から〈深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト〉をリリース無しで通常召喚!」
〈レベル10をリリース無し……〉
「この時、手札の〈重機貨列車デリックレーン〉の効果発動! 手札から特殊召喚する! そして、私はエクスプレス・ナイトとデリックレーンの2体でオーバーレイネットワークを構築!」
2両の列車が光に飲まれ、そこから途方もない大きさの巨大な列車が現れる。車両には点を見上げる砲塔が備え付けられており、その風格はあらゆるモンスターをも圧倒する。
「現れろ! ランク10 〈No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ〉!」
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転回操車
フィールド魔法
「転回操車」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに機械族・地属性・レベル10モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。デッキから攻撃力1800以上の機械族・地属性・レベル4モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターのレベルは10になる。
この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける戦闘ダメージは0になる。
(2):自分の手札を1枚墓地へ送って発動できる。デッキから機械族・地属性・レベル10モンスター1体を手札に加える。
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深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト
効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードはデッキから特殊召喚できない。
また、このカードはリリース無しで召喚できる。
この方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力は0になる。
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重機貨列車デリックレーン
効果モンスター
「重機貨列車デリックレーン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに機械族・地属性モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードの元々の攻撃力・守備力は半分になる。
(2):X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれ墓地へ送られた場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
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No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ
エクシーズ・効果モンスター
ランク10/地属性/機械族/攻3200/守4000
レベル10モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで、そのモンスター以外のカードの効果を受けない。この効果は相手ターンでも発動できる。
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「エンドフェイズに墓地へ送られていたバトレインの効果を発動。デッキから2枚目の〈深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト〉を手札に加え、ターンエンド」
〈わたしのターンですね。ドロー!〉
守備表示で特殊召喚されたドーラの守備力は4000。並みのモンスターで突破できるような値ではない。それに、ドーラの素材となっているデリックレーンは墓地へ送られた際に相手フィールドのカードを1枚破壊することが出来る。
そのような状況にもかかわらず、向こうの少女から戦意がなくなることはなかった。葵は自然とその姿に遊乃を重ねてしまう。よく見れば彼女でないことはすぐにわかるのだが。
〈わたしは手札から〈アクアアクトレス・テトラ〉を通常召喚、そしてテトラの効果発動! デッキから〈水舞台(アクアリウム・ステージ)〉を手札に加えます。そしてそれを発動!〉
「アクアアクトレス……これは面倒な相手に当たったな」
〈わたしは、カードを3枚伏せてターンエンド!〉
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アクアアクトレス・テトラ
星1/水属性/水族/攻 300/守 300
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「アクアリウム」カード1枚を手札に加える。
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水舞台(アクアリウム・ステージ)
永続魔法
(1):自分フィールドの水属性モンスターは、水属性以外のモンスターとの戦闘では破壊されない。
(2):自分フィールドの「アクアアクトレス」モンスターは相手モンスターの効果を受けない。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、自分の墓地の水族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は水族モンスターしか特殊召喚できない。
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(攻撃力300を棒立ちか……だが、あのテーマは何があってもおかしくないテーマだ。慎重に取り除かなければ)
葵は引いたカードを見ながら相手の伏せた3枚をそっと思う。モンスターだけで言えば弱小としか言いようがないが、相手の発動した〈水舞台〉が厄介な事この上ない。
「私は手札から2体目の〈深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト〉をリリース無しで通常召喚、そして〈転回操車〉の効果発動! デッキから2体目の〈無頼特急バトレイン〉を特殊召喚し、そのレベルを10にする!」
〈またレベル10が2体だ……!〉
「エクスプレス・ナイトとバトレインでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」
今度は空中に巨大な影が浮き上がる。そこから現れたのは、既に地上で待機しているドーラにも引けを取らないほどの巨体を持った空中要塞だ。
「現れろ、ランク10 〈超巨大空中要塞ガンガリディア〉!」
― ― ― ― ― ― ―
超巨大空中要塞ガンガリディア
エクシーズ・効果モンスター
ランク10/風属性/機械族/攻3400/守3000
レベル10モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊し、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
「超巨大空中宮殿ガンガリディア」の効果は1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
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葵の場に、ドーラとガンガリディアという、超巨大なランク10モンスターが2体並ぶ。それだけで既に圧倒的な光景だったが、葵は余裕を感じてはいられなかった。対戦相手の少女の表情から何も読めないのだ。焦るかと思えばかえって葵の出すモンスターを見て喜んでいるようで、向こうが何を考えているか全く読み取れない。
(ここは押し切るか……遊乃だったら多分そうするだろうな)
相手には3枚の伏せと攻撃表示のテトラ、そして〈水舞台〉。葵の道筋が決まった。
「私はガンガリディアのオーバーレイユニットを1つ使って効果発動! 〈水舞台〉を破壊し、1000ダメージを与える!」
〈わたしは〈デモンズ・チェーン〉を発動します! 対象はガンガリディアです!〉
「ならば私はドーラのオーバーレイユニットを1つ使って効果発動! ガンガリディアに耐性を与える!」
自身の効果以外の効果を受けなくなったガンガリディアは〈デモンズ・チェーン〉を弾き返す。そして、墓地へ送られたデリックレーンの効果が発動する。
「墓地に送られたデリックレーンの効果発動! テトラを破壊する!」
〈わぁ……〉
「そしてバトルフェイズ! ドーラでダイレクトアタックだ!」
ドーラの巨大な砲身が相手に向けられる。ゆっくりと狙いをつけている中、相手の少女は一枚のカードを発動した。
〈墓地にテトラがいるため、私は〈水物語-ウラシマ〉を発動! ドーラの攻守を100にします!〉
「何だと……?」
突然現れた箱のふたが開くと、そこから現れた謎の白い煙がドーラを包んでいく。そして、ドーラのもとからポムッ、という間抜けな音が聞こえ、砲身からピンク色のゴムボールが飛んで行った。
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水物語(アクア・ストーリー)-ウラシマ
(1):自分の墓地に「アクアアクトレス」モンスターが存在する場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。ターン終了時まで、そのモンスターの効果は無効化され、攻撃力・守備力は100になり、相手の効果を受けない。
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葵 8000
相手 8000 → 7000 → 6900
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「――エンドフェイズ。ガンガリディアのオーバーレイユニットとして墓地へ送られたバトレインの効果を発動。デッキから2枚目の〈重機貨列車デリックレーン〉を手札に加える」
ライフがなかなか削りきれないことに葵は焦りのような物を覚えていた。何があっても表情を崩さない相手にいつの間にか転がされてしまっている。いや、デュエルに対する姿勢の違いが表れていたのだろうか。
〈わたしのターン、ドロー! 私は伏せていた〈帝王の烈旋〉を発動!〉
「烈旋……!?」
〈そしてドーラをリリースして、手札から〈アクアアクトレス・アロワナ〉をアドバンス召喚! さらに、手札から〈浮上〉を発動! 墓地のテトラを守備表示で蘇生させます!〉
かつて自分が使っていたカードを使われることに葵の精神が揺らいでしまう。自分だけの物ではないと分かっていても、相手が使うとなるとどうも気が滅入ってしまっていた。
(まずい……完全にペースを持っていかれてる)
〈テトラの効果発動! デッキから2枚目の〈水舞台〉を手札に加えて、そして、それを手札から発動します! さらに、手札の〈水照明(アクアリウム・ライティング)〉を発動!〉
アロワナの攻撃力は2000。とてもではないがガンガリディアを破壊は出来ない。だが、アクアアクトレスではそれが可能となる。そのことを知っているだけに、葵の表情がどんどん曇っていく。
〈私はアロワナの効果を発動! デッキから2枚目のテトラを手札に加えます! そしてバトルフェイズ! 〈アクアアクトレス・アロワナ〉でガンガリディアを攻撃! そしてその時に〈水照明〉の効果発動! アロワナの攻撃を倍の4000にします!〉
「ぐっ……!?」
ガンガリディアがアロワナに落とされた。ダメージはさほど高くないが、大型モンスターを2体とも1ターンで処理されてしまったことに葵は動揺を隠せていない。
〈……おねーさん、大丈夫?〉
「あ、ああ。心配するな」
〈もっとデュエルを楽しくやろうよ!〉
その言葉を聞いて葵は確信した。
完全に勝負だと割り切ってデュエルしている葵と、デュエルを通じて楽しもうとしている彼女の間に、決して無視できないほどの大きな精神アドバンテージがあったのだ。
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アクアアクトレス・アロワナ
効果モンスター
星6/水属性/水族/攻2000/守2000
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキから「アクアアクトレス」モンスター1体を手札に加える。
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水照明(アクアリウム・ライティング)
永続魔法
(1):「水照明」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):自分の「アクアアクトレス」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。その自分のモンスターの攻撃力・守備力はダメージ計算時のみ倍になる。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、自分の墓地の水族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は水族モンスターしか特殊召喚できない。
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葵 8000 → 7400
相手 6900
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イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
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71 | 伝言板・修正履歴(3/30) | 1126 | 0 | 2016-01-19 | - | |
90 | 第1話 その少女、黄金の龍と共に有り | 1490 | 5 | 2016-01-19 | - | |
79 | 第2話 スターダスト・ドラゴン消失事件 | 1279 | 6 | 2016-01-23 | - | |
76 | 第3話 誇り高き一族 | 1370 | 7 | 2016-01-27 | - | |
76 | 第4話 勝利は一から積み上げる | 1188 | 6 | 2016-01-30 | - | |
73 | 第5話 絶対支配領域 | 1088 | 6 | 2016-01-31 | - | |
75 | 閑話休題:キャラクター紹介 | 1284 | 0 | 2016-01-31 | - | |
53 | 第6話 溶けていく手札 | 1010 | 8 | 2016-02-05 | - | |
58 | 第7話 手札一枚の戦争 | 1169 | 8 | 2016-02-07 | - | |
137 | 第8話 ネコチャン!? | 1110 | 8 | 2016-02-13 | - | |
138 | 第9話 「帝王」の影 | 1116 | 6 | 2016-02-19 | - | |
127 | 第10話 息の合った二人 | 1093 | 4 | 2016-02-21 | - | |
106 | 第11話 たまにはみんなで温泉旅行! | 1111 | 4 | 2016-02-23 | - | |
134 | 第12話 シロちゃんは二度挟まれる | 1041 | 6 | 2016-02-28 | - | |
147 | 第13話 アルストロメリアの門番 | 1155 | 4 | 2016-03-05 | - | |
109 | 第14話 王者の資格 | 1082 | 6 | 2016-03-09 | - | |
103 | 第15話 Execution | 1110 | 6 | 2016-03-13 | - | |
79 | 第16話 ワン・ナイト・カーニバル | 934 | 6 | 2016-03-17 | - | |
129 | 第17話 キャット・アンド・ドッグ | 1049 | 4 | 2016-03-25 | - | |
53 | 第18話 積み込み・スリ替え・橙一色 | 958 | 6 | 2016-04-02 | - | |
86 | 第19話 孤独への恐怖 | 933 | 2 | 2016-04-10 | - | |
70 | 閑話休題:キャラクター紹介 雑談枠 | 1037 | 4 | 2016-04-19 | - | |
101 | 第20話 アルストロメリアの休日 | 994 | 6 | 2016-04-29 | - | |
126 | 第21話 「ふつうの女性」になりたくて | 1057 | 4 | 2016-05-01 | - | |
70 | 第22話 翌檜の恋心 | 922 | 4 | 2016-05-03 | - | |
67 | 第23話 シロちゃんぐるぐるハンマー伽藍 | 963 | 4 | 2016-06-06 | - | |
90 | 第24話 ボクっ娘決闘者、リンちゃん | 944 | 2 | 2016-07-03 | - | |
67 | 第25話 政治部の苦悩 | 881 | 4 | 2016-07-09 | - | |
99 | 第26話 モノクローム・プライド | 969 | 4 | 2016-07-20 | - | |
60 | 第27話 あなたのそばで | 1051 | 4 | 2016-07-28 | - | |
54 | 第28話 嫉妬 | 958 | 2 | 2016-08-31 | - | |
95 | 第29話 分かり合いたくて | 981 | 0 | 2016-09-15 | - | |
133 | 第30話 Dランド:遊乃&葵√その1 | 945 | 2 | 2016-10-06 | - | |
117 | 第31話 Dランド:遊乃&葵√その2 | 1062 | 2 | 2016-10-09 | - | |
70 | 第32話 Dランド:遊乃&葵√その3 | 981 | 2 | 2016-11-03 | - | |
69 | 第33話 Dランド:遊乃&葵√その4 | 1008 | 4 | 2016-11-08 | - | |
67 | 第34話 Dランド:伽藍&シロ√その1 | 886 | 2 | 2016-11-25 | - | |
104 | 第35話 Dランド:伽藍&シロ√その2 | 897 | 2 | 2016-12-06 | - | |
65 | 第36話 Dランド:伽藍&シロ√その3 | 944 | 2 | 2016-12-14 | - | |
80 | 第37話 Dランド:翌檜√その1 | 808 | 2 | 2016-12-25 | - | |
121 | 第38話 Dランド:翌檜√その2 | 837 | 2 | 2017-01-12 | - | |
76 | フラワリングタウン広報「アイリス」春号 | 983 | 0 | 2017-01-12 | - | |
129 | 第39話 フンキー フンキー フンキー | 1166 | 3 | 2017-01-18 | - | |
108 | 第40話 もりのようかん | 927 | 2 | 2017-01-25 | - | |
113 | 第41話 狂植物の叛乱 | 859 | 4 | 2017-02-05 | - | |
117 | 第42話 桜姫降臨 | 959 | 2 | 2017-02-13 | - | |
109 | リンク召喚について ※SSは書き続けます | 1026 | 5 | 2017-02-18 | - | |
138 | 第43話 Dragula | 1007 | 2 | 2017-02-19 | - | |
106 | 閑話休題:キャラクター紹介3 | 1001 | 0 | 2017-02-23 | - | |
118 | 第44話 不穏 | 777 | 4 | 2017-03-19 | - | |
120 | 第45話 BREAK DOWN | 952 | 2 | 2017-03-21 | - | |
121 | 第46話 その少女、黒紫の竜と共に有り | 946 | 2 | 2017-03-23 | - | |
88 | 第47話 おかえり | 923 | 4 | 2017-03-26 | - | |
119 | 第48話 大切な人 | 921 | 3 | 2017-03-29 | - | |
101 | 第49話 炎 | 754 | 4 | 2017-04-28 | - | |
106 | 第50話 Find Your Way | 874 | 2 | 2017-05-17 | - | |
99 | 第51話 Force Your Way | 953 | 4 | 2017-06-17 | - | |
113 | 第52話 四人目の姫 | 1026 | 2 | 2017-07-22 | - | |
119 | 第53話 一寸先は闇 | 916 | 4 | 2017-07-25 | - | |
107 | 第54話 月夜に咲く姫 | 837 | 4 | 2017-08-22 | - | |
140 | 第55話 OVERLAP | 959 | 0 | 2017-09-16 | - | |
124 | 第56話 幽雅に咲かせ、紫毒の華 | 785 | 5 | 2017-09-21 | - | |
103 | 第57話 帰る場所 | 880 | 4 | 2017-10-01 | - | |
136 | 閑話休題:キャラクター紹介4&作者の呟き | 991 | 0 | 2017-10-01 | - | |
121 | 第58話 前哨戦(△) | 852 | 5 | 2017-11-09 | - | |
126 | 第59話 混沌を制す者(△) | 1043 | 2 | 2017-11-12 | - | |
54 | 第60話 侵略者の領域 | 918 | 4 | 2018-02-20 | - | |
109 | 【報告】現状と暗い見通し【更新できねぇ】 | 1140 | 0 | 2018-05-31 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/03/23 新商品 QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE カードリスト 追加。
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- 04/19 20:50 評価 1点 《深淵に咲く花》「影薄すぎてモンスタークイズで出すにはもってこ…
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- 04/19 11:40 評価 2点 《突然進化》「《エヴォルド・フォリス》でセット出来るカード。 …
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- 04/19 10:46 評価 2点 《ウィッチクラフト・エーデル》「正直弱い… ①の効果は手札を2枚…
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この手の勝負ものの作品にはよくあることですが、「勝たなきゃ」というプレッシャーに圧される人と「勝ち負け関係なく楽しもう」という思考の人が戦ったりすると得てして後者の方がいい試合をするというものです。ただそういった思考に陥るのがいつもクールな葵だというのはらしくないですね。
どうでもいいですが、遊乃に言われたからという理由で大型ばかりの【列車】を使う葵が遊乃大好きオーラが伝わってきて可愛らしいです。 (2016-11-05 00:18)
小さい女の子ですが甘く見ると頭から叩かれますからね。葵さんは分かりやすい勝利至上主義者なので勝負に対する思いは強いですが、今回はそれがかえって仇になっている形です。果たしてエンジョイ勢の彼女を相手に葵さんはどう思うのか……
結構葵さんの中で遊乃ちゃんの存在が大きくなってきてるみたいですね。大型と言えば列車かなぁ、と。二人が仲良しなのはいいことですな(*´ω`) (2016-11-05 15:56)